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素材にこだわったたい焼き屋さん ~ 駒込 ばかうま黄金鯛焼総本家

食べ物を扱うことで一番大切なこと ~ 駒込 ばかうま黄金鯛焼総本家

駒込駅の東口改札を出て、右に曲がったアザレア通りにある「ばかうま黄金鯛焼総本家」。

このお店がオープンしたばかりの時に訪問して持ち帰り用のたい焼きを買いましたが、「清潔で安全なものを提供する」という姿勢に著しくかけていたので低評価とし、二度と訪問することは無いと思っていました。
評価は星1.5としていました。

数ヶ月後、しばらく経ってたまたまこちらのお店のたい焼きをお土産でもらう機会がありました。

あまり食べる気が進みませんでしたが、食べました。
そして、食べログで悪いレビューと評価をしたことに自分自身気になっていたので、後日このお店に行ってみました。

そうしたところ、以前気になっていた問題部分が改善され、たい焼きを取り扱うときはビニール袋を使って、丁寧に扱うようになっていました。
その後3回こちらに伺い、オペレーションがちゃんと改善されていることを確認しました。

味は元々悪くなかったと思いますが、再評価するとなかなか良いたい焼きだと思います。

こういう小さなできたばかりのお店を低く評価すると、良くも悪くもお店の点数や口コミ、風評に強い影響を与えてしまいます。
特にレビュー数が多い人は…ですね。

しかし、もし、そのお店の問題が改善されていれば、速やかに再評価したいと思っています。

「オマエ何様よ?」と思われるかもしれませんが、ボクに限らず食べログのレビューをする、ネットに書き込みするということは、そういう影響力と責任があることなんだなと思います。

夏はかき氷などをやっているので、またたい焼きとともにそういうサイドメニューも食べてみたいと思います。
リピあり。(^^)

ばかうま黄金鯛焼総本家

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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築地クオリティの美味しい団子 ~ 築地 茂助だんご本店

築地クオリティの美味しい団子 ~ 築地 茂助だんご本店

築地市場で知っている人は知っている、美味しい団子が食べられる「茂助だんご」。
ここはいつから通うようになったのか覚えていませんが、場内に中栄のカレーやお寿司、洋食などを食べに来るときは、結構な確率でこちらで団子を買います。

創業明治31年で、今から110年以上も昔の歴史ある和菓子店です。

以下公式サイトより引用。
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小豆は北海道・十勝産で、契約農家の方々が、有機質土壌の畑で丁寧に育てた最高級の小豆だけを使用。
最高の小豆は、優れた製餡技術によりすっきりとして、香り高く、ほんのり紫がかった上質の餡に仕上げられます。
国産米(コシヒカリ)を挽くところからはじまる完全自家製の上新粉。
噛むほどに口の中に広がる米の甘みや香りといった深い味わいは他にはまねのできない美味しさです。
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ボクは甘党なので、美味しいあんこの団子やモチに目がないのですが、こちらはかなり良いクオリティだと思います。
しつこくない上品な甘さで、いつ食べても満足できます。
味にうるさい築地の方たちからずっと愛されてきた、というのも納得ですね。

茂助だんごを初めて食べたのは大人になってからですが、幼少の頃からよく食べていた、石川県の白山市にある圓八のあんころもちに似ています。
(圓八は創業270年以上だそうです…)

築地の茂助だんごの嬉しいところは、イートインができるところ。

こちらに伺うときは、場内の美味しいお店でお腹いっぱいになった後なので、カロリーを考慮してお団子を一本だけ頂くことにしています。
(おみやげを買って帰ることもありますが)

緑茶がサービスで頂けて、さくっと食べることができます。

団子の他にも甘味処として、あんみつやぞうになども頂けます。
が、いつもお団子だけで、満足してしまっていますが…。

こちらも築地市場の移転と一緒に移転してしまうのでしょうね。
お店は場内らしく、かなり雑多な感じですが、これはこれで味がありますね。

団子を購入するのでしたら、茂助だんご松屋銀座店でも買えるのですが、個人的には、慌ただしい雰囲気の築地場内でホッと一息できるスペースがお気に入りな感じであります。

リピあり。(^^)

