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自作系オーディオにチャレンジ Vol.8 / 自作スピーカーの音工房ZのZ1-Livornoを買いました

自作系オーディオにチャレンジ Vol.8 / 自作スピーカーの音工房ZのZ1-Livornoを買いました

自作スピーカーを作ってみたい…という企画のBlogを書いていましたが、いろんな事情があっていつの間にか1年以上時間が経過しました。
その間オーディオ熱が冷めたわけでは無いんですけどね。

前回の安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.7の最後のほうに「まあ、最近はスピーカーよりもバイクとかが気になっているところなのはここだけの話ですが。笑」と記載があるように、まだこのBlogには登場させていませんが、バイクを買って乗ったりしています。笑

さて、うちのデスクトップオーディオ環境でいうと、スピーカーよりまずアンプをTEAC AI-301DA-SPからAIRBOW – AI301 Special Ver.2にアップグレードしました。

詳しくは上記リンクを見てもらえればと思うのですが、AIRBOW – AI301 Special Ver.2は見た目は4~5万円のTEAC製のコンパクトなUSB-DAC内蔵アンプですが、大阪の有名なオーディオショップ逸品館の手によって中身がバッチリ改造されていて、30万円クラスのアンプに匹敵する性能があります。

そしてスピーカーですね。

これも前回の安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.7に書いてあるとおり、今使っているのは、B&Wというメーカーのとても小さくて結構古いエントリー向けのスピーカーLM1です。

オーディオマニアの方からしてみれば、鼻で笑うようなスピーカーだとは思うのですが、このサイズで、かなり古い初級モデルのわりにはそこそこの音質です。
B&W LM-1
オーディオの足跡 B&W LM1

なので、下手なスピーカーに買い替えたところでそんなに満足は高くならないかなっと。
新しいスピーカーを導入するには、かなり吟味が必要だったのです。

今回はデスクトップ上で使う、とてもコンパクトなシステムを考えていますから、あまり大きなスピーカーはNGです。

候補としては、
音工房Z Z1-Livorno 54,800円
Sonus Faber LUMINA 1 108,900円
B&W 607S2 Anniversary Edition 110,000円
KEF Q350 79,200円 or Q150 66,000円
ぐらいだったのですが、円安やコロナの影響もあって、商品は全般的に品薄状態、値段は下がらないどころか、値上げするという話もあるぐらい、輸入スピーカーにとっては逆風が吹いています。

せっかくだから値段も1番安いし、一度は自作の組み立てスピーカーを自分で作ってみたいな…ということで音工房Z Z1-Livorno 54,800円を買いました。

音工房ZのZ1-Livornoは、イギリスの高級スピーカーメーカーB&W(Bowers & Wilkins/バウワース アンド ウィルキンス)のブックシェルフ型の805シリーズをベンチマークとしてチューニングし、ブラインドテストを重ねて作られています。

こちらに詳しい開発経緯が載っていますが、B&W Nautilus 805を徹底して構造を調べ、周波数特性などをチェックしています。

Nautilus 805は20年以上前の古いスピーカーですが、その性能はまだまだ一級品で、その辺の現代のスピーカーには負けていないと思います。

また、Z1-Livorno開発当時の最新モデルのB&W 805D3ともブラインドテストしても負けてはいないとのこと。
(2022年6月現在で最新のB&Wの最上位ブックシェルフスピーカーは805D4)

2回ほど音工房Z本社で開催された視聴会に参加したことがあって、その視聴会ではB&W Nautilus 805とZ1-Livornoの比較はできなかったのですが、Z1-Livorno単体の音は聞いていて、値段のわりにはなかなかハイレベルだった印象を持っていました。

ただ、このB&W 805シリーズなんですが、確かに良いスピーカーだとは思うのですが、特に最近のモデルはあまりにも高価な気がします。

B&W Nautilus 805 330,000円 (1998年10月発売)
B&W 805S 363,000円 (2005年5月発売)
B&W 805 Diamond 616,000円 (2010年4月発売)
B&W 805D3 880,000円 (2015年10年発売)
B&W 805D4 1,078,000円 (2021年10月発売)
※ペア価格 消費税10%計算

Z1-Livornoはキットモデルと完成品の両方がありますが、自分はキットモデルを選んだので、エンクロージャーは自分で組み立てて、内部の回路ははんだ付けをして、色も塗らなければなりません。
やっぱり面倒だなーと思いつつも、まあ、一度トライしてみようかと。

自分で作るだけあって、必要な工具も色々とあります。
・クランプ
○ドライバー
○六角レンチ(4mm)
○ニッパー/ペンチ
○カッターナイフ
マスキングテープ(3M 塗装用マスキングテープ M40J-12)
粘着テープ(日東 アセテート粘着テープ NO.5 19mmX20m 黒 5-1920)
木工用ボンド(フランクリン タイトボンド)
○金槌/木槌
接着剤(コニシ ボンド ウルトラ多用途S・U クリヤー 10ml #04591)
半田ごて(白光(HAKKO) DASH セラミックヒーターはんだこて 15W B型こて先付き FX650-81)
はんだ(goot(グット) 音響部品用はんだ Φ1.2mm スズ60%/鉛40% ヤニ入り SD-65)
モンキーレンチ(KENOH モンキーレンチ 250mm)
○12mmレンチ
紙やすり(KAKURI 紙ヤスリMIXセット 12枚入(#80・#150・#240・#400×各3枚)
ハンドサンダー(sakazume ハンドサンダー クリップ式 木柄 70×200mm)
○ホビーのこぎり
○歯ブラシ
○爪楊枝
○台所用スポンジ
○ウェス(使い古したTシャツなどでもOK)
蜜蝋ワックス(ターナー色彩 アンティークワックス)
などですかね。

これだけ見ただけで、作るのがおっくうになるかもしれませんが、100円ショップで買えるものも多いので、ぼちぼち集めていきましょう。
100円ショップで買えるものは、○をつけておきました。

あとはAmazonで買えますね。

エンクロージャー(スピーカー本体)はボンドで接着して組み立てますが、このときにクランプという機材を使って圧着します。
クランプはホームセンターなどでも買えると思いますが、音工房Zの純正の自作式クランプZ203(2,980円)を購入して使うことにしました。

