2019/01/06更新
4K HDRテレビの購入を検討中…としていましたが、結局、東芝REGZA 49Z720Xを買いました。
本当は少し安めの50M520Xを買おうと思っていたのですが、価格.comの値段を見ていても、50M520Xはどんどん値上がりして、最安値は88,000円ぐらいだったのが、いまや100,000円を超えています。
しかも、在庫も少なくなっているようです。
一方、REGZA 49Z720Xは2018/11/23現在で140,811円となっているのですが、これは右肩下がりに最安値となっていて、有楽町のビックカメラに行くと「倉庫には在庫がある」ということで、翌々日の配送が可能でした。
値段交渉はしましたが、最終的な金額は160,000円のポイント10%(16,000ポイント)で実質144,000円。
5年間延長保証とGoogle Home Miniがついてます。
Google Home Miniはすでに1台寝室に置いてありますが、使わない日は無いぐらい活躍しています。
なので、もう1台もらえるのはありがたいです。
実際のところは、5年間延長保証分(費用としては1万円前後)と市場価格3,000円ぐらいのGoogle Home Miniが付属している分、価格.comの最安値より安く買えましたね。
店頭でもREGZA 49Z720Xと50M520Xを比べましたが、REGZA 49Z720Xのほうが画質がいいです。
液晶パネルは3,840×2,160ドットの4K解像度でIPS方式。
LEDはエッジ型ではなく直下型。
49BZ710Xから改良されているそうです。
HDRに倍速液晶もついて、タイムシフトマシンといった全録画も可能、音質にもこだわった全部入りなテレビ。
なので、「ちょっと高いけど最安値だし、画面はキレイだし、高機能だし…。まあ、いいかって」ことで注文しました。
今回やってみたかったのは、50インチクラスの画面でパソコンを使うこと。
「パソコンを使う」というのは、Youtubeなどの動画をみたりなど閲覧をメインとするのではなく、Blogなどの文書を打ったり作業をしたりと、インプットするという意味です。
※今回のBlogはREGZA 49Z720Xを使って文章を打っています。
自作のメインパソコンは3年ぐらい前に組んだもので、Core i7 4790Tという少し前のCPUを使っています。
この世代の内蔵GPUのインテル® HD グラフィックス 4600は、グラフィックカードなしでの4K出力はDisplayPortを使えば60Hzまで対応。
ただ、うちのマザーボードにはDisplayPortが付いてないし、仮にDisplayPortがついていたとしても、パソコンモニターではなくテレビでDisplayPort入力を持つものはほぼ皆無です。
そのため、HDMIで60Hzの4K/HDR映像を余裕もって出力できるNVIDIA GeForce GT1030を搭載したグラフィックカードをつけました。
MSI GeForce GT 1030 2G LP OC グラフィックスボード VD6348ですが、購入のポイントは
・4K/60Hz/HDR(2160p p60 4K)動画が出力できる
・HDMIとDisplayPortがついている
・省電力
・2GB GDDR5 64bitメモリ搭載
・1スロットかつロープロファイル
・コンパクト
というところです。
ファンレスではないですが、ほとんど音は聞こえません。
コンパクトな部類では最強のグラフィックボードと言えるでしょう。
3Dのゲームなどをやるのであればパワー不足かもしれませんが、2Dを見るだけであれば必要十分です。
2019/01/06追記
MSI GeForce GT 1030 2G LP OC グラフィックスボード VD6348だとWindows10でHDRに設定すると文字がボケる感じがするのと動画が全画面で表示するとカクつくので、非HDR(SDR)にて利用することにしました。
また、先日Core i7-8700Tというわりと最新のCPUをつかったPCの内蔵GPU(インテル® UHD グラフィックス 630)で4K出力をさせたところ、少しカクつきがでました。
ちなみに、最新のIntel第9世代CPUには省電力版のi7-9700Tは出ていませんので、省電力のTの最新版はi7-8700Tということになります。
なので、4K/60Hz/HDRを出力させるには現段階では別途グラフィックカードは必須ですね。
あとゲームをやるなら、個人的にはPlayStation4 Proのほうが良いと思います。
設置した部屋は6畳ぐらいで、REGZA 49Z720Xとの距離は約140cmぐらい離れています。
Windows10のディスプレイの拡大と縮小の設定は「175%」「150%」で様子をみています。
液晶画面はハーフグレアで、そこまで反射は強くありません。
LEDシーリングライトの下で、黒の映像が出ているときは少し自分が写ったりします。
白ベースのテキストなどを見る分には問題はないのですが…ここは慣れですかね。
まあ、まだ大きなモニターに慣れて無いというのもあって、文章を打ったりするのは乗り気ではありませんね。(笑)
正確には、乗り気でないというか、疲れますね。
距離が遠いのか、視点の移動距離が多いのか、文字が小さいのか、画面が明るすぎるのか、ハーフグレアの影響なのか、椅子やテーブルの高さが悪いのかは…まだわかりませんが。
