「iPhone iPad iPod」カテゴリーアーカイブ

スマートフォンやタブレット、PC等の液晶の縦横の長さ、ppi/dpi、画面占有率を計算しました

スマートフォンやタブレット、PCのそれぞれの液晶の縦横の長さ、ppi/dpi、画面占有率を計算してみました。

ppiは1インチあたりのピクセル数・密度で、画面表示の細かさの指標です。
dpiは1インチあたりのドット数です。

ppi(pixel per inch)とdpi(dots per inch)はほぼ同じように使われていますが、印刷の場合などは1ドット=1ピクセルにならないこともあります。
モニターやディスプレイの画面表示については、ppiのほうがより正確な表現と言えます。

ただ、画面解像度においてもdpiがたまに使われていますね。

300ppi以上だと近接肉眼でもピクセルの確認が困難であり、これ以上の必要性にやや疑問があると言われています。
個人的には、500ppiに近くなると絶対にピクセル判別不可になります。

画面占有率は、丸みの無い長方形の筐体を想定し計算しているので、角の丸みに応じて誤差が増えます。

ちなみに、雑誌見開きは4:3サイズ。通常の横置き全画面で見る場合、画面長方形の短辺の値が見開き画面の大きさとなります。

画面占有率が高ければ高いほど、スリムになります。
まあ、あまり画面占有率が高すぎても持つ場所が少なくなって取り扱いが面倒になるのですが、それでも画面占有率が低くてベゼルが分厚い製品は、バランスが悪くてカッコ悪く、使いたくないですね。

主にAV向けのモニターやテレビの計算結果の表はこちら

続きを読む スマートフォンやタブレット、PC等の液晶の縦横の長さ、ppi/dpi、画面占有率を計算しました

Blend Micro をセットアップする方法 / How to setup Blend Micro

Blend MicroとはArduino Mirco互換ボードにBluetooth4.0モジュールを載せたもの。

これがあれば、最新のBluetooth LE/Bluetooth SMARTなどを使ってスマートフォンと連携させたりと、いろんなことが簡単に実現できそうです。

インストール方法がちょっと難しかったので、こちらにメモ。
ちなみに、Blend Microは技適が通っていないので、日本国内での取り扱いに注意願います。

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Step0 / ARDUINO IDEは 1.6.xではなく、1.0.xを使うこと。
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STEP1 / スケッチブックの保存場所の確認

1. Arduino IDEを立ち上げて、「ファイル」→「環境設定」へ
2.「スケッチブックの保存場所」を確認する
3. Arduino IDEを閉じる
4. スケッチブックの保存フォルダに移動し、フォルダ内が空っぽもしくは「libraries」フォルダがあるか確認。
5.「RedBearLab Blend Add-On.zip」を解凍し、中にある「hardware」フォルダをスケッチブック保存場所にコピー。
6.「RedBearLab Blend Add-On.zip」の中にある「main.cpp」を
Windows:Arduino IDE folder > hardware > arduino > cores > arduino > main.cpp
にある「main.cpp」へ上書きコピー。
Macの場合は以下のフォルダを参照のこと。
Contents > Resources > Java > hardware > arduino > cores > arduino > main.cpp
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STEP2 / Install Windows Dirver:
1. ここからドライバをダウンロードし、ZIPを解凍してインストール。
https://github.com/RedBearLab/Blend/blob/master/RBL_Windows_Driver_Installer.zip?raw=true
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STEP3 / ライブラリの設定
1. Windows:Arduino IDE folder > libraries に「ble-sdk-arduino-0.9.0.beta.zip」のlibrariesの中の「BLE」フォルダをコピー。
2. Windows:Arduino IDE folder > libraries に「nRF8001-20140701.zip」のlibrariesの中の「RBL_nRF8001」フォルダをコピー。
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ここまでで一応完了。以下はテストの仕方。
http://redbearlab.com/getting-started-blendmicro/ を参考に。

1. Arduino IDEの「ファイル」→「スケッチの例」→「01.Basics」→「Blink」を押す
2.「ツール」→ボード「Blend Mirro 3.3V/8MHz」、ポート「Blend Mirro 3.3V/8MHz」を選択
3.「→」を押して書き込む
4.ボードのLEDが光る
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アプリのデモ:
1.スマートフォン用アプリをダウンロードしてInstall
(Bluetooth4.0対応モデル専用、ex:Nexus、iPhone)
http://redbearlab.com/app/android
http://redbearlab.com/app/ios
2.Arduino IDEの「ファイル」→「スケッチの例」→「 RBL_nRF8001」→「BLEControllerSketch」を押す
3.「→」を押して書き込む
4.スマートフォンアプリでBlend Microを認識する!
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セットアップ(インストール)が無事に終わったら、あとは頑張ってやりたいことを実現しましょう。(^^)

フレッツ光ネクスト(VDSL)の速度が劇的に速くなりました

マンションに入っているフレッツ光ネクスト(VDSL回線)のダウンロード速度が3Mbps~5Mbpsと遅くって、まあこんなもんなのかなぁと半分諦めかけてたんだけど、ダメ元でNTTにVDSLモデムの交換をお願いしたら…
有線LANのデスクトップパソコンで、DOWNLOAD 75.43Mbps、UPLOAD 79.70Mbps、PING 1msとめちゃ速くなった!