値段も手頃で、しっかりとスピーカーを固定して圧力をかけることができます。

それでは、作る工程の説明です。

ずっしりと重いダンボールが2つ宅配便で送られてきました。
ひとつがZ1-Livorno、もうひとつはクランプZ203です。
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開封すると、スピーカーユニットや吸音材などの部品がぎっしり。
無事に作れるのかな…これ。
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エンクロージャーは丁寧に梱包されています。
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スピーカーにはネットワークという部品が使われているのですが、これも自分で作る必要があるようです…。
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まずはボンドを使わずに「ダボ」と呼ばれる木でできた小片を接合面の両方に穴をあけて差し込んで、仮組みをしてみます。

エンクロージャーの木材には、フィンランドバーチというわりと高級な素材が使われているのですが、驚くほど切り出しの精度が高く、寸分の狂いもなく、ピッシリと組み上がります。

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これボンドとかで固定しなくても普通に音が出せるんじゃないかな?と思ったぐらいですね。
1日目は、仮組みをしてサイズ感をみてとりあえず終了です。

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2日目。さっそくボンドを使って箱を作っていきましょう。

説明書を見ながらスピーカーを組み立てていくわけですが、商品を購入した後に、組み立て方や注意事項、塗装のコツなどの様々な情報のPDFが閲覧できるメールが送られてきます。
転載不可なので内容はお見せできませんが、かなり組み立て方の詳細が記載されているので、特に迷うこと無く組み立てられます。

それでもわからなかったら、音工房Zに直接メールで問い合わせもできます。

接着面はかなりキレイではあるのですが、#180番程度のサンドペーパーをかけていきます。

サンドペーパーはハンドサンダーという、サンドペーパーを固定する器具があると作業が楽です。
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クランプを使って組み上げていきましょう。

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木工用ボンドはフランクリン タイトボンドを使いました。

これは強力で、しかもかなりの速乾性で15分ぐらいでほぼ固まるみたいです。

ボンドがはみ出してもいいように、マスキングテープで養生します。

その後、ボンドを接着面に塗って、タケベラで薄く伸ばします。

タケベラがなかった場合は歯ブラシでもいいとのことなので、自分は新品の歯ブラシを使ってボンドを伸ばしました。
というわけで、上下&側面を固定×2台分ということで、合計4回クランプを使ってエンクロージャーを圧着していきます。

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まずは箱が完成。ここまでで折り返し地点ってところでしょうかね。
多少ボンドがはみ出していますが、塗装前にヤスリがけをすることでほとんどキレイになります。
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1時間ぐらいしてボンドが乾いたかな?ってところで、今度は塗装用にすべての面を#240番程度のサンドペーパーがけをします。
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今回は塗料を使った塗装は行わずに、ターナー色彩 アンティークワックスという蜜蝋ワックスを使って色をつけてました。
蜜蝋ワックスは古くから自作オーディオファンの間ではわりとメジャーな着色方法らしいです。

というのも、自宅マンションの一室で作るため、匂いが蔓延するのも困りますし、乾燥に時間がかかるのも邪魔なのでNGです。

蜜蝋ワックスは、木にワックスを塗り込んで、15分乾燥させて、ウェスでふきあげるだけの簡単塗装です。
2回ぐらい繰り返して塗り込めばかなりキレイになります。

Z1-Livornoはフィンランドバーチという高級でキレイな木を使ったエンクロージャーなので、この素材感を活かしたいなと思いました。
なので、ホワイト色の蜜蝋ワックスのターナー色彩 アンティークワックス ホワイト AW120007を使い、2回塗りしました。

自宅にあった新品の台所用スポンジでワックスを適量とって、塗り込みます。

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使わなくなった布を使って、拭き上げて完成です。
うっすらですが、白っぽく塗装され、ツヤが出ました。
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ちなみに、ワックスとはいえ塗装成分が入っているので、手についたワックスは石鹸で洗ってもなかなか落ちません。
あまりオススメの方法ではありませんが、自分はZippoオイルを手に取って揉み込んで、キッチンペーパーで拭いて汚れを落としました。

後半戦はネットワークを作って配線をします。
久しぶりにはんだ付けを行いましたが、思っていたよりも難しくありませんでした。

ケーブルの皮膜をとって、コイルやコンデンサーとはんだ付けします。
シンプルな配線なので、慌てずに行えばそんなに問題はありませんが、正直面倒でしたねw

はんだは音響部品用はんだというものを使いました。

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重めのペンチを使って線を固定してはんだ付け…。
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慌てて断線させたり、ツイーターとウーファーを逆に配線してりしていないか、説明書と制作レポートPDFとよく読みながら作ります。
ツイーターとウーファーを逆につけると、ツイーターが破損します。
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ネットワークができあがったら、フロント部分のウーファーの穴からネットワークを入れて、後ろの端子を固定し、ネットワークを底面にネジ止めします。
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写真を取り忘れましたが、吸音材を中に折りたたんで入れて、ボンドで固定します。
あと、プラスチックでできたポートを取り付けます。

このポートが143mmあるのですが、33mmカットして110mmにして差し込むようです。
カットするのにのこぎりなどが必要なので、ここは最初から正しいサイズのポートを同梱してもらいたかったです。

最後の最後に、ツイーターとウーファーに取り付けるケーブルが逆でないかどうかよく確認します。

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ユニットをネジ止めして完成です。
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さっそくスピーカーアンプと接続して音出し。
アンプのボリュームを最小にして、恐る恐る音量あげてみます。

無事に音が出ました!
左右両方のスピーカーのツイーター、ウーファーから、ちゃんと音が鳴っています。

良かった!
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音の第一印象は「ボチボチいい感じ!」というところですかね。

Z1-Livornoを組み立てた先輩達のレビューを見ると、40~100時間程度のエージング…つまりならし運転をしないと本領発揮しないとのこと。

あと、120cm幅の机に27インチの4Kモニターが載っているのですが、思ったよりもスピーカーが大きい!www
ちなみに、バスレフポートが後方にあるので、本来であれば40~100cmぐらいスピーカーと壁を離したほうがいいのですが…。

そして、バナナプラグ端子が水平についており、いま使っているスピーカーケーブルがバナナプラグでなかなか曲がらないので、スピーカーを結構手前に配置せざるを得なくなっています。

