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プライベート用のThinkPad X1 Yogaを調達しました

プライベート用のThinkPad X1 Yogaを調達しました

プライベート用のThinkPad X1 Yoga 2019 4Genを調達しました。

ここ数年、プライベート用ノートパソコンは3代(3台)に渡ってChromebookを活用していました。
ChromebookはWindowsPCと比べて多少制限はありますが、出張や外出先でも特に不自由なく作業ができていました。

しかし最近、メインのWebブラウザをGoogle ChromeからBraveに切り替えたのです。

Braveは中身はGoogle Chromeと同じChromiumなのですが、安全に利用できたり、動作が早かったり、デザインに無駄がなかったり、広告がカットできたりと、なかなか良いブラウザなので気に入っています。

そうなるとChromebookではBraveブラウザが使いづらくなってしまいました。
正確にはChromebook上でLinuxを起動し、その上でBraveを使うことはできます。

ですが、
・Braveの起動が遅い
・日本語入力の「mozc」が不安定
・タッチパッドのスワイプでブラウザの戻る、進むが使えない
…などとデメリットが多くなり、それだったらChromebookに固執するよりは、いっそのことWindowsノートにしちゃったほうが楽かな…という結論となりました。

Windowsを使うと言っても、Chromebookでできていたこと、イコール基本的にブラウザが使えればOKなレベルです。

ブログを書いたり、Google スプレッドシートを使ったり、YoutubeやNetflixで動画を見たりするぐらいで、動画の編集やゲームなどPCに負荷がかかるような作業はしません。

なので、Windows11に対応しているパソコンであれば、中古でも構わないんですよね。
Windows11に対応しているってことは、Intelでいうと第8世代のCPUを積んでいればOKです。

ここ2ヶ月ほどネットや秋葉原で、安くて良いパソコンが無いかなーと物色していました。

と見ていたら、ついに安くて良い「Lenovo ThinkPad X1 Yoga(2019) 4Gen」というPCに出会いましたよ。

ThinkPad X1 YogaはThinkPadシリーズの中でも高級ラインなWindowsノートパソコンです。

通常のノートパソコンタイプで高級ラインがThinkPad X1 Carbonですが、Yogaは2 in 1タイプです。
ラップトップモード、テントモード、タブレットモード、スタンドモードにスタイルが変形できて自由度が高いんですよね。

ぶっちゃけ、性能だけで言えば、最近話題のIntel N100という廉価版のCPUに追いつかれているぐらいです。
まあ、N100が高性能すぎるだけともいえるんですけどね。

Lenovo ThinkPad X1 Yoga 4Genは2019年モデルと割と高年式で、作りがしっかりしています。
元々は定価30万円もするので、部品ひとつひとつが高級な感じです。

それで、傷、使用感が少なくて3万円を切る激安プライスでした。

・第8世代 Intel® Core™ i5-8265U 4Core 8Thread 1.6-3.9GHz Passmark 6,245
・16 GB RAM
・256 GB SSD(MNVe)
・14inch 1,920 x 1,080pix
・10Pointタッチパネル対応
・HD 720p カメラ(IRカメラ)(ThinkShutter付)
・Thunderbol3対応
・Dolby® Audio™ 対応 ステレオ スピーカー
・ThinkPad Pen Pro-6(Wacomペン)付属
・顔画像認証(Windows Hello)
・指紋認証
・バックライト付きキーボード
・Windows 11 64bit Pro
とハイスペック。

新品のノートPCだと、欲しいスペックや機能を求めると15万円以上ぐらいになっちゃうんですよね…。
だったら、中古でもいいかなと。

ThinkPad X1シリーズはメモリがオンボードのタイプなので、後からメモリの増設はできないのです。
なので、買うとしたら8GBモデルではなく、16GBモデルを狙っていましたが、今回、16GBモデルで安くて良い個体に出会えてよかったです。

ちょっと細工するとしたらSSD(MNVe)を256GBから512GB or 1TBに換装するかもしれませんが、まあこのままでも良いかな?

標準で搭載している256GBのSSD(MVNe)も十分速いw
プライベート用のThinkPad X1 Yogaを調達しました

家ではデスクトップパソコンをメインに使いますが、このThinkPad X1 Yogaはリビングなどでテキスト打つときとか、出張や帰省で活躍してくれるかな?

充電もUSB-PDタイプだし、本体もアルミニウム素材を採用した約1.36kgの軽量な筐体なので外出の際にも全然苦にならないですね。
45WのPDで充電できるし、20W PDでもギリギリ給電できています。

