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続:我が家にWadiaがやってきた

Wadia151 Power DAC mini

以前にWadia151 Power DAC mini(ワディア151 パワーDACミニ)/155,400円/2010年6月発売/がうちに来たと書いてから、その後を書いてなかったので一応結果報告?

まあ、SHARPのミニコンのデジタルアンプと聞き比べてみた訳ですが、結果は比べれば確かにWadiaのほうが音が確かにいいですね。

ただ・・・、聞き比べなかったら、目隠しのブラインドテストをしたら、その違いが分かるかどうかと言われれば疑問です。
その違いは、ごく薄いカーテンを一枚つけたかどうかぐらい。
「AMラジオとFMラジオ」、「ブラウン管の地上アナログテレビ放送とフルハイビジョンテレビ」ほどぐらいの違いはありません。
高名なオーディオ評論家に違いが分かるかどうか試してもらいたいですね。(笑)

いま使っているスピーカーがそこまで高性能で無いのも理由かもしれません。

コストパフォーマンスとしては、あんまり良くないという感想です。
というか、Wadiaが悪いのでは無くSHARPの1bitアンプが結構良いという方が正解かもしれません。

そんなこんなで、Wadiaはまた部屋の飾りとなりました。
だって、電源オフにしたら、ボリュームがゼロに戻るって使いにくくて・・・。

PCのオーディオ環境は、まぁこんな程度にしておきましょうかね。
深みにハマる前に・・・。

我が家にWadiaがやってきた

Wadia151 Power DAC miniYAMAHA YST-SW015
PCの音響がよくなりました(^-^)で書いたとおり、とりあえずPCの音響が良くなったのですが、やはりウーファーが無いと音が寂しいので、YAMAHAのウーファーを調達しました。
低音がかなり出るようになって、バランスが良くなりましたね。

それはそうと、我が家にWadiaがやってきました。
Wadiaと言っても良く知らない人が多いと思うので、簡単にいうと高級オーディオメーカーの音響機器です。
WadiaのCDプレイヤーは、一番安いモデルで「1,029,000円」からと非常にお値打ちです。(どこが?)

Wadia151 Power DAC mini(ワディア151 パワーDACミニ)と言うのがうちに来て早や4日経過しましたが、面倒でまだ電源を入れてません。(苦笑)

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PCの音響がよくなりました(^-^)

SHARP 1Bit Audio AD-VH9-SB&W LM-1
PCのスピーカー環境を整えるで書いたとおり、パソコンの音響を良くしました。

デジタルアンプは(ちょっと予算オーバーになりましたが)ヤフオクでSHARP 1Bit Audio AD-VH9-Sを落札しました。
上を見ればキリがありませんが、1ビットサンプリング5.6MHzのデジタルアンプではまぁまぁいい方でしょう。
DVDも見れてMDも使えるそうですが、デジタル入力端子があればDVDやMDなど他の機能は不要です。
純正のスピーカーは箱から出していません。

KENWOODのProdino KAF-A55も良さそうでしたが・・・ちょい予算オーバー。

AD-VH9-Sに繋いだスピーカーはB&WのLM-1で、小さくて古くてもB&Wのクオリティは保っているというか、かなりイイです。

PCやiPodからデジタルアンプにデジタル入力する機器については相当悩みましたが・・・。

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PCのスピーカー環境を整える

Victor SX-WD1KT
今の仕事環境は、ほとんど人が出入りしないので割と好きなだけ音量を上げて音楽を聞くことができる。
(深夜はさすがに厳しいけど)
音楽鑑賞というよりは仕事のBGM的な使い方ではあるが。

オーディオにうるさい友人がサブPCの音響環境を次から次へと代えていて「お薦めのPCスピーカー」はだいぶ前に倉庫行きになって、試行錯誤の上、今はVictorのウッドコーンスピーカーの自作キットSX-WD1KTとアメリカメーカー製のデジタル入力端子付きアンプ兼ウーファーの組み合わせを使っている。

これが結構良くって、高音はクリアだしウーファーから出る低音も綺麗につながっている。
「うー、ナカナカいい音しますねー」

そんなこんなで、ボクも満足のできるPC音楽環境が欲しくなった。

バッファローの小型スピーカー

いまボクが使っているのは、バッファローのUSB型キューブスピーカーBSSP04DBK。(またはShureのカナル型イヤフォン)
1,000円ちょっとで買える激安スピーカー。

