「iPhone iPad iPod」カテゴリーアーカイブ

iPhone7がきたのでApple PayでSuicaを使ってみた

iPhone7がきたのでApple PayでSuicaを使ってみた
iPhone7がきたのでApple PayでSuicaを使ってみた

仕事用のiPhone6が新しくiPhone7に変わりました。
iPhone7の基本機能にはそんなに目新しさはないんですが、大きく追加された機能のひとつがApple Pay。

昔からおサイフケータイなどはありましたが、実はあまりこういうスマートデバイスにクレジットカードなどを登録するシステムってあまり好きではありません。
信用していないっていうか、紛失や故障時に大変な思いをしたことがあるので、できれば物理カードのほうが安心できる、って思っています。

ましてや、このiPhoneの場合、電池が切れたらApple Payは使えなくなるそう…。
そして、これは業務用のiPhoneなので、個人のカードの登録などはしたくありません。

けど、SuicaぐらいはApplePayで使ってみたいよねと思いました。

アプリでSuicaを作ることもできるそうだけど、カードが必須。

パッと調べたところ、iPhoneで物理Suicaを登録すれば問題なく使えるとのこと。

ボクは個人の「記名Suica」と仕事用の「Suica」を持っていますが、両方ともiPhoneには登録したくはありません。

なので、JRの切符販売機で、新しく1,000円のSuicaを購入。

そして、iPhoneのWalletアプリでSuicaを読み込むだけで、Suicaの中に入っていたお金が移行されます。

正確には1,000円で買ったSuicaはデポジットが500円、残高が500円分です。
2,000円のSuicaの場合は、デポジットが500円、残高が1,500円分入ってるってことです。

1,000円で買った物理SuicaからiPhone7のWalletのSuicaに移行したところ、残高500円が反映されるのはもちろん、デポジット分の500円も移動しました。

つまり1,000円で買ったSuicaが、まるまるiPhoneに1,000円分うつったってことですね。

iPhoneに移行し終わると、物理Suicaは何も使えなくなり、ただの板になります。
そうなると破棄するしかないですね。

新品のピカピカのSuicaを捨てるのはモッタイナイですが、持っていても仕方ないかなってところです…。
Suicaへのチャージは実質コンビニなどでしなくてはなりませんが、あまり使う予定はないので今のところ別に構いません。

ApplePayでは、Suicaなどの電子マネーや各種カードの情報はiCloudのクラウド上に保存されるので、昔のおサイフケータイと違って、紛失や故障にそこまでナーバスになる必要はないかもしれないですね。

まあ、個人的にはiPhoneよりAndroid派、AppleよりGoogle派なので、ApplePayよりもAndroidPayのほうが普及して欲しいですね。
もうちょっと触って実験していきたいと思います。(^^)

メールをチャットのように使えるメールアプリ ~ Hop – Email Messenger

メールをチャットのように使えるメールアプリ ~ Hop - Email Messenger

チャット系アプリといえばLINEやFacebookメッセンジャーを使っている人が多いと思うのですが、ボクの場合、仲の良い人間とはHopというアプリを使っています。

チャットサービスというよりはメールソフトなんですが、なんとGmailやiCloudなどのメール本文をチャット風に使えます。
AndroidとiOS両対応の無料アプリです。

相手がチャットを読んだかどうかの既読確認はできませんが、相手がオンラインかどうか、チャットを打っているかどうか、最後にログインした時間などがわかります。

メッセージ画像や動画、地図も貼り付けできるのはもちろん、Googleで検索した画像をスタンプのように使えます。

ボクがなぜ重要なメッセージのやり取りにLINEなどを使わないかというと安全性云々の前に、ログをサーバへ残せないからです。
Hopの場合はチャットの会話のひとつひとつがすべてメールというカタチでログが残るので過去を振り返るときなどは便利です。

コミュニケーション系サービスに関わっている方にはぜひ一度使って頂きたいアプリです。

オススメです。(^^)

Hop – Email Messenger / Android
Hop – email messenger / iOS

i-dioの放送が開始されて1ヶ月が経過しました

i-dioの放送が開始されて1ヶ月経ちましたが…

2016年3月1日から新デジタル放送の「i-dio(アイディオ)」が、都内を含む一部地域で放送開始されました。
うちには2月にモニター用のチューナーが届いていましたので、放送開始当日から視聴できていました。

i-dioは地上アナログテレビ放送終了後に空いたVHF-Low帯(99MHz~108MHz)を使ったマルチメディア放送。
音声だけでなく、映像やデータ放送も活用するのが特徴です。

