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福岡の吉田苑に行ってきました。それとJPLAY FEMTOとJRiver Media Center

吉田苑に行ってきました in Fukuoka

以前より行ってみたかった福岡にある吉田苑 http://www.yoshidaen.com/ というオーディオ屋さん。
偶然偶然、出張先のお客様の会社がメチャメチャ近くにあったので突撃してきました。

吉田苑というのはネットでも有名なオーディオ屋さんで、ショップで改造したオーディオ機器なども販売しているマニア向けのお店。
ふらっと立ち寄って、店長さんにお話を聞いてきました。

結局、何も買わずに帰ってきましたが、店長さんは終始笑顔で色々お話をしてくれました。
しかし、その話っていうのが面白く、これまで持っていたオーディオの常識が覆るようなものばかり。

こういう超こだわったオーディオ屋さんだと、何百万円、何千万円もする高額機器を使っているんだろうなと思っていたら、そこまでお高いオーディオ機器はなく、値段も納得ができるものばかり。

もちろん、数百万円するスピーカーなどもあって庶民には買えないんだけど、価格だけがつり上がっているような製品は置いてありませんでした。

例えば、吉田苑がオススメする最も音の良いスピーカーのひとつが、DIATONE DS-4NB70。
吉田苑に行ってきました in Fukuoka

DIATONE DS-4NB70はペア1,296,000円の2Wayスピーカー。

DIATONEってまだスピーカー作ってたんか?
っていう感じがしますが、実際に音を聞いてみると「凄いなぁ」の一言。
日本のメーカーの底力を感じますね。

このスピーカー、大きめの箱(エンクロージャー)だけどツイーターが30mm、ウーファーが160mmとその辺の2Wayスピーカーと変わらない。
例えば、B&Wのボトムラインの600シリーズの606だと25mm、165mmだからほとんど同じ。

目の前で「パンっ」と手を叩いたときに、音が瞬間的に出ると同時に音が終息していく。
これがスピーカーのレスポンスが悪いと、音の終息が良くないとのこと。

結局の所、物理的なスピードを考えると、ウーファーのサイズは160mmぐらいに収束するらしい。
ウーファー径が380mmなどになるとレスポンスが不利になるとか。

まあ、そんな気もする。

DAITONE DS-4NB70のような高級スピーカーはなかなか買えないので、前述のB&W 606も聴かせてもらった。

吉田苑に行ってきました in Fukuoka

B&W 606はペアで実売90,000円ぐらい。
ちょっと頑張れば普通の人でも買えるレベル。

そりゃDIATONE DS-4NB70と比べると、ワンランクもツーランクも音質がダウンしているのはわかるけど、それでも十分にいい音が鳴り響く。

アンプやDACはリリック N-mode http://www.nmode.jp/
・X-PM3 1bitデジタルアンプ 140,400円
・X-DU3 1bit D/Aコンバーター 181,440円
が使われている。

吉田苑に行ってきました in Fukuoka

N-mode(リリック)はあのSHARP 1bitアンプを作っていた技術者の方が創業したメーカーで、1bitアンプを作っている。
こんなミニコンポのようなサイズのアンプだけど、凄まじい音がする。

まあ、セットで買うと30万円超と安くはないんだけど、内容を考えると安いとは思う。

強いて言えば、DACからアナログで1bitデジタルアンプに入力するではなくて、DD変換でデジタルアンプに直接デジタル入力して、スピーカー直前まで全部デジタル処理してもらったほうが劣化が少ない。

理論的にはそうなんだけど、アンプにデジタル入力できないのは、それなりに理由があるんだろうな…。

で、606に接続されているスピーカーケーブルをみると、スピーカー付属の安物のような、ヒモみたいに細いものがついていた。
吉田苑に行ってきました in Fukuoka

「これって安いケーブル繋いでるんですか?」
と聞いたところ、
「これが最良のケーブルなんですよ。スピーカーケーブルは細ければ細いほどいいですよ」
とのこと。

蛇やロープみたいに太いケーブルを使うほうが音が良いと思っていたから目からウロコ。
たぶん、hina スピーカーケーブル 雷光/ペアってやつだと思う。

1.5m/pairで30,000円(税込)。
オーディオマニアの世界ではスーパーハイエンドスピーカーケーブルでは格安のほうに入ると思う。
1.5mで50万円ぐらいするスピーカーケーブルもざらにあるから…。