前にも書いたが低音はスカスカだが、値段以上の音で悪くは無い。
ボーカルも予想以上に綺麗。
特に持ち運んで使うにはベストな一台かもしれない。
ただしノートパソコン内蔵スピーカーよりもいいというレベルで、普通に音楽を楽しむにはかなり厳しい。

そこで、ちょっと時間のある時にiPodと音楽ファイルを入れたUSBメモリ、CDを持ってパソコンショップとオーディオショップに出かけた。

持っていった曲は、前回と同じR&Bの「TLC No Scrubs」。
この曲が良いのは、個人的に高音と超低音、中域のボーカルがすべてが試せるから。
低い音が出るのは、下のニコニコ動画で32秒、37秒、42秒あたりで周波数は40~50Hzぐらい。

まずはUSBスピーカーの限界?で書いた、OlasonicのTW-S7というスピーカーを試した。
Olasonic TW-S7

OlasonicのTW-S7はAmazonでも☆5つ、4つがほとんどを占めている高評価なスピーカーなだけに期待が高かった。
しかし、期待は見事に裏切られた。

低音が出ない。コーンがビビってまともに曲が再生できていない。
聴く曲のジャンルと音量次第では良いスピーカーなのかもしれないが、自分にはちょっと合わない感じ。

パソコンショップからオーディオショップに移って、高級スピーカーからミニコンポ、BOSEのスピーカーまで色々と試してみた。
高級スピーカーは良いんだけど、場所も取るし何しろ高い。
いいなぁと思うものでスピーカーだけで5万円以上してしまう。
まあ、作業用BGM用途なので過剰なクオリティは求めないんだけど。

昔はBOSE信者だったので、久々にBOSEのスピーカーも色々試してみた。

BOSE Companion 20
まずは新作PCスピーカーのCompanion20 multimedia speaker systemには期待をしたが、評価は下の上ぐらい。
高音は伸びず、低音は出なくイマイチ。

Computer MusicMonitor M2
割と定評のあるComputer MusicMonitor M2は高音は少し良いような気がするが、低音はやはり出ない。

BOSE Companion 5
Companion 5は予算オーバーだが、BOSEの中では一番音のバランスが良かった。
良くも悪くもBOSEクサイ音で、普通にはいい音なんだと思うけど、もうBOSEのスピーカーは買わないことにしたのでこれも却下。

他の国産メーカーのミニコンポはオモチャのような音でダメダメでした。

で、友人に「できるだけお金をかけずにどこまでいい音が出るか?」相談した。

まずプレイヤー。
CDプレイヤーは音が悪いので、リッピングした音楽ファイル(できれば非圧縮のWAV)をPCからデジタル出力でアンプに送る。

これは色んな意見があるが、理論上どんな高級な例え500万円のCDプレイヤーよりもPCやシリコンオーディオプレイヤー使ったほうが音がいい(はず)。
理由はエラー訂正がうんぬんあるが、興味のある人は「CDプレーヤーは欠陥品でした」などを参考にしても面白いと思う。
2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦っていうのも面白い。

次にアンプ。
光or同軸デジタル入力ができる、デジタルアンプを使う。
デジタルアンプは自作キットも売っているが、デジタル入力できるものが無いし作るのが面倒。
(ちゃんと作れないかもしれない)
デジタル入力のできるフルデジタルアンプもあるが、2~10万円以上と高い。

本当はちゃんとしたDAC(デジタルからアナログ変換器)が欲しいけど。

お金をかけないという前提があるので、ヤフオクでシャープの1BITデジタルアンプ内蔵のミニコンを5,000円以下で狙う。
CDプレイヤーもラジオ、スピーカーも死んでいても問題なし。
デジタル入力端子とアンプ、ボリュームが生きていればOK。

最後にスピーカー。
スピーカーが音の8割を決めると言っても過言ではないので、妥協はしたくない。
なので(?)その辺に転がっていて使われていないB&WのLM-1があったので貰ってくるw
B&W LM-1

【SPEC】
●形式:2ウェイバスレフ型/防磁設計
●使用ユニット:25mm トゥイーター、105mm コーン・ミッド/ウーファー
●周波数帯域:65Hz~22kHz(-6dB)
●出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m)
●公称インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:3.5kHz
●推奨アンプ出力:25~100W(8Ω、ノンクリッピング)
●外形寸法:280高さ × 140幅 × 191mm奥行
●質量:2.4kg (1本)
●定価:42,000円(2本組)

