「東京・関東圏」カテゴリーアーカイブ

【閉店】ゆっくりとした時間を味わう大人の空間 ~ 千駄木 結構人 ミルクホール

ゆっくりとした時間を味わう大人の空間 ~ 千駄木 結構人 ミルクホール

千駄木にすごく渋いカフェがあると聞いてきた。
どうやらお一人様専用のカフェらしい。

根津神社の近く、不忍通りから少し入って、一見普通の住宅のような建物の脇のほうを入っていったところに入り口があります。
とはいえ、一応看板が出ているので、迷って辿りつけないということはないと思います。
下町情緒あふれる谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアの中でも相当気合が入ったお店です。

実は、前の日曜の夕方に伺ったのですが、その時は満員で入店できませんでした。
今回はリベンジということで、平日の夕方に伺いました。

前回は満員だったのに、今日は先客がゼロでした。
この谷根千エリアはメディアでも人気があって、遠方からの観光客やお客も多いのでやはり休日は混むのでしょうね。

店に入るとやや薄暗く、かすかにBGMは流れているものの基本的にシーンとしています。
よくある昭和風のアミューズメントがありますが、ここはそのようなフェイク感が無くて、もう少し本格派というか、かなり雰囲気があります。
まるで時間が止まっているようです。

ボクは酒が飲めませんが、実はコーヒーも苦手です。
コーヒーの味はわかりますが、お腹が痛くなるので極力飲みません。

なので、こちらは豆などにこだわってコーヒーを淹れているようですが、コーヒーと同じぐらいこだわっているという「想いやり生乳」と「チーズケーキ」を頼みました。
この想いやり牛乳は、北海道から取寄せている無殺菌の牛乳らしいです。

「想いやり生乳」140mlが900円、チーズケーキが単品800円と書いてあります。
合計1,700円かぁ、高いなぁ。
と思っていたら、セットだと1,100円になるらしいですね。

「想いやり生乳」は普通の牛乳とは違って、変な臭みやエグミがありません。
決して薄いというわけではないのですが、サラっとしていて非常に飲みやすいです。
もちろんコクも味わいも深いです。

チーズケーキは材料に吟味してチーズの香りと旨味がグッとくるタイプです。
これは美味しいですね。
このチーズケーキは自家製で、店主がお店で作っているそうです。

「結構人」という意味を知らずに変な名前だなと思っていましたが、「お人好し」という意味があるようですね。
人はいいけど、なかなかうまくいかない人…とか。
かなり哲学的な名前ですね。

ボクはこのお店に仕事の合間にやってきましたが、時間が進むことを忘れるような雰囲気のお店です。
確かに食べ物や飲み物にもこだわった、それだけでも価値のあるお店ですが、もっと時間を大切することを再認することができる空間です。

最近はみんな忙しくて、時間や情報、数字に振り回されていますが、「こちらでは本などを読んで、少し立ち止まって考えてみる」ということが可能になると思います。
忙しいという文字は「心を亡くす」と書くと言いますが、スケジュールが埋まっている人こそ、心を鎮めに来たほうが良いですね。

店内ではパソコンも使えますが、読書のほうが似合ってますね。
というボクは読書は読書でも、電子書籍リーダを使ってしまっていますが。苦笑

雰囲気も良く、味も良く、あまり人には教えたくないような、大人の秘密の空間です。
リピあり。(^^)

結構人 ミルクホール

昼総合点★★★★ 4.1

関連ランキング:カフェ | 千駄木駅根津駅東大前駅

【移転】ホクホクのおいもスイーツ ~ 巣鴨 おいもやさん興伸 巣鴨本店

ホクホクのおいもスイーツ ~ 巣鴨 おいもやさん興伸 巣鴨本店

甘くてホクホクのスイーツといえば、栗もありますが、やっぱり「おいも」でしょう。
特に冬はやきいもなども美味しいですよね。

こちらの「おいもやさん興伸」は、東京都内の東側エリア、浅草や巣鴨などにたくさんの店舗を持つ、知っている人は知っているおいもスイーツチェーンです。

「大学いも」や「スイートポテト」の他にも「芋かりんとう」や「芋あめ」などもあるようです。
大学いもには「紅さつま」と「カモテ」の2種類があって、「カモテ」のほうがリーズナブルです。
もっとも季節によって、さつまいもの種類は変わるようです。

