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再度脊髄炎で入院→退院しました。Vol.3

再発 脊髄炎で入院してます。現在進行中!Vol.2の続きです。

10月1日から都内某総合病院に脊髄炎で入院していましたが、今週10月26日(月)に退院ができました。

入院中はステロイドパルス療法という点滴治療を4クール(4週間)実施して、だいぶ足の痛みと違和感は少なくなってきました。

というわけで、晴れて退院となったのですが、退院後にまた足の痛みが強く、範囲も広くなってきました…。

痛みは、両足の指の付け根(母趾内転筋横頭)、短小趾屈筋(土踏まずの外側)、側部で、10段階のうち強い時は6程度。
平常は10段階のうち3。

また、レルミット(Lhermitte)徴候というのがあります。

これは、首を下に曲げると、身体のしびれ感が強まる現象で、首の脊髄に病巣ができると、首を前に曲げたときに感電したような痛みや刺すような痛みが背中から両脚、片方の腕、体の片側へ走ることがあります。
このような感覚をレルミット徴候と言い、通常この感覚は瞬間的なもので、首をまっすぐにすると消える。

脊髄炎と関係無いと思うけど背中と腰に強い痛みがあり、外腹斜筋(がいふくしゃきん)がギックリ腰になるかと思うほどの痛みを伴う時がある。

あと、口内炎ができているって感じですかね。

そして、10月29日(木)に通院で医師に診断してもらいましたが、ちょっと再度再発した可能性があるかもってことで、緊急のMRI撮影をしました。

もしMRIで新たに脊髄に炎症が見られるとしたら…。
また、しばらく入院に逆戻りです…。

MRIの結果としては、
胸椎T8、T9の前回再発部位のやや右上に点状のT2高信号が見られる
前回のMRIでも高信号は確認できる
ということで、正直「微妙」という感じで、一応再発はしてなさそうです。

また、血液検査の結果は順調に回復傾向にあります。
今後は、わりと頻繁にMRI撮影と血液検査をして状況を細かく診てもらう感じですね。

今回の病気は、多発性硬化症(MS/Multiple Sclerosis)でも無く、視神経脊髄炎(NMO/Neuromyelitis Optica)デビック病でも無く、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)でも無く、抗MOG抗体関連疾患でも無かったです。

・多発性硬化症→脊髄液検査でlgG増加(0.7以上)、オリゴクローナルバンド陽性(60〜70%) ともに基準以下陰性

・視神経脊髄炎(NMO/Neuromyelitis Optica)デビック病→血液検査でアクアポリン4抗体5.0(U/mL)以下、脳脊髄液検査でGFAP増加と好中球の増加 ともに基準以下陰性

・急性散在性脳脊髄炎(ADEM)→脳がクリアだから、ほぼ疑い無し

・抗MOG抗体関連疾患 →自己抗体 抗ミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白(MOG)抗体→陰性
って感じです。

なので、あえて病名を付けるなら、再発性横断性脊髄炎 / Transverse Myelitisとなります。

時間的、空間的に脊髄炎が出ているので、多発性硬化症には合致するが、検査結果などから病名としては多発性硬化症ではない、という感じで、明確な治療方法も確立しない、とのこと。

今後治療薬としては、経口CS(副腎皮質ステロイド CorticoSteroids)のプレドニン錠を10mg/day(プレドニゾロン錠)内服し、痛み止めとしてトリプタノールを飲みます。

ステロイドはとても優れた薬ですが、副作用が多いのも事実。
ただ、今回はまだステロイドの量も10mg/dayと少ないので、抗生物質(バクタ/カリニ肺炎)などは使いません。

あと、胃薬のファモチジンD錠(ガスター) ですね。

血液検査は1ヶ月に1度、骨密度を半年に一度測ります。

あとビタミンDを補充する必要がありますが、これはビタミンのサプリで大丈夫みたいです。

まあ、この病気は予防などはできないのですが、ストレス、過労、ウイルスは天敵のようなので、余裕とゆとりのある生活を心かげたいと思います。

と、面倒な感じですが、月に1度血液検査をすれば、他の疾患や健康状態も細かくチェックできるので、その辺は良しとしましょう!