まずはアンプが到着してから、パソコンからアンプへデジタルで送る方法(DDC)を模索しよう。
B&W LM-1はどれくらい低音が綺麗にでるかわからないので、一応ウーファーの導入も検討することにする。

DDCをどれにするかで予算は変わってくるが、トータルで1万円ちょっとぐらいにしたいなぁ。
このPC音楽環境ができるのは早くても今月中かなってところ。

まあ、音楽を楽しむのもいいけど、こうやって色々考えている時が楽しいのかもね。

続報は気分次第w

iTunesで安くて便利に楽曲を管理する方法

iTunes

iPhoneを持っていてもiPod機能やiTunesを積極的に使っていない人もいると思うので、ちょっと活用ガイド。

オンラインのiTunes Storeで好きな楽曲を手軽に買うことはできるが、デメリットも存在する。
また最近では、AmazonでもDRM(デジタル著作権管理)フリーのMP3を販売しているが、そのデメリットとは・・・。

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USBスピーカーの限界?

以前にBlogで紹介したバッファローのUSBスピーカーだが、Youtubeを聴いているぐらいならいいのだが、iTunesに入っている(ビットレートの高い)楽曲などを聞くと音が変になることが発覚した。

具体的にはR&Bなどの重低音が強い部分を再生するときに、ボリュームダウンしてしまう感じ。
どれくらいの低音が出ているのか?ソフトを使って検証することにした。

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お薦めのPCスピーカー

友人に、超オーディオマニアがいる。

自宅地下にあるオーディオルームには、数百万円のアンプに数百万円のスピーカー、総額ん千万円のオーディオ機器が鎮座している。

Hi-Fiオーディオ以外にも、200インチのフルハイビジョンプロジェクターに、7.1chで武装したシアターシステムが置いてある。
富山でも、いや日本でも有数なオーディオマニアの一家だろう。

そんな彼のメインPCも、デジタル出力で約15万円の最新のデジタルアンプと、B&Wの小型スピーカーを繋いである。
しかし、サブのPCに思ってもみないようなスピーカーを使っていた。

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BOSE

BOSE 501Z

501Z BOSE 価格109,200円 (1991年当時の価格)

【 MITの教授が研究成果をカタチにした まったく新しい音場空間スピーカー 】
 スピーカーの世界に独自のアイデアを持ち込んだという点では「ボーズ」をしのぐものはない。全面と後面の音波放射をたくみに組み合わせた#901シリーズ、まるで追撃砲のような低音専用ユニット・Cannon、低価格ながら豊かな鳴りと音楽性を備えた#101シリーズなど、その形からしてユニークな製品ばかり。それは奇を衒ったものではなく、確固とした音響理論、心理音響学に裏打ちされている。そもそもボーズ社自体が、MITの教授であるA.G.ボーズ博士の理論を実証するために設立されたものなのだ。その理論が正しいことはサウンドが証明している。
 1988年に登場したキューブスピーカー+ベースボックスのスタイルにもまったく同じことがいえる。それまでになかったスピーカーの形。録音するマイクロフォンが点収録なのだからスピーカーも点、ポイントが理想なのだが、小さな振動体では低音から高音までの広い帯域を再生することができないし大きなエネルギーを放射することもできない。そこで、強力な磁石をもつ小型スピーカーを2個組み合わせて中高音を、独自理論”アクースティマス”によって開発されたベースボックスが低音を受け持つシステムが完成した。充分に低い周波数の音は人間の耳に方向性を生じない、という研究成果を応用して、ベースボックスは適当な場所に置くだけでいい、というのも新しかった。このシステム、現在は501Zとして知られる。
 501Zを使うと何が起こるか。まずスピーカーが存在を主張しない。まったくナチュラルな音場空間が目前に広がる。初めて部屋に入った人なら、どこから豊かなサウンドが放射されているのか、わからないだろう。さらにふたつのキューブユニットの向きを調整することで、部屋や再生音ジャンル、好みにあわせた響きに調整することも可能。AVエイジも本格化してディスプレイはますます大型化するが、コンパクトなキューブは空間のどこにでも置くことができるから心配はない。このシステム、今後ますます活躍の場が広がるのではないだろうか。

今井今朝春、「世界の傑作品」、モノ・マガジン、第10巻第20号(通巻200号)、1992年10月2日、39ページ

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