いまのところ特に不満も無いし、大切に使いたいと思います。
年末年始のセールなどで、良いパソコンがあれば替えちゃうかもしれないけど…w

初売りや福袋にも欲しいパソコンがなかったので、このThinkPadをしばらく大切に使おうと思います。

最新CPUベンチマーク Passmark比較表

2023年11月12日更新

パソコンやタブレットで使われているCPUの性能比較表を作ってみました。
PassMarkのCPUベンチマーク一覧から、自分が気になったCPUを抜粋しています。

CPUの性能を見るには消費電力の組み合わせがポイントですかね。
本当はここにGPU(グラフィック性能)と価格も入れるとさらに比較がしやすいのですが…。

うちで稼働中のPCはこちら

Androidスマートフォン&タブレット、iPhone、iPadなどの性能は、AnTuTuBenchmarkを参考にしてください。

CPU Passmarkベンチマークスコア比較表PDFはこちら

続きを読む 最新CPUベンチマーク Passmark比較表

ThinkPad E495 Ryzen5搭載のノートPCを格安で買いました

ThinkPad E495 Ryzen5搭載のノートPCを格安で買いました

更新日2023年11月26日
投稿日2020年7月3日

最近、Twitter上でThinkPadが死ぬほど安いという情報を得ていたのですが、ちょっとあまり気に留めていませんでした。

でも、よく見ると実質27,000円で買える!とあるではないですか。

うーん、Ryzen5を搭載したパソコンが死ぬほど安いのはこりゃ買いかも!?
ってことで、パッと調べて、サクっとポチりました。

こないだThinkPad E440を36,000円もかけて魔改造しようとしていましたが、やらなくてよかった…。

構成と値段は以下となります。

ThinkPad E495
AMD Ryzen 5 3500U プロセッサー (2.10GHz, 4MB) Passmark 7,167
Windows 10 Home 64bit
4GB DDR4 2400MHz SODIMM
128GB Solid State Drive, M.2 2242, PCIe-NVMe, TLC
14.0型FHD液晶 (1920 x 1080 IPS 250nit) 光沢なし
AMD Radeon Vega8グラフィックス
日本語キーボード
720p HDカメラ(マイクロフォン付)
3セル リチウムイオンバッテリー (45Wh)
45W AC Adapter PCC (2pin)-Japan (USB Type C)
インテル Wireless-AC 9260 (2×2) + Bluetooth 5.1

販売価格 117,700円
値引き 79,750円
支払価格 37,950円
キャッシュバック
Rakuten Rebates 2% -759円
価格コムキャンペーン -3,000円
実質金額 34,191円

正直出遅れた感があるので、Twitterで知った実質27,000円よりは高いですが、それでもかなり安いです。

メモリとSSDは最小構成なので、ここは要増設ですね。

メモリは4GBに8GB足して12GBに、NVMe接続のM.2内蔵SSDはとりあえず128GBのまま使って、余っていた2.5インチの256GB SSDをつけて使うことにしましょう。
M.2のSSDを交換、データ入れ替えするのが面倒だし。

メモリは16GBに増設し、NVMe接続のM.2内蔵SSDはとりあえず128GBから余っていた256GBのMVNeSSDに換装して、Windows11を新規インストールしました。
Win10→Win11のアップグレードよりも、Win11を新規で入れたほうがサクサクしますね。

まあ、サブノートなんでこんな感じでお金をかけず使いますが、ちゃんと使っていくようなら、メモリ16GB、NVMe接続のM.2内蔵SSDを512GBに換装します。
それでもプラス12,000円ぐらいですかね。

うちにあるノートPCはほとんどがThinkPadですが、現在稼働しているノートパソコンとしては6台目4台目ってことになりますね。

T420とE440は全然使わないので売却しました。

型番用途CPUPassmarkRAMSSDOS
ThinkPad E495サブノートAMD Ryzen 5 3500U7,16712GB128GB+256GBWindows10
ThinkPad L390仕事用Intel Core i5-8265U6,2618GB256GBWindows10
ThinkPad 10時計/ファイルサーバ/音楽プレイヤーIntel Atom x7-Z87501,3704GB64GBWindows10
ThinkPad Chromebook13外出用Intel Core i3-6100U2,6034GB16GBChromeOS
ThinkPad E440実験用Intel Core i5-4200M2,8438GB180GBWindows10
ThinkPad T420バックアップ用Intel Core i7-2620M2,39012GB240GB+500GBWindows10

わりとボトムラインのThinkPadばかりだなw

E495はT420との入れ替えになるのですが、T420は今でも壊れもせずに元気にサクサク動いています。
ただ、もう9年選手なので、いつ壊れてもおかしくありません。
まあ、そろそろ現役交代かなっと。

標準でCドライブとなっているNVMe接続のM.2 SSD 128GBのベンチマークはこんな感じ。
ThinkPad E495 Ryzen5搭載のノートPCを格安で買いました

Dドライブとして増設したCrucialのSATA3 256GB SSDのベンチマークはこんなの。
ThinkPad E495 Ryzen5搭載のノートPCを格安で買いました

どちらも十分な速度が出ていてGoodです。

また、E495の内蔵GPUからHDMI2.0経由で4Kテレビの東芝REGZA 49Z720Xに映してみましたが、問題なく4K/60pの映像が出力されますね。

Youtubeの4K/60p動画を出力しても全く問題ありません。
ただ、HDRは効かないのと、8K動画にするとコマ落ちします。

近代のノートパソコンとしてはやや重いですが、家の中で使うので重量も気になりませんし、液晶画面は大きくて綺麗だし、動作速度も早いし、Wi-Fiも早いし、キーボードもしっかりしているし、これ以上求むものは無いぐらい良いですね。

E495は自宅の中で使う普段使いのノートパソコンとしてはニジュウマルです。
オススメです!