カラダ…気をつけよう…。

再発 脊髄炎で入院してます。現在進行中!Vol.2

再発 脊髄炎で入院してます。現在進行中!Vol.1の続きです。

さて、都内総合病院に入院して今日で18日目。

昨日は大量のステロイド剤を体内に点滴注入するステロイドパルス療法を実施する予定でしたが、急遽中止となりました。

一昨日調べた血液検査の結果、肝臓の数値が大幅に悪化しているとのことで、これを理由に一旦中止となります。

GOT(AST) 24→87 参考値 11-33IU/L
GOT(ALT) 42→183 参考値 6-43IU/L
γ-GTP 66→239 参考値 10-87IU/L

また、一昨日ステロイドパルス療法の途中に、全身に痒みと発疹が出たのだけど、これも肝臓に関係している可能性があるよう。
なので、ステロイドパルス療法は3クール目は2回で中止し、3回目は未実施。

来週早々に再度血液検査を行い、来週中頃に4クール目を開始予定。
4クール目は3回もしくは4回、または5回実施。

退院候補日は10月27日目処、入院期間は27日間ってところです。

足の違和感と痛みも記録をつけるようにしました。
再発 脊髄炎で入院してます。現在進行中!Vol.2

それで、今回の病状ですが…

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ようやくApple Watchを買いました

念願のApple Watch!というわけでは無いのですが、先日発売されたApple Watch SE GPS 44mm を買いました。

ボクはApple信者では無いのですが、それでもやっぱりApple製品を買ったとき、箱に触った瞬間からそのクオリティの高さがヒシヒシと感じられるところは好きです。

Apple製品のハードウェアの精度は、他社メーカーの追従を許さない感じですよね…。
シャオミの電動ドライバーの造形にも感動しましたが…。

さて、AppleWatchを買った理由としては、第1に「健康」のため。

とくに短時間睡眠やテレワークで座りっぱなしの生活習慣に少しでも歯止めがかけられるかなと思いまして…。
それにプラスして、ワークアウトなどにももちろん使えますし!

と言っていた矢先に入院してしまいました。笑

第2にフェイスを自由に替えられるのを体験してみたかったこと、そして、Apple Payを使いたかったですね。

文字盤は思ったよりも種類が少なくてガックリきましたが、Apple Payは使い方によっては便利です。

SuicaやiD、QUICPayなどが使えるので、コンビニに行ってもポケットからスマホを取り出さなくても便利です。

とはいえ、正直なところ、スマホをレジのリーダーにかざしたほうが、距離的には離れていて使いやすいです。
これは電車の改札も同じ。

なので、iPhoneまたはAndroidのSuicaとApple WatchのSuicaは気が向いたモノを使っています。

では、何故これまでApple Watchを買わなかったかというと、メインスマホがAndroidっていう理由ですね。
iPhoneやiPadも使っていますが、あくまでもサブ。

メインはAndroidなんですよね。

でも、iPhoneがメインならわりと使いやすいのかもなーと実感しました。
そしたら、AirPodなども組み合わせたくなっちゃうんでしょうね。

友人がApple Watch Series3を買ったので、Series3でも良いかなって思ってたら、ほぼ理想的なスペックと値段でSEが発売されました。
画面もSeries4〜6と同様に大きいし、パッと見、安っぽく見えないのも良いです。

使って便利だったのが、電話とSMSの着信ですね。
iPhoneを置いてトイレに行ったときとかも、(iPhoneとBluetooth接続されていれば)着信を逃さないのは良いです。

それと、座りすぎをアラートしてくれるアプリと深呼吸を促進してくれるアプリと、目覚ましは便利ですね。
あと、Zoomのチャットの通知も気に入ってます。

バイクなどに乗ったときに、GoogleMapがナビゲートしてくれるのは便利そうです。

35,000円という価格はオモチャにしては高いですが、健康を守るためのアイテムと考えたら安いかもしれません。
海外では、Apple Watchに命を救われたケースも少なくないそう。

また、時計としてみてもお値打ちプライスと言えます。
高級時計にマウントされることも無いらしいですし、気軽にバンドを取り替えて雰囲気を変えて楽しむのも、その辺の普通の時計では真似ができるものではありません。