肝心の音質はAAC48kHz/320kbpsでわりと高音質。
Radiko.jp などと比べるとかなり綺麗なのがよくわかります。

AndroidをUSB-DAC経由でデジタルアンプに入れて、そこそこのスピーカーで鳴らしてやるとかなり音が良いのがわかります。
将来的にはハイレゾの放送も予定しているらしいで期待できますね。

Androidでi-dioアプリ単体で曲を聴いている分には良いのですが、ブラウザなど他のアプリを使いながらのバックグラウンド再生にすると、音が途切れてちゃんと聴けません。

とはいえ、このスマートフォンはかなりハイスペックなNexus6。
CPUは高速2.7GHz 4コアで、メモリも3GB積んでいます。

それなのに、CPUモニターを見てみると使用率が100%になっちゃってますね。
CPUモニターを見ていると4コアあるうちの、1CPUのみが100%になって、ほかのCPUは6~13%と使用率が低いです。
これはたぶんアプリ側の問題ですね。

iPad Proなどは他のアプリを立ち上げても音が途切れたりはしませんね。

CPUの使い方にも問題があるとは思うけど、バッファ量をもっと増やしたほうがいいんじゃないかな?

携帯電話端末向けマルチメディア放送サービスのNOTTVもあっというまに終わっちゃったし、この手の放送系のサービスをスマートフォンには合わないのかもしれないですねぇ。

いまのこのチューナーはスマートフォン本体とは別のタイプではありますが、これが内蔵されれば…、ってチューナーがスマートフォン本体に内蔵されてもあまり聞かないような気がします。

自動車とかに積まれると相性がいいんでしょうかねぇ…?

サービス開始から1カ月経ちましたが、使い勝手が微妙なこともあって、これまで合計10分程度しか聴取してないですね。

とりあえず興味はありますが、しばらく静観ということにします。

メインのタブレットをNexus9からiPad Pro 12.9に替えました

メインのタブレットをNexus9からiPad Pro 12.9に替えました

ボチボチ気に入ってたGoogleのタブレット Nexsu9 LTEですが、やっぱりサクサク!って感じではなかったので、メインのタブレットをiPad Pro 12.9にすることにしました。

このサイズだとあまり持ち運ばないだろうなってことで、LTEモデルではなくWi-Fiモデルの128GBです。

用途は写真を人に見せたり…。
メインのタブレットをNexus9からiPad Pro 12.9に替えました

漫画や雑誌を見たり…。
メインのタブレットをNexus9からiPad Pro 12.9に替えました

ApplePencilで絵を書いたり…
メインのタブレットをNexus9からiPad Pro 12.9に替えました

地図を確認したり、人に見せたり…。
メインのタブレットをNexus9からiPad Pro 12.9に替えました

っていう感じですかね?

もちろん、仕事でプレゼンシートみたいのを見せたり、資料を共有して見たりと、便利に使えると思います。

これだけ画面が大きいと動画を見てもいいかもしれませんね。
動画はYoutubeやAmazonプライムビデオ、あとはレコーダーで録った映画や番組とかですかね。
Amazonプライムビデオはなかなか良いです。

まあ、映画はもっと大きなディスプレイ&サラウンドシステムで視聴したいと思いますね。
PS4/PS3でもAmazonプライムビデオのアプリがあって、それだと1080p/5.1chサラウンドで見れるのでそれはそれで良いです。

音楽もたまにはいいかもです。
GooglePlayMusicやAmazonプライムビデオだとストリーミングで曲が聴けるので便利です。

そういえばiOSも3年ぐらい前とは随分環境が変わったと思います。
それはGoogle系とAmazon系のアプリが充実してきているということ。

ボクがいいなと思うiOS版のGoogleアプリは
・Chrome
・Gmail
・Youtube
・Google Map
・Google Earth
・Google Photo
・Google Playブックス
・Google Drive
・Chrome Remote Desktop
・Google Play Music
・Google ドキュメント
・Google スプレッドシート
・Google スライド
・Googel Keep
・ハングアウト
・Google Analytics
・Google Authenticator
ぐらいですかね?

よく見ると主要GoogleサービスはほとんどiOSに対応していますね。
基本クラウドサービスなので、Androidとデータを共有できます。

Amazonのアプリでは先述のAmazonプライムビデオとAmazonミュージックのほかにも、容量無制限のAmazonPhotoもいいですね。
これは便利です。
他にも色々使えるAmazonプライム会員は年間3,900円、月あたり325円だと激安ですよね!