Links INTERNATIONALの13.3インチ 4KモバイルモニターQuintokuta 4S133を使ってみました

Links INTERNATIONALの13.3インチ 4KモバイルモニターQuintokuta 4S133を使ってみました

前回Links INTERNATIONALのフリーアングル15.6インチ モバイルモニターLKM-156FAを使ってみたのだが、Links INTERNATIONALさんのご厚意で13.3インチ4KモデルのQuintokuta 4S133も試用してみた。

Quintokuta 4S133は13.3インチサイズで、モバイルモニターとしてはかなり小型軽量なモデル。
Amazonでの価格は35,800円。

2021年9月時点では、小型のモニターには10.1インチ、11.6インチ、12.5インチなどのサイズの商品は一応はあるけど、ほぼレアケースと言っていい。

実用的なモバイルモニターのサイズは13.3インチからだと思う。

Links INTERNATIONALの13.3インチ 4KモバイルモニターQuintokuta 4S133を使ってみました

Quintokuta 4S133は、3辺狭額縁デザインでベゼル幅は約5mm。
ベゼルレスと言ってもいいレベル。

重さは約533gだけどケースが付属していない裸の状態での数値。
実際に持ち運んで使うとすると別途ケースを用意する必要があるので、少し重量が増すことは覚えておきたい。

Links INTERNATIONALの13.3インチ 4KモバイルモニターQuintokuta 4S133を使ってみました

13.3インチで、解像度は3,840×2,160ピクセルの4K UHD。
最近では15.6インチのモバイルモニターで4Kのモデルは少なくはないが、13.3インチの4Kモデルは希少といえる。

液晶はIPS方式の非光沢パネルで、HDRにも対応。
・331ppi
・最大輝度340nit
・コントラスト比 1,400:1
・リフレッシュレート 60Hz
と、スペック的にも十分。

タッチパネルには非対応で、バッテリーは内蔵していない。

筐体には変なロゴやメーカー名の記載もなく、極めてシンプル。
この辺の構成は15.6インチ モバイルモニターLKM-156FAと共通の印象を持つ。

付属品は
・USB Type-Cケーブル
・miniHDMIケーブル
・クイックスタートガイド

USB Type-Cを使ってパソコンなどに接続して使う分には、映像の伝送と電源供給USBケーブル1本で可能。
HDMIケーブルを使う場合は、USB Type-Cケーブルと共に別途USB充電器を用意して給電しなければならない。

Links INTERNATIONALの13.3インチ 4KモバイルモニターQuintokuta 4S133を使ってみました

テストで接続したパソコンはLenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2

DELLの27インチ4KモニターにDisplayPortで接続し、Quintokuta 4S133とはUSB-Cで接続。

搭載しているCPUはAMD Ryzen 7 PRO 4750GEというもので、専用のビデオカードを持たないAPUタイプのもの。

結論から言うと、このパソコンで4K/60pを2画面同時に出力するのは少し厳しく、Quintokuta 4S133側で、少しマウスの動作がカクつくことがあった。

もっとも、Quintokuta 4S133側でなにか作業することは少なく、メインの作業は27インチ4Kディスプレイで行って、Youtubeなどの動画をQuintokuta 4S133で観ることが多かったので、カクつくことはほとんど気にならなかった。

肝心の液晶のクオリティは十分合格点をあげられる。
色味はデフォルトだと少し色温度が高いというか、青みがかった色なのだけど、この辺は映像の調整が可能なので、特に問題ではないと思う。

LKM-156FAと違ってステレオスピーカーを内蔵しているので、この1台だけでSwitchやPS4などのゲームを行うことも可能。

スタンドは折りたたみタイプ。
折りたたんだ状態では、液晶モニター本体の一部と一体となって、綺麗に収納されるデザイン。

Links INTERNATIONALの13.3インチ 4KモバイルモニターQuintokuta 4S133を使ってみました

横タイプのスタンドを開いてモニターを固定するのだけど、角度は実際には固定となる。
スタンドを3/4ぐらい開いた状態で使えないことはないけども、非常に不安定になる。

しっかりと角度調整をしたいのであれば、別途タブレット用のスタンドを用意したほうがいいかもしれない。

前回のLKM-156FAとQuintokuta 4S133比べてみたところ、自分的にはLKM-156FAが使いやすいかなと思った。

・15.6インチの大画面
・パソコンへの負担も少ないフルHD
・自由に角度が変更可能な自立式スタンド
・実質2万円程度の求めやすいプライス

どちらが正解というわけではないので、例えば持ち運びメインになるのであればQuintokuta 4S133のほうをチョイスしたほうが幸せになれるかもしれない。

自分の生活スタイルにあったモバイルモニターを選んで、より効率の高いパソコンライフを楽しんでもらいたい。

Links INTERNATIONALのフリーアングル15.6インチ モバイルモニターLKM-156FAを使ってみました

Links INTERNATIONAL FreeAngle 15.6" Portable Laptop Monitor

うちのパソコン環境は、DELLの27インチ4K HDRモニターに、コンパクトデスクトップPCのLenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2の組み合わせで使っている。

モニターの解像度は4K(3,840×2,160ドット)だけど、Windows10のスケーリングは150%と設定しているので、実際に表示されている情報量はWQHD(2,560×1,440ドット)相当。

27インチでWQHD(相当)というのは画面サイズと解像度のバランスが割と良い反面、4Kの解像度を100%使い切っていないとも言える。
まあ、これは仕方ないことなんだけど。

もう少し画面が広ければ使いやすいなぁ…と、デュアルモニター化を考えてみた。
続きを読む Links INTERNATIONALのフリーアングル15.6インチ モバイルモニターLKM-156FAを使ってみました

ハイパフォーマンス&超絶コスパのLenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2を買いました

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2

こちらの記事に書いておりましたとおり、AMD Ryzen 7 PRO 4750GEを搭載したLenovo ThinkCentre M75q-2 Tinyを買いました。

2021年4月1日に発注していたのですが、5月25日にようやく到着しました。

一見、お弁当箱サイズのコンパクトなただのデスクトップパソコンに見えますが、性能と値段が常識はずれな感じになっています。

このPCに搭載されているRyzenというCPUは、「Intelはいってる」(古いwww)で有名なIntel社製ではなく、AMDというIntelとは昔からライバル関係にある会社の製品です。