ただ、バンドを変えるだけなら多くの腕時計でも可能ですが、ワンタッチに、そしていろんな種類のバンドを手軽に変えられるのは、iPhoneのケースと同様、数が出ているApple製品だからこそ、と言えます。

標準のバンドとしては「ソロループ」と呼ばれる、今回新しく採用となった留め具が無いシームレスなバンドが欲しかったのですが、あいにく自分に合うサイズの在庫が切れていました。

なので、まずはベーシックなスポーツバンドを買って、とりあえずAmazonで革ベルトとステンレスベルトを買いました。

特にステンレスベルトは2,500円程度のわりにはシッカリしており、ブレスのコマにも溶接などの後が見られず、かなり良い処理がされています。
わりと高級感がある重さで、Apple Watch SE 44mmのアルミケースと組み合わせると合計120gぐらいです。

ROLEX DAYTONAのステンレスモデルが約141g程度ですから、わりと肉薄するぐらいの、かなりの重量感があるといえます。
しかし、アルミケースとステンレスバンドはやっぱり素材の違いがわかってしまうので、ステンレスバンドにはステンレスケースが欲しくなります。

しばらく入院していることもあり、当分はワークアウトもできませんし、サウナなどにも連れて行けません。
屋外で使い倒すっていうのはできませんが、いつも身につけられる健康増進グッズとしてしばらく使っていこうと思います。

とりあえずオススメです!

再発 脊髄炎で入院してます。現在進行中!Vol.1

2018年10月に脊髄炎を患ってしまい、都内の某総合病院に2018年10月16日(火)から2018年11月19日(月)まで入院をしていました。
実に、35日間の長期入院でした。
脊髄炎?で入院してます。現在進行中!Vol.1

以降、その病院には定期的に通院して、痛みを緩和する薬を処方してもらったり、MRIを撮影して脊髄の病変に変化が無いかなどを調べてもらっていました。

足の裏の痛みは、良くなったり、悪化したりと変動があり、一喜一憂していましたが、そこまで普通の日常生活には困っていませんでした。

が、しかし、2020年9月中旬より足の裏に以前のような痛みが出てきました。
わかりやすく言うと、靴の中に石ころが入ってきて、いつも突き刺さっているような痛みです。

次回の定期検査は10月中旬の予定でしたが、病院の予約を早めてもらい、9月25日(金)に診察をしてもらいました。
本当はすぐにMRIを撮ってもらいたかったところですが、やはりその日は混んでいるとのことで、9月30日(水)のMRI撮影になりました。

9月30日当日は、朝からMRIを撮って、すぐに主治医のもとに向かい、画像を見てみました…。

先生「うーん、うーん」
ボク「なにかある感じですか?」
先生「脊髄に新しい炎症がありますね…」
ボク「はっ!? マジっすか?」
先生「以前と違うところ、足の他になにか変わったことはありませんか?」
ボク「そんなに気になることはないですが…入院ですよね?」
先生「そうですね」

残念ながら、脊髄炎で入院→退院しました。Vol.8の続きとなってしまいました…。

再発するとは微塵も思っていなかったので、びっくりしました。
ボクだけでなく、主治医もびっくりしていました。

ということで、入院決定。
もう入院しないっていう選択肢はないので、さっそく検査開始。

採尿、血液検査、心電図検査、レントゲン撮影をして、いきなり腰椎穿刺(髄液摘出)もやっちゃいます。

腰椎穿刺(髄液摘出)と言うのは、背中の腰のあたりに、細い針を刺し、脊髄液を抜く検査。
前回やったときは10分以上針が刺さっていて、痛くて痛くて気持ち悪いという、これまで経験したことがない、最悪の検査に苦しみました。

今回もまったく同じ検査をやったのですが、痛みはあるものの、そこまで死ぬほど苦しいってほどではありませんでした。
前回のときは、全身からアブラ汗が流れ出て、涙も止まらず、追加で局部麻酔を打ってもらっても、なお痛かった記憶が鮮明に残っています。

なぜ、今回は前回の痛みの半分以下だったのでしょうか?