なので、バナナプラグをYラグ端子に交換するか、もしくは一時的にですが、バナナプラグからYラグに変換できるパーツをつけようと思います。

あと、今回は蜜蝋ワックスを使って簡易塗装としましたが、もし今度作るとしたら、ピアノホワイトのようにツヤツヤの光沢のある白いスピーカーに仕上げてみたいですね。

・白色ペイント塗装1回目 → 5時間乾燥
・白色ペイント塗装2回目 → 5時間乾燥
・白色ペイント塗装3回目 → 5時間乾燥
・白色ペイント塗装4回目 → 12時間乾燥
・サンディングシーラー塗装1回目 → 3時間乾燥 → サンディング (#400)
・サンディングシーラー塗装2回目 → 3時間乾燥 → サンディング (#400)
・サンディングシーラー塗装3回目 → 3時間乾燥 → サンディング (#400)
・ウレタンニス塗装1回目 → 3時間乾燥
・ウレタンニス塗装2回目 → 3時間乾燥 → 軽くサンディング (#400)
・ウレタンニス塗装3回目 → 3時間乾燥
・ウレタンニス塗装4回目 → 3時間乾燥 → サンディング (#400~#1500)
・コンパウンド
とかやるらしく、ちょっと気が遠くなる塗装工程が必要ですが…。

うちのリビングにあるブックシェルフスピーカー WHARFEDALE DIAMOND 11.2のような色にしたいんですよね…。
ブックシェルフスピーカー WHARFEDALE DIAMOND 11.2 を調達しました

Z1-Livornoは予想以上にサイズが大きかったのが誤算ですが、今のところ音質には満足しています。
ここからどれぐらい成長してくれるかが楽しみですね。

いまのところ100万円するB&W 805D3と勝負ができる音質…かどうかはわかりませんが、以前に使っていたB&W CM1よりは良いと思います。
直接比較しているわけではないですが、現行モデルだとB&W 707 S2(150,000円)を超えて705 S2(320,000円)ぐらいのレベルかな…と。

サイズと音色、バスレフが底面に配置されているソナス・ファベールのLumina1も良かったかなーとも思いますが、まあ、しばらくはZ1-Livornoで音楽を楽しみたいと思います。

ちょっと落ち着いたらスーパーツイーターでもつけてみるかなー?

自作スピーカーはちょっと作るのに手間暇がかかりますが、音工房Zのスピーカーであれば、そこまで作るのも難しくありませんし、完成したら愛着もわくし、音質も思ったよりいいですし、内部構造の理解も進みますのでオススメです!

Roonを始めてみました

Roonを始めてみました

ハイエンド音楽マニアの中でも愛用者が増えてきているらしい、イギリスのRoon Labs社が開発した音楽再生ソフトウェアRoon(ルーン)

ネットワークオーディオの新しいオーディオのカタチらしいですが、先日、秋葉原の最高級オーディオショップのダイナミックオーディオ5555に行ったときに、ちょっと触発されて自分でも試してみることにしました。

まずはとりあえず普段使いのWindowsPCにRoonをインストールして使ってみますが、Roonの楽曲のレコメンド機能などは面白いですね。

もっとも、普通のPCにRoonをインストールしてUSB-DAC(AIRBOW AI301SP Ver.2)に接続するだけでも使えないことはないのですが、Roonの良さや音質の真骨頂を味わうには、一手間もふた手間もかけないといけなさそう。

WindowsにRoonを導入してパッと聞いた感じだと、音質はJRiver Media Centerとそこまで差は無い感じ。
むしろJRiver Media Centerのほうがいいかもしれない。

まあ、うちのオーディオシステム(特にスピーカー)が高級でないからよくわからないっていうのもあるかもしれないけどね。

ちゃんとやるなら、Roon専用のサーバー(Core)などを作っていくことで必要になりそうです。
参考記事 Q&A形式で解説!今注目の音楽再生ソフト「Roon」にまつわる“16のギモン”

あと、Roonって月額$12のサブスクなんですよねー。
さらにTIDAL($9.99/$19.99月)といったサブスクを組み合わせることで、「さらに音楽を楽しむ」という広がりが出てくるらしいですが…。
どこまで本気でやるかな?
まあ、TIDALは日本では正式リリースしていないみたいだけど。

逸品館のサイトなどにも、CDとSACD、HDD楽曲再生、USB楽曲再生、Roonと比べた結果、Roonが一番音が良いとか書いてあるし、色々試してみる価値はありそうですね。

先日友人が買ったESOTERICのネットワークDACのN-01XDなどだとRoon Readyといって、Roonに最適化されたインプット(LAN経由)ができるみたいなので色々実験してみたいです。
ESOTERIC N-01XD

自分としてはあまりお金をガンガンかけるつもりはないので、Raspberry Piなど安価系なガジェットも組み合わせつつ、楽しめる環境を構築してみようと思います。

Roonのお試し期間14日間のあいだに色々実験はしてみますが、目下自分の興味は新しいスピーカーをどうするか…です。笑

とりあえずスピーカーケーブルを変更しました

箱庭的オーディオを少しバージョンアップ。

いま自宅には
・デスクトップで聴くオーディオ
・リビングで聴くオーディオ
と、2つのオーディオシステムがあります。

よく聴くのはデスクトップのほうで、このシステムでは本当はスピーカーを一番最初に変えないと駄目なんだけど、まずは電源ケーブル、スピーカーケーブル、USBケーブルを超高級品で武装してみてます。

今回追加したのは、スピーカーケーブルで、アメリカのNORDOST CorporationのVALHALLA2、2mのペアで1,782,000円
桁違いの178万円です。

まあこれは嘘で、本当は中華ECのAliExpressで買ったものです。

とりあえずスピーカーケーブルを変更しました

AliExpressで1メートルあたり5,517円、ペア2mで22,068円のスピーカーケーブルって相当高級品ですよね。笑

で、VALHALLA2のパチもんかなぁとは思ってはいるものの、これが思ったよりも高性能というか品質が良くって、知る人ぞ知る高級ケーブルメーカーのPAD(Purist Audio Design)のDOMINUSという200万円超えのオーディオケーブルと聴き比べしても、なかなかいい勝負をするのが凄いというか、笑えます。

これ、中身の線は本物と同じ何じゃなかろうか?w

GWに遊んできた最後で最強のSHARP 1bitデジタルアンプのSM-SX300(定価180万円)と最新のESOTERICのネットワークDAC N-01XD(定価165万円)のお話はまた今度…。