今回は「カモテ」の大学いもを食べてみましたが、ホクホクして美味しいですね!
もちろんミツの甘さもあるのですが、いも自身の甘みもありますね。

後から調べてみると、「カモテ」はインドネシア産、「紅さつま」は鹿児島県産だそうです。
一瞬、インドネシア産なのかあ……と思いましたが、外国から輸入している野菜や果物なんて山のようにあるわけだし、無農薬とのことですし、インドネシア産に抵抗感を持つことはナンセンスですよね。
日本国内で作っている野菜でも、安全で無いモノなんてたくさんあるでしょうし…。

まだお腹に余裕があったので「スイートポテト」も食べました。
こちらは、かなり「生」な感じがして、しっとりとした食感です。
原材料名は、さつまいも、砂糖、ミルク、バター、卵黄、とのことですが、なにかわざとらしい匂いが強いように思いました。
材料をみる限り、香料は入って無いのですが…。

大学いもは3個で200円程度と安くはないのですが、味は良いと思います。
これが普通だと思って、スーパー売っているような大学いもを食べてみると「おいもやさん興伸の大学いもはなんて美味しいのだろう?」と思い返すことになると思います。
もっとも、スーパーなどで売っている大学いもがマズすぎるようにも思いますが。笑

巣鴨にはなかなか来れない人も、浅草や東京駅隣の大丸にもありますし、電話注文でお取り寄せもできるようです。
いもは昔から美容にも良いといいますし、多少は食べ過ぎても大丈夫かな?笑

次は、芋ようかんとアップルポテトを食べてみたいです。
リピあり。(^^)

おいもやさん興伸 巣鴨本店

昼総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:和菓子 | 巣鴨駅庚申塚駅巣鴨新田駅

丁寧に作っている定食屋さん ~ 巣鴨 ときわ食堂

丁寧に作っている定食屋さん ~ 巣鴨 ときわ食堂

巣鴨のとげぬき地蔵の近くにある、結構大きくて有名な定食屋さんです。
以前から気になっていて、こちらに来る機会を探していましたが、連日脂っこいモノを食べていたので、なにか落ち着いた定食でも食べたいと思い伺いました。

こちらは、エビフライやカキフライが人気のようなのですが、少しでもアッサリしたものを食べたかったので、マコガレイの煮付け定食にしました。

結構こだわって、丁寧に作っているようで、ご飯は炊きたて、漬物は自家製、味噌汁は一人前ずつ作っているとのこと。

謳い文句のとおり、白飯は炊きたてで美味しかったです。
お米が美味しい定食屋はいいですね。
個人的には、美味しい白飯があれば、おかずはそこそこで、何なら美味しい漬物だけでも良いのです。笑

マコガレイは、少し生臭い感じがしました。
身が薄くて、食べるところが少なかったのも残念でしたね。
味付けはもう少し甘めのほうが好きです。個人的には。

あと、お味噌汁も熱々で良いのです。

ただ、料理は全体的に塩がキツイというか、塩がたっている感じがします。
使っている塩が良くないんじゃないかな。

それと致命的なのは、夜は喫煙可能なんですよね。
夜は居酒屋みたいになっていますが、やはり近くでプファーと煙を出されるとタバコ臭くて困ります。
分煙ぐらいしてほしいですね。

客層はサラリーマンっぽい人やカップル、年配の方など多種多様です。
まあ、値段もそこそこで、そこそこ美味しいモノがいただけるので、人気なのもうなずけますね。

ここにしかない!っていう光るものは無いのですが、丁寧に作った定食は、やはり安心して食べることができます。
メニューが多くて迷いますが、次はやはりエビフライなど食べたいですね!