光回線(フレッツ光ネクスト/VDSL)の速度が上がりました

Speed TestBNRスピードテストの複数サイトで調べたからまず間違いなく速くなったね。

iPhoneやAndroidのWi-Fi環境でも40Mbps~50Mbpsぐらい出てるからずいぶん快適になったなぁ。

もっと早く対策しておけば良かった…。

固定回線が遅いと思った方は、モデムやルーターの交換、モジュラーケーブルも変えてみると、10%ぐらいの速度の向上が期待できるかもしれませんよ。
お試しあれ。

USB 電流/電圧チェッカー ~ Amazonで買ったイイモノ

このBlogを見ている人なら、USBで充電する機器を持っていない人はいないと思う。

Anker®のような高性能な充電器を使っていても、ケーブルがチープだったりすると、期待通りの充電性能が得られていないことも多い。

そんなときに便利なのが、USB 電流/電圧チェッカー

これがあれば、簡易的にUSBの電流/電圧を測定することができる。
使い方は簡単で、USBケーブルと充電器の間に挟んで接続するだけ。
電圧を4秒、電流を10秒と交互に繰り返しで表示します。

Nexus6を繋いでみると5.14V、1.16Aで、Nexsu9の場合は5.16V、1.44Aで充電されていました。
ほぼ満充電のKindle Paperwhiteだと「5.24V、0.24A」で充電しています。
(ケーブルはどれも同じAnker®純正のmicroUSBケーブルを使用)

充電時間は、充電器や充電器のポート、USBケーブル、端末の充電容量にも影響されますが、どれが正しく理想的に充電できているのか把握しておいたほうが良いと思います。

あまりにも低い数字が出ていると充電時間がかかるのはもちろんのこと、危険かもしれませんし。

ちなみに、このようなUSB電流/電圧チェッカーはアキバでも500円~1,000円ぐらいするので、Amazonで送料込みで400円なら激安です。
全く同じものを使っていますが、なかなかよいですよ。

オススメです。(^^)

MVNOでiPhone6s/6s Plusは安くなるのか?

MVNOでiPhone6s/6s Plusは安くなるのか?

Appleファン待望のiPhone6s/6s Plusがようやく発売されましたね。
となると、さっそく機種変更や他社乗り換えでiPhone6/6s Plusに替えたい人も多いでしょうね。

ここでは、iPhone6s/6s Plusの新しい機能などには一切触れずに、MVNOだといくらで買えるか?また、既存のキャリアだとどうなるのか?を調べてみました。

MVNOのメリットや選び方については過去の記事をご参照ください。
(記事はAndroidのものですが参考にはなると思います)
スマホをNexus6+MVNOにしました→10,000円が6,000円に
【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.1 ~ 利用できる電波について
【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.2 ~ SIMフリー端末の選び方について
【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.3 ~ MVNOの選び方について

購入する端末はiPhone6sの64GBモデルで、MNPは考慮せずに現在契約しているキャリアでの機種変更をするという前提とします。

MVNOだといくらか?
仮にMVNOをOCNモバイルONEにして、5GBプランで契約した場合
端末代 Apple iPhone6s 64GB(SIM Free) 106,704円(一括)
通信費 OCNモバイルONE 音声SIM 5GB/月 2,322円(税込)
つまり、2年間でのトータル金額106,704円+(2,322円×24ヶ月)で162,423円となります。
月額平均だと6,768円ですね。
iPhone6s Plus 128GBの場合は、月額7,848円、24ヶ月で188,352円となります。

auユーザがiPhone6s 64GBへ機種変更した場合
端末代 86,400円 → 1,425円×24ヶ月(24分割、毎月割適応後)
基本料金 LTEプラン 1,008円
LTE NET 324円
LTEフラット(7GB) 6,156円
月額料金は8,913円となって、24ヶ月だと213,912円となります。
auのiPhone6s Plus 128GBの場合は、月額9,988円、24ヶ月で239,712円となります。

docomoユーザがiPhone6s 64GBへ機種変更した場合
端末代 99,792円 → 1,620円×24ヶ月(24分割、月々サポート適応後)
基本料金 カケホーダイライトプラン 1,836円
spモード 324円
データMパック(5GB) 6,156円
月額料金は9,936円となって、24ヶ月だと238,464円となります。(下取り考慮せず)
docomoのiPhone6s Plus 128GBの場合は、月額11,016円、24ヶ月で264,384円となります。(下取り考慮せず)

SoftbankユーザがiPhone6s 64GBへ機種変更した場合
端末代 106,560円 → 1,605円×24ヶ月(24分割、月月割適応後)
基本料金 通話し放題ライトプラン 1,836円
S!ベーシックパック(i) 324円
データ定額パック標準(5GB) 5,400円
月額料金は9,165円となって、24ヶ月だと219,960円となります。(下取り考慮せず)
SoftbankのiPhone6s Plus 128GBの場合は、月額10,240円、24ヶ月で245,760円となります。(下取り考慮せず)