それにしてもB&W 606ってこんなにいい音がするんだ…。
都内の某家電量販店で聞いたときはセッティングが悪かったのか、あまり良い印象がありませんでした。

結局ボクはコストと音質のバランスで「WHARFEDALE DIAMOND 11.2」を買いましたが、吉田苑で606をちゃんと聴いていたら、606を買っていたかも。
まあ、WHARFEDALE DIAMOND 11.2も悪くはないんですけどね。

そしてデジタルオーディオ機器は、クロック回路という機器を搭載し、そこで生成するクロック信号を使って回路を動作させています。
それを同調させて音質向上をはかるのがマスタークロックジェネレーター。

これ、オーディオ好きな方でも使っているのはごく少数だと思いますが(うちで使っていません笑)、高いものになると、
dCS Vivaldi Clock 2,289,600円
ESOTERIC Grandioso G1 2,052,000円
とかしちゃいます。

吉田苑に行ってきました in Fukuoka

吉田苑で勧めているのは、Antelope Audio 10MXっていうもの。
80万円弱の製品ですが、その性能は一級品で、オーディオスタジオでもよく使われているとのこと。

あと、面白かった話としては、
・B&Wは700系よりも600系のほうが良い
・トールボーイスピーカーはフルオーケストラを聴かないのなら要らない
・むしろ小型なブックシェルフスピーカーのほうが点音源化の部分で利がある
・いまはPCオーディオが一番音がいい
・CDトランスポーター+DACやネットワークプレーヤーよりも専用にチューンしたPCが一番ハイエンド
とかかなぁ
(記憶間違いがあったらあとで修正します)

音楽を楽しみたいのか、オーディオ(機器)を楽しみたいのか?でスタンスが変わる、吉田苑は前者ってところかなぁ。

あと、自分的にささったのはPCオーディオの部分。

うちでは自作デスクトップPCにUSBDAC付きのデジタルプリメインアンプのWadia151、それにWHARFEDALEのDIAMOND11.2を組み合わせたPCオーディオを楽しんでいます。

まあ、超オーディオマニアから見れば初心者中の初心者みたいな組み合わせですが、個人的にそこそこ楽しめているので、とりあえずOKです。

で、音楽再生ソフトは昔はiTunesを使っていましたが、いつの頃からかfoobar2000を使うようになりました。

foobar2000はマニアな方にも御用達の音楽再生ソフトで、無料で使えてそこそこ音が良い、なかなかのソフトだと思います。

ただ吉田苑さんに言わせるとfoobar2000は駄目みたいで、JPLAY FEMTOというソフトを薦められました。
簡単にいうと(推奨環境では)PCだけでは再生できないソフトで、タブレットで選曲して使うオーディオです。

これは確かに音がクリアで素晴らしい音質を奏でてくれます。

さっそくうちの自作PCにインストールしたところ、なんとか再生はできましたが、ノイズが乗ってしまうのと、JPLAY FEMTOから一度音をだすと、例えばブラウザ経由のYoutubeなどの音が一切でなくなったりしました。

半日ほど試行錯誤しましたが、なかなか安定せず、これでは使い物にならないのでアンインストールしました。

いくら音が良くてもここまで使い勝手が悪くてはどうしようもありません。
うちのパソコンは、Youtube再生からブログ作成まで4Kモニター(東芝REGZA 49Z720X)で何でもやっているので、音楽のためだけに特化させることはできません。

JPLAY FEMTOを使いこなすのであれば、安くてもいいのでPCオーディオを別途用意すれば良いかなぁ。
まあ、そこまでしなくてもいいかなっと。

そこで吉田苑のオススメ再生ソフトでもある「JRiver Media Center」を導入してみました。
JRiver Media Center

見た目はちょっと前のiTunesみたいな感じのデザインで、使い勝手は良好。

有償ソフトで値段は6,980円。安くはないけど、FLACでの無劣化リッピングも簡単にできるから良いかな?

あと、JRiver Media Centerは導入が簡単。
ソフトをダウンロードしてインストールするだけ、特別な設定はなにもいりません。(うちの環境では)

まあ、7,000円の投資ということを考えるとパソコンのソフトウェアとして考えると安くはないのですが、
オーディオの一部、オーディオアクセサリーとして考えれば高コスパです。

音質面では
JPLAY FEMTOを100点だとすると、
JRiver Media Centerが90点ぐらい。
foobar2000が80点ぐらい、iTunesが65点ぐらいかな?