リピあり。(^^)

ときわ食堂

夜総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:定食・食堂 | 庚申塚駅巣鴨駅巣鴨新田駅

【閉店】昔のふらんす亭ではないです ~ ふらんす亭 水道橋店

昔のふらんす亭ではないです ~ ふらんす亭 水道橋店

けっこう昔、秋葉原や確か神田駅にもあって、たまーに行っていた「ふらんす亭」。
ずいぶんとご無沙汰でしたが、懐かしくなって入ってみました。
経営が変わったと聞いていていますが、レモンステーキなどは変わらずメニューにあるようですね。

お店に入ると、外国人のスタッフが対応をします。
東京ではコンビニからレストランまで多くの外国人スタッフが活躍していますが、ここも外国人の方が働いています。
ただ、他のお店と違うのはかなり日本語がカタコトで、聞き取りにも難がありますね…。

ちょっと嫌な予感がしましたが、お腹が空いていたので、少しだけ肉の量が多い「リブロインステーキ(220g)2,030円」を頼みました。
焼き加減はレアです。

最初にスープとサラダが来て、そんなに待つこともなく、ステーキが到着しました。
が……。

思わず、ステーキ皿を見て笑ってしまいました。
適当に焼いた肉に、適当にソースをかけて、申し訳程度に付け合せを乗せただけの物体です。
これは料理では無いですよ。
しかも結構いい値段とってるんですが…。

あまり書いちゃう色々怒られてしまうので詳しくは書きませんが、ここは昔のふらんす亭ではないですね。
内容は、お察し下さい。
とはいえ、一応レビューはします。

肉はレアではなく、ウェルダンに焼きあがっていました。
スジだらけで堅い。
申し訳ないのですが、かなり残してしまいました。

一生懸命働いている外国人スタッフは仕方ありませんが、もう少しスタッフ教育をちゃんとしたほうがいいかと思います。
メニューを見てみると、至る所に「写真はイメージです」と書いてありますが、かなり実物とイメージが異なっているように思います。

ふらんす亭の名前を昔なつかしく思って入ると残念な思いをすることになります。

ふらんす亭のホームページには「ふらんす亭という名前は、味、お客様へのサービスともに、妥協したくない、という私達の強い思いの証なのです」とありますが、創業者の思いは忘れられているようですね。

リピは完全にありません。(>_<)

ふらんす亭 水道橋店

夜総合点☆☆☆☆ 1.3

関連ランキング:ハンバーグ | 水道橋駅神保町駅九段下駅

コスパの良い揚げたて天ぷら ~ 茅場町 天ぷらすず航

コスパの良い揚げたて天ぷら ~ 茅場町 天ぷらすず航

茅場町には隠れた日本料理の名店がいくつかあると思うのですが、こちらの「天ぷら すず航」もそんな名店のひとつ。
名店と言っても、ランチでは千円ちょっとからのプチ贅沢で楽しめるお店です。

すず航の名前は本やネットで知っていたのですが、なかなか行く機会がなく、天ぷらが食べたいなと思い立ったが吉日で、こちらまで少し足を伸ばしました。
住所は茅場町ですが、少し宝町のほうに行った裏路地にひっそりとあります。

お店に入ると、お店の方がコートを預かってくれます。
この辺から「ちょっと良いお店に来たな」と感じるわけですよね。(笑)

到着したのは12時30分ぐらいでしたが、最初のお客さんが一巡したのか並ばずにカウンターに座ることができました。
後からはパラパラと数名のお客さんが来ましたが、食べ終わる13時ぐらいにはボクを含めて3人しかカウンターに座っていませんでした。

お昼のメニューは天ぷらのコースとかき揚げ丼と天重がありますが、初めての訪問なので、いつも通り一番ベーシックなメニューを頼みます。
ゆりコース1,420円(税込)です。
ひとつ上のすみれコースは2,130円ですが、こちらは400円程度のデザートがついているようです。

天ぷらを揚げる大将と天ぷら鍋を囲むようにお客が座る、少し丸くなったカウンターです。
なんか銀座などの天ぷら屋さんにありそうな感じですね。

まずはご飯と味噌汁、漬物が出てきて、それから大根おろしの入った天つゆ、レモン汁が到着します。
その他には塩を入れる小皿と天ぷらを置いておくような小皿があります。

天ぷらは大将が目の前で揚げてくれて、そのままカウンターにある紙が載った台に置いてくれます。

…なんですが、隣の人の天ぷらは同じくカウンターに居るお姉さんが箸で置いています。
その天ぷらはどこから来たのだろう?
なぜ大将が直接、揚げたてを提供しないのだろう?
と、しばし考えていましたが、答えはわかりませんでした。