ということで、
iPhone6s 64GBの月々の費用は
MVNO 6,768円、au 8,913円、Softbank 9,165円、docomo 9,936円となりました。

iPhone6s Plus 128GBの月々の費用
MVNO 7,848円、au 9,988円、Softbank 10,240円、docomo 11,016円となりました。

結論としては、MVNOのほうがキャリアで契約するよりも22~32%安くなるということですね。

ちなみに、一番安いiPhone6s 16GBをOCNモバイルOneの一番安いプランにすると、
端末代 Apple iPhone6s 16GB(SIM Free) 93,744円(一括)
通信費 OCNモバイルONE 音声SIM 110MB/日 1,728円(税込)
つまり、2年間でのトータル金額93,744円+(1,728円×24ヶ月)で135,216円となります。
月額平均だと5,634円ですね。
ただし、iPhone6s/6s Plusの16GBモデルはすぐに容量がいっぱいになって使いにくい地雷機種ですのでご注意ください。

iPhoneをMVNOで使うときは、基本的に通信用のプロファイル設定を自分でやらなくてはなりませんし、キャリアの手厚いサービスは受けられないので、使う人によってはかなり難しいかもしれないですね。

壊した場合もMVNOの各社は基本的に助けてくれませんから、原則自己責任での自己解決が必要です。

MVNOでは通信速度はキャリアの速度よりも遅いです。
が、ボクはAndroidでMVNOを使っていますが、いまのところ遅くてヤバイっていう不満はありません。

あと、現状では一般のキャリアのiPhoneよりもSIMフリーのiPhoneの下取り価格のほうが高くなります。

ただ、キャリアのiPhoneもSIMロック解除ができるようになったので、今後下取り価格において、SIMロック解除済みiPhoneとAppleから買ったSIM Free iPhoneとの値段の差がどうなるのかちょっとわかりませんね。

まあ、年末ぐらいにはキャリア版のiPhoneは値引きを始めると思いますから、そこまで待ってみるのも手ではあります。
ご参考になれば幸いです。(^^)

さよならeneloop、いらっしゃいAnker® ~ Amazonで買ったイイモノ

eneloop mobile boosterとAnker® PowerCore 10400

eneloopといえば、いまは無きSANYOの充電池やモバイルバッテリーの名ブランド。

SANYOが無くなってからは、Panasonicブランドになっていますが、モバイルバッテリーに関しては以前ほどの良さっていうのは感じ無いですねぇ。
単3、単4電池は依然eneloopを使っていますが。

これまでeneloop mobile booster KBC-L2BSを使っていました。

モバイルバッテリーは2~3ヶ月に数回しか使わないので、あまり劣化してなかったのですが、ついに限界ですね。
さすがに4年以上経ってますし。

当時は東日本大震災の影響で品薄になって全然手に入らなかったのですよね。

さよならeneloop mobile booster…。(´;ω;`)

eneloopの代わりに来たのは、Anker® PowerCore 10400

10,400mAhの大容量で普通のスマートフォンなら2~3回ぐらい満充電に。
最大2.4Aのフルスピード充電ができて、安全装置も内蔵。
わりとコンパクトで軽い!しかも安い!

AndroidやiPhoneはもちろん、iPadも充電できます。

Panasonicの最新USBモバイルバッテリーでも、最大1.5Aしか出なかったり、バッテリー容量が最大でも8,700mAhとが少ないですね。

やっぱりAnker®のほうが、性能がいいなぁ。

モバイルバッテリーは普段はあまり使わなくても、災害のときのためにも1台手元にあると安心できていいです。

オススメです。(^^)

【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.3

【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.2で、概ね使いたいSIMフリースマートフォンの端末が決まった、という前提で、次はMVNOを決めます。

どこのMVNOにするか?ということで、まずはドコモ系のMVNOを前提にすることにします。

au系MVNOにしない理由としては、
・3G回線が使えない
・SIMフリーの魅力的な端末では使える周波数帯が限られて実用的ではない
ということからです。

ボクの場合は、Nexus6が使いたかったので、必然的にドコモ系MVNOになりました。

auのほうが電波は良いと思うので、auに対応するNexus端末及び3Gに対応するau系MVNOがでればまたauを使いたいです。

ドコモ系MVNOは率直に言うと、どこでもほぼ横並びかと思います。

IIJが安定して速度が速いという噂があったり、u-mobileには2,980円定額使い放題コースがあったりしますが、これらは好みや今使っている家庭のプロバイダに合わせてもよいでしょう。

また、MVNOの業界は競争が非常に激しく、通信容量もどんどん拡大される傾向にあります。
例えばあるMVNO1社が1月4GBコースを5GBに増加した場合、他社も追従してきます。