まあ、オーディオに興味のない女子とかかすると誤差レベルではありますが。
操作性はJRiver Media Centerが一番使いやすいかも。

まあ、JRiver Media Centerの音質をモスバーガーぐらいだとすると、foober2000はマクドナルドぐらい…の差はありません。(笑)
それくらいの差は無いので、そこまでこだわらない人はfoober2000でも楽しめるかなと思います。

オーディオって50万円ぐらいまではコスパがよくって、100万円ぐらいまでは費用対効果も良いというか納得できるレベルらしいですが、その上に行くとコスパはどんどん悪くなります。

例えば、総額50万円のオーディオ機器は音のレベルで言うと70%ぐらいまで行きますが、倍の総額100万円かけても80%ぐらいまでしか上がらないと思います。
200万円ぐらいかけて90%。
300万円ぐらいで95%ぐらい、500万円ぐらいコストをかけて97%ぐらいですかね?

あくまでもイメージですが、どんどんコスパが悪くなりますね。

そんなわけで、うちではそこまでオーディオにお金はかけるつもりはありません。
まあ、とりあえずJRiver Media Centerというプレイヤーを導入した次は、スピーカーケーブルでも変えてみましょうかね、ってところです。

あまりオーディオ沼にハマらないようにして、音楽そのものを楽しみましょう。笑

音が出る耳栓 SHURE ~ Amazonで買ったイイモノ

音が出る耳栓 SHURE  ~ Amazonで買ったイイモノ

イヤホンの中では結構有名なSHUREというメーカー。
元々はプロ用のマイクなどを作っていた会社なんだけど、最近はパーソナルオーディオ向けの製品も多く出している。

以前、オーディオマニアの友人に薦められてカナル型という耳栓タイプのSHUREのE5cというイヤフォンを使い始めたのだけど、素晴らしく音質が良く、しかも外部の音を強烈に遮音してくれて、かなり気に入って使っていた。

※カナル型はヘタなノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンよりも外部の音を遮断してくれます。カナル型イヤフォンの利点についてはこちらをご覧ください。(^^)

しかし、このE5cを使い始めてもう7年ぐらい経って、ついにというか、とうとう断線してしまった。
イヤフォンの断線はよくある話で、特にオーディオ機器との接続部分が切れてしまうのは日常茶飯事らしい。

E5cは5万円ぐらいする高級イヤフォンで愛着もあったし、まだ使えるかなと思ってアキバの工作屋さんに行って自力で直すことにした。
細かな作業はあったものの、のべ2時間ぐらいで、プラグ部分を交換して完全に直すことができた。

と喜んでいたのもつかの間、修理完了からわずか2週間後に、今度は音が出るユニット部分の付近のケーブルが切断したようだ。
これはもう寿命ですね…。

まあ、ケーブルをイヤフォン修理専門店で全部交換すれば約15,000円で直るのだけど、次は音が出るユニット自身が壊れる予感がしたので、もう諦めて新調することにしました。
音楽を聞いて楽しむことも大事だけど、周りの嫌な音を遮断してくれる大切な仕事の道具だからね…。

SHUREを始めとして、いろんなメーカーのいろんなタイプの5万円~10万円もするような超高級イヤフォンも試してみましたが、やっぱりイヤフォンに5万円とかは高い気がする。

その反面、家のオーディオ機器ってずっと長寿命に使えるんですよね。

特にスピーカーは機械ではなく、楽器に近いんです。
参考までになんですが、ボクが高校生ぐらいの時に使っていたパイオニアのS-UK3というスピーカー(2台1組 60,000円 1993年8月発売)ですが、先日中古ショップで20,000円で売っていました。

また、大学生ぐらいの時に持っていたVICTOR SX-A103(2台1組 58,000円 1995年頃)も同じ中古ショップで、これも20,000円で売っていました。
良いスピーカーは値下がりしないんですよ。

で、まあ、外や仕事で使うイヤフォンは、外で聴く音楽はそこそこの音質でも良いかなっと。
10万円のイヤフォンも相当視聴しましたが、外でハイレゾ、FLACなどのロスレス音楽は聞かないので、もう少しリーズナブルなイヤフォンで良いかなっと。