隣の人はさておき、ボクの場合は揚げたての天ぷらを1〜2品ずつ出してくれました。

最初は海老と海老の頭としめじです。
海老は塩で食べると良いそうです。
塩は塩っ辛く無く、海老の甘さが良くわかります。

ホタテの海苔巻きやタマネギと結構いろいろ出てきますね。
まあ、塩も美味しいですが、ボクは基本的には天つゆのほうが好きかな。
せっかく出てきたレモン汁ですが、少し味見はしたものの、あまり活用できませんでした。

最後に出てきたのは、わりと大きめのアナゴ。
揚げる前のアナゴも見ていますが、かなり大きくなっています。

「花を咲かせる揚げ方」というか、揚げるときに衣を後からかなり多めにつけていく技法?だと思うのですが、ちょっと衣が多すぎるように思いました。
穴子の身よりもふたまわりぐらい大きくなっていて、残念なことにアナゴの身と衣が剥離していました。
それも身のほうから衣を見ると、かなりべったりと、わざとらしく衣をつけていたのが素人の目からも分かる感じでした。
アナゴ以前の天ぷらはどれもカラっと仕上がっていてよかったのに、最後の締めは少しマイナス点でしたね。

最後のアナゴは残念でしたが、全体的には味も雰囲気、接客も満足できるレベルにあります。
まあ、八丁堀・茅場町・人形町近辺には、昔ながらの江戸っぽいお店が多いということは、ライバル店が多いとも言えますよね。
こちらもまた来るとは思いますが、近くにある「天ぷら みかわ 茅場町店」のほうが好きかなぁ。

とはいえ、みかわとは違った雰囲気ですし、十分コスパが良いので、こちらも来てみる価値はあります。
リピあり。(^^)

天ぷら すず航

昼総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:天ぷら | 茅場町駅日本橋駅八丁堀駅

超濃厚、極めて濃い家系ラーメン ~ 早稲田 武道家

超濃厚、極めて濃い家系ラーメン ~ 早稲田 武道家

とある食べログのレビュアーさんでラーメンのお店主体に書いていらっしゃる方を2人ほど知っているのですが、その中でも家系が大好き!というレビューを見ていると無性に家系ラーメンが食べたくなってしまった。

ボクは元々ラーメンの中でも麺が太めでガッツリとした家系は好きなんですが、そういえば今年に入ってからは家系ラーメンは食べてないな…と思いまして。

それらの書き込みの中でも、家系ラーメンの中で最強クラスに超濃厚なお店が早稲田にあると聞いて、思い立ったが吉日という感じで、こちら早稲田の「武闘家」にやってきました。

お店は早稲田大学の隣にあって、地下鉄東西線の早稲田駅からも近い好立地です。
さすがに学生が多い街なので、お客さんも8割ぐらいは大学生ですね。
しかもオトコです。
お店は割りと狭くて、オシャレな女子大生はあまり来るイメージはありませんね。

なんですが、わりと若い女性が2人着席してましたし、大学の先生のような厳かな雰囲気の西洋人の方もいました。
思ったよりも多くの層の支持があるんだな…。

このお店は初めてですが、いつものマイルールで「ラーメン」+「玉子」+「ごはん」を頼みます。
こちらはなんと、ご飯のおかわりが自由なのです。
漬物もおかわり自由です。
食べ盛りの男の子にはピッタリですね。

店内には大きな寸胴があって、お店のお兄さんがヨイショとかき混ぜています。
お、これはちゃんとしたパチモノではないトンコツスープが楽しめますね、と期待が膨らみます。

こちらの武闘家の食べログの写真を見ていると、相当スープの色が赤っぽく見えるので、これはトマトでも入っているんじゃ?というような感じですが、もちろんトマトの味などはしません。
ボクが撮った写真も、同じようにスープが赤くなってしまいました。
電灯のせいで赤っぽく見えるのではないでしょうか。