ESOTERIC N-01XD

それにしても小型スピーカー…どうしようかな…と迷っておりますが、迷っているときが一番楽しいのですよね…。笑。

デスクトップオーディオのアンプをTEAC AI-301DA-SPからAIRBOW – AI301 Special Ver.2にアップグレードしました

デスクトップオーディオのアンプをTEAC AI-301DA-SPからAIRBOW – AI301 Special Ver.2にアップグレードしました

このBlogでも過去5回ぐらい話題にしているオーディオアンプAIRBOW – AI301 Special Ver.2を買いました。

もともとAIRBOW – AI301 Special Ver.2のベースモデルとなるTEAC AI-301DA-SPは持っていたのですが、今回チューニングモデルに買い替えたカタチになります。

AIRBOWは大阪の有名なオーディオ屋である「逸品館」のオリジナルブランドで、主にメーカー製のアンプやプレイヤーなどオーディオ機器をチューニングして販売しています。

DACを内蔵するプリメインアンプとしては、安価なAIRBOW AI301 Special Ver.2ですが、音質に大きく影響する「電解コンデンサー」は全数を、EsotericGrandiosoなど超高級オーディオ製品が使うものと同等以上のパーツに変更しています。

さらに高音質実現の決め手となる、スイッチング電源にはノイズ低減のためにフィルムコンデンサーや電磁波シールド材を追加するなど徹底した対策を行ってます。

AIRBOW AI301 Special Ver.2は、20~30万円を超える大型プリメインアンプを超えるほどの音質を実現し、ペア100万円クラスのスピーカーを堂々と鳴らします。

ノーマル版とAIRBOW版では外見上は小さな「ABステッカー」の有無ぐらいしか判別方法がなく、ソフトウェア的にも違いはありません。

見た目はほとんど変わらず、音質のみ向上しているって感じですね。

ノーマル版はシルバーを買いましたが、AIRBOW版はブラックにしました。

いつか手持ちのノーマルAI-301DAをAIRBOW AI301 Special Ver.2にバージョンアップしたいなーと思っていたのですが、いつの間にかベースモデルのAI-301DA-SPが生産中止となり、それとともにAIRBOW AI301 Special Ver.2も販売終了となってしまいました。

ノーマルからAIRBOWへのアップグレードも終了し、これはオワタ…\(^o^)/と思っていました。

※一旦はAIRBOWへのアップグレードは受付終了していましたが、2022/04/13現在 38,500円でアップグレードの受付が再開されています。

ノーマルモデルのTEAC AI-301DA-SPの後継モデルとして、マイナーチェンジ版のAI-301DA-Zが発売されましたが、AIRBOW版AI-301DA-Zの発売は予定されていないとのことです。

「さてさて、それじゃあ今後デスクトップPCオーディオはどう作り上げていこうかなー??」と困っていたタイミングで、ちょうど中古のAIRBOW AI301 Special Ver.2の出物がありましたので、これを逃す手はないとポチってしまいました。

AIRBOW AI301 Special Ver.2の凄さはこちらのBlogを見てもらえればというところですが、音質はボチボチ良いねってところです。

というのも、正直なところいま自分が使っているスピーカー(B&W LM1)ではちょっと役不足で、スピーカーをそれなりのものに変更しないと、良いアンプの真価も発揮できないねっていうところです。
それでも多少の音の向上は感じますが…。

ということで以前にかなり検討していた音工房Zというメーカーの自作スピーカーZ1-Livornoをどうしようかなっと考えています。

Z1-Livornoは54,800円の自作キットですが、音のレベルは100万円近くするB&W 805D3に勝るとも劣らないらしいので、Z1-LivornoとAIRBOW AI301 Special Ver.2の組み合わせは、最もコスパの良いデスクトップPCオーディオのひとつかな…と思ったりしています。

スピーカーペアとアンプで130万円相当の音質を、自作スピーカーとチューニングアンプという風変りな組み合わせで、定価13万円程度、1/10の価格で実現するのも面白いかなっと。

スピーカーを自作するのは面倒なのですが、かと言って完成品やメーカー製のスピーカーを買うのも面白みにかけるなーと悩む日々です。

P.S.幼なじみがエソテリックの高級ネットワークDACを買ったので、今年のゴールデンウィークはそれで遊びたいと思っています。
ESOTERIC Network DAC N-01XD 1,650,000円

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.7

前回の続きです。

いまはデスクトップ用のスピーカーとして、結構古くて、かなりコンパクトなB&WのLM1を使っています。
B&W LM-1
オーディオの足跡 B&W LM1

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.1でも書いたように、
・プレイヤー
・アンプ
・スピーカー
といったオーディオの音を構成する要素の中で、音質に一番影響があるのがスピーカーです。

ただ、スピーカーの基本的な構造は50年以上前から変わらないので、例えば10cm四方の超コンパクトスピーカーでは、令和の時代になっても30Hzの超低域再生などは無理な話です。

B&W LM1は2.5cmドーム型ツィーターと12.5cmコーン型ウーファーを搭載して、再生周波数帯域は65Hz~22kHzとなっています。

サイズを考慮するのであれば、現代でもソコソコ満足できる音質です。

ただ、やはり低域は65Hzまでしか出ないので、例えば最新のB&W 607S2 Anniversary Editionと比較すると、ユニットのサイズはほぼ同じ、エンクロージャーのサイズは一回り違うぐらいで大差ありませんが、再生周波数帯域は40Hz~33kHzとスペックを見比べるだけでも音質の差がわかりますね。

まあ、これは値段も、作られた時代も違うので致し方ないところです。

実際、607S2 Anniversary Editionを視聴してみましたが、「あれ?B&Wの最安価グレードって、こんなに音が良かったっけ?」と感心するぐらいハイクオリティでした。

その分値段も実勢価格で90,000円前後とかなり高くなりましたが、さすがコンティニュアムコーンと最新のクロスオーバーを採用しているだけありますね、という感じの音質です。

もっとも、B&W LM1の入れ替えスピーカーとして、B&W 607S2 Anniversary Editionを選ぶかは微妙なところですけどね。

そういえば、随分前に買ったYAMAHAの小型サブウーファーYST-SW015が実家に眠っているのを思い出しました。

っていうわけで、実家からYAMAHA YST-SW015を配送してもらって数年ぶりに電源を入れてやりました。
YAMAHAの小型サブウーファーYST-SW015

サイズは1片30cm程度の小さなサブウーファーなので、部屋の片隅に置けて設置に苦労しませんね。

サブウーファーはあまり指向性が少ないので、神経質にならずに置けます。

このYST-SW015は、入力方法がRCAピンプラグのみ対応で、スピーカーケーブルを使うことはできません。
なので、アンプにサブウーファー出力のあるものが必要となります。