茂助だんご

昼総合点★★★★ 4.0

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ホクホクのおいもスイーツ ~ 巣鴨 おいもやさん興伸 巣鴨本店

ホクホクのおいもスイーツ ~ 巣鴨 おいもやさん興伸 巣鴨本店

甘くてホクホクのスイーツといえば、栗もありますが、やっぱり「おいも」でしょう。
特に冬はやきいもなども美味しいですよね。

こちらの「おいもやさん興伸」は、東京都内の東側エリア、浅草や巣鴨などにたくさんの店舗を持つ、知っている人は知っているおいもスイーツチェーンです。

「大学いも」や「スイートポテト」の他にも「芋かりんとう」や「芋あめ」などもあるようです。
大学いもには「紅さつま」と「カモテ」の2種類があって、「カモテ」のほうがリーズナブルです。
もっとも季節によって、さつまいもの種類は変わるようです。

今回は「カモテ」の大学いもを食べてみましたが、ホクホクして美味しいですね!
もちろんミツの甘さもあるのですが、いも自身の甘みもありますね。

後から調べてみると、「カモテ」はインドネシア産、「紅さつま」は鹿児島県産だそうです。
一瞬、インドネシア産なのかあ……と思いましたが、外国から輸入している野菜や果物なんて山のようにあるわけだし、無農薬とのことですし、インドネシア産に抵抗感を持つことはナンセンスですよね。
日本国内で作っている野菜でも、安全で無いモノなんてたくさんあるでしょうし…。

まだお腹に余裕があったので「スイートポテト」も食べました。
こちらは、かなり「生」な感じがして、しっとりとした食感です。
原材料名は、さつまいも、砂糖、ミルク、バター、卵黄、とのことですが、なにかわざとらしい匂いが強いように思いました。
材料をみる限り、香料は入って無いのですが…。

大学いもは3個で200円程度と安くはないのですが、味は良いと思います。
これが普通だと思って、スーパー売っているような大学いもを食べてみると「おいもやさん興伸の大学いもはなんて美味しいのだろう?」と思い返すことになると思います。
もっとも、スーパーなどで売っている大学いもがマズすぎるようにも思いますが。笑

巣鴨にはなかなか来れない人も、浅草や東京駅隣の大丸にもありますし、電話注文でお取り寄せもできるようです。
いもは昔から美容にも良いといいますし、多少は食べ過ぎても大丈夫かな?笑

次は、芋ようかんとアップルポテトを食べてみたいです。
リピあり。(^^)

おいもやさん興伸 巣鴨本店

昼総合点★★★☆☆ 3.7

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繊細な栗の風味が楽しめる和風カフェ ~ 千駄木 和栗や

繊細な栗の風味が楽しめる和風カフェ ~ 千駄木 和栗や
繊細な栗の風味が楽しめる和風カフェ ~ 千駄木 和栗や

ボクはあまり栗が好きではなく、たまに甘栗は食べるけど自分から好んで買ってきたりはしないし、栗ご飯やモンブランなどを食べることもほとんどない。
しかし、栗のお菓子が美味しい、珍しいお店があると聞いて千駄木に来た。
千駄木というか谷中銀座商店街にある、和栗や。

お店は千駄木にある江戸っぽさと下町情緒が残るような内装。
普通のテーブル席もありますが、6席ほどの畳の小上がりがあります。
訪問したときは外人さんが畳の席にいましたが、日本らしい雰囲気に満足そうでした。

後から食べログを確認してみると、どうもこのお店ではモンブランを食べている人が多いみたいだけど、そういう事前情報は仕入れていなかったので、自分が好きな味と思われる「栗薫」というお菓子と「栗薫大福」を頼んでみた。
飲み物は、厳選 茎焙じ茶と焙じ茶ラテのセット。

