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【IMAX&DOLBY ATMOS】スター・ウォーズ/フォースの覚醒は、どの映画館で観るのがいいか調べてみた

【IMAX&DOLBY ATMOS】スター・ウォーズ/フォースの覚醒は、どの映画館で観るのがいいか調べてみた

※2016年7月11日更新
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スター・ウォーズ シリーズ 第7作目となる「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(Star Wars/The Force Awakens)が2015年12月18日、18時30分に全国一斉公開されました。
ずっと前から楽しみにしていた人も多いでしょうね。

【IMAX&DOLBY ATMOS】スター・ウォーズ/フォースの覚醒はどの映画館で観るのがいいか調べてみた
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最高の映画は、できれば最高のシアターで観たいもの。
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の一部はIMAXカメラで撮影されているので、ほとんどのシアターでは映像を上下カットして上映されます。

IMAXカメラとは
カナダのIMAX社が開発したカメラで、今回のスター・ウォーズの一部のシーン(10~20分程度?)には、IMAXの70mmフィルムで撮影されたものがあります。
70mmフィルムは35mmフィルムの10倍以上の解像度になるとのことで、上映時には8K相当の高画質になります。

しかしながら、その70mmの高画質な映像はすべての映画館で楽しめるわけではありません。

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アスペクト比ってなんか面白い

アスペクト比ってなんか面白い

むかしからのブラウン管テレビは4:3のアスペクト比でしたが、1994年ぐらいのアナログハイビジョン放送、1995年のクリアビジョン放送から16:9のワイド画面が広まってきました。

当時のキャッチフレーズとしては、
「16:9のワイド画面は、今まで映っていなかった横の部分も見られて臨場感抜群!」
のような説明をしていましたが、最近よく考えるとこれは違うように思いました。

アスペクト比ってなんか面白い

アスペクト比の一覧をみると…
1.33:1 (4:3) 映画スタンダード・サイズ/旧型テレビ
1.414:1 A判B判 紙のサイズ
1.44:1 IMAX(映画)
1.5:1 (3:2)
1.6:1 (16:10) 一部のPCディスプレイサイズ
1.618:1 新書のサイズ
1.66:1 ビスタサイズ(映画)
1.78:1 (16:9) ハイビジョン放送/地デジなど
2.35:1(12:5)シネマスコープ(映画)
って感じになっています。

アスペクト比ってなんか面白い

旧来の4:3テレビは真四角に近いアスペクト比なんですが、最近流行りのIMAXもワイドというよりはわりと縦が長い。(IMAXは昔からありますが)
IMAXは元々35mmスタンダード・フィルムの倍の幅を持つ70mmフィルムを使った規格ですね。

こうやって図にしてみると、映画などでお馴染みのビスタサイズ(1.66:1)やシネマスコープサイズ(2.35:1)はワイドで臨場感があっていいなぁと感じますね。

しかし、しかしですよ、どうやらビスタサイズは映画スタンダードサイズ(35mm)の上下をカットしたようなもののようですし、シネマスコープサイズは35mmのフィルムを左右圧縮(スクイーズ)して伸ばして表示しているようです。

となると、ビスタサイズもシネマスコープも35mmフィルムの性能を100%使いきっているわけでは無いような感じです。

IMAXは70mmフィルムを水平方向に送ることで、1コマに使うフィルムの面積を通常の映画より広くし、高精細度の映像が得られるようにしたシステムなので、70mmIMAXは相当綺麗なんだと思います。
(いまの日本にあるIMAXはデジタルなので70mmフィルムとは違いますが)

アスペクト比ってなんか面白い

結局、これまでの画面のワイド化ていうのは横に伸びたのではなく、基本的に縦がカットされていたと考えていていいのかもしれないです。

横幅を固定してみると、幅の広いビスタサイズやシネマスコープは画面の面積が狭いようにも感じますね。
アスペクト比ってなんか面白い
縦方向が短いと、必然的に情報量も少なくなります。