ボクもHuluやnetflixとか解約しちゃったし…。

あとはMicrosoft純正のWord、Excel、PowerPointが使えるっていうのもポイントが高いです。
(Androidにも純正Officeアプリはありますけどね)

とはいえ、基本的にiOSというOSは使いづらいです。
初心者にはいいのかもしれませんが、玄人やマニアには手が届かないところが多くてストレスが貯まります。

ただ、Appleのハードウェアは綺麗で美しいですね。
Appleのハードに最新のAndroidOSが入ると良いのですが…。

iPad Proは基本自宅で使う用のタブレットですが、たまに外に持ち出すこともあるかもしれません。
バカでかいタブレットと言っても、14インチぐらいのノートパソコンよりは小さくて薄いですからね。

というわけで、以前持っていたものと同じシンプルなソフトケースが無いかな?とアキバを歩いていたら見つけましたよ。
ELECOM インナーケース MacBook Air 13インチ対応 ネオプレン グリーン BM-IBNC02GN

そうそう、これこれ。
柔らかくて、ポップで使いやすく好きなんです。

メインのタブレットをNexus9からiPad Pro 12.9に替えました

本当はMacbook Air 13インチ用なのですが、iPad Pro 12.9インチもちょっとキツメだけどピッタリ入りますね。
しかも定価4,666円から89%オフの500円でした!
この値段にはウケルwww

まあ、今時Amazonで何でも揃ってすぐに欲しいものが手に入る時代に、わざわざアキバに行くメリットっていうのは、
「お値打ちなものがたまーにある」
「新しい物がたまーにある」
「珍しいものがたまーにある」
っていうぐらいですからね。

普通のモノであれば、Amazonのほうが安く、そして早く手に入ります。

あと、最近のアキバの裏通りとかは萌系のネーチャンがいっぱい道に立っていてキャバクラやガールズバーの呼び込みみたいになってます。
個人的には興味がありませんが、ちょっと不健全ですね。

というわけで、もう少しいろいろiPadを楽しんでみたいと思います。

関連記事 iPadPro12.9が第1世代から第2世代に変更となりました

P.S.Amazonの激安の「Fire タブレット 8GB」4,980円も気になるなー。(笑)

大きなタブレット(iPad Pro12.9とNexsu9)のサイズ比較

2016年3月26日現在、世界最大クラスのタブレットの代表といえば、iPad Pro 12.9と言えるでしょう。

その他の大きなタブレットは

メーカーモデルサイズアスペクト比
SONYZ Canvas12.3約3:2
SONYDPT-S113.34:3
wacomCintiq 13HD touch13.316:9
LenovoYOGA Tablet 2 Pro13.316:9
MicrosoftSurface Book13.53:2
SamsungGalaxy View18.416:9
ASUSTransAiO P180118.416:9

のようなものがあります。

SONYのZ CanvasやMicrosoft Surfaceは性能は良いですが、OSはWindowsになってしまいます。
タブレットとして使うならWindowsよりもAndroidのほうが使い勝手が良いと思います。

画面が凄く大きい18インチクラスのAndroidは、スペックが古かったり性能がイマイチなので、ちょっと主力モデルとして使うには厳しいものばかりなんですよね。

タブレットのサイズは持ち運びや持ちやすさのことは考えずに、漫画や雑誌をみる場合の視認性だけを考えると「大きいことは正義」と言い切れると思います。

例えば、12.9インチのiPad Proと8.9インチのNexsu9がどれくらい違うか比べてみましょう。
同じ3:4のアスペクト比の液晶なので、純粋に対角線上で4インチ(10.16cm)のサイズ差です。

大きなタブレット(iPad Pro12.9とNexsu9)のサイズ比較

こうやって図にしてみると、いかにiPad Pro12.9が大きいかが再認識できますね。

iPad Proを横置きにして、雑誌や漫画の見開き表示した場合、片面だけで9.3インチのサイズの領域を確保できます。

つまりNexus9を縦置きにして、雑誌や漫画の片開き表示にした場合、iPadで両開きしたときの半分の画面よりも狭いことになります。

この時、小さいディスプレイの致命的なところが文字の小ささ。
写真や画像、グラビアはNexus9の8.9インチでも問題ありません。
十分に見やすいです。

しかし文字が細かな雑誌や漫画は読みづらくなります。
文字のみを読むことを目的としたKindleとは違い、雑誌や漫画は文字サイズが自由に変更できないので非常に文字が読みにくいです。
これは眼精疲労や視力の低下のもとになりますね。