それは、今回対応してくれた先生は経験豊富なアラフォーの主治医で、前回対応したのは20代の研修医だったからでした。笑
やっぱり実績が違うので、仕方ないですね。

あの痛みは、若い研修医が仕事に慣れるために必要だった、踏み台だったのでした。
医学の進歩に少し貢献できましたかね…。

とは言え、もう二度とあのような痛みのある対処をやってもらうのは御免ですけど…。

午後からは、造影剤を使った造影胸椎MRI撮影も撮影。

ここで夕方になったので、入院の準備も必要なので帰宅することにしました。
どっちみちこの時間であえば、明日から入院したほうが合理的だと思います。

新型コロナウイルス感染症の影響もあって、面会はNG、一時帰宅もNGだそうです。
つまり、なにか誰かに持ってきてもらったり、差し入れを頂戴するのもNG。
家に必要なものを忘れたから取りに行きたい…というのもNGなんですね。
シビア…。

というわけで、かなりの入院生活の準備に時間を取られて、荷造りが終わったのは深夜3時のことでした。

入院1日目は
入院手続き、頭部MRI、診察医師A、医師B
12時 血糖値測定 昼食
13時 ステロイドパルス療法(点滴治療) 1-1
18時 血糖値測定
18時 夕食
18時30分 (タケプロン)ランソプラゾールOD錠15mg 胃薬
20時 診察医師A
21時 仕事
3時 就寝
と言った流れ。

さっそく初日からステロイドパルス療法という、大量のステロイド剤を体内に注入する処置を実施。
ステロイドの点滴を1回2時間、連続して3日。4日休む。
この1週間のサイクルを1クールとし、最低2クール実施。

前回は、ステロイドの点滴を1回2時間、連続して3日。4日休む、を4クール、つまり4週間やりました。

ただ、ステロイドパルス療法の点滴って2時間終わると、ボクの場合はかなり痛みがなくなって、気持ちいいです。

2日目は
7時 起床
8時 血糖値測定、朝食、サインバルタC20mg
9時 診察 医師B
9時30分 ステロイドパルス療法(点滴治療) 1-2
12時 血糖値測定 昼食
13時 頚椎MRI検査
15時 眼科検査
18時 夕食
19時 血糖値測定
19時30分 シャワー
21時 仕事
24時 就寝
という感じですね。

検査としては、
・頭部MRI撮影
・頸部MRI撮影
・胸椎MRI撮影
・造影胸椎MRI撮影
・レントゲン撮影
・血液検査
・脊髄液検査
・心電図検査
・尿検査
・血糖値検査
・視神経検査
ってところですかね。

まだ病名は確定してないけど、多発性硬化症って病気だったら、疾患修飾薬(DMD)として使える「ジレニア」っていう高い薬だと1カプセル8,300円。
薬代だけで月額約23万円、年間約280万円とか笑える金額。
3割負担でも約7万円かー。医療費助成があるみたいだけど、こりゃ大変だな。

ステロイドパルス療法をやると、夜眠く無くなるんですよねー。
でもなるべく生活リズムを整えるために、睡眠導入剤を飲んで早く寝ることにします。

続きは、再発 脊髄炎で入院してます。現在進行中!Vol.2

喉の腫瘤をとる手術で入院して退院しました。一応完了!Vol.3

喉の腫瘤をとる手術で入院してます。現在進行中!Vol.2の続きです。

ということで、喉の腫瘤、「咽頭のう胞の除去」の入院&手術が無事に終わりました。
とりあえず、本日より無事に仕事にも復帰しました。

※前回のBlogをみても退院したってことはわかるのですが、「Blog見たけど退院はしたの?」っていう連絡を複数人からもらったので、一応書いておきます。

喉の奥を覗いてみるとちゃんと傷口が見えます。
Webには載せませんが、黒色の糸がだいたい3~4cmぐらい……、そうですね、フランケンシュタインのようにわりとエグく傷が残っています。