また、現在はワイド画面といえば16:9のアスペクト比の製品が世界標準ですが、これは安価な量産製品に多いです。

パソコンなどでの作業は16:10(1.6:1)のほうが使いやすいですが、デジタル放送(1080i)やBlu-ray(1080p)、4K(2160p)、Youtube(720p,1080p,1440p,2160p)などで使われる動画は16:9(1.78:1)となっています。

最近では良いスクリーンやモニターになると縦方向が伸びる傾向があって、パソコンの画面などでもこだわった製品は16:10の比率のものなどもあります。
iPadなどタブレットの中には、4:3(1.33:1)、3:2(1.5:1)の比率のものも徐々に増えてきました。

つまり歴史を振り返ると、とりあえず画面の見た目を横にワイド化したものの、解像度や使いやすさ、臨場感などを追求したら、結局スクエアっぽく戻ったのかなと思います。
一周回って、縦方向の重要さが再認識されたって感じですかね。

ワイド化すると同等のインチ数でも画面面積=情報量が少なくなりますから。

今度パソコンモニターやタブレットを買うときは、画面の縦の比率にも注目してこだわったものを選んでみて下さい。

個人的には、解像度が3,840×2,400ピクセル、WQUXGA(Wide QUXGA) 16:10 4k対応で、30インチ程度の60Hz対応モニターがあれば欲しいなぁと思います。
使いやすいと思うんだけど、そういう商品は世の中に無いのですねぇ。
EIZOなんかが作ってくれるとありがたいんですけどね。

終わりよければ全てよし

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」で、「ランド・カルリシアン」が「ハン・ソロ」から「ミレニアム・ファルコン」という宇宙船を借りるときに、「傷ひとつなくソロにファルコン号を返す」と約束したのに、デス・スター突入の際に狭いダクトの壁にぶつけてレーダーをぶっ壊した。

だけど、ハン・ソロは何もお咎めしなかった。(はず)
帝国軍をやっつけてしまえば、そんな小さなことはどうでもいいのだ。(多分)
終わりよければ全てよしってことなのだ。

96時間&96時間/リベンジを観ましたよっと

(注)この感想は、犯罪や殺人を推奨・助長するものではありません。
(注)ネタバレが含まれる可能性があります。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスクワイ=ガン・ジン役だった、リーアム・ニーソンが主役です。
パッと見は冴えないダメオヤジですが、元CIAの凄腕の父親。

あのカッコ良かったクワイ=ガン・ジンがずいぶんオッサンの役……。
とはいえ、もう60歳になられたのですね。

ストーリーは誘拐されてから96時間以内に娘を助けないと二度と再開できないという設定で、それで父親が助けに行くというありきたりなものですが、CGを使っていないアクションと、愛する娘を取り戻す、敵への「憎しみ」と「思い切り」が凄い!

ネットとか口の悪い人はたまに「ぶっ殺すぞ!」とか使いますが、このオヤジはかなり激しく「ぶっ殺して」います。

拷問のシーンでも笑ってしまうぐらいに容赦しないし、
敵が「あんたには恨みはない。ビジネスなんだ!」っていうと、
「こっちは100%私念だ!」と、そこまで撃たなくてもいいんじゃないの!?
っていうぐらいに皆殺しにしてしまいます。

まあ、悪いヤツはやられて当然ですが……ね。

で、96時間/リベンジは、殺された悪者一家のボス(父親)が復讐にきます。

一度は主人公と元奥さんは捕らえられてしまいますが、これまた、うまく逃げ出して、ぶっ殺します。

最後にボスは見逃してやるものの、やはり結末は……。

ちなみに、リベンジのほうは96時間という時間はあまり本編とは関係無いようですね。

リベンジには「もうひとつのエンディング」があって、こっちも良い感じです。

まあ、この2本の映画を観て感じたのは、
「これくらい愛することができる者がいたら幸せだなぁ」
というのと
「怒るならここまで本気にしたほうがいいなぁ」
ということ。

もっとも、殺人はダメ絶対ですけどね。
言わずもがな。

ちなみに、この映画はR15+指定ぐらいにしておいたほうがいいと思いました。(^_^;)
特に1作目は面白かったですね。