ちなみに、キーボードはBluetoothで接続できる
FILCO Majestouch MINILA Air Cherry MXスイッチ茶軸 日本語配列カナなし Bluetooth3.0ワイヤレス接続 ダブル親指Fnキー配列コンパクトメカニカルキーボード 6キーロールオーバー ブラック FFBT68M/NB
を使っています。
マウスは
MadcatzのM.O.U.S.9 ホワイト ガラス面対応レーザーセンサー搭載 Bluetooth 4.0 GameSmart/Bluetooth Smart対応ワイヤレスマウス 電池寿命最大1年実現 (MC-M9E-WH)
ですね。
どちらもどちらかと言うと玄人から好まれる感じで、カチカチっと小気味よく正確に動きます。
ワイヤレスでコンパクトなので、専用のデスクでなくてもあまり邪魔にならなくて良いです。
REGZA 49Z720Xは4K BSチューナーがついていますが、本放送は2018/12/1から始まるので、今日時点では4Kを見るためにはYoutubeなどのネットの動画サービスなどを使うことになります。
4Kを見る機器としては、パソコン、Fire TV Stick 4K、Chromecast Ultra、Apple TV 4K、PlayStation4 Pro、Ultra HD ブルーレイなどがありますが、うちではいまのところパソコンとAmazon Fire TV Stick 4KとPlayStation4 Proを使っています。
Fire TV Stick 4kは最新版が2018年12月12日に発売されるので、とりあえず「待ち」ですね。
4K HDRがキレイに出力できるガジェットなので買ってもいいのですが、Primeビデオってそこまで見ないんですよね…。
2019/01/06追記
年末にFire TV Stick 4Kをゲットしました。
Chromecastは第2世代版を持っているのでREGZA 49Z720Xに付けましたが、これは4K/HDR非対応。
Ultraになると4K/HDRに対応して、動作処理速度があがるのですが、そこだけに9,720円に追加投資はないかな…。
Chromecastは定価4,980円ですが、たまに3,000円ぐらいでセールしていたり、他の製品を買ったらプレゼントキャンペーンなどをやっているんですよね。
Chromecast自体はわりと好きなツールですが…。
Chromecastを持ってなかったらUltraのほうを買いますけど…。
Apple TV 4Kはあまり興味が無いです。
Appleのストアで映画や音楽は買うことが無いですし。
Ultra HD ブルーレイプレイヤーはあればあったで良いのですけど、いまさら円盤メディアを使うのはなんだかなーって感じもします。
ただ、これら4K/HDRが出力できるハードはいろいろありますが、どれがどのような仕様になっているかはググっても良い資料が無いので、これは要調査ということにします。
4K/HDRに対応したパソコン(グラフィックカード)と4K HDR TVとの接続は、HDMI2.0に対応したケーブルでないと駄目です。
最初、ビックカメラからの帰り際にAmazonのアプリで適当に4K対応と書いてあるHDMIケーブルをポチりました。
エレコム ハイスピード HDMIケーブル 【 Nintendo Switch 対応 】 4K 3DフルHD イーサネット対応 スーパースリム 2.0m ブラック DH-HD14SS20BK
はっきり言って、これは地雷です。
開封前に気づいて、すぐに返品しました。
4K対応と書いてありますが、4K2K(4096×2160ドット)は30p/30Hzまでの旧規格製品です。
伝送速度が10.2Gbpsまでのハイスピードケーブルで、規格としてはHDMI1.4。
4K HDR(60p/60Hz)を使うためには、伝送速度が18GbpsあるHDMI2.0(2.0a)対応のケーブルが必要です。
なので、プレミアムハイスピード HDMIケーブル 3.0m 4K/60p HDR 18Gbpsを再発注しました。
3mで848円と格安ですが、品質には問題がありませんでした。
REGZA 49Z720XのHDMI入力は4系統で、全てHDR接続対応の18Gbps。
4K/60pや著作権保護のHDCP 2.2をサポートしてます。
ただ、REGZA 49Z720XとパソコンをHDMIケーブルで繋いだだけではHDRでの表示がうまくいきませんでした。
かなり試行錯誤しましたが、結論としては、
・グラフィックカードのドライバを最新にアップデートする
・Nvidiaコントロールパネルで、解像度とリフレッシュレートを何回か変更する
・Windowsの設定→ディスプレイで「HDRとWCG」を何回か変更する
・REGZA 49Z720Xの「設定」→「その他の設定」→「外部入力・HDMI連動設定」→「HDMIモード選択」を「高速信号モード」に何回か変更する
というのを繰り返し設定することで、ようやく落ち着いて画像が出力されました。
最初はHDRに設定すると解像度が落ちたり、文字がにじんで表示されたりしてたんですよね。
こういうトライアル&エラーのように地道にひとつひとつチェックして試していく作業が苦手な人は、やっぱりFire TV Stick 4kやChromecast Ultraなどを使ったほうが、安心・確実に4K HDRを楽しめますよね。