こいつは抜糸する必要がなく、時が経てば勝手に溶けてなくなるそうです。

喉には多少違和感はありますが、痛みはほとんどありません。
風邪をひいて、喉を痛くて、ものを飲み込むのがツライっていうのよりも全然ラクです。

痛み止めのロキソニンを処方してもらっていますが、毎食前に飲まなくても大丈夫な感じ。
一応、抗生物質と一緒に飲んでおきますけどね。

舌の中心部のしびれはまだ残っているものの、入院時よりはだいぶ良くなっています。

そして、体力は本当に落ちました。
昨日、今日と、ちょっと外を歩いただけで、相当疲れます。

前回の入院→退院してから、階段などを登るのがかなり辛かったのですが、今回の入院前までにはだいぶ体力が戻っていました。
今回の入院では足腰の衰えというよりは、全体的な体力が落ちた感じ。
やっぱり全身麻酔とかしたら、ダメージが残るのかなぁ…。

それと良い点としては、以前より声が出しやすくなったというか、すこし滑舌がよくなった気がする。

病院にはここ半年で5週間程度入院していましたが、他の患者さんも見たりすると「本当に健康は大切ですねぇ」っと実感しました。
健康はお金では買えないとも言いますが、ある程度買えるところもあるし、それ以上に自分で健康に気をつけて、実行に移すことが大切ですなぁ。

ま、いつまでも若くはないかなって感じもしますが…、無理なく、無駄なく、油断なく、ぼちぼちやっていきたいと思います。

喉の腫瘤をとる手術で入院してます。現在進行中!Vol.2

喉の腫瘤をとる手術で入院してます。現在進行中!Vol.1の続きです。

2月12日(火)に入院し、翌日13日(水)に手術をしました。
全身麻酔で咽喉のう胞の除去手術をしました。

いやー、全身麻酔って初めてですが、さすがに緊張しますね。

前日にシャワーに入って身を清めます。
翌朝は紙パンツに履き替え、エコノミークラス症候群を防止するためのタイツを履き、手術着に着替えます。

ボクは今日の手術の第1番目ということで、9:30スタートです。

そして手術室まで歩いて向かいます。

さすがにかなり厳重な施設になっていて、その時手術に入るスタッフだけが、固まって廊下を歩き、閉ざされた扉の前に立つと、後ろの扉が閉まって、完全に閉じ込められた状態に。

人数の確認をしたら、そこから前の扉が開いて、手術室に入ることができます。

まずは点滴をして、そこから麻酔を入れるようです。
毎度のことなんですが、ボクの手は筋肉質かつ血管が細いとのことで、今回も点滴の針がなかなかうまく刺さりません。

結局5分ぐらい四苦八苦して、ようやく刺さりました。
それが終わったら、酸素マスクをして……。

という段階で、もう意識がありません。
。。。
。。。
。。。
気がついたら、手術が終わって、手術室からでるちょっと前のタイミング。
開始から2時間30分ぐらいかな?

喉が痛く、そして舌も痛い。
ちょっと気持ち悪い。

主治医が、昔のカメラのフイルムケースみたいなのを持ってて、
「これ、取ったもの。病理検査に出しますね」
って言ってる。

ごめん、でもよく見えないんだ…。

いつの間にかベッドが動き出し、ガラガラと廊下へ。
そしてエレベーターに乗って病室へ。

この辺から薄ら薄ら記憶が戻ってきています。

体があんまり動かないけど、搬送用ベッドからいつものベッドへ「ヨイショ」と移動させれる。
口の中が乾いて、喉が痛くて…。特に舌が乾燥して、なんだか変になりそう。

術後3時間は飲食禁止なんだけど、看護師さんが口に水を含ませてくれて、クチュクチュとうがいをしたら吐く。
意識がちゃんと戻ってきた2時間後ぐらいまでは、3〜4回お願いしたかな?