雨で濡れることも多いですし、つい引っ掛けたりすることも少なくはないですから、いつ壊れちゃうかわかりません。

なぜ外でハイレゾやロスレスを聞かないかというと面倒だからなんですね。
良い音を聞くのは好きなんですが、iPhoneやAndroidの他にポータブルアンプを持ち運ぶのは面倒ですし、高音質ファイルは容量が大きく、FLACなどのたくさんの楽曲データを持ち運ぶとなると管理が面倒です。
とりあえず、いま外で聞くのは、MP3 320kbpsぐらいで良いかなっと。

で、壊れてしまったE5cというのは、バランスドアーマチュア方式(BA)といって、簡単に言うと、すごく小さな音を出すユニットを使って、その中に低音と高音が出る複数の振動体を動かすものでした。
2WAYとか3WAY型なんですね。
例えばSHUREの最高級のSE846は4基の高精度MICRO DRIVERを搭載したスリーウェイシステムとなっていて、これもBA方式なわけです。

SHUREのSE846やSE425など高級ラインナップはすべてBA方式を使っています。

で、これまたオーディオマニアな友人に薦められたのが、あえて従来からのシングルダイナミック型を使ったSHUREのSE215でした。
これはSHUREのラインナップの下から数えて3番目の機種で、わりと入門用として取り扱われています。

が、しかしプロが言うには、これは価格こそお手頃であるものの、BA方式である例えばSE425の廉価版ではないとのこと。
あくまでも、ダイナミック型として良い製品を目指して作られているモデルだとのことです。

つまり、SHUREでは
BA型のSE846 > SE535 > SE425 > SE315
ダイナミック型のSE215 > SE112
の並列になるということで、SE315の廉価版がSE215ではない、ということらしいです。

初めてE5cを聴いたとき「なんと低音が綺麗に出るイヤフォンなんだろう!」と感動して、その低音はBA方式によるものだと思い込んでいました。
しかし、いろいろ調べると低音を出しやすいのはむしろダイナミック型だということでした。

そして、SE215を視聴してみると、E5cと同等以上に低音が響きますね。
SE215を使い始めて1ヶ月もすると程よくエージングされてかなり馴染んできました。
低音ももちろんよく出ますし、高音の解像度も思ったよりも高いです。

で、いまなら何がオススメかというと、ズバリSE215、色はブラックです。

なぜSE215が良いかというと、一番バランスが取れているから。
SE215には、より低音の厚みをあげた水色のSpecial Editionがあるのですが、バランスはノーマルのほうが良いと感じました。

ノーマルなSE215の色はクリアとブラックがあります。
クリアはかっこいいのですが、すぐに色が変わってしまいます。
というのも、ケーブルも透明なのですが、これが酸化するのか緑色になってしまいます。

E5cも同様にケーブルが緑色になっていましたが、オーディオに興味がない女の子などには「それ100円ショップで買ったの?」と言われる始末です。
とにかく緑色に変色したケーブルは汚くて安っぽいです。
なので、色の変わらないブラックが良いかと。
正確に言うと、ブラックでも内部では色が変わっているのでしょうが、全く目立たないのですね。

あと、遮音性を高めるのであれば、「3段きのこ」と呼ばれるEATFL1-6 トリプルフランジパッドを利用することをオススメします。
好き嫌いはあるのですが、シリコンラバー素材で、耳の奥までしっかりと入り込むタイプなので、ほとんど耳栓です。
※トリプルフランジパットはSE315以上に標準で付属しています

SHUREも最近円安ってことで値上げしました。例えば…、
SE215 Special Editon 10,130円が13,820円
SE535 38,650円が59,180円
SE535 Special Editon 46,210円が64,580円
SE846 93,580円が118,580円
となり、以前に比べると相当値上げした感がありますが…仕方ないですね。

まあ値上げしたとはいえ、かなり良いイヤフォンであり、良いイヤフォンメーカーであるのには間違えありません。
iPhoneなどに標準で付属しているイヤフォンから交換してみると、目からうろこだと思いますよ。

良い音質で音楽を聴くのにも、周りのうるさい音を遮断したい人にもオススメです。(^^)