設定がうまく行ったところで、Google Chrome(ブラウザ)でYoutubeを観てみますと…キレイに4K HDRが60pで表示されています。
ところが、フル画面(FullScreen)にするとカクつきます。
12fpsぐらいしか出ていない感じ。
まあ、これも海外のサイトを含めていろいろ調べましたが、Google ChromeとWindowsの相性のようです。
Microsoft Edgeを使えば、全画面にしても2160p p60 HDR 4Kで非常になめらかに再生ができています。
Google Chromeだと1080pであってもフルスクリーンにするとカクつきます。
Windowsの設定→ディスプレイで「HDRとWCG」をオフにすると直るのですが…。
まあ、あまりYoutubeを全画面にしてみることが無いので…とりあえず良しとしましょうか。
どうしてもという場合は、Microsoft Edgeを使うことにします。
しばらくHDR環境にて利用していましたが、文字のにじみと動画が全画面にできないのがストレスなので、SDRに戻しました。
ドライバ更新されて直らないかな…。
動画系でいうと、Amazonのプライム・ビデオはGoogle Chromeで再生して全画面表示にしても遅延などもなくて良いです。
REGZA 49Z720Xを買うときに懸念していた2点…
・四隅が少し暗い問題
→直下LEDによる問題らしく、よく見ると四隅が少し暗いのがわかりますが、実際は気になりません
・過度な超解像度技術の不自然さ
→外部出力ごとに画面の設定を変えられるので、パソコンと接続しているHDMI1は倍速などを「モニターダイレクト」などでオフにできる
ということで、テレビやモニターとしての映像性能としては、いまのところ満足です。
VA方式のM520Xと比べるとIPS液晶のREGZA 49Z720Xはやっぱり視野角が広いですし、色合いも鮮やかです。
音声に関しては、重低音バズーカオーディオシステムPRO(66W(15W+15W+8W+8W+20W))というものがついてますが、普通にテレビを観る(聴く)ぶんには満足できるという感じです。
パソコンからの音はB&W LM1スピーカー+Wadia 151PowerDAC miniというセットから出力をしています。
テレビからはかなり前に買った、NIRO400 5.1サラウンドシステムを使って音声を出しています。
正確には、
PC→USBケーブル→Wadia 151PowerDAC mini→B&W LM1スピーカー
をメインに使って、
PC→グラフィックカード→HDMI2.0ケーブル→REGZA 49Z720X→光ケーブル→NIRO400
をサブで使っています。
なので、テレビのスピーカーから音声を出すことはほとんどないです。
PowerDVDなどの専用のソフトであれば、PC→グラフィックカード→HDMI2.0ケーブル→REGZA 49Z720X→光ケーブル→NIRO400でパススルーの音声を出力できるので、AACやDolby Digital、DTSの5.1chを正確に再生することも可能。
DOLBY ATMOS対応のDENONなどのAVアンプも少し型落ちだったりすると半額以下の破格の値段で流通しているので、ちょっと欲しいなぁとも思っていますが、サラウンドシステムを組むときの一番のネックはリアスピーカーの配線ですよね…。
リアスピーカーがワイヤレスなAVシステムも探しましたが、いい製品がないんです。
BOSEからLifestyle 650 systemという超小型のワイヤレススピーカーを使ったサラウンドシステムが出ているのですが、529,200円もするんですよね。
しかもサラウンドのフォーマットはちょっと古いDolby TrureHDぐらいしかサポートしていない…。
これぐらいの値段の設定をするなら、最新のDOLBY ATMOSなどに対応させて、5.1chではなく、9.1ch、11.2chぐらいのスピーカーのパッケージを作ればいいのになぁ…。
となると、市場的には薄型テレビにも合って、コンパクトで重低音もでるサウンドバーとかが流行るのも納得かも。
話はちょっとずれましたが、まだ4K BS放送は始まっていないですし、タイムシフト用のハードディスクもまだ用意しておらず、設定も完全に終わっていないのですが、いまのところはREGZA 49Z720Xには満足です。
ちなみに、タイムシフト用のハードディスクは、地上放送をHDレート(17Mbps)で最大6チャンネルまるごと録画した場合に、1TBで20時間の消費だそうです。
なので、例えば、6時~26時(深夜2時)まで1日20時間を6ch録画するとして、1週間(7日)録るとすると140時間=7TBの容量が必要らしい。
となると、7TBのハードディスクは無いから、8TBを買わなきゃいけないな…。
例えば、6時~26時(深夜2時)まで1日20時間を6ch録画するとして、6日録るとすると120時間=6TB…。
8TBで18,000円ぐらい、6TBで12,000円ぐらい。
6TBのほうがコスパいいなぁ…。
と思っていたけど、よく考えたら、コンピュータ上での容量は
4TB → 3683.98GB
6TB → 5456.97GB
8TB → 7275.96GB
となるため、どっちみち120時間録るにしても8TBのHDDがいるかな…
それに普通のHDDじゃなくって、24×7常時オンのNAS向けなどの高耐久HDDにしなくちゃいけないかも…
ちょっと考えよう。
また追記していこうと思います。