「栗薫」はこちらの主力商品らしく、なんと栗と砂糖だけで作られている。
非常に優しい味わいで、栗の香りや舌触りが存分に楽しめる上品なお菓子。

「栗薫大福」は栗と砂糖だけで炊き上げた栗餡を、白玉粉ベースの大福で包んである。
こちらは上質な柔らかさで、ほどよく伸びる大福とこちらも栗らしらが残る餡が美味しい。

焙じ茶は苦味はあるものの、渋みは無いこれまた上品な味。
ほっこりしますね。

焙じ茶ラテは初めて飲みましたが、予想以上にミルクと焙じ茶がマッチしていて、なかなか味わい深い。
これは家でもやってみたいかも。

どのお菓子も原材料である栗にこだわり、製法や添加物無添加に気を使っているのがわかります。
美味しいのは、こういう当たり前のことを当たり前にやっていく結果なのかもしれないですね。

ただ難点といえば、お菓子が非常に小ぶりで、量が少ないこと。
大きさで言えば倍ぐらいのサイズでも良いようにも思います。

「量が少ないなら2つ頼めばいいじゃない」というマリー・アントワネット的な発想は非常に良くないものの、やはり絶対的に量が少ないので、2つ頼んでしまいました。(笑)
まあ、やはり量が少ないので、少しお値段が高く感じるというかコストパフォーマンスは良くないですね。

谷中、根津、千駄木には良いコーヒー屋さんやカフェもたくさんあるようですが、こちらは雰囲気も良くぜひオススメしたい和風カフェのひとつです。
リピあり。(^^)

和栗や

昼総合点★★★☆☆ 3.8

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最高峰のどら焼きです ~ 上野 うさぎや

最高峰のどら焼きです ~ 上野 うさぎや
最高峰のどら焼きです ~ 上野 うさぎや

知っている人は知っている、東京ではかなり有名な和菓子屋さんです。
ボクは初めて来ました。

どら焼きが最高にウマイと聞いていて、今回はどら焼きと最中(もなか)を買ってきました。
このどら焼き……これは今まで食べた中で最高峰クラスですね。

皮がしんなり、しっとりとしてます。
アンコはもちろん甘いのですが、くどさがなくすっきりとした爽やかな甘さです。
カタチを保った豆の柔らかさも最高です。
うーん、このバランスはすごい。

最中も皮はサクっとしていて、食べると唇に張り付くぐらい乾いていますが、中には正反対にしっとりとしたアンコがたっぷり入っています。
皮がアンコで湿ってしまわないのは職人芸なのでしょうかね。

当たり前なんですが、コンビニやスーパーで売っているものとは次元が違います。
こりゃあウマイ!

お店は18時までやっていますが、どら焼きは16時までは必ず置いてあり、それ以降は品切れになることがあるそうです。
ただ、16時までに電話予約をしておくと、取り置きしてくれます。

どこぞの料理対決漫画ではありませんが、ここのどら焼きを食べると、アンコが嫌いな人でもファンになってしまうかもしれませんね。
「可哀想に本当のどら焼きを食べたことがないんだな。明日また来てください、本当のどら焼きを食べさせてあげますよ!」みたいな。

ケーキやチョコレート、マカロンなどの洋菓子も美味しいですが、和菓子は和菓子の美味しさがありますね。
今度はもう少し上品系の和菓子を食べてみましょう。

リピあり。(^^)

うさぎや

夜総合点★★★★ 4.5

昼総合点★★★★ 4.5

関連ランキング:和菓子 | 上野広小路駅湯島駅上野御徒町駅

昔ながらの美味しい和菓子屋さん ~ 根津 秋田屋

昔ながらの美味しい和菓子屋さん ~ 根津 秋田屋

「谷根千」というスポットは谷中、根津、千駄木の頭文字を取った名称で、JRの駅で言うと上野から西日暮里ぐらいまでの山の手線の内側のエリアです。
ボクも谷根千という言葉を知ったのはここ数年ですが、どうも地元の人が言うには「町おこししてもこのエリアは流行らないよー」と思っていたのに、いまはスゴイ人気スポットになったとのことです。
歴史的な建物などが多いですね。