で、ボクが選んだのは最王手のNTTコミュニケーションズのOCNモバイルONEです。
音声対応(SMS含む)の5GB/月コースで、2,322円(税込)です。

決め手になったポイントはいくつかありますので列挙します。

・070/080/090の電話番号が使える音声通話コースがある
・auで使っていた番号がMNPでそのまま使える
・容量の追加が500MB単位で可能(540円/500MB)
・前日または前月のあまった基本通信容量が繰り越せる
・150Mbpsのターボモードと200Kbpsの低速モードがワンタッチで切り替えられる
・低速200Kbpsはキャリアの規制速度128Kbpsより速い
・低速200Kbpsでは契約容量を消費せずに使いたい放題
・容量シェアSIMカードが1枚486円、最大5枚まで発行できる
 →そのため、スマートフォンとタブレットの2台でも1,728円+486円の2,214円の格安運用が可能!!
・もうひとつ電話番号がもらえ、通話料が安くなるIPフォンの「050plus」が基本料金無料で使える
 ※2015年3月30日から050plusアプリを立ち上げていなくても050番号での通話の着信ができる「プッシュ着信通知機能」に対応しました
・OCNが提供する公衆無線Wi-Fiが無料で使える(2015年9月までのトライアル)
・自宅でOCNのブロードバンドを使っている場合、月額200円の割引がある(最大5枚分 1,000円の割引)

ということですね。

格安SIMでMNPする場合に欠点があるのが、MNPして新しい番号が使えるまでタイムラグ、電話番号やネットが使えない空白期間が1~3日ほどできてしまうことです。
これは「MNP転出元キャリア停止」と「OCNからSIM到着」の間の郵送期間が「空白期間」として発生する事象なのですね。

OCNモバイルONEの場合は、秋葉原にあるゲオアキバ店の「音声対応SIMカード即日開通カウンター」で即日MNPの開通ができます!
GEOでSIMを買った場合、初期費用(パッケージ費用)が定価3,240円となってしまいますが(Amazonなどでは1,400円弱)、即日MNPが開通できる便利さには変えられません。

11時30分までの受付け分は当日16時に、15時30分までの受付け分は当日20時にSIMをもらえます。
OCNからゲオアキバにバイク便で開通したSIMが届けられます。

なので、MNP番号を持ってゲオアキバにいけば、その日からすぐに格安MVNOをこれまでと同じ電話番号で使うことができます。
スマートフォンが使えなくなる空白期間は、約40分でした。

ちなみに、ゲオアキバでは基本的にはSIMの申込と受け取りだけ行い、SIMの設定などは自分でやります。
(まあ、ゲオの店員さんに聞けば教えてくれるでしょうけど)

と言っても、端末のAPN情報に
ユーザー名 mobileid@ocn
パスワード mobile
APN lte-d.ocn.ne.jp (LTE端末用) / 3g-d-2.ocn.ne.jp (3G端末用)
認証方式 CHAP(推奨) / PAP
の4箇所を入力するだけなので、簡単ですけどね。

※Nexus6などでは、あらかじめOCNモバイルONEなど主要MVNOのAPN情報がプリセットされていますが、これらをすべて削除して手動でAPN設定したほうが安定すると言われています。

この即日開通カウンターの存在は、OCNを選ぶ大きな要因でした。

あと、これはOCNモバイルONEに限らないことですが、
MVNOの音声対応SIMでは
・110番、119番などの緊急電話にも対応
・SMS対応
・番号通知対応
・留守電、キャッチホンなどのオプションも用意
・VoLTE(高音質通話)やCAキャリアアグリゲーション(高速通信)、緊急地震速報、GPS、SMS
に対応しています。

こうしてみると、電話の機能や基本的なデータ通信という意味では、ほとんどキャリアのサービスにも劣っていません。

MVNOのSIMとコースを選ぶ際は、端末によってはSMSが無いと電池の消費が激しくなる場合があります。
SMSの利用料は月120円程度とさほど高額ではないので、使えるプランにしたほうが良いでしょう。

SIMのサイズを選ぶのに困る人がいるそうですが、アダプターを使えば「小は大を兼ねる」なので、1番小さなナノSIMを買っておけば、基本的にどの端末でも使えます。
もっとも、アダプターを使うと、SIMが取り出せなくなる、取り出しにくくなる端末もあるので、気をつける必要はあります。

とうことで、MVNOは好みはありますが、OCNモバイルONEでいいかなっと。

口の悪い人は「格安MVNOを使うのは貧乏人」と言いますが、普通のキャリアを使う人は「搾取される情弱」と言われます。
まあ、どっちもどっちですが(笑)、自分が納得して使っていればいいかなっと。

ちなみに、端末についてはAndroidばかりを紹介しましたが、iPhone6/6PlusなどのSIMフリーモデルでオトクにiPhoneを使うこともできます。
また、キャリア版のiPhone5s/5c/5/4sなどを裏ワザで格安SIMで使う方法もありますが、その辺はご自身でお調べ下さい。

ただし、
・スマートフォンの設定などが苦手
・パソコンを持っていない
・よくスマートフォンを落とす、無くす、壊す
・自分でモノを調べることをせずに、人に聞いたり頼ってばかり
という人は、キャリアで普通に契約していて保険をつけたほうがいいですよ…。
困ったら、ドコモショップかauショップに行って手厚いサービスを受けてくださいね…。

これまでのMVNO&格安SIMは、普通の音声通話が使えないなど、一般の人が使うには不便過ぎる安かろう悪かろう的なモノでしたが、今ではもうキャリアのサービスと比べても遜色ない、普通の人が普通に使えるサービスになってきたな、と痛感しました。

ということで、MVNOのススメでした。
よいスマートフォンライフを!