すごくベロが痛い。

ベッドで仰向けになっている足には、エコノミークラス症候群を防止するエアマッサージャーがついてる。
これがまた違和感ありまくり。
足が圧迫している。

これからしばらくして歩けるようにはなった。

喉はのう胞を取ったところが腫れていて、いつもと感覚が違う。
痰がからむので吐こうとしたら、腫れた部分と喉のぼとけのあたりがなんだかくっついているような感じ。

看護師さん「あー痰は絡まないようにしてくださいね。だめですよ」

うん、なかなかの生き地獄だね。

でも、思ったよりは喉が痛くない。
もっと、チリチリ、ヒリヒリ、つばを飲み込んだだけで、苦渋の苦しみを味わうかと思っていたらそうでもない。

喉よりもベロが痛い。
舌の先端中央部分がしびれていて感覚が薄い。

さすがに全身麻酔は体への負担が大きいらしく、この日は何もすることなく寝ていた。

翌2日目、飲み物は普通に飲めるようになった。

食事も開始。朝から3分粥が出る。
白く濁った汁に少しのお米。

このお粥だけだったら我慢できるレベル。
これには味はついていないんだけど、普通に塩か梅干しがあれば美味しく食べられるレベル。

でも、おかずが不味くって味が変に濃いペースト状の野菜とか、しょっぱすぎるお吸い物とか…。
最初の2食ぐらいは頑張って食べたものの、その後は、結構残すようになりました。

当分3分粥というスケジュールだったのだけど、あまり喉に痛みもなかったので、主治医に相談してちょっと早めに5分粥に昇格してもらった。
お粥の味と食感には大差ないけど(お粥度30%→50%だからたったの20%改善(笑))、おかずがかなりちゃんとしたものになってきたのはありがたかった。

どうしてもお腹が空くときは、コンビニに行って、ウィダーインゼリーみたいなものを飲んだり、プリンを食べたりして空腹をしのいでいました。

喉の炎症を防ぐために抗生剤の点滴を1日2回実施します。
そのため、点滴の針(管)を腕につけっぱなしにしています。

金属の針ではなく、樹脂でできた管が腕に刺さっているんですが、あまり痛みは感じないものの、うっ血したり、テープでかぶれたり、他の人やものに当たらないように注意したり、痛み以外はなかなかストレスがかかります。

手術後3日間はシャワーもできません。
それでも看護師さんが熱いタオルを持ってきてくれて、背中などを拭いてくれます。

病室内も肌寒い冬の季節なので、普段は汗をかくことがなく、タオルで体を拭くだけでだいぶ気持ち良く、不快感はそこまでありませんでした。

でも、ようやくシャワーに入れることになったとき、やはり嬉しかったですね。
普段、特に夏などは、多いときで1日3回ぐらいシャワーを浴びるぐらいなので、この時のシャワーをどれだけ切望していたかはお分かりになると思います。

この病院では、前回の脊髄炎で1ヶ月以上にも及ぶ入院を経験しているので、勝手知ったる病院ということで、そこまでストレスはありませんでした。
・ご飯の配膳のタイミング
・洗い物の方法
・シャワーを浴びるタイミング
・コンビニの使い方
・着替えの使い方
・面会室の便利な使い方
などなど、過去に一度やってきているので、わりと過ごしやすかったです。

2月18日(月)現在の診断では、喉の腫れも少なくなってきて、縫ったところも順調に小さくなってきているらしい。

いまのところ膿や出血はないものの、もし今後退院してからとかに、何かしらの原因で出血などしたら、また全身麻酔をして止血するために手術を行うとのこと。
これは大変なことになってしまう。

なので、退院後もしばしは安静にして、運動や温浴施設は避け、喉に負担がかからないようなものを食べる生活をしなければなりません…。

まあ、摘出した組織の検査結果はまだ出ていませんが、今回の入院と手術はおおむね予定通りに終わったといえます。

「いまカラダのどこが気になる?」と聞かれれば、ベロですね。
舌の中心先端部分がいまだに痺れて一部感覚がありません。

手術を受けた直後のときは、口を大きくあけるため、ベロを長時間押さえつけていたから感覚が変なんだ…と思っていました。
が、それからもう何日も経ってもあまり症状がわからないということは…。

主治医に確認をしたところ、喉の奥を切って縫っているから、ベロなどに違和感がでることはある。
基本元に戻って治るんだけど、長い人だと数ヶ月かかることもある。
1%ぐらいの人は、ずっと感覚が戻らない人もいる…。
って。(泣)

早く治って欲しいな…。

あとは、前回の脊髄炎で影響がある両足の裏の違和感がいまだ強く残っていること。
これも徐々に、徐々ですが、痛みと痺れは弱くなってきているので、今年いっぱいぐらいをめどに治れば良いかな…と期待しています。

まあ、どんな病気にしても早期発見早期治療が一番。
いつまでも健康で暮らすためには、日頃の運動を心がけ、食べ物にも気をつけることはもちろん、健康診断などもちゃんとうけなきゃだめですよね。

ということで、ひとまず入院生活は終わります。

退院祝で、喉に優しくて美味しいもの食べに行こう!