先日iPad Pro 9.7も発表されましたが、12.9インチモデルよりもCPUのクロック数が2.24GHzから2.16GHzに抑えられ、RAMも12.9インチの4GBから2GBにダウンしてしまいました。

つまり今のところ最高性能なのはiPad Pro 12.9となりますね。
Pro 12.9と同等以上の性能の9.7の発売を期待していたので残念です。

しかしながら、iPad Pro 12.9サイコー!と両手放しで喜んでいられるわけにはいきません。
iPadは良くも悪くもiOSなので、使い勝手がよくありません。

ソフトウェア的に自由度が無いのと、特にAndroidのような戻るボタンが無いのは辛いですね。

というわけで、どこかのメーカーで13インチ超のカラーe-inkの使い勝手の良い読書に向いたAndroidタブレット作ってくれないですかねー。
ベゼルも狭くて、軽くて、薄いモデル。

13インチ超のカラーe-inkの使い勝手の良い読書に向いたAndroidタブレット

どこのメーカーも出さないだったら、もう自分達でつくるしかないかもしれんね。

アスペクト比ってなんか面白い

アスペクト比ってなんか面白い

むかしからのブラウン管テレビは4:3のアスペクト比でしたが、1994年ぐらいのアナログハイビジョン放送、1995年のクリアビジョン放送から16:9のワイド画面が広まってきました。

当時のキャッチフレーズとしては、
「16:9のワイド画面は、今まで映っていなかった横の部分も見られて臨場感抜群!」
のような説明をしていましたが、最近よく考えるとこれは違うように思いました。

アスペクト比ってなんか面白い

アスペクト比の一覧をみると…
1.33:1 (4:3) 映画スタンダード・サイズ/旧型テレビ
1.414:1 A判B判 紙のサイズ
1.44:1 IMAX(映画)
1.5:1 (3:2)
1.6:1 (16:10) 一部のPCディスプレイサイズ
1.618:1 新書のサイズ
1.66:1 ビスタサイズ(映画)
1.78:1 (16:9) ハイビジョン放送/地デジなど
2.35:1(12:5)シネマスコープ(映画)
って感じになっています。

アスペクト比ってなんか面白い

旧来の4:3テレビは真四角に近いアスペクト比なんですが、最近流行りのIMAXもワイドというよりはわりと縦が長い。(IMAXは昔からありますが)
IMAXは元々35mmスタンダード・フィルムの倍の幅を持つ70mmフィルムを使った規格ですね。

こうやって図にしてみると、映画などでお馴染みのビスタサイズ(1.66:1)やシネマスコープサイズ(2.35:1)はワイドで臨場感があっていいなぁと感じますね。

しかし、しかしですよ、どうやらビスタサイズは映画スタンダードサイズ(35mm)の上下をカットしたようなもののようですし、シネマスコープサイズは35mmのフィルムを左右圧縮(スクイーズ)して伸ばして表示しているようです。

となると、ビスタサイズもシネマスコープも35mmフィルムの性能を100%使いきっているわけでは無いような感じです。

IMAXは70mmフィルムを水平方向に送ることで、1コマに使うフィルムの面積を通常の映画より広くし、高精細度の映像が得られるようにしたシステムなので、70mmIMAXは相当綺麗なんだと思います。
(いまの日本にあるIMAXはデジタルなので70mmフィルムとは違いますが)

アスペクト比ってなんか面白い

結局、これまでの画面のワイド化ていうのは横に伸びたのではなく、基本的に縦がカットされていたと考えていていいのかもしれないです。

横幅を固定してみると、幅の広いビスタサイズやシネマスコープは画面の面積が狭いようにも感じますね。
アスペクト比ってなんか面白い
縦方向が短いと、必然的に情報量も少なくなります。

また、現在はワイド画面といえば16:9のアスペクト比の製品が世界標準ですが、これは安価な量産製品に多いです。

パソコンなどでの作業は16:10(1.6:1)のほうが使いやすいですが、デジタル放送(1080i)やBlu-ray(1080p)、4K(2160p)、Youtube(720p,1080p,1440p,2160p)などで使われる動画は16:9(1.78:1)となっています。

最近では良いスクリーンやモニターになると縦方向が伸びる傾向があって、パソコンの画面などでもこだわった製品は16:10の比率のものなどもあります。
iPadなどタブレットの中には、4:3(1.33:1)、3:2(1.5:1)の比率のものも徐々に増えてきました。