登場したラーメン見ると、うーん、濃厚というか、濃い濃い感じですね。
カウンターに貼ってある紙を見ると「当店は最初にスープを飲むのではなく、麺を食べて下さい」みたいなことが書いてある。
と、その儀礼にのっとって、ズズっと麺をひとすすりすると、これはまあ、なんと濃いんでしょうか。
超濃厚というか、濃い濃い。ドロっとしているという表現がわかりやすいですかね。
なんでも1日200kgものトンコツを煮込むとか。
これはスゴイ。

他の博多とんこつラーメンだと濃いっていうのも頭で理解できるのですが、家系でここまで濃いのは初めてで、この「濃い」というのを表現する言葉はなんだろう?と、ラーメンを食べながらしばし考えてしまいました。
結局、思いついた言葉はやっぱり「濃い」でした。(笑)

家系らしく、麺の硬さや油の量、味の濃さはオーダー時に決められます。
今回は初めての訪問だったので、すべて「普通」でお願いしました。

麺はしっかりと太く、濃厚スープがしっかりと絡んでくれます。
わりと薄めのチャーシューはスープに浸かってほどよいしんなり具合に。
あまりチャーシューは主張しない感じですね。

家系ではお馴染みのほうれん草もしっかりとした量が入っています。
他のお店だと海苔は申し訳程度に、2~3枚しかついていないことが多いのですが、こちらはバッチリと8枚ぐらい入っています。

ご飯は1回だけおかわりをしましたが、超濃厚スープが胃にズッシリと来るので、結構お腹がいっぱいになりましたね。
もっとも今日はお昼をちゃんと食べていなくて、少し風邪気味で胃のコンディションがベストで無かったので、最後はかなりキツかったです。
うーん、人によっては体調が良くないとNGかもしれないですね。

ボクは家系が好きですが、まだまだ行っていないお店も多いです。
まあ、そんな数少ない経験の中でもわりと個性があって面白いお店ではないかなと思いました。
食べログではあまり評価が高くないですが、ボクは好きな味でした。

まあ、このスープの濃さは、トンコツ嫌いの人やあっさり系のラーメンが好きな人には向いていないかもしれないですが、家系が好きって人には是非食べて頂きたい一杯でした。

もう少し体調の良い時にまた来てみたいと思います。
リピあり。(^^)

武道家

夜総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:ラーメン | 早稲田駅(メトロ)早稲田駅(都電)若松河田駅

【閉店】下町&昭和感覚の穴場的な中華料理屋 ~ 新富町 三久

下町&昭和感覚の穴場的な中華料理屋 ~ 新富町 三久

東京都中央区は中央区役所の近くにある穴場的な中華料理屋「三久」。
そもそも中央区役所ってどこ?って人も多いと思いますが、銀座の南東で築地の隣ぐらいにあります。
駅で言うと有楽町線の新富町が近いのですが、日比谷線の築地駅も最寄り駅のひとつです。
銀座からも徒歩圏内、タクシーでワンメーター、ツーメーターぐらいの距離です。

このお店は、この近辺に住んでいたり勤務している人ぐらいしか行かないんじゃないかなって感じで、裏通りにある店舗は大規模ではなく小じんまりとしています。
どちらかと言うと、少しすすボケた暗い感じのお店です。

ランチもやっているようですが、ボクが行くのはほとんどが夜です。
初めて行った時は仕事帰りに先輩に連れて行ってもらったのですが、ここは夜はほぼ飲み屋さんと化しています。
飲み屋さんというか、酒を飲むことがマストな中華料理屋ですね。
1人で行くときは酒を飲まないので定食を頼みますが、周りが盛り上がっているのでかなりのアウェイ感があります。

定食には1~10までのナンバーが振られています。

1.青椒炒肉片(肉とピーマン炒め、厚揚げ入り)
2.白菜炒肉片(白菜五目うま煮)
3.芙蓉蝦仁(小海老と玉子炒め)
4.炒猪肝(ニラとレバー炒め)
5.麻婆豆腐(マーボードーフ)
6.粉絲肉末(春雨と挽肉炒め)
7.茄子炒肉片(ナスと肉のうま煮)
8.炒豆腐干(厚揚げと肉炒め、ニラ入り)
9.回鍋肉(肉とキャベツの味噌炒め)
10.青菜炒肉片(チンゲン菜と肉炒め)
あと、何故か番号が振られていないのですが、
魷魚炒豆芽(イカとモヤシ炒め)
の11種類で、それぞれ800円です。