【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.2

MVNOで使うSIMフリー端末の選び方について【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.1で利用できる電波についてひと通り解説をしました。

使える周波数帯の次に大切になるのは、「CPUやメモリ」「画面の大きさや解像度」ですね。
あとは「金額」も大きな要素です。

最初に一覧表を見てもらえればと思います。
他のスマートフォンよりも優れているところは黄色にしてあります。
2015年春 SIMフリースマートフォン比較表
※細かいのでPDFでの閲覧を推奨します。2015年春 SIMフリースマートフォン比較表のPDFファイルはこちら
PDF

まずCPUですが、これは速ければ速いほど快適ですよね。

一般的に周波数は高いほうが良いです。
1.4GHzよりは2.5GHzのほうがキビキビ動きます。

また、一般的にコア数も多ければ多いほど良いです。
デュアルコア(2コア)よりはクアッドコア(4コア)が良いです。

一部のスマートフォンにはオクタコア(8コア)のものもありますが、完全な8コアではなく通常電圧4コア+低電圧4コアのモデルです。
なので、2015年春時点ではスマートフォン用のCPUではオクタコアが優れているとは言えません。
(PC用の高性能なCPUのIntel Core i7 4790Kなども4コアです)

メモリは最低でも2GBは欲しいですね。(iPhoneは除く)
3GB、4GBのメモリを積んだスマートフォンはかなり安定して動作します。

ボクの持論として、初心者や高齢者ほどサクサク動くスマートフォンを利用したほうが良いと思います。
彼らはかなりせっかちなので、そういう人にこそ、ちゃんとキビキビ動くスマートフォンを使ってもらいたいですね。

画面のサイズは希望するサイズがあると思うのですが、よほど手の小さい人で無い限り5インチでも大きすぎることは無いと思います。
5.5インチ、6インチクラスになると、かなり大きいなと感じますが、まあ、半日で慣れるかとは思います。
小さいモデルのほうが携帯性には優れますが、やはり画面が大きいモデルのほうが使いやすいです。

解像度も高いほうが良いです。
激安モデルなどでは、画面のドットがザラザラと見えるものがありますが、できればフルHD(1,920×1,080ドット)のものが良いかと思います。
最低でもHD(1,280×720)クラスあったほうが良いでしょう。
ただ、非力なCPU&メモリなのに解像度が高いモデルは動作がモッサリする場合があります。

スマートフォンのOS(Android OS)は新しければ新しいほど良いと言えます。
そのため、OSのアップデートがちゃんと行われるスマートフォンのほうが良いです。

カメラの画素数は800万画素(8Mピクセル)もあれば十分です。
2,000万画素などは必要だとは思いません。

ちなみに、4Kと言われる高解像度の動画も、画素数にすると829万4,400画素しかありません。
フルHDはたったの207万3,600画素です。

繰り返しになりますが、対応する電波の周波数帯ドコモ系MVNOについては、2.1GHz帯がメイン、800MHz帯で隙間を埋めるという感じです。
1.5GHz帯、1.7GHz帯で速度対策をしています。

回線のスピードは実測で15Mbpsも出れば十分だと思います。
なので、カタログスペックを追うような、150Mbps、225Mbps、300Mbpsに対応しているかはあまり重要ではないです。
それより、むしろ5Mbpsでも良いので、いつでもどこでも繋がるほうが価値があると思います。

あとは、端末は軽く、電池がよく持つタイプが良いのは当たり前の話ですよね。

となると、ドコモ系MVNOで使える、SIMフリーの最高峰はNexus6なのですが高すぎるので、一般に使うのであれば、ASUS(エイスース)のZenfone2がいいと思います。
Zenfone2はまだ発売されていないので、先代モデルのZenfone5でも悪くはないと思います。

大きな画面がお好みなら、Huawei(ファーウェイ)のAscend Mate7も6インチの大画面で性能と価格のバランスが良いかと思います。

今までのSIMフリー端末は、安いけど機能や質感がイマイチのモデルも多かったですが、ASUSやHuaweiのモデルはかなり見た目も中身もかなりレベルが高いと思います。

仮に、Zenfone5の16GBモデルに、MVNOをOCNモバイルONEの1日110MBコースにした場合の試算は以下のとおりです。

端末代 ASUS Zenfone5 16GB 28,944円(新品を一括で購入)
通信費 OCNモバイルONE 音声SIM 110MB/日 1,728円(税込)
つまり、2年間での計算は28,944円+1,728円×24ヶ月で70,416円となります。
月額平均だと、2,934円ですね。