つまり歴史を振り返ると、とりあえず画面の見た目を横にワイド化したものの、解像度や使いやすさ、臨場感などを追求したら、結局スクエアっぽく戻ったのかなと思います。
一周回って、縦方向の重要さが再認識されたって感じですかね。

ワイド化すると同等のインチ数でも画面面積=情報量が少なくなりますから。

今度パソコンモニターやタブレットを買うときは、画面の縦の比率にも注目してこだわったものを選んでみて下さい。

個人的には、解像度が3,840×2,400ピクセル、WQUXGA(Wide QUXGA) 16:10 4k対応で、30インチ程度の60Hz対応モニターがあれば欲しいなぁと思います。
使いやすいと思うんだけど、そういう商品は世の中に無いのですねぇ。
EIZOなんかが作ってくれるとありがたいんですけどね。

見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び

Apple iPad Proなどの大きな画面のデバイスが発売され、またdマガジンやKindleなどの使いやすい雑誌、電子書籍サービスが出てきたことで、以前と比べるとずいぶん電子デバイスで読書がしやすくなりました。

スマートフォンなどでも雑誌や漫画を表示できますが、ピンチアウト(拡大)を必要とせず見開き閲覧できるデバイス=画面の大きなタブレットのほうが断然読みやすいです。

ということで、雑誌・漫画ビューアーとして読みやすい端末のサイズやディスプレイ、アプリケーションはなにか調べてみました。

下の写真は左側が「Apple iPadPro+ComicGlass(アプリ)+自炊データ」、右側が「B6判コミックス(紙の漫画)」の表紙です。

見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び

iPadProと実際の漫画を見開きサイズで比較すると
●Apple iPadPro 262.17×196.53mm、画面面積515cm^2、1:√2表示面積486cm^2
●B6判 256×182mm、見開き面積466cm^2
となり、液晶ディスプレイと紙のマンガを開いた見た目がほぼ同じサイズになります。

※雑誌漫画など一般出版物の縦横比は、A4用紙などに代表される1:√2です。

【タブレットの比較】
大きな画面のタブレットを2機種比較してみましょう。

 インチ表記と面積
13.3インチのLenovo YOGA Tablet 2 Proと12.9インチのApple iPadPro。

●13.3インチ 16:9 Lenovo YOGA Tablet 2 Pro 488cm^2
●12.9インチ 4:3 Apple iPadPro 515cm^2
実際に計算してみると、インチ数の小さなiPad Proのほうが画面面積が広いことがわかります。
このように、画面のインチ表記は対角線の長さを記したものであって、画面の面積を表しているわけではありません。

 余白
しかも、雑誌(1:√2)表示する場合、ディスプレイのアスペクト比によった余白が生まれ、実際にはこのとおり12.9インチのApple iPadProの方が圧倒的に大きく1:√2画像を表示することができます。

見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び

●13.3インチ 16:9 Lenovo YOGA Tablet 2 Pro 1:√2表示面積 388cm^2、
●12.9インチ 4:3 Apple iPadPro 1:√2表示面積 486cm^2

 画面使用率
見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び

(枠外がモニタ比、枠内は1:√2比)
1:√2画像を表示するのに、アスペクト比4:3では余白は約5%ですが、16:9では約20%にもなってしまいます。

 バー
更に、YOGA Tablet 2 Proでdマガジンで雑誌を表示すると、Androidナビバーが下部に約10mm占めることで表示画面が左右までも減ります。
見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び
Lenovo YOGA Tablet 2 ProとApple iPadProにて、dマガジンを表示したところです。

バーにより 16:9のYOGA Tablet 2 Proは、1:√2表示面積が 345cm^2まで縮小され、インチ数が大きいのにiPadProよりも約3割も小さい表示となってしまうのです。
もし類似のバーがiPadなど4:3の画面に下部に付いたとしても、余白に収まり表示面積に変化は無いでしょう。

4:3 Nexus9ナビバー付き 16:9 Nexus6横付きナビバー
見開き雑誌/漫画ビューワーとしてのデバイス選び
(Nexus9 Nexus6ピンチアウト無しで見開き閲覧は困難です。解像度が高いからと言って細かい字を読み続けると目を悪くするので注意してください。)

Androidのナビバーを隠すアプリもありますが、あまり使用しやすいものではありません。横置きの際ナビバーが横に配置されるものもあるので、購入時はチェックしましょう。任意にナビバーを横に配置するアプリの存在は確認できていません。