すべてご飯、味噌汁、お新香、小鉢がつきます。
まあ、この場所で夜に、この値段だったらお安いのではないのでしょうか。

さて、今回は3番の芙蓉蝦仁(小海老と玉子炒め)を食べました。
この料理は、玉子と海老を油で炒めてあるのですが、かなり油っぽいです。
出来立ての熱々状態であればそれほど油っぽくはないのですが、やはり少しでも冷めるとちょっとクドくなります。

玉子の中から出てくる海老はプリプリとしていますね。
正直、行った日によって多少味付けばらつきがあるのですが、まあ総じて美味しいです。
今回は少ししょっぱかったですが…。

銀座の近くなので、上品で高級な味を期待してしまうかもしれませんが、こちらはどちらかと言うと上品ではなく下町の感覚で、どちらかと言うと昭和のテイストを持ったお店です。
が、それが決して悪いということではなく、肩に力を入れずにリーズナブルに中華を楽しめるお店であります。

定食も良いのですが、本当は数人でビールや紹興酒を飲みながら、いくつかの一品料理をつつくようなお店です。
それも野球中継などを見ながら、ですね。

周りが盛り上がっている中、ひとり飯の孤独さに耐えられるのであれば……オススメです。
リピあり。(^^)

三久

夜総合点★★★☆☆ 3.3

関連ランキング:中華料理 | 新富町駅築地駅宝町駅

脂が激ウマな上品とんかつ ~ 葛飾区金町 喝

脂が激ウマな上品とんかつ ~ 葛飾区金町 喝
脂が激ウマな上品とんかつ ~ 葛飾区金町 喝
脂が激ウマな上品とんかつ ~ 葛飾区金町 喝
脂が激ウマな上品とんかつ ~ 葛飾区金町 喝

究極的に脂身がうまいトンカツがあると聞いて、はるばる葛飾区にある金町まできた。
金町駅は常磐線だと東京都最後の駅。
近くにある江戸川を渡れば、そこは千葉県は松戸市。
とは言え上野駅から電車、クルマ共に約30分なので、十分通勤圏内ではあります。

聞いた話だと、ここのトンカツの脂身のうまさは、成蔵とん太丸一などをも圧倒するとのこと。
うーん、これは楽しみですね。

訪問したのは平日の18時半ぐらいだったのですが先客は誰もおらず、食べ終わるまで他のお客は入ってきませんでした。
まあ、もう少し遅い時間に混み始めるのでしょうね。

4人用のテーブル席に座りましたが、何故か狭い。
足元も狭いし、隣との空間も狭いような気がします。
これは4人で座ると相当窮屈じゃないかな。

普段であれば、ごくごくノーマルな「ロースカツ定食」にするところですが、究極に脂がウマイトンカツを堪能したかったので、お店の人に聞いて、一番のオススメにすることに。
「限定品 いも豚ロースカツ」がオススメとのこと。

これには「リブサイド 230g 2,970円」と「ロイン 150g 2,130円」の2種類があるようですが、事前情報によるとリブサイドは相当脂身が多いらしいので、少しは大人しい「ロイン」のほうを頼みました。

あとはごはんセット(ご飯、赤だし 570円)+ご飯大盛(100円)、白しょうゆセット(150円)にしました。
今日はベーシックな味を追求せずに、トンカツとして理想的なオーダーにしました。

まず最初に出てきたのは、氷が入っていない水。
そして、チーズとひじき、キムチの3点。
どれも美味しいのですが、キムチの辛さは後から出てくるメインディッシュのトンカツの味に影響するように思います。
なので、水で口の中を洗い流す必要がありました。

次に出てきたのは、白しょうゆセット。
噂によると愛知の白醤油らしいです。
あとはダイコンおろしと、しょうがです。
しょうがは自分でおろします。
おろすのは面倒だけど、新鮮な香りが楽しめるので、まあ良いでしょう。