AMD Ryzen 7 PRO 4750GEは、8コア16スレッド 3.1GHz-4.3GHz TDPが35Wと省電力なCPUなのに、Passmarkが21,038と驚異のスペック。

PassmarkというのはCPUの性能を測るひとつのベンチマークで、最新のIntel 第11世代 Core i7-11700 2.5GHz-4.9GHz TDP65WのPassmarkが20,990となっていて、Ryzen 7 PRO 4750GEもほぼ同等の性能。

※Passmarkについての詳細情報はこちら

Core i7-11700はTDPが65Wで、Ryzen7 4750GEはTDP35Wですから、消費電力などを考えるとRyzenがいかにハイパフォーマンスだということがわかります。

自分は、低電圧×高性能なCPUが好きです。

いまのメインの自作PCはちょっと古いのですが、Core i7 4790T(45W)という省電力タイプのCPUを使っています。
参考:自作PCを久々につくりました

AMD Ryzen 7 PRO 4750GEをIntelのCPUと比べてみたのですが、最新の第11世代のCPUのPassmarkベンチマークは全部が公表されていないので、1世代前の第10世代Core i7シリーズとを比較してみます。

AMD Ryzen 7 PRO 4750GE 3.1GHz-4.3GHz TDP35W Passmark 21,038
Intel Core i7-10700K 3.8GHz-5.1GHz TDP125W Passmark 19,501
Intel Core i7-10700 2.9GHz-4.8GHz TDP65W Passmark 17,362
Intel Core i7-10700T 2.0GHz-4.5GHz TDP35W Passmark 13,187

上記を見ると、やはりRyzen 7 PRO 4750GEは凄いパフォーマンスだと思います。
※Passmarkは測ったタイミングで数字は多少上下します

そして、Core i7-11700がCPU単体で45,430円ですが、AMD Ryzen 7 PRO 4750GEを搭載したLenovo ThinkCentre M75q-2 Tinyは
・Ryzen7 4750GE
・メモリ8GB
・SSD240GB
・Windows10 64bit
などが組み込まれた、完成版のデスクトップパソコンとして60,000円ほど。

これは、ありえないぐらいのコスパ。

つまり、簡単に言うと、コンシューマ向けの最高クラス性能なパソコンが、破格値に近くメチャメチャ安いという感じなのです。

まあ、GPU(グラフィックボード・ビデオカード)は別で取り付けることができず、内蔵のAPUっていう問題はあるんですが、高負荷なゲームなどをやらずに、普段遣いの用途としては全く問題ないです。

動画の編集はこのPCで試したことがないですが、恐らくそこそこ快適に処理できると思います。

コスパと性能のバランスの良さもあって、2021年5月26日時点で、価格.comのデスクトップパソコンで売れ筋1位になっています。

今回メインメモリを8GBから32GBに増強、SSDを512GBのRead 3,500MB/sのものに換装して使い始めました。

使ってみた感想としては、やっぱり速いですね。
メモリが32GBというのも速さに影響していると思いますが、SSDも実測でRead3,479MB/sも出ているのがかなり効いていそうです。

512GB SSD M.2 Type2280 PCIe3.0x4 NVMe 3D NAND DRAM

100MB/sぐらいのHDDと比較すると、SSDの500MB/sぐらいでもかなり速いと体感できますから、3,500MB/sだとその7倍ですからね。

メモリを32GBも積むのはちょっと贅沢かなぁとも思いましたが、2021年版のM1を搭載したiPad Pro 1TBだとメモリを16GB積んでいるので、まあパソコンなら32GBぐらいあっても良いでしょ。

発注した構成は以下のような感じ。

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2
AMD Ryzen 7 PRO 4750GE 8コア16スレッド (3.1GHz, 8MB)
Windows 10 Home 64bit – 日本語版
Microsoft Officeなし
フォームファクター Tiny
メモリー 8GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (8GBx1) → 32GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (16GBx2)
グラフィックカード 内蔵グラフィックス
M.2 ストレージ・カード 256GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe) → 512GB SSD (M.2 2242, PCIe-NVMe)
オプティカル・ドライブ なし
イーサネット 内蔵イーサネット
ワイヤレスLAN Intel AX200 2x2ax+BT Wi-Fi6
Bluetooth 5.0
キーボード なし
マウス なし
USB-C Port 追加
電源アダプター 65W ACアダプター
スピーカー 内部スピーカー
バーティカルスタンド
ツールレス なし
EPEAT Gold 認定

この仕様で64,900円

あと、メモリ32GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (16GBx2)が19,960円。

SSDが512GB M.2 Type2280 PCIe3.0x4 Read 3,500MB/s NVMe 3D NAND DRAMで6,345円

8GB PC4-25600 DDR4 SODIMMは5,000円ぐらいで売れるってことで、トータルの実勢価格は86,105円ぐらいですかね。
もっと安く買ったつもりですが、メモリが今年の1月ぐらいと比べると4割程度値上がりしてので高くついちゃいました。

それからMicrosoft Officeは、自分で前から持ってるOffice365をインストール。

キーボードはFILCOのMajestouch MINILA Air JP68キー 茶軸を、
FILCO Majestouch MINILA Air JP68キー 茶軸

マウスは、LogicoolのANYWHERE 2S MX1600sGR

を繋げて使っています。

ちなみに、FILCO Majestouch MINILA Air JP68キー 茶軸は生産完了品になってしまったのですが、かなり気に入って使っているので、先日もう1台予備も兼ねて買い増しておきました。

会社にある分を含めると、全く同じ製品を3台を使っています。笑

あと、このThinkCentre M75q Tiny Gen2には、オプションのWi-Fiモジュール&アンテナをつけました。
これは最新のWi-Fi 6規格とBluetooth 5.0に対応しています。