WindowsOSであればツールバーを左や右サイドに配置して余白の有効活用ができますが、アプリやソフトにより結局上下にステータスバー、シークバーやナビバー等が出ます。
このことを考えると、見開き使用時の上下に余白がある4:3が理想的だと考えます。

【サイズ以外のスペック】

 重量
250g以上になると長時間手に持っての利用は厳しく、膝や机の上に置いて支えるような使い方になります。
700g以上のiPad Proは購入するまで重いように感じますが、実際は置いて使っているのでそれほど気になりません。
持ち歩きとなると軽いほうが良いのですが、剛性を考慮すると仕方ないようにも思えます。

 ppi
画面の細かさを表すppi(pixel per inch)は、250ppi程度あれば肉眼でドットが見えることはほとんどありません。
雑誌ビューワーでは、200ppi以上欲しいです。

 CPU メモリ
処理速度は特に必要としません。クアッドコア、オクタコアもあまり意味がありません。
ページめくりアニメーションなどはすぐに飽きます。
メモリは最低でも2GBぐらいはないと、アプリによってはカクつきがでるかもしれません。

 OS
Androidの「戻る」ボタンは全てにおいて使いやすいですね。
iOSには統一された戻るボタンが無いのですが、これが操作面において致命的に感じることもあります。
Windowsソフトは一般的にキーボード&マウス操作を前提に作られてるので、タブレット操作にあまり向きません。

 画面の光沢
光沢・グレア、非光沢・アンチグレア(ノングレア)と表記されています。フィルム等でグレアからアンチグレアは比較的綺麗に変更できます。
グレアの方がパッと見た目は綺麗なのですが、特に大画面を手に持つとチラつく反射が気になります。
多少の画像劣化があっても、読書における疲労度はアンチグレアのほうが軽減できるでしょう。
感触もツルキュッからサラサラに変わり、操作性も良くなると思いますよ。

【アプリ/サービス】

 ComicGlass(iOS)
自炊(自分でスキャンしたものなど)に特に有効です。ストリーミング閲覧が可能で、本体のストレージ容量を気にすることなく大容量の読書ができます。
1TBあれば(PCの共有フォルダやNASなどのサーバを利用を想定)、漫画6,000冊程を保存して読めると思います。
このようなストリーミングを使うのであればiPad Proは高額な128GBではなく、32GBでも十分ですね。
上部にステータスバーが出たままですが、iPadの4:3では余白に入るため影響なく使えます。

 マンガミーヤ(Windows)
古いソフトですが、カスタマイズ性に優れ、多機能、高速な漫画用ビューワー。特に自炊用です。

 dマガジン (Android/iOS/PCブラウザ)
160冊以上の人気雑誌が読めます。
記事の内容が少し削除、マスキングされていますが、最新の雑誌はもちろんバックナンバーも読めます。
配信解像度も高いのは良いですね!
立ち読みレベルとして、普段使いの雑誌読み放題サービスとしては秀逸です。
1つの契約(ID)でモバイル端末を5台まで登録できるため、家族の雑誌代が月額432円でOKです!?
自分専用のdocomoIDを持っていても、別途家族用dマガジン専用docomoIDの取得をしたほうがいいかもしれません。
PCブラウザでの閲覧は今のところ台数制限無しですが、異なる環境(違うOS/違うブラウザ/違うIP)からの同時接続はできません。
(2016/3/5現在)

 Kindle (Android/iOS/Windowsアプリ/OS Xアプリ/PCブラウザ)
無料漫画の配布や期間限定で定価1/10ほどの激安漫画などもあることから、インストールしておいて損の無い必須アプリですね。
原本から電子書籍データにしているため、上画像のように見開きの漫画やグラビアが完全に一枚画像になることは自炊にできない利点です。
ただ、配信解像度が低いものがあるのが残念です。
容量や配信デバイスに合わせて解像度を選べるようにして欲しいものです。

 e-ink/電子ペーパー
文字の本を読むなら、e-ink/電子ペーパーは、液晶や有機ELより断然読みやすく疲れません。
画面サイズや比率は読みやすさにはそれほど関係なく、文字の大きさやフォントの方が重要になります。
Kindleは雑誌やマンガを読むのには最上とは言えませんが、文庫本や小説などテキストをメインとした読書には最適なサービスです。
画面が小さい思われる、Kindle Paperwhite(6インチ)でも十分に読書ができますよ。

13.3インチ4:3の電子ペーパーを使ったSONY DPT-S1は、OSなどの今後の発展に期待ですね。
1:√2表示面積517cm^2とiPadProより大きく見れます。論文なども読みやすいようです。

いまのところ、雑誌やマンガをみるなら、Apple iPad Proが最適という結論ですね。
テキスト本であれば、Kindle Voyageがベストかな?