先日までメインアンプとしてFX-AUDIO- YD-202Jを使っていましたが、これにはサブウーファー出力がありません。

そのため、しばらく放置していたTEAC AI-301DA-SPを復活させました。
逆にFX-AUDIO- YD-202Jはしばし放置となります。

まずサブウーファーを付ける前にFX-AUDIO- YD-202JからTEAC AI-301DA-SPにアンプを入れ替えて音出ししてみましたが、やっぱりTEAC AI-301DA-SPのほうが音が良いですね。

まあ、売価で5倍ぐらい価格差があるので、そこまで音質が変わらなかったら悲しいですけど。

そして、サブウーファーの電源をONにして、ハイカット周波数調整ツマミとボリュームを調整すると…。
うーん、かなり音質に厚みが出て、グレードアップした感がありますね。

化石になりつつあったYST-SW015でも再生周波数帯域は30~200Hzですから、その辺のブックシェルフスピーカー…、例えばB&W 805D3(34Hz~35KHz)などより低域再生能力は上になります。

まあ、勝っているのは、あくまでも「低域再生能力」ってところだけですけどね。

という訳で、サブウーファーを足してアンプも入れ替えました、ってところで、肝心のスピーカーはどうしましょうかねっというところです。

ただ、バックロードホーンスピーカーなどはあまりサブウーファーとは相性が良くないとのことです。

もっとも、ニアフィールドで高域が多く感じる場合はサブウーファーはセッティング次第では良いかもしれないってことで、この辺は試してみないと何とも言えません。

また、デスクトップで聴く、スピーカーと耳の位置が極めて近いニアフィールドの場合は、2Wayなどのマルチウエイよりも、フルレンジ1発のほうが綺麗に音がでる傾向があるみたいです。

となると、デスクトップスピーカーはバックロードホーンが優位か…そうするとサイズが…とまた難しい問題がいろいろと頭の中を過ります。

まあ、最近はスピーカーよりもバイクとかが気になっているところなのはここだけの話ですが。笑

続きはこちら

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.6

前回の続きです。

スピーカーをどうしようかなーと思っている訳ですが、アンプとプレイヤーについてもちょっと考えてみます。

うちのデスクトップの環境には、昨年買ったTEACのアンプTEAC AI-301DA-SPがあるんですが、いまはこれを放置してしまっていて、先日買ったFX-AUDIO- YD-202Jをメインに使ってみてます。

音質ではTEAC AI-301DA-SPのほうが勝ると思いますが、デスクトップオーディオのスペースのことを考えるとFX-AUDIO- YD-202Jのサイズ感は相当魅力です。

とは言え、このままTEAC AI-301DA-SPを放置するのはもったいないですね。

いっそ、TEAC AI-301DA-SPは売り払ってしまうか、逆に、大阪の逸品館というオーディオショップでAIRBOW – AI301 Special Ver.2(売価84,700円税込)に、40,000円かけてチューニングするか、など考えてます…。

AIRBOW – AI301 Special Ver.2は、TEACで言えば上位機種のAI-503(オープンプライス100,000円~120,000円程度)よりも音質が良いらしく、DENONあたりだとPMA-2500NE(定価253,000円税込)ぐらいに匹敵するみたいです。(ほんまかいな?)

結局、デスクトップオーディオのアンプをTEAC AI-301DA-SPからAIRBOW – AI301 Special Ver.2にアップグレードしました

前回、秋葉原のダイナミックオーディオで小型ブックシェルフスピーカーの視聴をしてきましたが、Sonus Faber Lumina1に接続されていたアンプは株式会社リリックのNmode 1bitアンプ X-PM3でした。

で、この1bitデジタルアンプのX-PM3にはデジタル入力が無いのが不思議なんですよね。
 
リリック Nmode 1bitアンプ X-PM3

せっかくの1bitデジタルアンプなので、アンプにデジタル入力ができれば、プレイヤーとアンプをデジタルケーブルで接続し、フルデジタルの無劣化で再生ができるのではないかと…。

ちなみに、SACD/CDプレイヤー本体にDAC(D/Aコンバータ)がついていないのが「SACD/CDトランスポーター」でデジタル出力専用SACD/CD読み取り機です。

一方、SACD/CDトランスポーターにDACが内蔵されているものが「SACD/CDプレイヤー」です。
SACD/CDプレイヤー内蔵のDACを使わず、デジタル出力からそのまま音源を出力すれば「SACD/CDトランスポーター」と同じように使えます。

1bitアンプは結構以前からある技術なので、いまさら解説する必要も無いかもしれませんが、図にすると以下のようになります。

1bitデジタルアンプ アナログとデジタルの解説

下の図だと、CDを一旦D/Aコンバータでアナログに変換してアナログケーブルで伝送し、再度1bitアンプのA/Dコンバータ(7次ΔΣ変調1bit信号生成回路でデジタル(1bit)にして増幅します。

なので、いちいちデジタルの信号をアナログにして、またデジタルに変換するのって劣化しそうだなーと思っていました。

1bitアンプにデジタル入力できたほうが良いじゃん…と。

しかし、デジタル信号でもSACDなどの1bitのデジタル信号で無い限り、CDなどのデジタル信号はマルチビット信号なわけです。

このマルチビット信号を1ビットデジタル信号に変換するためには、D/Dコンバータ(デジタルインターフェイス回路、サンプリングレートコンバーター、マルチビット to 1bit変換などのLSI等)などが必要となります。

1bitデジタルアンプ アナログとデジタルの解説
1bitデジタルアンプ アナログとデジタルの解説

なので、
(1) 1bitアンプの外部のD/Aコンバータの性能+アナログ伝送でのロス+A/Dコンバータのトータル性能
(2) 上述のマルチビット to 1bit変換のD/Dコンバータの性能
のどちらが良いか、どちらが高音質になるか…ということを天秤に掛ける必要があるようです。