秋田屋はこの辺を散策していたときに見つけたお店。
裏通りではなく、不忍通りという大きな道に面しています。
東京大学の裏手辺だと思います。

ごく普通っぽい和菓子屋さんで、草餅や大福、おはぎに団子とラインアップも豊富です。
今回は店内では食べず、おはぎと団子を持ち帰りました。

ゴマのおはぎを包んでくれるときに、ゴマをたっぷりとかけてくれるサービスが嬉しいです。
期待を裏切らない昔ながらの味で、小さい頃によく食べた団子の味がします。

店内ではあんみつのような甘味も食べられるようでので、次回の散策のときはこちらで甘みの補給をしたいと思います。
近くには有名な根津のたいやきもありますが売り切れも多いので、秋田屋の団子やお餅で下町情緒を味わうのも良いと思います。

リピあり。(^^)

秋田屋

昼総合点★★★☆☆ 3.4

関連ランキング:甘味処 | 根津駅東大前駅千駄木駅

夏はやっぱり赤福氷 ~ 伊勢 赤福 外宮前特設店

夏はやっぱり赤福氷 ~ 伊勢 赤福 外宮前特設店

夏といえばかき氷。かき氷といえば赤福氷でしょう。
ボクが実際に知ったのは15年ぐらい前ですが、昭和36年ぐらいからの結構歴史のある食べ物です。
これがまた美味いのです。

抹茶味のかき氷の中に、赤福のアンコが乗っています。
そして、その中に、モチが入っています。
普通の赤福と違って、アンコとモチが分離しているのがミソです。

残念ながら東京では食べられません。
なにせ、三重県の伊勢名物ですからねぇ。

しかしながら、名古屋の
「ジェイアール名古屋タカシマヤ店」「松坂屋名古屋店」
大阪の「JR大阪三越伊勢丹店」
では食べられるようですよ。
なんか邪道なような気がしますが。

なぜなら、これは暑い気温の中、伊勢神宮やその周辺で旅気分で食べるからこそ美味しさがアップする食べ物だと思うのです。
とはいえ、そういう補正が無くても美味しいかき氷です。

夏には是非食べたい逸品です。
リピあり。(^^)

赤福 外宮前特設店

昼総合点★★★★ 4.0

関連ランキング:甘味処 | 伊勢市駅宇治山田駅

日本で最も美味しいあんころ餅のひとつ ~ 白山市 圓八 天狗茶屋

小豆、もち米、砂糖のみでつくる「圓八」のあんころ餅は国宝級の和菓子です!!
と言ったら言い過ぎかな?

金沢市内や富山県内でもあんころ餅は色々売っているけど、半分以上が有害物質を含んだマズイ商用のお菓子で、伝統的な和菓子とは程遠いのですよね。

その点「圓八」のあんころ餅は無添加で、極め細やかな餡に、非の打ち所の無い餅。

おみやげ用の天然竹皮で包まれたあんころは潰れているのだけど、圓八 天狗茶屋で抹茶セットなどで頂けるあんころ餅は潰れていなくて丸い。
これにはビックリ。

赤福も美味しいが、小豆の味としてはこちらのほうが上だと思う。
ただ、赤福には夏限定だが赤福氷という強力なラインナップがあるが。

圓八のオフィシャルサイトもしっかりしていて、通販であんころを頼むこともできる。

金沢にいらしたときは、マガイモノのあんころではなく「圓八」のあんころを選ぶようにしてくださいませ。

金沢駅などでもおみやげ用の圓八のあんころは売っていますが、早い時間には売り切れてしまい、夕方にはもう買うことができません。

オフィシャルサイトで最寄りの販売店を探して、早めの時間に買いに行くことをオススメします。
リピあり。(^^)

圓八 天狗茶屋

夜総合点★★★★ 4.5

昼総合点★★★★ 4.5

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