Amazonプライム会員になると、Kindle端末本体が4,000円引きの4,990円、Kindle Paperwhiteが10,280円から買えます。
更にKindleオーナー ライブラリーで1万冊以上のKindle本から毎月1冊無料で読書ができます。

Kindleでの読書生活も良いのですが、ストリーミング閲覧なども可能な見開きの読書に最適なデバイスや環境がぜひ欲しいですね!

Nexus9の処理速度をNexus6と比較

最近Nexsu9というAndroidタブレットの動作が遅くなってきたように思って、一応キャッシュクリアをしたり初期化をしたりできることは試したのですが、あまり調子が良くないので製造元のHTCに修理に出しました。

しかし、HTCからは問題がなかったということで帰ってきました。

一応他の有識者にも確認してもらうために、Nexus6との比較をビデオに撮ってみました。

こうやって見ると「十分速いじゃねーかwww」と言われそうですが、使っていると結構ストレスがあるんですけどね。

この辺、iPad Proなどのほうがサクサク動くのでいいのですが、iOSは戻るボタンが無くて使いづらいですね。

GoogleのPixel CというAndroidタブレットは高性能っぽいんだけど、LTE無しで17万円はボッタクリ。

この中華タブレット「TECLAST P98 4G」なんかは、わりと性能良さそうだけど…。

まともなタブレット無いかな…。

ローカルガイドでGoogleDrive1TBを無料でゲット

ローカルガイドでGoogleDrive1TBを無料でゲット

Googleにはローカルガイドというサービスがありますが、聞いたことがない人もいるかもしれません。
でも、GoogleMapsを使ったことがある人は、一度はクチコミや書き込みや写真は目にしていると思います。

ローカルガイドに参加すると、GoogleMAPのスポットの口コミや写真を投稿できます。
そしてローカルガイドになって貢献した特典で、GooglePhotosでも使えるGoogleDriveの1TBの容量が無料でもらえます!

ローカルガイドになってポイントを得られるのは「口コミ情報の投稿」だけだったのですが、「写真の投稿」「古いスポット情報の修正」「新たなスポットの追加」「地域に関する質問への回答」でもポイントが得られるようになりました。

◆レベル1(0~4ポイント)
ローカルガイドの月刊ニュースレターでさまざまな情報を入手できます。
・Google 主催のワークショップやハングアウトに参加できます。
・メンバー限定のコンテストに参加できます(一部の国のみ)。

◆レベル2(5~49ポイント)
・Google の新しいサービスや機能を一般リリース前に試用できます。
・交流会を企画し、ローカルガイドのカレンダーで宣伝できます。

◆レベル3(50~199ポイント)
・Google マップでローカルガイド バッジが表示され、存在感をアピールできます。
・Google+ の限定コミュニティで他のメンバーと交流できます。
・ローカルガイド コミュニティのチャンネルを作って、メンバー間の交流を深められます。
・Google が主催するイベントに招待されます(一部の都市のみ)。

◆レベル4(200~499ポイント)
・Google ドライブ ストレージを無料でアップグレードできます。
・「注目のローカルガイド」として紹介される可能性があります。
・毎年、感謝のギフトが贈られます。

◆レベル5(500ポイント以上)
・Google 社員と同じように新サービスを一般リリース前に試用できます。
・レベル 5 ローカルガイド サミットへの参加を申し込めます。

この中のレベル4の「Google ドライブ ストレージを無料でアップグレードできます」が美味しいのです。
無料でアップグレードできる容量はなんと1TBで、通常なら$9.99/月額(約1,231円)のプランです。
年間約15,000円程度のサービスなのですが、これが2年間無料で使えるのです。
これはお得ですね!