イオンなどでは格安SIMと端末のセットになって、月2,880円などの商品などがありますが、端末のスペックが低いのでオススメはしません。

では、欲しい端末が決まったら、次はどのMVNOがいいかを選びましょう

【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.1

スマホをNexus6+MVNOにしました→10,000円が6,000円に」で書いたとおり、ボクのメインのスマートフォンの回線をauからMVNOのOCNモバイルONEにかえました。

購入した端末はGoogleのフラッグシップマシンのNexus6 64GBです。
で、auで支払っていた月々10,000円ぐらいの通信費(端末代込み)が、おおよそ6,000円以下(端末代込みの24ヶ月利用想定の月額)になりました。

ただ、ボクが使っているNexus6というのは端末代金が85,000円程度の高価なハイスペックなものなので、もっとお手頃なスマートフォンを選べば、支払う金額もグッと安くなります。

そこでMNVOを簡単に説明します。

(1)MVNOとは??
MVNOとは通信キャリア(ドコモやauなど)のインフラ設備を借りてサービスを提供する通信事業者です。
パソコンの回線のプロバイダみたいとも言えます。
プロバイダはニフティで申し込んで、回線はNTTのフレッツ光みたいな。
余計にわかりにくいかな?

(2)MVNOにはドコモ系とau系がある
簡単にいうとau系はmineoUQモバイルで、それ以外は全てドコモ系だと思ってもらってOKです。
OCNモバイルONEも、IIJも、DMMも、u-mobileもドコモ系です。
サービス内容や金額、ネットの速度などに違いはありますが、どれもドコモのXiエリア、FOMAエリアを使います。
エリアの広さやつながりやすさは、ドコモと同じです。
ただ、ネット通信速度はドコモ契約の場合とMVNO各社とで差があります。

(3)電話番号はそのまま使える
2014年に070/080/090の携帯電話と同じ音声通話が使える格安SIMが誕生しました。
これにより、MNP(番号ポータビリティ)ができるので、いまドコモ、au、ソフトバンクなどで利用中の電話番号を、番号を変えずにそのまま利用できるようになりました。

(4)スマートフォンの機能がほぼそのまま使える。
簡単にいうと使えなくなるのは、キャリアメールぐらいです。
docomo.ne.jp や ezweb.ne.jp のメールアドレスが無くなっても良いなら、ほぼ何も問題ありません。
Webページはもちろん、音声電話、Youtube、Facebook、LINE、Twitterなどは問題なく使えます。
※LINEなどでID検索など一部機能は利用になれないモノもあります。
おサイフケータイについては、一部使えなくなるサービスがある場合があります。

最近流行りのVoLTE(高音質通話)やCAキャリアアグリゲーション(高速通信)、緊急地震速報、GPS、SMSなども使えます。
(対応端末利用時に限る)

(5)いま使っているスマートフォンがそのまま使える
ドコモのスマートフォンを使っている人はドコモ系のSIMを、auのスマートフォンを使っている人はau系のSIMを使うことができます。
ソフトバンクのスマートフォンはドコモ系のSIMが使える可能性はありますが、動作保証がされていないので各自でお調べ下さい。
なお、ソフトバンク系のMVNOは今のところありません。

新たなSIMフリー端末は、ネットや量販店などで購入しましょう。
中古の端末は新品と値段が思ったよりも変わらず安くないのと、スペックが低い場合が多い、電池が消耗している、不具合がある可能性がある、などの理由から、できれば新品を選んだほうが良いと思います。

(6)キャリアを解約(MNP)する場合は
また、いまキャリアとの契約を解約するとき(正確にはキャリアの契約を解約せずにMVNOを使うこともできますが無駄ですね)、割賦契約で買っている場合は端末代金を一括支払いする必要や、2年契約をしている場合は途中解約で契約解除料(違約金=9,500円)が発生することもあります。

もっとも、ボクも契約解除料を払って解約(MNP)しました。
だらだらとauの契約を続けるほうが損でしたから。

(7)端末の選び方 ~ 電波編1
ということで、MVNOで使うスマートフォンを選ぶときに何に気をつければ良いかというと「CPUやメモリ」「画面の大きさや解像度」そして「対応する電波の周波数帯」です。
ここでは、特に電波の周波数帯について簡単に説明します。

OCNやIIJなどなど各MVNOではドコモと全く同じ周波数帯の電波を使うので、MVNOによってプラチナバンドが使える・使えないの差はありません。
使える電波・周波数帯の差は「端末に依存」します。

4G LTE とW-CDMAの使えるバンドと周波数帯の一覧がこちらです。
4G LTE とW-CDMAの使えるバンドと周波数帯の一覧
※auの3GはCDMA2000なので割愛、ソフトバンク系はMVNOがないので省略しています。