なので、リリックNmodeでは、(1)を選択したということでしょう。
マルチビット to bit変換のD/Dコンバータを作るのも簡単では無いと思います。

SHARPの1bitアンプのほぼ最終商品と言える、普及価格帯のプリメインアンプのSM-SX10では
・マルチビット信号を1ビットデジタル信号に変換するための専用LSIを開発・搭載
・このLSIではDVDオーディオの最高サンプリングレート192kHzや、ビットレート16bit~24bitのマルチビット信号を1ビット信号に変換できる
・スーパーオーディオCDのサンプリング周波数2.8MHz(64fs)1ビット信号入力にも対応
という仕様だったようです。

オーディオの足跡 SHARP SM-SX10

それにしても、1bitアンプって1bitデジタル信号で増幅した後、スピーカーを駆動するために再度D/Aコンバータを使うのかと思ってたのですが、1bitデジタル信号はデジタル信号でありながら、そのパルス波形をローパスフィルターに通すと元のアナログ情報が取り出す事ができるそうです。

これにより、一般のリニアPCMに代表されるマルチビット信号と異なり、音の劣化を招くDACを必要としていないとのこと。

なるほど、高い音質を作るのにメリットのある技術なのだなぁと思いましたね。
今更ながらですけど。

最近はデジタルアンプ、D級アンプを謳ったアンプも増えたように思いますが、1bitアンプは全然少ないので、リリックNmodeも頑張って欲しいなと思いました。

というわけで、また次回からはスピーカーの考察に戻りたいと思います。
続きはこちら

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.5

さて、前回の続きです。

・安くて音が良い、自作のスピーカーを作りたい。
・それもメーカーが設計したものではなく、自分オリジナルのもので。
・ニアフィールドで聴く、デスクトップ向けのスピーカーが欲しい。
・しかし、低音はしっかり出したい。
・それならばエンクロージャーのサイズ(容量)は大きめがいいかな。
・ツイーターの高さは耳の高さに合うようにデザイン。

と、素人ながらこのような条件を満たす構成&デザインのスピーカーを考えてみました。
安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

しかし、「自作経験の無い自分だけで作るのは大変だなー」と思い、オーダーメイドスピーカーと室内音響デザインを手掛ける「エクスペリエンス・スピーカー・ファクトリー」に上記のようなスピーカーの作成を依頼したらどれぐらいの費用がかかるか概算を聞いてみました。

回答としては、だいたい15万円ってところ。

この会社は、あのスピーカーユニットメーカーの大手のFOSTEXと共同で超高級なツイーターとウーファーを作っているという実績もあることから、その実力はお墨付きだと思います。

ちなみに、超高級ウーファーは16cm ウーハーのW160A-HRというモデルでお値段1台160,000円。
超高級ツイーターは、25mmのT250Aドームツィーターで、こちらは1台143,000円です。

Fostex W160A-HR / Fostex T250A

これらを使った2ウェイスピーカーを作ろうとすると、ユニットだけで4本で合計606,000円となります。
エンクロージャーやネットワークなど諸々の値段を考えると、ペアで150~200万円ぐらいしてもおかしくないかと。

クルマで言うと、フェラーリどころか億超えのブガッティ並のレベルかもですね。

というわけで、腕が確かな会社に依頼すると、オリジナルのスピーカーを作るにはそこそこの費用がかかってしまうということです…。

コスト抑え、音質のバランスを取るためにいろいろ考えると
・2chのステレオにこだわる必要は無いかも
・であれば、サブウーファーを使って2.1chでもいいかな
・そうであれば、エンクロージャーを無理に大きくする必要もない?
と思ってきました…。

最近はあまり見ることが少なくなりましたが、BOSEのAM-5などは、2.1chスピーカーのひとつの完成形だったのかもしれませんね。

※BOSEはイヤホン&Bluetoothスピーカーメーカーに成り下がってしまったようで、日本国内向けではパッシブスピーカーの取り扱いは皆無になりました…。

・ツイーター(もしくはフルレンジ)の中高音と、低域を担うウーファーの音をしっかりとつなげれば良い(回路としては低域と高域をきちんと分離させる)
・もしくは音工房Zのわりと低価格2WayスピーカーキットZ1-Livornoを買ったほうがトータル的にコスパ良くないかな?
・ツイーターを耳の高さに合わせるとしても、スピーカースタンドを使えばいいんじゃない?

ということで、とりあえずAmazonでベストセラーとなっているハヤミ工産の小型スピーカースタンドNX-B300Sを買いました。

現状、このスピーカースタンドに載せているスピーカーは、B&WのLM1という結構昔のコンパクトなモデル。

LM-1の代わりに何を置こうか考えるわけで、秋葉原のスーパー高級オーディオショップのダイナミックオーディオなどにも足を運んでみたりするわけです。

コンパクトでお手頃価格のスピーカーというと、最近だとイタリアSonus Faber(ソナス・ファベール)のLumina1などがペアでアンダー10万円で評判が良いとか。
Sonus Faber(ソナス・ファベール) Lumina1

視聴してみましたが、少し高域が耳障りな気がしました。
エイジングが進めば、もう少し丸くなるのかもしれませんが。

あと、DALIMENUETとかも薦められました。
DALIのMENUETも悪くはないとは思うのですが、今回の趣旨である低価格でいかに良い音を…というところから外れていくんですよね。
DALI MENUET

となると、やっぱり自作系で音工房ZZ1-Livornoが良いかな?とか思うわけですが、ちゃんと視聴もしていないスピーカーを買って音質のクオリティに不安が残るなー、とか、しかも組み立てるの面倒だなーと思ってるうちに、Z1-Livornoの販売が5月ぐらいまで停止になったりとするわけです…。

※音工房Zの倉庫の在庫がいっぱいで、Z1-Livorno新しく作って置いておく場所がないそうな。

まあ、ぶっちゃけオーディオなんて不要不急の代名詞みたいな趣味なんで、まあ、別に急がなくてもいいかなと思ったりも…しますが。

趣味ややりたいことが色々あるので、オーディオはそこまで手間暇とお金はかけられないのが、難しいところです。

というわけで、続きます

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

さて、前回の続きです。

自作スピーカーメーカーである音工房ZZ701-OMMF4(39,800円)やZ1-Livorno(54,800円)は、思ったよりも完成度が高く音質も良かったので、自作スピーカーもアリだなと考えるようになりました。