2016年7月7日からは、無料アップグレード容量が1TBから100GB、無料期間が2年からに1年間となりました。(´・ω・`)
通常$1.99月額(約200円)のプランで、年間約2,400円程度のサービスなのですが、これが1年間無料で使えるのです。

レベル4になるには200ポイント獲得する必要がありますが、クチコミは手短なコメントでもOKですし、写真を投稿したり、お店に関する質問に答えたりすれば、あっという間に貯まります。
(短くても有益なコメントが望ましいのは言うまでもないですが…)

ボクの場合は、2015年11月22日時点で232ポイントですが、内訳は
クチコミ 106件
写真 78件(78枚では無いです)
回答 42件
追加した場所 0件
編集した場所 6件
です。

以前よりGoogleMAPにはクチコミや写真を投稿していたので、今回はあっというまにこれでレベル4になってGoogleDriveが1TB無料で使えるようになりました。
もらった1TBはGoogleDrive、Gmail、GooglePhotosなどで使えます。

ボクの場合、GooglePhotosで容量を17GBぐらい使っているので、これはいいな!
(GooglePhotosの説明はこちら)

Googleローカルガイドは役立つ情報を掲載すれば人のためにもなりますし、やってみると面白いと思います。
クチコミサイトなどを使っている人には、写真用のストレージももらえるのでピッタリですね。

オススメです。(^^)

GooglePhotosは超ベンリ

GooglePhotosは超ベンリ

GooglePhotos(グーグルフォト)はAndroidやiPhoneで撮った写真をGoogleのクラウドに自動的にバックアップできるサービス。

スマフォだけでなくパソコンにソフトを入れるとパソコン内の画像も同期できるから、手持ちの写真はすべてクラウドへ自動アップロードできます。

Googleのソフトですが、iOSでも問題なく自動アップデートなどが使えるのが素晴らしいですね。
一度簡単な設定さえすれば、iPhone標準カメラで撮影するだけで、GooglePhotosへ勝手にアップロードしてくれます。
MacでもOKなのが良いです。

Google嫌いじゃなければ絶対オススメです!!

すべての写真は時系列に並べられて、タグ付け、関連付けも自動。
複数のカメラデバイスで撮った写真も一元管理できるから便利だわ!

しかも、1,600万画素までの写真は「無料で無制限アップロード」できます。

…なんですが、ちょっと気になるのが「無料で無制限アップロード」を使うと、写真が圧縮されてしまいます。

1,600万画素以下のカメラで撮った写真も圧縮されて保存され、見た目にはほとんどわからなくても劣化しています。

GooglePhotosの設定で、劣化させない方法もあります。
Google Driveのユーザ領域(標準15GB)を使えば元のファイルの品質、サイズをそのまま保存できます。

ボクは保存容量を使ってしまう「そのまま使う」(元の解像度)と設定しているので、あっという間に標準の保存容量15GBを使ってしまいました。
なので、100GBまで使える$1.99/月のGoogleドライブの有料プランを申し込みました。

月々の支払いは発生してしまいますが、いくらスマートフォンの低クオリティのカメラでの撮影はいえファイルが劣化する(非可逆圧縮)は避けたいです。

例えばですが、ボクは普段聴く音楽はMP3(320kbps)でも構いません。
GooglePlayMusicを使っていますが、これだと無料で50,000曲をクラウドのストレージに預けられます!

とりあえず、好きなMP3の曲をAmazonなどからダウンロード購入して、どうしても高音質で聞きたかったら、後からハイレゾのファイルやCDを買うなりしてもいいわけです。
(なぜWAVやFLACを使わないかは、WAVはジャケット写真の埋め込みができないのと、FLACは今でこそ市民権を得た感があるけど、数年前までは今後も持続利用できるファイルか不明だった)

ボクが聴くジャンルの場合、大抵の楽曲は後でオリジナルの高音質ファイルをゲットすることができます。

ようは、楽曲ファイルはある程度、後からお金で解決できますが、写真は自分が撮った一期一会のもの。

ボクにとって曲と音楽のファイルの扱いの違いは、人が作った量産のファイルと自分が撮ったオリジナルファイルの違いかな?

お金をかけても取り返せないデータは、ちゃんとオリジナルで保存しておきたいというわけです。
まあ、多少のファイル劣化が気にならない人であれば、そのまま無償版で多少劣化した画像ファイル使うのも良いですけどね。
普段は気になりませんから。

メインの写真管理をGooglePhotosとせず、HDDやNASにオリジナルの写真を保存して、GooglePhotos(GoogleDrive)には劣化したコピーを置いておくというのもひとつの方法です。

が、管理がちょっと面倒ですね。

と、大人しく有償プランを続けよう…と思っていたら、GoogleDriveが1TB無料で使える!というサービスが誕生しました。

詳しくは続き「ローカルガイドでGoogleDrive1TBを無料でゲット」をどうぞ!!