Nexus7(2013)を強制的にAndroid5.0 Lolipop にしたら音楽が少し捗るようになった

Nexus7(2013)を強制的にAndroid5.0 Lolipop にしたら音楽が少し捗るようになった

AndroidというOSは、どの端末でも最新のOSが使えるというわけではない。
iOSはそこそこ新しい端末なら最新OSが使えるのだけど。

GoogleブランドのNexusシリーズは最新のOSがいち早く使えることで有名。
で、ボクが使っているNexus7(2013)でもAndroid5.0 Lolipopが使えるということなんだけど、これがなかなかアップデートされない。
なにか不具合があってLolipopの配布が止まっているという噂もあって、11月末になってもバージョンアップできない。
これはなんかやだな。

ということで、端末だけで完結する自動アップデートは諦めて、パソコンと接続して強制的にバージョンアップできる方法にすることにした。
「ダメならば、あげてみせよう、ロリポップ」

この方法は、AndroidOSを開発する環境が必要なんだけど、元々自分のパソコンにはSDKやJavaなどの最低限の開発環境は入っているので、特に問題なし。
実際にはアップデート用のファイル入手から実装まで40分ほどで完了。
少し動作が遅くなったような気もするけど、全体的には不具合も無くよい感じ。

最新のマテリアルデザインというカタチにはなったものの、基本的には以前から各アプリがマテリアルデザインっぽくなっていたから、あまり新しくなった感は無いかな。
で、一番良かったのは、AndroidOS標準でUSB Audioに対応したこと。

まだ接続確認ぐらいしかしてないんだけど、Google Play Musicという音楽アプリを使って、デジタルアンプ Wadia PowerDAC mini(USB DAC内蔵)につないでみたら普通に音が出た。
以前実験したときは音が出なかったから進歩したね。

現時点ではストリーミングされたMP3しか聞いていないので、WAVやFlacなどのロスレス音源やハイレゾの実験とかやっていきたいかな。

それにしても、7インチのNexus7(2013)は自分の中では結構良いバランス。
こないだ新製品のNexus9を試したみたんだけど、やはり少し大きい。
Nexus9は最新のNVIDIA Tegra K1(64 ビット対応)CPUを使っているので、さすがにサクサク、ヌルヌルしてる。
ベンチマークだと、Nexus7(2013)の倍ぐらいのパワーがあるそうな。

Nexus9はいいんだけど、やっぱり少しサイズがちょっと大きいので、NVIDIA Tegra K1やSnapdragon 810といったハイエンド64bit CPUを積んだ7インチクラスのNexusブランドのAndroidタブレットが欲しいなぁ。メモリは4GBぐらいで。

いまNexus7(2013)は16GBモデルだと2万円を切っているので、これはお買い得だと思う。
フルHDで写真を見てもキレイだし、パソコンをあまり使わない人やお年寄りにもいいと思いますよ。

続:我が家にWadiaがやってきた

Wadia151 Power DAC mini

以前にWadia151 Power DAC mini(ワディア151 パワーDACミニ)/155,400円/2010年6月発売/がうちに来たと書いてから、その後を書いてなかったので一応結果報告?

まあ、SHARPのミニコンのデジタルアンプと聞き比べてみた訳ですが、結果は比べれば確かにWadiaのほうが音が確かにいいですね。

ただ・・・、聞き比べなかったら、目隠しのブラインドテストをしたら、その違いが分かるかどうかと言われれば疑問です。
その違いは、ごく薄いカーテンを一枚つけたかどうかぐらい。
「AMラジオとFMラジオ」、「ブラウン管の地上アナログテレビ放送とフルハイビジョンテレビ」ほどぐらいの違いはありません。
高名なオーディオ評論家に違いが分かるかどうか試してもらいたいですね。(笑)

いま使っているスピーカーがそこまで高性能で無いのも理由かもしれません。

コストパフォーマンスとしては、あんまり良くないという感想です。
というか、Wadiaが悪いのでは無くSHARPの1bitアンプが結構良いという方が正解かもしれません。

そんなこんなで、Wadiaはまた部屋の飾りとなりました。
だって、電源オフにしたら、ボリュームがゼロに戻るって使いにくくて・・・。

PCのオーディオ環境は、まぁこんな程度にしておきましょうかね。
深みにハマる前に・・・。

我が家にWadiaがやってきた

Wadia151 Power DAC miniYAMAHA YST-SW015
PCの音響がよくなりました(^-^)で書いたとおり、とりあえずPCの音響が良くなったのですが、やはりウーファーが無いと音が寂しいので、YAMAHAのウーファーを調達しました。
低音がかなり出るようになって、バランスが良くなりましたね。

それはそうと、我が家にWadiaがやってきました。
Wadiaと言っても良く知らない人が多いと思うので、簡単にいうと高級オーディオメーカーの音響機器です。
WadiaのCDプレイヤーは、一番安いモデルで「1,029,000円」からと非常にお値打ちです。(どこが?)