Z701-OMMF4はすでに完売となっているので、買うとしたら、2ウェイでわりと手頃なZ1-Livornoが良いかなっと思っています。

しかし、自分で組み立てるとは言え、これらのスピーカーは、まあ既製品と呼べるでしょう。

確かに音質の良さは保証されていますが、自分でスピーカーを組み立てるものの、単に組み立てタイプのスピーカーをお値打ちに買って、説明書どおりに作って楽しむ…ということにしか他なりません。

せっかくなので世の中にないモノを作ってみたいですよね。

最初の思想のとおり、
「値段が高くて音が良いっていうのは当たり前だから、如何に値段を抑えつつ、どれだけ良い音が再生できるかやってみよう」
というところを目指したいと思います。

音工房Zのメルマガや、Youtubeでも有名な創造の館 音楽苦楽部などでも「アンプによる音質は、値段によってそこまで差が無い」と言っています。
創造の館 Technical Report Youtube

まあ、安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.1で書いていたDigiFi 13号付録のUSB DAC搭載デジタルアンプは音質はそう悪くはないのですが、やはりUSB接続+キャパシタという構成上、ある程度以上の音量は出せないので、USBでの電力供給ではなく、ちゃんとした電源を使うアンプを使うことにします。

以前にAmazonでわりと売れているBluetooth 5.0内蔵の中華アンプを買って使ってみたのですが、正直これはポンコツでした。

この中華アンプが使い物にならなかったので、TEAC AI-301DA-SPを買ったわけですが、如何に値段を抑えるかというところでいうと「35,000円もするTEACのアンプはちょっと贅沢すぎる…」という結論になります。
ハイレゾ対応のBluetoothアンプ、TEAC AI-301DA-SPを買いました

そのため、値段と性能のバランスを考えた結果、ノースフラットジャパンの「FX-AUDIO-」というブランドのアンプを使うことにしました。

AV Watchの記事「数千円のアンプでも音は良いのか? 小さくても迫力サウンド「FX-AUDIO-」」などを参考に読んでみたりしてもらえれば理解しやすいと思いますが、Designed by North Flat Japan in Osaka Japan, Assembled in Chinaって感じで、安い割には中身にはこだわっていて、なかなか良さそうなアンプです。

選定した機種はFX-AUDIO- YD-202Jというモデル。
YAMAHA製YDA138デジタルアンプICx2基のデュアルモノラル駆動のステレオアンプで、USB DAC(最大16bit 44.1kHz/48kHz)を搭載。
最大出力は20Wx2ch(@4Ω)で、入力はRCA/3.5mm/USBの3系統。

リモコンもついて6,480円。

ACアダプタは1,480円で別売りですが、それでも合計8,000円程度で買えます。

DACを別売りのハイレゾ対応DACアップグレードモジュール(2,130円)と交換すると、16bit/192kHz、24bit/96kHzのUSB入力でのハイレゾも聴けるようになります。

つまり、ハイレゾ対応のUSB DAC付きデジタルアンプが10,000円ってところです。

こいつに組み合わせるケーブルは、ソコソコで良いので、
エレコム USBケーブル 2m オーディオ用 音楽用 USB2.0(A to B) 金メッキコネクター採用 ネイビー DH-AB20
エレコム オーディオケーブル ステレオミニ-ピンプラグ(L-R) 極細/金メッキ ブラック 2m DH-MWRN20
ベルデン(BELDEN) 8470 200円/m
ぐらいが目安ですかね。

プレイヤーはRaspberry Piでもいいのですが、誰にでも使えるってところを重要視して、Windows10パソコンにしたいと思います。

再生ソフトは、値段と性能のバランスから言えばフリーソフトのfoobar2000が最有力候補になります。

しかし、設定がやや難しいかもしれないので、ここはボクのイチオシ再生ソフトであるJRiver Media Centerも使うことを考えましょう。

有料ソフトではありますが、JRiver Media Centerのほうがfoobar2000より音質もいいですし。

さて、ここまでの値段は
USB DAC内蔵ハイレゾ対応デジタルアンプ 10,000円
USBケーブル 1,500円
RCAケーブル 300円
スピーカーケーブル 200円/m
プレイヤー(JRiver Media Player) 6,500円
って感じですね。

とりあえず、これらは購入して用意しました。

なるべく音質に妥協はしたくありませんが、多大なお金をかけるのはNGです。
スピーカー込みで合計50,000円ぐらいのシステムには抑えたいところです。

良いスピーカーを構成する要素を考えると、

1. Fレンジ (周波数特性)
(高い音から低い音まで均一に再生できるか)

2. 能率 (ダイナミックレンジ(dB))
(どれくらい大きな音がでるか)

3. 立ち上がり・立下りの応答性・瞬発力 過渡特性(トランジェント)
(信号が入った(止まった)瞬間にユニットが応答するか)

4. 時間特性・位相
(各ユニットの音が出るタイミングが一致しているか)

5. 低歪・高分解能 (分解能)
(音がぼやけずに、楽器のひとつひとつが分離するか)

6. 音像定位の良さ (定位)
(演奏されている楽器の位置関係、大きさが分かるか)

7. 聴きつかれしない
(長時間聞いても疲れないか)

などになるかと思います。
まだ要素はまだ整理中ですが、まあ、こんな感じでしょうね。

スピーカーの値段はまだ計算していませんが、デスクトップパソコンに合ったスピーカーを作ってみたいと思います。

デスクトップということはブックシェルフスピーカーになりますが、机に乗るサイズ感であれば、やはりB&Wの805D3(ペア90万円)ぐらいがリファレンスモデルになりますかね。

音工房ZのZ1-Livorno(54,800円)は、ブラインドテストをした結果、B&WのNautilus805や最新の805D3にも負けず劣らずの高音質とのことです。

なので、今回のスピーカーはZ1-Livorno(54,800円)に近いレベルの音質になって欲しいと思います。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

第1案は音工房ZのZ701-OMMF4に似た構成です。

1本に8cmフルレンジユニットを2つ使った、バーチカルツインのバックロードバスレフです。

机に座って23~27インチ程度の液晶モニターを使うとすると、耳の高さがだいたい45~50cmぐらいに来るのではないかなと思います。
なので、この位置にツイーター(スーパーツイーター)が来るようにレイアウトしてみました。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

置き場所を最小化するため、8cmユニットを積むのにギリギリの横幅にしています。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

エンクロージャーを上から見ると”L字”のカタチをしており、エンクロージャーの容量をかせいで余裕のある低音を出そうとしています。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