ただ、うちのルーターはWi-Fi 5までしか対応していません。
というか、家の光回線は100Mbpsなので、Wi-Fi 6で4,804Mbpsや2,402Mbps出てもあまり意味がありません。

それより、自分はガジェオタなので、Wi-Fiに繋がる製品をたくさん使用しています。

いまのWi-FiルーターはIPv6のIPoE接続するために、NEC Aterm WG1200HS3(867Mbps)を使っているのですが、これはWi-Fi接続台数15台、利用人数5名となっています。

NECのWi-Fi 6対応のNEC Aterm WX6000HP/WX3000HP(4804Mbps/2402Mbps)だとWi-Fi接続台数36台、利用人数12人と多いのですが、これらはまだ不安定だとか言う口コミもあるし、値段も安くないし、導入するには二の足を踏むわけです。

と、思っていたら、NEC Aterm WG1900HP2(1,300Mbps)、Wi-Fi接続台数18台、利用人数6名、デュアルCPUなどを搭載した代物が、アキバで本体のみ1,000円と死ぬほど安く売っていたので買ってみました。

NEC Aterm WG1200HS3はIPoE接続のためルーターとして活かしつつ無線LAN機能はオフにし、ブリッジモードで接続したWG1900HP2をWi-Fi機器として使ってみたところ、速く、そして安定して動いてくれています。

パソコンやスマホ、タブレットはもとより、Amazon EchoやGoogle Home、はたまたNokia スマート体重計といった数多くの端末がWi-Fiに接続されているので、多くの機器を無理なく接続できる無線LAN環境が必要な訳です。

ThinkCentre M75q Tiny Gen2とAterm WG1900HP2は、IEEE802.11ac(Wi-Fi 5/5GHz)で繋がっていますが、インターネット速度はボチボチなものの、家庭内LAN環境でのファイルの転送などではかなりの高速伝送が実現できています。

AMDのRyzenというCPUを搭載したパソコンを使うのは、ThinkPad E495と続けて2台目ですが、基本的には特に大きく問題がなくサクサク動いています。
(まあ、正確には2000年前後にAMDのAthlon搭載PCは持っていましたが)

ただ、ThinkCentre M75q Tiny Gen2ではDiXiM Playという、テレビ視聴アプリがうまく動きませんでした…。

テレビに接続した外付けHDDに録画した番組を見るアプリなんですが…。

ビデオドライバをマイクロソフト製にすれば映る可能性があるらしいのですが、GPU性能が悪くなる可能性があるようなので、DiXiM Playの利用は諦めようと思います。

ThinkCentre M75q Tiny Gen2をDELLの27インチ4K HDRモニターと繋いでみましたが、内蔵GPU(APU)で、4K HDR 60Hzがサクサクと問題なく動いています。

HDRの効果も良く、Youtubeなどの4K HDRの動画を観ると、引き込まれるぐらいの画面の美しさです。
参考:DELLの27インチ 4K IPS非光沢 HDR対応のフレームレスPCモニターを買いました

Surface Book2やThinkPad E495などのノートパソコンと4Kモニターをつなぐと、やはりPC(特にGPU)への負担が大きいのか、ややモッサリした操作感になってしまうのですが、このThinkCentre M75q Tiny Gen2では遅延やもたつきを感じることは皆無です。

あと、パソコンの周辺機器で欲しいものと言えば…
・13.3インチぐらいのフルHDの小さな液晶サブモニターを増設
・スピーカーをKEFのQ350、Sonus Faber LUMINA 1、音工房ZのZ1-Livorno(自作スピーカー)あたりに変更
・アンプをTEACのプリメインアンプAI-301DA-SPからAIRBOW AI301 Special Ver.2に改造してバージョンアップ
ぐらいをやりたいかなと思っています。

先月4月にAMD Ryzenの新しい世代のCPUである5000番台が発表され、今年の秋ぐらいには新しいRyzenを積んだThinkCentre M75q Tiny Gen3(仮称)が発売されると思われます。

Ryzenは4000番台より5000番台になると更に大幅に性能があがっているらしいので、また新しいPCに触手が伸びそうですが、自分としては特にゲームなどもやるわけでも無く、恐らく4000番台も5000番台も体感上はほぼわからない範囲かと思っています。

まあ、せっかく2ヶ月近く待って届いたPCなので大事に使っていきたいと思います。

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2はオススメです!

DELLの27インチ 4K IPS非光沢 HDR対応のフレームレスPCモニターを買いました

DELLの27インチ 4K IPS非光沢 HDR対応のフレームレスPCモニターを買いました

自宅の仕事用デスクのパソコンモニターを27インチの4Kモニターに変更しました。
DELLのS2721Qという機種で、4K IPS非光沢 HDR対応のフレームレスタイプです。

DELLの27インチ 4K IPS非光沢 HDR対応のフレームレスPCモニターを買いました

これまでは、IO DATAのLCD-MF231XBRという23インチのフルHDモニターを使ってました。

23インチでフルHD、バックライトはLEDでノングレア。
IPS液晶ではないので視野角は狭いですが、まあまあ満足していました。

ちょうど10年間も使ったので、わりと長持ちしたかなっと。
まだ壊れてはいませんけどね。

さて、このDELLの4KモニターS2721Qの特徴を簡単に説明すると、

・4K液晶
 → 3,840×2,160ピクセルと高精細

・IPS液晶
 → 視野角が広くてキレイ

・非光沢
 → ギラギラキラキラしていないので、長時間の作業でも目に優しい

・HDR対応(High Dynamic Range/ハイダイナミックレンジ)
 → 従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に比べてより広い明るさの幅を表現できる表示技術
※HDRの説明はEIZOのサイトがわかりやすいです