Wadia151 Power DAC mini(ワディア151 パワーDACミニ)と言うのがうちに来て早や4日経過しましたが、面倒でまだ電源を入れてません。(苦笑)

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PCの音響がよくなりました(^-^)

SHARP 1Bit Audio AD-VH9-SB&W LM-1
PCのスピーカー環境を整えるで書いたとおり、パソコンの音響を良くしました。

デジタルアンプは(ちょっと予算オーバーになりましたが)ヤフオクでSHARP 1Bit Audio AD-VH9-Sを落札しました。
上を見ればキリがありませんが、1ビットサンプリング5.6MHzのデジタルアンプではまぁまぁいい方でしょう。
DVDも見れてMDも使えるそうですが、デジタル入力端子があればDVDやMDなど他の機能は不要です。
純正のスピーカーは箱から出していません。

KENWOODのProdino KAF-A55も良さそうでしたが・・・ちょい予算オーバー。

AD-VH9-Sに繋いだスピーカーはB&WのLM-1で、小さくて古くてもB&Wのクオリティは保っているというか、かなりイイです。

PCやiPodからデジタルアンプにデジタル入力する機器については相当悩みましたが・・・。

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PCのスピーカー環境を整える

Victor SX-WD1KT
今の仕事環境は、ほとんど人が出入りしないので割と好きなだけ音量を上げて音楽を聞くことができる。
(深夜はさすがに厳しいけど)
音楽鑑賞というよりは仕事のBGM的な使い方ではあるが。

オーディオにうるさい友人がサブPCの音響環境を次から次へと代えていて「お薦めのPCスピーカー」はだいぶ前に倉庫行きになって、試行錯誤の上、今はVictorのウッドコーンスピーカーの自作キットSX-WD1KTとアメリカメーカー製のデジタル入力端子付きアンプ兼ウーファーの組み合わせを使っている。

これが結構良くって、高音はクリアだしウーファーから出る低音も綺麗につながっている。
「うー、ナカナカいい音しますねー」

そんなこんなで、ボクも満足のできるPC音楽環境が欲しくなった。

バッファローの小型スピーカー

いまボクが使っているのは、バッファローのUSB型キューブスピーカーBSSP04DBK。(またはShureのカナル型イヤフォン)
1,000円ちょっとで買える激安スピーカー。

前にも書いたが低音はスカスカだが、値段以上の音で悪くは無い。
ボーカルも予想以上に綺麗。
特に持ち運んで使うにはベストな一台かもしれない。
ただしノートパソコン内蔵スピーカーよりもいいというレベルで、普通に音楽を楽しむにはかなり厳しい。

そこで、ちょっと時間のある時にiPodと音楽ファイルを入れたUSBメモリ、CDを持ってパソコンショップとオーディオショップに出かけた。

持っていった曲は、前回と同じR&Bの「TLC No Scrubs」。
この曲が良いのは、個人的に高音と超低音、中域のボーカルがすべてが試せるから。
低い音が出るのは、下のニコニコ動画で32秒、37秒、42秒あたりで周波数は40~50Hzぐらい。

まずはUSBスピーカーの限界?で書いた、OlasonicのTW-S7というスピーカーを試した。
Olasonic TW-S7

OlasonicのTW-S7はAmazonでも☆5つ、4つがほとんどを占めている高評価なスピーカーなだけに期待が高かった。
しかし、期待は見事に裏切られた。

低音が出ない。コーンがビビってまともに曲が再生できていない。
聴く曲のジャンルと音量次第では良いスピーカーなのかもしれないが、自分にはちょっと合わない感じ。

パソコンショップからオーディオショップに移って、高級スピーカーからミニコンポ、BOSEのスピーカーまで色々と試してみた。
高級スピーカーは良いんだけど、場所も取るし何しろ高い。
いいなぁと思うものでスピーカーだけで5万円以上してしまう。
まあ、作業用BGM用途なので過剰なクオリティは求めないんだけど。

