このBlogでも過去5回ぐらい話題にしているオーディオアンプAIRBOW – AI301 Special Ver.2を買いました。
もともとAIRBOW – AI301 Special Ver.2のベースモデルとなるTEAC AI-301DA-SPは持っていたのですが、今回チューニングモデルに買い替えたカタチになります。
AIRBOWは大阪の有名なオーディオ屋である「逸品館」のオリジナルブランドで、主にメーカー製のアンプやプレイヤーなどオーディオ機器をチューニングして販売しています。
DACを内蔵するプリメインアンプとしては、安価なAIRBOW AI301 Special Ver.2ですが、音質に大きく影響する「電解コンデンサー」は全数を、EsotericのGrandiosoなど超高級オーディオ製品が使うものと同等以上のパーツに変更しています。
さらに高音質実現の決め手となる、スイッチング電源にはノイズ低減のためにフィルムコンデンサーや電磁波シールド材を追加するなど徹底した対策を行ってます。
AIRBOW AI301 Special Ver.2は、20~30万円を超える大型プリメインアンプを超えるほどの音質を実現し、ペア100万円クラスのスピーカーを堂々と鳴らします。
ノーマル版とAIRBOW版では外見上は小さな「ABステッカー」の有無ぐらいしか判別方法がなく、ソフトウェア的にも違いはありません。
見た目はほとんど変わらず、音質のみ向上しているって感じですね。
ノーマル版はシルバーを買いましたが、AIRBOW版はブラックにしました。
いつか手持ちのノーマルAI-301DAをAIRBOW AI301 Special Ver.2にバージョンアップしたいなーと思っていたのですが、いつの間にかベースモデルのAI-301DA-SPが生産中止となり、それとともにAIRBOW AI301 Special Ver.2も販売終了となってしまいました。
ノーマルからAIRBOWへのアップグレードも終了し、これはオワタ…\(^o^)/と思っていました。
※一旦はAIRBOWへのアップグレードは受付終了していましたが、2022/04/13現在 38,500円でアップグレードの受付が再開されています。
ノーマルモデルのTEAC AI-301DA-SPの後継モデルとして、マイナーチェンジ版のAI-301DA-Zが発売されましたが、AIRBOW版AI-301DA-Zの発売は予定されていないとのことです。
「さてさて、それじゃあ今後デスクトップPCオーディオはどう作り上げていこうかなー??」と困っていたタイミングで、ちょうど中古のAIRBOW AI301 Special Ver.2の出物がありましたので、これを逃す手はないとポチってしまいました。
AIRBOW AI301 Special Ver.2の凄さはこちらのBlogを見てもらえればというところですが、音質はボチボチ良いねってところです。
というのも、正直なところいま自分が使っているスピーカー(B&W LM1)ではちょっと役不足で、スピーカーをそれなりのものに変更しないと、良いアンプの真価も発揮できないねっていうところです。
それでも多少の音の向上は感じますが…。
ということで以前にかなり検討していた音工房Zというメーカーの自作スピーカーZ1-Livornoをどうしようかなっと考えています。
Z1-Livornoは54,800円の自作キットですが、音のレベルは100万円近くするB&W 805D3に勝るとも劣らないらしいので、Z1-LivornoとAIRBOW AI301 Special Ver.2の組み合わせは、最もコスパの良いデスクトップPCオーディオのひとつかな…と思ったりしています。
スピーカーペアとアンプで130万円相当の音質を、自作スピーカーとチューニングアンプという風変りな組み合わせで、定価13万円程度、1/10の価格で実現するのも面白いかなっと。
スピーカーを自作するのは面倒なのですが、かと言って完成品やメーカー製のスピーカーを買うのも面白みにかけるなーと悩む日々です。
P.S.幼なじみがエソテリックの高級ネットワークDACを買ったので、今年のゴールデンウィークはそれで遊びたいと思っています。
ESOTERIC Network DAC N-01XD 1,650,000円