バンドと周波数帯の一覧PDFファイルはこちら
PDF

ドコモ系MVNOでは、3G(FOMAエリア、FOMAプラスエリア)と4G LTE(Xiエリア)がすべて使えますが、au系MVNOのmineoとUQ Mobileでは4G LTEのみ使用可能で、3G回線(CDMA2000のWIN HIGH SPEEDエリアなど)が使えません。

auの4G LTEは比較的電波が良いのですが、都心部でも3Gになることが時々ありますし、山間部に行くと3Gしか入らないところも少なくありません。
なので、この時点でボクの中ではau系のSIMは候補外となりました。

これまでドコモで使っていたドコモのスマートフォン端末をドコモ系MVNOで使うことはもちろんできるのですが、ひとつだけ欠点があります。

スマートフォンをWi-Fiルータのように使う「テザリング機能」が使えなくなります。
街のショップやオークションなどでドコモ端末を調達した場合も同様です。

テザリング機能なんて不要という人は問題ないです。
どうしてもテザリングが必要な方は、テザリングアプリを入れたり、ソフトを書き換えたりすることで、ドコモ端末のままテザリングすることも可能です。
これは自己責任でお試し下さい。

SIMフリー端末だと、ドコモ系MVNOのSIMでバッチリ「テザリング」が可能です。
(テザリング対応機種に限る)

au系MVNOはauのスマートフォンでテザリングが可能です。
ここはau系のメリットですね。

(8)端末の選び方 ~ 電波編2
では、どの端末がどの電波の周波数帯が使えるか、ということですが、わかりやすく一覧表にしました。

●が多いものがたくさんの電波を利用することができる端末です。
ドコモ系でしたら、4G LTEではバンド1の2.1GHz帯がメインではありますが、バンド19の800MHz帯があると山間部で利用しやすくなります。
W-CDMAの3Gでは、バンド6の800MHz帯のFOMAプラスエリアがあると良いです。

au系のLTEバンド1の2.1GHz帯に対応している端末は多いのですが、au(KDDI)のLTEは800MHz帯をメインにエリアを作っていますから、2.1GHzのみに対応した端末ではまともに利用できないと思います。

主要SIMフリー端末 対応バンド表
主要SIMフリー端末 対応バンド表

主要SIMフリー端末 対応バンド表PDFファイルはこちら
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SIMフリー端末のメリットは、海外に行った時も海外の現地のSIMを挿してそのまま使えたりできることもあります。
また海外に行かない人にとっても、下取価格が高額になる傾向があるので、一年ごとに新しい端末を買ったりする方にもピッタリです。

しかし、スマートフォンやパソコンの使いかたが良くわからない、よくスマートフォンを紛失したり壊したりする、という方は、素直にドコモやauのキャリア契約のスマートフォンで手厚いサービスを受けたほうが良いでしょう。
単に安くしたいというだけで、格安SIMを使ったMVNOにするのはオススメしません。

また、最近はSIMフリー端末も増えて、かなりお手頃な価格のモデルもありますが、「安かろう悪かろう」なスマートフォンやタブレットが多いのも事実です。
上記のSIMフリー端末はだれが使ってもストレスがないモデルを選んであります。

これらのSIMフリー端末の詳細について【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.2で説明をします。

音が出る耳栓 SHURE ~ Amazonで買ったイイモノ

音が出る耳栓 SHURE  ~ Amazonで買ったイイモノ

イヤホンの中では結構有名なSHUREというメーカー。
元々はプロ用のマイクなどを作っていた会社なんだけど、最近はパーソナルオーディオ向けの製品も多く出している。

以前、オーディオマニアの友人に薦められてカナル型という耳栓タイプのSHUREのE5cというイヤフォンを使い始めたのだけど、素晴らしく音質が良く、しかも外部の音を強烈に遮音してくれて、かなり気に入って使っていた。

※カナル型はヘタなノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンよりも外部の音を遮断してくれます。カナル型イヤフォンの利点についてはこちらをご覧ください。(^^)

しかし、このE5cを使い始めてもう7年ぐらい経って、ついにというか、とうとう断線してしまった。
イヤフォンの断線はよくある話で、特にオーディオ機器との接続部分が切れてしまうのは日常茶飯事らしい。

E5cは5万円ぐらいする高級イヤフォンで愛着もあったし、まだ使えるかなと思ってアキバの工作屋さんに行って自力で直すことにした。
細かな作業はあったものの、のべ2時間ぐらいで、プラグ部分を交換して完全に直すことができた。

と喜んでいたのもつかの間、修理完了からわずか2週間後に、今度は音が出るユニット部分の付近のケーブルが切断したようだ。
これはもう寿命ですね…。

まあ、ケーブルをイヤフォン修理専門店で全部交換すれば約15,000円で直るのだけど、次は音が出るユニット自身が壊れる予感がしたので、もう諦めて新調することにしました。
音楽を聞いて楽しむことも大事だけど、周りの嫌な音を遮断してくれる大切な仕事の道具だからね…。

SHUREを始めとして、いろんなメーカーのいろんなタイプの5万円~10万円もするような超高級イヤフォンも試してみましたが、やっぱりイヤフォンに5万円とかは高い気がする。