・フレームレス
 → 左右と上のフレームが細く、すっきりシンプルなデザイン

・VESAマウント10cm×10cm対応
 → ディスプレイアームと接続ができる

・HDMI 2.0ポート×2、DisplayPort 1.2×1
 → 4K60Hz対応の端子が合計3系統と豊富

・PBP/PoP対応
 → Picture-by-Picture(PBP)を使用して、画面を分割して2つの異なる映像を表示可能
  また、Picture-in-Picture(PIP)を使用して、メインウィンドウ内に小さなウィンドウを配置して2つの異なる映像を表示可能

・AMD FreeSync™
 → Radeon™グラフィックス・カードを接続すると低遅延なゲーム体験ができる

…と、このように割とスペックが高いのですが、何よりの特徴は安いということ。

気になる値段は、メーカー直販価格で税込み、送料込み31,662円でした。
タイミングによって値段が数千円変動しますが、かなり安いです。

一点大きな欠点としては、納期が遅いこと。
結構人気ある機種のようで、納期はだいたい1~2ヶ月程度。

ボクの場合は1月12日に注文、2月16日納期予定でしたが、10日遅れの2月26日に到着しました。

2月17日に納品案内のサイトを見たところ「到着日が5月31日」とあったので、3月半ばにもなって来なかったらキャンセルして、AmazonでS2721QSを買おうかと思っていました。

これは、S2721Qとパネルの仕様やベゼル、スピーカー、入出力端子、付属品などモニターとしては全く同じですが、値段が5,000円程度高くなった分、高さ、左右角度、前後角度の調整、回転ができるスタンドがついています。

うちではモニターアームを使うことを前提としていたのでS2721Qで良かったのですが、普通にスタンドタイプで使うのであれば、これもわりと良いチョイスですね。

もしくは、LGの27UL500-Wでも良いかなと。

2021年2月末時点ではS2721Qの納期が長くなっているようですし、即納を考えるならこのS2721QSかLGの27UL500-Wもアリですね。

さっそく設置しましたが、標準のディスプレイスタンドは使わず、以前のモニターで使っていたBESTEK PCモニターアームBTSS01BKにくっつけました。

このディスプレイアームは27インチまで対応、重さも10kgまで耐えられると必要十分なのに、3,000円程度と安いのでオススメです。

S2721Qの4K液晶モニターとしての性能や品質はとても良く、ドット抜けや色ムラもなかったのでとても満足です。

配送が遅かった以外は満点をつけてもいいぐらいです。

これまでフルHDモニターの場合、Microsoft Surface Book2 15ThinkPad E495をメインに、USB Type-CからUSBハブを経由してモニターのHDMI入力に繋げていました。

USB Type-Cハブを使う理由としては、ひとつのケーブルでHDMI出力と電源供給などをしたいからです。

特に、Surface Book2 15にはHDMI端子が無く、しかもUSB Type-C(USB3.1 Gen1、USB PD Ver.3)がひとつしかありません。

なので、USB Type-Cから映像出力だけを使っちゃうと、今度は電源の供給ができないという問題が出てしまいます。

なので、ひとつのUSB Type-C端子には、最低でも
・HDMI出力
・電源供給
の機能が必要になるのです。
また、できればUSB3.0/2.0ハブとしても使いたいです。

しかし、Surface Book2 15ThinkPad E495もUSB Type-C端子がありますが、これがどちらも「USB3.1 Gen1」という仕様。

これが曲者というか…結論からいうと、4K出力は30Hzまでで、40K60Hzの出力ができません…。

ThinkPad E495は辛うじてHDMIから4K60Hzの出力ができますが…。(HDMI2.0のようです)

USB Type-Cの形状で4K60Hzの出力をする場合、
・Thunderbolt3(40Gb/s)
・USB-C 3.1 Gen2(10Gb/s)
・USB-C 3.2 Gen2(10Gb/s)
でないと駄目なようです…。

ちょっと…Surface Book2 15って、NVIDIA® GeForce® GTX 1060(6GB GDDR5)の単体GPUを積んでいるのに、4K60Hzの外部出力ができないとは相当無駄じゃないですか…。

これは4Kモニターに接続するパソコンの構成も考え直さないといけないではありませんか…。
はぁ…どうしよう。

それはそうとWindowsの設定ですが、27インチの4K解像度となると、Windows10のディスプレイ設定のスケーリングは150%が最適かなと思います。

4Kだと150%で2,560×1,440ドット相当、200%で1,980×1,020ドット相当になります。

使う人の視力や環境にもよりますが、27型なら150%、15.6型なら200%程度が目安かなと。

しかし、
Intel® Core™ i5-8265Uぐらいの、内蔵GPU Intel® UHD Graphics for 8th Generation Intel® Processors
をメモリ8GBぐらいで使うと、4K出力するとかなりモッサリします。

なので、解像度2,560×1,440ドット、100%表示ぐらいで使うと、わりとサクサク動きます。
Dot by Dotではなくなるので少し文字が滲んでしまうのと、言わずもがな解像度が落ちるので、写真や画像を見るのがメインでない場合に限り有効かなと。
事務作業ベースぐらいであれば、使い物になります。

スムーズさと画面の綺麗さのトレードオフですかね。

ちなみに、4K HDRテレビ兼モニターとして49インチの東芝REGZA 49Z720Xを使っていますが、これの表示スケールは150%にしています。
GeForce GT 1030レベルでも、外付けGPUがあったほうが全然いいですね。

それにしても、例えば廉価版のビジネス向けノートパソコンって、13.3インチで1,366×768(FWXGA)の、しかもTN方式などポンコツな液晶を使っていたりするわけですが、これの画素密度は118ppiなんですよね。

一方、23インチフルHDモニターって画素密度が96ppiになるので、13.3インチのポンコツ液晶以下の画面の粗さなのです。

つまり、23インチフルHDモニターって、画面を近くで見る分には画素粒がわかってしまうぐらい…荒くて汚いのです。

というわけで、このブログを読んでいると4Kモニターが欲しくなってくると思いますが、このDELLのS2721Qは過不足の無いとても良いモニターなのでオススメです!