昔はBOSE信者だったので、久々にBOSEのスピーカーも色々試してみた。

BOSE Companion 20
まずは新作PCスピーカーのCompanion20 multimedia speaker systemには期待をしたが、評価は下の上ぐらい。
高音は伸びず、低音は出なくイマイチ。

Computer MusicMonitor M2
割と定評のあるComputer MusicMonitor M2は高音は少し良いような気がするが、低音はやはり出ない。

BOSE Companion 5
Companion 5は予算オーバーだが、BOSEの中では一番音のバランスが良かった。
良くも悪くもBOSEクサイ音で、普通にはいい音なんだと思うけど、もうBOSEのスピーカーは買わないことにしたのでこれも却下。

他の国産メーカーのミニコンポはオモチャのような音でダメダメでした。

で、友人に「できるだけお金をかけずにどこまでいい音が出るか?」相談した。

まずプレイヤー。
CDプレイヤーは音が悪いので、リッピングした音楽ファイル(できれば非圧縮のWAV)をPCからデジタル出力でアンプに送る。

これは色んな意見があるが、理論上どんな高級な例え500万円のCDプレイヤーよりもPCやシリコンオーディオプレイヤー使ったほうが音がいい(はず)。
理由はエラー訂正がうんぬんあるが、興味のある人は「CDプレーヤーは欠陥品でした」などを参考にしても面白いと思う。
2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦っていうのも面白い。

次にアンプ。
光or同軸デジタル入力ができる、デジタルアンプを使う。
デジタルアンプは自作キットも売っているが、デジタル入力できるものが無いし作るのが面倒。
(ちゃんと作れないかもしれない)
デジタル入力のできるフルデジタルアンプもあるが、2~10万円以上と高い。

本当はちゃんとしたDAC(デジタルからアナログ変換器)が欲しいけど。

お金をかけないという前提があるので、ヤフオクでシャープの1BITデジタルアンプ内蔵のミニコンを5,000円以下で狙う。
CDプレイヤーもラジオ、スピーカーも死んでいても問題なし。
デジタル入力端子とアンプ、ボリュームが生きていればOK。

最後にスピーカー。
スピーカーが音の8割を決めると言っても過言ではないので、妥協はしたくない。
なので(?)その辺に転がっていて使われていないB&WのLM-1があったので貰ってくるw
B&W LM-1

【SPEC】
●形式:2ウェイバスレフ型/防磁設計
●使用ユニット:25mm トゥイーター、105mm コーン・ミッド/ウーファー
●周波数帯域:65Hz~22kHz(-6dB)
●出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m)
●公称インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:3.5kHz
●推奨アンプ出力:25~100W(8Ω、ノンクリッピング)
●外形寸法:280高さ × 140幅 × 191mm奥行
●質量:2.4kg (1本)
●定価:42,000円(2本組)

まずはアンプが到着してから、パソコンからアンプへデジタルで送る方法(DDC)を模索しよう。
B&W LM-1はどれくらい低音が綺麗にでるかわからないので、一応ウーファーの導入も検討することにする。

DDCをどれにするかで予算は変わってくるが、トータルで1万円ちょっとぐらいにしたいなぁ。
このPC音楽環境ができるのは早くても今月中かなってところ。

まあ、音楽を楽しむのもいいけど、こうやって色々考えている時が楽しいのかもね。

続報は気分次第w

USBスピーカーの限界?

以前にBlogで紹介したバッファローのUSBスピーカーだが、Youtubeを聴いているぐらいならいいのだが、iTunesに入っている(ビットレートの高い)楽曲などを聞くと音が変になることが発覚した。

具体的にはR&Bなどの重低音が強い部分を再生するときに、ボリュームダウンしてしまう感じ。
どれくらいの低音が出ているのか?ソフトを使って検証することにした。

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お薦めのPCスピーカー

友人に、超オーディオマニアがいる。

自宅地下にあるオーディオルームには、数百万円のアンプに数百万円のスピーカー、総額ん千万円のオーディオ機器が鎮座している。

Hi-Fiオーディオ以外にも、200インチのフルハイビジョンプロジェクターに、7.1chで武装したシアターシステムが置いてある。
富山でも、いや日本でも有数なオーディオマニアの一家だろう。

そんな彼のメインPCも、デジタル出力で約15万円の最新のデジタルアンプと、B&Wの小型スピーカーを繋いである。
しかし、サブのPCに思ってもみないようなスピーカーを使っていた。

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