その反面、家のオーディオ機器ってずっと長寿命に使えるんですよね。

特にスピーカーは機械ではなく、楽器に近いんです。
参考までになんですが、ボクが高校生ぐらいの時に使っていたパイオニアのS-UK3というスピーカー(2台1組 60,000円 1993年8月発売)ですが、先日中古ショップで20,000円で売っていました。

また、大学生ぐらいの時に持っていたVICTOR SX-A103(2台1組 58,000円 1995年頃)も同じ中古ショップで、これも20,000円で売っていました。
良いスピーカーは値下がりしないんですよ。

で、まあ、外や仕事で使うイヤフォンは、外で聴く音楽はそこそこの音質でも良いかなっと。
10万円のイヤフォンも相当視聴しましたが、外でハイレゾ、FLACなどのロスレス音楽は聞かないので、もう少しリーズナブルなイヤフォンで良いかなっと。

雨で濡れることも多いですし、つい引っ掛けたりすることも少なくはないですから、いつ壊れちゃうかわかりません。

なぜ外でハイレゾやロスレスを聞かないかというと面倒だからなんですね。
良い音を聞くのは好きなんですが、iPhoneやAndroidの他にポータブルアンプを持ち運ぶのは面倒ですし、高音質ファイルは容量が大きく、FLACなどのたくさんの楽曲データを持ち運ぶとなると管理が面倒です。
とりあえず、いま外で聞くのは、MP3 320kbpsぐらいで良いかなっと。

で、壊れてしまったE5cというのは、バランスドアーマチュア方式(BA)といって、簡単に言うと、すごく小さな音を出すユニットを使って、その中に低音と高音が出る複数の振動体を動かすものでした。
2WAYとか3WAY型なんですね。
例えばSHUREの最高級のSE846は4基の高精度MICRO DRIVERを搭載したスリーウェイシステムとなっていて、これもBA方式なわけです。

SHUREのSE846やSE425など高級ラインナップはすべてBA方式を使っています。

で、これまたオーディオマニアな友人に薦められたのが、あえて従来からのシングルダイナミック型を使ったSHUREのSE215でした。
これはSHUREのラインナップの下から数えて3番目の機種で、わりと入門用として取り扱われています。

が、しかしプロが言うには、これは価格こそお手頃であるものの、BA方式である例えばSE425の廉価版ではないとのこと。
あくまでも、ダイナミック型として良い製品を目指して作られているモデルだとのことです。

つまり、SHUREでは
BA型のSE846 > SE535 > SE425 > SE315
ダイナミック型のSE215 > SE112
の並列になるということで、SE315の廉価版がSE215ではない、ということらしいです。

初めてE5cを聴いたとき「なんと低音が綺麗に出るイヤフォンなんだろう!」と感動して、その低音はBA方式によるものだと思い込んでいました。
しかし、いろいろ調べると低音を出しやすいのはむしろダイナミック型だということでした。

そして、SE215を視聴してみると、E5cと同等以上に低音が響きますね。
SE215を使い始めて1ヶ月もすると程よくエージングされてかなり馴染んできました。
低音ももちろんよく出ますし、高音の解像度も思ったよりも高いです。

で、いまなら何がオススメかというと、ズバリSE215、色はブラックです。

なぜSE215が良いかというと、一番バランスが取れているから。
SE215には、より低音の厚みをあげた水色のSpecial Editionがあるのですが、バランスはノーマルのほうが良いと感じました。

ノーマルなSE215の色はクリアとブラックがあります。
クリアはかっこいいのですが、すぐに色が変わってしまいます。
というのも、ケーブルも透明なのですが、これが酸化するのか緑色になってしまいます。

E5cも同様にケーブルが緑色になっていましたが、オーディオに興味がない女の子などには「それ100円ショップで買ったの?」と言われる始末です。
とにかく緑色に変色したケーブルは汚くて安っぽいです。
なので、色の変わらないブラックが良いかと。
正確に言うと、ブラックでも内部では色が変わっているのでしょうが、全く目立たないのですね。

あと、遮音性を高めるのであれば、「3段きのこ」と呼ばれるEATFL1-6 トリプルフランジパッドを利用することをオススメします。
好き嫌いはあるのですが、シリコンラバー素材で、耳の奥までしっかりと入り込むタイプなので、ほとんど耳栓です。
※トリプルフランジパットはSE315以上に標準で付属しています

SHUREも最近円安ってことで値上げしました。例えば…、
SE215 Special Editon 10,130円が13,820円
SE535 38,650円が59,180円
SE535 Special Editon 46,210円が64,580円
SE846 93,580円が118,580円
となり、以前に比べると相当値上げした感がありますが…仕方ないですね。

まあ値上げしたとはいえ、かなり良いイヤフォンであり、良いイヤフォンメーカーであるのには間違えありません。
iPhoneなどに標準で付属しているイヤフォンから交換してみると、目からうろこだと思いますよ。

良い音質で音楽を聴くのにも、周りのうるさい音を遮断したい人にもオススメです。(^^)