サブマシンでMicrosoft Surface Book2 15を使うようになりました

サブマシンでMICROSOFT SURFACEBOOK2 15を使うようになりました2020年10月に脊髄炎の治療のため、都内の総合病院に1ヶ月ぐらい入院していました。

そのとき持ち込んでいたパソコンやガジェットは、仕事用のThinkPad(Windows10)とThinkPad Chromebook、iPad Pro 12.9、スマートフォン×3とKindle Paperwhiteぐらいでした。

Chromebookはブログを書いたり、Google スプレッドシートを使ったりと、普段の仕事をするぐらいには特に不便は無いのですが、ちょっと高度なアプリを使おうとすると、やはりできないことが出てきます。

今回やりたかったのは、Android Studio使ったAndroidアプリの作成。

どうしようかなっと思っていたら、幼なじみが使っていないMicrosoft Surface Book 2 15 インチ FUX-00023を送ってくれるというので使ってみることにしました。

Surfacebook2 15インチは、はっきり言って最高級のWindowsノートパソコンです。

現行モデルでは無いのですが、
・第8世代 Intel® Core™ i7-8650U Quad Core 1.9-4.2GHz Passmark 6,567
・16 GB RAM 1866 Mhz LPDDR3
・512 GB SSD
・NVIDIA® GeForce® GTX 1060 6GB GDDR5
・15inch 3,240 x 2,160pix (260 PPI)
・10 点マルチタッチ アスペクト比: 3:2 コントラスト比: 1,600:1
・8.0 MP のオートフォーカス機能付き背面カメラ (1,080p HD)
・5.0 MP 前面カメラ (1,080p HD)
・Dolby® Audio™ 対応 ステレオ スピーカー
・本体817g/キーボード含むと1,905g
・Windows 10 64bit Pro
・Office Home and Business 2019
・Surfaceペン付属
とハイスペック。

高速なCPUに潤沢なメモリとストレージ、そしてGeForce1060(6GB)という高性能グラフィックカードを搭載する贅沢仕様。

4K解像度の左右を切り落としたような3:2の液晶画面で、デスクトップなみに大きくて綺麗。

ボディはマグネシウム合金で、キーボードとディスプレイ側を分離すれば、超軽量817gのWindowsタブレットとしても使える。

キーボード部分に外部GPUのGeForce1060が付いてるんですよね。

ゲームも動画編集もサクサクできちゃう申し分ないスペック!

しかし欠点としては、定価360,580円とクッソ高いこと。

それなのに、売却しようと思ったら2020年12月時点で10万円に届かないぐらい。

1年で26万円も値下がりするとは、メルセデス・ベンツSクラスなみの値下がり率ですね。これは厳しい…。

第8世代のIntel® Core™ i7-8650UのPassMarkベンチマークのスコアは6,567とソコソコなんですが、今年の夏に34,191円で買ったAMD Ryzen 5 3500U搭載のThinkPad E495はPassmark 7,167なんですよね…。

単純にPassmarkの数値だけ比べるのはナンセンスですが、値段が1/10のPCよりもCPUが劣っているとはちょっと悲しいですね。

こいつを9~10万円で売却し、AMDのCPUを搭載したThinkPadでも買ったら幸せになれるんじゃないかなっとも一瞬思いましたが、タイミングが悪いのか、
・AMD Ryzen5
・メモリ16GB
・SSD512GB
ぐらいのバランスの良いモデルが軒並み売り切れ、もしくは値段が高く、どうもピッタリくる代物が見当たりません。

まあ、Surface Book 2は液晶は綺麗でタッチパネルだし、パワフルなGPUを積んでいるし、タッチペンもあるので、サブデスクトップマシンとしてしばらく使ってみたいと思います。

それはそうと、最近コロナ禍の影響でテレワークやリモートワークが多くなったせいか、Google Chromebookが人気みたいですね。

ボクはToshiba Chromebook 2Lenovo Thinkpad 13 Chromebookを使ってきましたが、Chromebookの手軽さ、良さは本当良いです。

家電量販店のキャンペーンでChromebook割引とかしてるようですが、Google Chromebook Lenovo ノートパソコン Ideapad Duet 10.1インチがビックカメラで実質22,000円ぐらいだったことがあったみたいです。

本体だけだとわずか450g、キーボードなどを入れても920gの重さとコンパクトなボディなのに、パソコンのGoogle Chromeとほぼほぼ同じ環境で使えるのはすごく良いと思います。

22,000円だったら欲しいなー。

新しいApple M1を搭載したMac miniも気になりますけどね…。

というわけで、パソコンをうまく活用して、いろいろ作ったり、見たりと楽しみたいと思います。

DigiFi 13号 特別付録のUSB DAC搭載デジタルアンプ

DigiFiのUSB DAC搭載デジタルパワーアンプを試す
DigiFiのUSBDAC付きデジタルアンプを試す

DigiFi 13号 特別付録のUSB DAC搭載デジタルアンプを試す DigiFi 13号 特別付録のUSB DAC搭載デジタルアンプを試す DigiFi 13号 特別付録のUSB DAC搭載デジタルアンプを試す