喉の腫瘤をとる手術で入院してます。現在進行中!Vol.1

去年の10月に脊髄炎の治療で1ヶ月ほど入院しました。
脊髄炎で入院→退院しました。Vol.8 以下、病気/入院のカテゴリをご参照ください。

その後は、時々足が痛むことはありますが、日常生活にはほとんど影響が出ていない感じです。
寒くて足が冷えると、痛みが増しますが…。

主治医と相談して、ツムラの牛車腎気丸(ツムラゴシャジンキガン)という漢方薬を飲んでいますが、思い込みかもしれませんが効くような気がします。

最初はテレビCMで違うメーカーのしびれに効く薬を見つけたんですけどね。
漢方ラックル顆粒というもので、これはAmazonでも売っています。

ツムラの漢方もこれと成分は同じだそうです。

それはさておき、脊髄炎の検査のMRI撮影で見つかったのが、喉の腫瘤。
腫瘍(しゅよう)じゃなくて、腫瘤(しゅりゅう)。

のどちんこの下の方に大きな正体不明の塊があって、全身麻酔をしてそれを取る手術をします。
腫瘤の中には何かしらの体液が入っているみたいです。

喉の半分ぐらいを占めるぐらい大きくなっているので、時々息苦しくなります。
早く取って楽になりたい。

初めての全身麻酔での手術なので少し不安ですが、まあ大丈夫でしょう。

明日の9:30から手術スタートです。

ただいま前日の20:30ですが、このあと、21:00からは飲食禁止になります。
全身麻酔なので手術中の痛みはないでしょうけど、1日目や2日目は水を飲んだりすると喉が痛いそうですね…。

今日は早めに寝ることにします。

あと、別件で胃の粘膜の下に腫瘍があったのが以前の健康診断の胃カメラ検査でわかっていたのですが、2月1日に超音波付きの胃カメラで胃の検査をやりました。

これは、恐らくですが「迷入膵」(めいにゅうすい)といって、膵臓(すいぞう)の一部が胃のほうに押し込んできているモノみたいです。

組織を採取して病理検査をしましたが、悪性ではなく良性とのこと。

ただ、いま胃の中から見えているサイズは1cmぐらいですが、もしかすると、腫瘍自体が氷山の一角のごとく大きいかもしれないとのことです。
なので、念のためCTスキャンでサイズを調べてみることになりました。

問題なければ要経過観察ということで、年に1度、健康診断のタイミングで胃カメラでチェックすることになると思います。

まあ、立て続けに色々わかってきて対処、処置をしていますが、その他は大きな悪そうなところは無さそうなので、この際かっちり治してこれからも元気に過ごせればと思います。

あー、病気のブログなんて書きたくないんだけど、これも大切な記録ですね。(汗)
皆さんも健康診断をちゃんと受けて、早期発見、早期治療を心がけましょう…。

脊髄炎で入院→退院しました。Vol.8

脊髄炎で入院→退院しました。Vol.7の続きです。

脊髄炎による足のしびれと痛みは昨年末ぐらいまでは順調になくなっていったのですが、年明けからまた感じるようになってきました。

パーセンテージで言うと、日と時間によっては、最悪なコンディションのときの30%ぐらいの痛みを感じることはあります。

まったくと言っていい程、違和感を感じない時もあれば、下手したら体の血液を抜いて戻す「血液浄化療法」をやらないとあかんのだろうか?と思うほど痛いときもあります。
外見からは全く痛みなどはわからない思うのですが…。

先日1/16(水)の血液検査の結果は、肝臓を含めて数値は相当良くなっていましたが、年末12/25(火)に撮影したMRIでは、炎症のあとはあまり治っていませんでした。
次回は2月末にまたMRIを撮影して経過観察をします。