第2案は、L字型ではなく、T型でもいいかなと思いました。
Type-Aは2つの箱を合わせたようなエンクロージャーで、Type-Bはなだらかなカーブを持たせています。

まあ、素人がType-Bのような湾曲したカーブのエンクロージャーを作るのは難しいでしょうね。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

案3はT字型、L字型にしないシンプルな四角形のエンクロージャー。
もしエンクロージャーの容量をかせがなくても充分な低音が確保できるのであれば、無理にT型やL型に変形させなくても良いと思います。

もっとも、エンクロージャーサイズ、スピーカー内部のホーンの長さの設計や計算は、後で緻密に行う必要があります。
現段階ではあくまでも、イメージ作りとコンセプトだけを考えています。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

第4案はバスレフ型エンクロージャーで、フロントにスーパーツイーターとドームツイーターを搭載し、サイドに16cmサイズのウーファーを組み合わせてみました。

低音は「ほぼ」指向性が無いとされているので、高級ハイエンドスピーカーなどでもサイドにウーファーを配置させたモデルも珍しくありません。

ソナス・ファベール「The Sonus faber(ザ・ソナス・ファベール)」ペア 23,000,000円(税別)

最近、躍進が目覚ましいイタリアのソナス・ファベール

この「The Sonus faber(ザ・ソナス・ファベール)」というフラッグシップモデルもサイドにウーファーを載せています。
ペアで2,300万円もする、超弩級のスピーカーです…。

また、スイスのBOENICKE Audio(ボーニック・オーディオ)のW5(ペア80万円)もサイドにウーファーを載せています。
BOENICKE Audio(ボーニック・オーディオ)のW5(ペア80万円)

BOSEのスピーカーなどでは、2.1chのシステムが多いですが、ツイーター領域と指向性の無いウーファーを分離させるのは、特に限られたスペースに置くデスクトップなどのスピーカーを考えるのであれば、理にかなっていると思います。

音工房Zの実験でもありますが、高音だけキレイに出すのであれば、ある程度、高品質のツイーターユニットを使えればわりと簡単な感じがします。

問題は中高域と低音の繋がり、ここがスピーカー作りの一番難しいポイントかなと思っています。

ただ、低音に指向性は無いと言いましたが、低音にもステレオ感はあるらしいです。

なので、中高域のツイーターと、ウーファー部分を分離させた2.1ch方式はあまりよろしくなく、ウーファー部も2chに分離させた、2.2chにさせたほうがいいみたいです。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

あとは、エンクロージャーの全幅の狭さと高さにこだわった、フルレンジ1発のバックロードホーン(バックロードホーンバスレフ)型にするか…。

どのタイプにしても、エンクロージャーサイズ、バックロードホーン型であればホーンの長さ、バスレフポートの計算など、やること盛りだくさんです。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

Fusion 360などの3D CADでデザインなどを試してみると同時に、VituixCADというソフトを使って、スピーカーのネットワークをシミュレートしてみたりしたいと思います。

安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.4

なんか相当難しくなってきたな…汗

というわけで、
・横幅が狭い
・ツイーターの高さは45cm程度
・とにかく安い
・とにかく音が良い
というPCオーディオ向けのデスクトップスピーカーを目指します…。

どうなるかわかりませんが、まだまだ続きます

あ、そうだ、2021年も「ひろぶろぐ」をよろしくお願いいたします。

メインスピーカーにスーパーツイーターを追加してみました

スーパーツイーターを追加してみました安くて面白い、自作系オーディオにチャレンジ Vol.2で書いていたように、音工房Zの「スーパーツイーターキット(ペア)」9,980円を買って、ブックシェルフスピーカー WHARFEDALE DIAMOND 11.2に繋ごうと思っていました。

そうした矢先、激安USB DAC搭載デジタルアンプを買ったDigi Fiのアウトレットハイレゾに挑戦!スーパートゥイーター体験セットというものを発見。

しかも、スチューデントパックとして55%OFFの2,700円で売っていましたので思わずポチりました。

スチューデントパックとは言ったものの、学生でなくとも誰でも購入可です。

スーパーツイーターを追加してみました

これはデジファイNo.20の特別付録として提供されたスーパーツイーターユニットで、約2,000Hzから40,000Hz付近までをカバーする高い性能を持っているそう。

強力なネオジウムマグネットを搭載して、40,000Hz付近まで充分なエネルギーレスポンスを確保しているとのこと。

スーパーツイーターを追加してみました

このスーパートゥイーターを加えると、全体的に音色が明るくなり、20,000Hz以上の可聴帯域外とされる音域成分が付加されることで、音場の奥行きや空間の広さが感じられるようになるとのこと。

また、高域の再生限界が高まることで、低域の充実感が感じられるようになるらしいです。

スーパーツイーターが欲しかったものの、最低でも10,000円程度、高いと数万円しちゃうので、まずはお試しっていうことであれば、とてもいい値段です。

オラソニック製というのもいいですね。

付属していたケーブルが50cmと短かったので、秋葉原にある自作スピーカーで有名なコイズミ無線に行って、コネクタ(ファストン端子)とスピーカーケーブルを買ってきて、1mに延長しました。

しかし、これはツイーターユニットほぼ丸出しの製品なので、なにかに固定しなければなりません。

どうやらこのツイーターを固定できる製品はいくつか売っていたようですが、2015年とやや古いモデルなので、もう市場には出ていない模様です。

となると、台を3Dプリンタで作るか、コイズミ無線かホームセンターでMDF素材の板などを買って適当に作るか…迷ってました。

別の用事で100円ショップのダイソーに行ったら、MDF材でできたアルファベッドのDが目に留まりました。

「そっか、これ使えるで!」

ということで、このDに白色の木目調シールを貼って、ツイーターを固定してできあがりwww

スーパーツイーターを追加してみました

パッと見は「D」とはわからないし、雑に作ったわりには思ったよりガッチリと固定できたのでとりあえず良かったです。

肝心の音は、多少なりとも効果ありって感じです。

普段はスーパーツイーターの効果や存在を感じることは無いのですが、ふとした瞬間に「お、高域の解像度が高いな!」って感じたり、テレビや映画のワンシーンで、両スピーカーの間にあるモニター上に浮き上がる「像」がクッキリしているのが実感できます。

まあ、見た目はともかく、手軽にスーパーツイーターを試すことができて良かったです。

スーパーツイーターおすすめです。