しばらくしたら、ほど良い薄いキツネ色で揚げてあるカツが到着。
これまた噂によると、最初は何もつけずに食べるのが良いとのこと。

うーん、これは上品で上質なとんかつですね!
確かに脂身の甘さがわかるのですが、一口目では油っこさは全くありません。
上品なオリーブオイルを摂取しているように、脂身がじわっとして口の中で溶けていく感じがします。
低温で揚げてあるためか、赤身肉の部分がしんなりしています。
ずいぶん熟成しているのでしょうが、臭みや匂いなどは気になりませんでした。

白しょうゆの使い方は「天ぷらを天つゆにつけて食べるようにしてみてください」とのこと。

うーん、これは確かにトンカツなのですが、トンカツ以外の食べ物のようにも感じますね。
その辺のトンカツ屋のカツとは次元が違います。
スジも無く、赤身の部分も奥歯ではなく前歯で抵抗も無く噛み切れるぐらいしなやかなのです。

ごはんセットの大盛ごはんはかなりの盛り具合。
パサパサもしていない良いコンディションのお米ががっつりと食べられます。
赤だしは濃い目ですがじゅんさいが美味しく、柚子も入っていて口の中をさっぱりさせてくれます。

こちらのトンカツは脂が美味しいという噂は本当でした。
しかしながら、最後の二切れぐらいになると少し脂がキツク感じました。
150gで必要十分なサイズでしたね。

この白しょうゆ、確かに良く出来ています。
一方卓上のトンカツソースはあまりにも味が強くて、カツの上品な脂の旨味や風味を消し去ってしまいます。
これは残念ですね。
卓上にはキャベツ用のドレッシングもありますが、これはまあ普通です。
トンカツソースは普通のロースカツなどにはマッチするように思います。

とかなんだかんだ言って、美味しいのでササっと食べ終わってしまいました。
そしたら良いタイミングでお茶が出てきました。

とはいえ、口の中は少し脂が気になる感じです。
なので、これまた噂で美味しいと聞いた「杏仁豆腐」(350円)を頼みました。

うん、これも美味しいですね。
かなりラム酒が強く、酒に弱いボクは酔っ払うんじゃないか?と思うぐらいでした。
しかし、華やかな香ばしさ、シロップのスッキリした甘さ、ミルクのコクと旨味、クコの実で素晴らしい味わいです。
トンカツも美味かったですが、このシメの杏仁豆腐のクオリティは「終わりよければすべてよし」的ですね。

都心部からは少し遠いのと、値段は少し高いのが玉にキズですね。
今回は3,500円を超えてしまいましたが(もちろん酒は飲まずで、です)、まあそれだけの価値があるとは思います。

いも豚ではない普通のロース定食であれば、ご飯、味噌汁付きで1,700円ですから、次回はそれを頼んでみようかなと思います。
ランチだったらもっとお得という話もあります。
部位によってかなり味が違うらしいので、複数人で来てシェアして食べるのも良いかもですね。

まあ、値段と味に関して言うと「トンカツマニア」が好きそうな感じですので、トンカツにそれほど愛着がない人には、それなりに映るようにも思います。
ビンテージもののワインのような感じかな。

また、こちらの冬季限定のカキフライもかなり絶品だとか。(今日はメニューに見当たらなかったのですが)
こちらも次回食べてみたく、非常に楽しみです。

リピあり。(^^)



夜総合点★★★★ 4.0

関連ランキング:とんかつ | 金町駅京成金町駅

食べごたえのある本格ハンバーガー ~ 本郷 ファイヤーハウス

食べごたえのある本格ハンバーガー ~ 本郷 ファイヤーハウス

東京は本郷というところに美味しいハンバーガーが食べられるお店があると聞いてきた。
ハンバーガーといえば、最近マクドナルドで異物混入事件が相次いでいるというニュースをよく聞いて、サブリミナル効果のせいかハンバーガーが食べたくなった。
まあ、マクドナルドは最近では全く行かないし、モスバーガーは食べることがあるけど、モスバーガーばかりというのも芸が無いので、たまには美味しい大人のハンバーガーショップもいいかなって。

後楽園からも近いこのお店は、古き好きクラシカルなアメリカンの感じがします。
多くのアメリカ人が本国にも無いくらい「うまい」と言うらしいお店で、ボクが行った時にも複数の外国人のお客さんが来ていました。