更新日2020/10/30
投稿日2014/5/12

2014年に「DigiFi(デジファイ) 第13号」(4,320円)という雑誌の特別付録としてついてくる「USB DAC搭載デジタルパワーアンプ」が発売されました。
※付録の状態では基板むき出しなので、別売りの専用アルミケース(11,800円)に入れてました。本体より高いけど…。

ときは流れて、2020年(令和2年)。

新型コロナウイルス感染症が流行し、緊急事態宣言が出され、人々は自宅で過ごすことが多くなりました。

そうしたときに、ステレオサウンド社はこれまで売ってきたオーディオ基板を再販し、通常の半額以下となる特別価格のセット「スチューデントパック」を中・高・大学生向けに発売しました。 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1240461.html

学生向けとは書いてあるものの一般でも可能で、このUSB DAC内蔵デジタルアンプは1,500円。

思わずひとつ買いました。

いまはもう売っていないので、ヤフオクやメルカリで買うしかないです。

青色のアルミの簡易ケースは800円。

これは公式ストアに在庫があります。

USB DAC搭載デジタルアンプアンプの設計・生産はOlasonic(東和電子)が担当。

最大出力10W×2ch(8Ω)のデジタルパワーアンプで、OlasonicのUSB接続対応卵型スピーカー「TW-S7」に搭載している技術をベースに開発された特別品。

USBバスパワーで作動するので、基本的にはパソコンとアンプをUSBで接続して、スピーカーをつけるだけ。

コンセントなども必要ないので、省エネ、省スペース!

本体に電源On/Offなどは無いが、OSの音量を調整できるハードウェアボリュームのスイッチがついています。

本来、USB2.0は最大2.5Wしか使えないのですが、大きなバケツに水を貯めて一気に放出するようなイメージの機能。
このサイズで10W+10Wを実現しています。

Olasonic USBスピーカーバスパワー10W+10W Olasonic TW-S7

「TW-S7」は新開発「Super Charged Drive System=SCDS」回路搭載により、10W+10Wものハイパワーを実現しています。SCDSとは、例えればハイブリッドカーのようなシステムで、音楽出力の小さいところでは電源部の大容量コンデンサーに充電し、出力が大きなところではその蓄えたパワーを取り出すことで、連続して大きな実効音楽出力を可能としました。さらに、新開発の高効率デジタルアンプ、高能率スピーカー・ユニット採用で、他のUSBパワードスピーカーを凌駕する高出力を達成しています。

TW-S7はスピーカー一体型のアクティブスピーカーだが、その中身だけを取り出したようなデジタルアンプ。

2014年に買ったアンプに接続してあるスピーカーは、ScandynaのMicropod SE Loudspeaker。

小さいわりには、なかなかのバランスで音質も相当キレイ。

この構成だと、PC→USBケーブル→付録のアンプ→スピーカーケーブル→スピーカーといった感じで、相当コンパクトかつシンプルに使えます。

このアンプ、結論からいうと「大きな音を出さないのであれば、解像度が高くてなかなか良いアンプ」です。

「大きな音を出さなければ」というのは結構キモで、ちょっと大きな音を出すと音が完全に割れてしまう。
とても聞いてられないレベル。

少し音量を上げていくと、アンプが電力不足で、息が切れてくる感じ。
ある一定の音量に達すると、完全に割れる。

USB2.0は、5V / 500mA = 2.5Wしかないので仕方ないのだけど、もう少し大音量に耐えられるのであれば、コストパフォーマンスも音質もサイズもなかなか良い商品になる。

それならば電力アップをはかろうと、USBを二股にするYケーブルを使用してUSBからの電源を2つ取ったり、その電源をより強力な5V / 2A = 10Wにしてみたり、USB3.0(900mA)のコネクタ&ケーブルを使ってみたり試行錯誤したけれど、やはり音割れは直らず。

特に少し大きめなスピーカーを使うと、全然使い物にならない。

と言っても、この「割れる音量」というのは結構大きな音なので、オフィスや自宅で普通に使う分には大丈夫。
大きめの音で音楽や映画を楽しみたい人は力不足ということで。

まあ、Androidケータイをつないでも音が出るし、なかなか面白い商品。
ちなみに、Nexus7(2013)は標準ではUSBから音が出力されませんでした…。

わりと新しいアンプを聴き比べで聞いた、ONKYO CR-N755 ネットワークCDレシーバーと比べると音量以外は付録のほうが良い。

むしろ、このONKYOはどんな酷い音だよ、って感じ?
もっともONKYOのネットワークCDレシーバーは音質を求めるより、利便性や音楽の楽しさを求める機器だと思う。

それにしても、SHARPの2005年発売の1bitデジタルアンプの音の良さが際立つなぁ。

この辺にあるアンプの音質順を比べてみると、
SHARP 1bit SM-SX10 259,200円
Wadia 151 PowerDAC mini 159,840円
Olasonic NANOCOMPO NANO-UA1 75,600円
SHARP 1bit SD-VH9 65,000円程度
Olasonic DigiFi No.13 4,665円+ケース代
ONKYO CR-N755 61,560円
かな?

デジタルアンプに限っていうと、値段と音が比例しているね…。

なかなか良いアンプなので、小さなスピーカーにつないで音楽を楽しみたいと思います。