さて、喉の腫瘤除去手術は予定どおり、2月中旬に行います。

1/16(水)に事前検査を行いまして、血液検査、尿検査、心電図、レントゲン撮影などを行いましたが、結果はOKで、無事?に手術をすることになりました。
一応、セカンドオピニオンで全く関係の無い総合病院の耳鼻咽喉科で診断してもらいましたが、今回の症状だと医者10人中10人が手術を薦めるでしょう、とのこと。

そう言われると、嫌だけどオペするしかないでしょう。

そして、本日1/21(月)に検査結果通知と入院案内を受けてきて…。
2/12(火) 入院日
2/13(水) 手術予定日
2/20(水) 退院予定
という感じですかね…。

あと、別件で2月1日に超音波付きの胃カメラで胃の検査もやることになっています…。

やはり年齢を重ねると、少しずつボロが出てきますね-💧

人生100年時代とも言われているので、早期発見早期治療ってことを意識して進めて行こうと思います。

脊髄炎で入院→退院しました。Vol.7

脊髄炎で入院→退院しました。Vol.6の続きです。

脊髄炎による足のしびれと痛みは完全になくなっていないものの、徐々に良くはなってきています。

しかしながら、日と時間によっては、最悪なコンディションのときの50%ぐらいの痛みを感じることはあります。
でも、まったくと言っていい程、違和感を感じない時もあります。

主治医に、なんでこんなに差が激しいのかと聞いたところ「足だけではなく、脳も関係しているからです…」と。
なんで脳も関係していると、日や時間によって差が出るんでしょうね…。

いまは激しい運動や入浴は禁止で、要経過観察となっています。
なので、サウナはひとまずお預け。

昨日12/04(月)の血液検査の結果は、肝臓の数値も徐々によくなってきており、おおむね良好な内容でした。
主治医は「ステロイドを相当量入れましたからね」…と。

次回は12/25(火)にMRIの撮影と診断があります。

喉の腫瘤除去手術も控えておりますが、こちらは現状落ちている体力の回復と仕事の都合上、来年の2月に先延ばししました。

治療計画は以下の通りです。
1/16(水) 事前検査
1/21(月) 検査結果通知と入院案内
2/12(火) 入院予定
2/13(水) 手術予定日
2/20(水) 退院予定

退院直後、相当落ちていた体力も徐々に回復傾向です。
とりあえず年末年始は治療もなく、平和に過ごせそうです。

太った体重と一回り大きくなった腹部をなんとかしないといけないですね…。

続きはこちら 脊髄炎で入院→退院しました。Vol.8

脊髄炎で入院→退院しました。Vol.6

脊髄炎で入院→退院しました。Vol.5の続きです。

2018/11/19(月)に退院してから早くも一週間が経ちました。

一応、仕事にも復帰しましたが、しばらくは定期的に血液検査をしたりと病院に行かなければならないのと、12月に喉の手術を控えているので、全快とはいえない状態です。

血液検査の結果は、徐々に肝臓の数値は良くなってきている感じです。

というか、ステロイドパルス療法ってやっぱり強いのか、すぐに血液の数値が戻るかと思っていたら、そうでもないんですね。
徐々に、徐々に戻っていく感じ。

また、肝心の足の痺れは…、最後にステロイドパルスをやった直後よりは、少し悪化したというか、足の裏の違和感が戻ってきました…。
%でいうと、90%ぐらい良くなっていたのが、75〜80%ぐらいまでに戻ったというか…。

足の違和感が土踏まずのあたりではなく、小指のほうに移動しました。

けど、日と時間によっては状態がよくなることもあって、先程(2018/11/27 20時ぐらい)は左の足はほぼ100%痛みが無くなっていました。
現在は少し違和感がありますね…。

あと、これは脊髄炎とは直接関係が無く、長期入院とステロイドの影響かと思うのですが、背中が凝っていて、その影響で足全体が痺れています。
筋肉量が減っているので、これを治すには運動をしなければならないと思います。

それから、体力はやっぱりすごく落ちてますね。
免疫力も下がっているのか、昨日の夜は久しぶりに頭痛と腹痛が酷くて、本日は一日安静にしていました。

ということで、一応、社会復帰はしていますが、まだまだ油断はできないかなという感じです。
まあ、慌てないでいこうと思います。

続きはこちら 脊髄炎で入院→退院しました。Vol.7