初めて行くお店でのお約束通り、オーダーしたのはベーシックなハンバーガー。
飲み物はジンジャエール。

直球というか、実にハンバーガーらしい、理想的なカタチをしています。
付け合せのポテトと大きなピクルスも良いですね。
味は素直で非常に完成度が高く感じます。

肝心の肉は厚みがあってジューシー。
バンズもふっくらで野菜はちゃんとみずみずしい。
うん、これはチェーン店やファストフードで提供するのはなかなか難しいと思いますね。

普通のハンバーガーでも良いのですが、通によるとベーコンが入ったバーガーや、ホットドッグのほうがオススメとのこと。
確かにそういう様々なメニューを選ぶ楽しみもありますし、また、ケチャップやマスタード、ザワークラウトを乗せたりと、自分好みの味を見つけ作り出すのも楽しそうです。

マクドナルドのように100円で買えるハンバーガーではありませんが、少なくとも10倍以上の価値はあると思います。
ハンバーガーとポテト、大きなピクルスもセットになった価格なので、コストパフォーマンスは悪くありません。

ハンバーガーが底が浅い料理と思っている人もいるかもしれませんが、実際はそんなことは全然無く、実に奥が深くて何度も行ってみたくなる名店だと感じました。
リピあり。(^^)

ファイヤーハウス

昼総合点★★★☆☆ 3.9

関連ランキング:ハンバーガー | 本郷三丁目駅春日駅水道橋駅

繊細な栗の風味が楽しめる和風カフェ ~ 千駄木 和栗や

繊細な栗の風味が楽しめる和風カフェ ~ 千駄木 和栗や
繊細な栗の風味が楽しめる和風カフェ ~ 千駄木 和栗や

ボクはあまり栗が好きではなく、たまに甘栗は食べるけど自分から好んで買ってきたりはしないし、栗ご飯やモンブランなどを食べることもほとんどない。
しかし、栗のお菓子が美味しい、珍しいお店があると聞いて千駄木に来た。
千駄木というか谷中銀座商店街にある、和栗や。

お店は千駄木にある江戸っぽさと下町情緒が残るような内装。
普通のテーブル席もありますが、6席ほどの畳の小上がりがあります。
訪問したときは外人さんが畳の席にいましたが、日本らしい雰囲気に満足そうでした。

後から食べログを確認してみると、どうもこのお店ではモンブランを食べている人が多いみたいだけど、そういう事前情報は仕入れていなかったので、自分が好きな味と思われる「栗薫」というお菓子と「栗薫大福」を頼んでみた。
飲み物は、厳選 茎焙じ茶と焙じ茶ラテのセット。

「栗薫」はこちらの主力商品らしく、なんと栗と砂糖だけで作られている。
非常に優しい味わいで、栗の香りや舌触りが存分に楽しめる上品なお菓子。

「栗薫大福」は栗と砂糖だけで炊き上げた栗餡を、白玉粉ベースの大福で包んである。
こちらは上質な柔らかさで、ほどよく伸びる大福とこちらも栗らしらが残る餡が美味しい。

焙じ茶は苦味はあるものの、渋みは無いこれまた上品な味。
ほっこりしますね。

焙じ茶ラテは初めて飲みましたが、予想以上にミルクと焙じ茶がマッチしていて、なかなか味わい深い。
これは家でもやってみたいかも。

どのお菓子も原材料である栗にこだわり、製法や添加物無添加に気を使っているのがわかります。
美味しいのは、こういう当たり前のことを当たり前にやっていく結果なのかもしれないですね。

ただ難点といえば、お菓子が非常に小ぶりで、量が少ないこと。
大きさで言えば倍ぐらいのサイズでも良いようにも思います。

「量が少ないなら2つ頼めばいいじゃない」というマリー・アントワネット的な発想は非常に良くないものの、やはり絶対的に量が少ないので、2つ頼んでしまいました。(笑)
まあ、やはり量が少ないので、少しお値段が高く感じるというかコストパフォーマンスは良くないですね。

谷中、根津、千駄木には良いコーヒー屋さんやカフェもたくさんあるようですが、こちらは雰囲気も良くぜひオススメしたい和風カフェのひとつです。
リピあり。(^^)

和栗や

昼総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:カフェ・喫茶(その他) | 千駄木駅西日暮里駅日暮里駅