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学生率95%の家系ラーメン ~ 文京区 武蔵屋 白山店

学生率95%の家系ラーメン ~ 白山 武蔵屋 白山店
学生率95%の家系ラーメン ~ 白山 武蔵屋 白山店

ちょっと東京都文京区の白山付近に用事があって来た。
少し夜遅くなって何か食べる店が無いかな?と食べログで調べてみると「武蔵屋」という家系ラーメンがあるみたい。

伺ったのは、平日の22時ぐらい。
こちらのお店は旧白山通り、国道17号線に面していて、お店の前には東洋大学のキャンパスがそびえ立っています。

かなり遅い時間に来たと思っていたのですが、満席にはならないものの結構なお客が入っていて学生率が95%ぐらいです…。
その他のお客も年齢層が低くて、恐らくボクを除いたら平均年齢は21~23歳ぐらいではないでしょうか…。

まずは入り口付近で食券を買います。
初めて来たお店なので、ベーシックなラーメン+玉子にします。
合計で750円だったかな…?

こちらはライスが無料だそうで、並ライスを貰うことにします。
ライスは大盛りもお代わりも無料だそうですから、学生さんには嬉しいサービスですね。

油の量、麺の硬さ、味の濃さが選べますが、すべて「普通」でお願いします。

正直あまり期待をしていなかったのですが、どうやら店内でちゃんとトンコツを煮ているようです。
と言っても、ボクが武蔵屋を知らないだけで、あとで調べてみるといろんな場所に支店がある結構有名な家系ブランドなのですね。

ほどなくして出てきたラーメンは奇をてらった感じは無く、ごく普通な家系。
トッピングはノリとチャーシューとほうれん草のみでシンプルです。

一口スープをすすると結構濃い感じ。
ただ、濃いことは濃いのですが、あまり旨味は感じませんでした。

味付けはややしょっぱめです。
ゴハンには合う味ですね。

チャーシューは味が染みてはいますが、こちらもあまり旨味がなく、燻製感があるタイプではないですね。

最近はちょっと家系ラーメンは控えめにしようと思ってそんな頻繁に伺うことはしておらず、もし家系に行くなら評価が高い著名なお店に行く傾向があるのです。
武蔵屋は、吉村家の総本山や横浜の寿々喜家などに比べると、やっぱり「うーん」という感じがして、正直レベルの差を感じます。

とはいえ、家系ラーメンにあまり馴染みが無い土地で、そこそこの味の家系ラーメンが食べられるのですから、学生ならずとも価値はあると思います。
ライスが無料なのもGoodですし、並のラーメンが650円なのもいまのご時世ではお得だと思います。

夜は23時までやっていますし、この辺の土地に縁がある方でしたら伺ってみても良いと思います。
リピあり。(^^)

武蔵家 白山店

夜総合点★★★☆☆ 3.4

関連ランキング:ラーメン | 本駒込駅白山駅千石駅

綺麗な焼肉食べ放題 ~ 御徒町 神保町食肉センター 上野店

綺麗な焼肉食べ放題 ~ 御徒町 神保町食肉センター 上野店
綺麗な焼肉食べ放題 ~ 御徒町 神保町食肉センター 上野店
綺麗な焼肉食べ放題 ~ 御徒町 神保町食肉センター 上野店

有名なランチ950円食べ放題に行ってきたので追記。

神保町食肉センターのランチは神保町店含めて未経験だったので、これは行っておかないといけないなってことで行ってきました。

伺ったのは平日の11時20分。
オープン10分前ですが、予想通り店の前には行列が…。

45分一本勝負の食べ放題ですから、1回転目に入れないとなると、必然的に45分以上並ぶってことですよね…。
と思っておりましたら、少しずつ店内に誘導されて、なんとか1回転目で入店できました。

1回転目に間に合ってほぼ並ばずに食べられる目安は、オープン前に1階入り口から数えて2つ目の踊り場ぐらいに居ることでしょうか…。
こちらのお店は、朝採れのレバーとハツが有名なのですが、遅い時間に行くと品切れになるそうなのです。

なので、今日は11時20分に行ってベストなタイミングだったように思います。

店内に案内されると、そこはある意味戦場となっています。
カウンターには、あらかじめ火がついたコンロ、ジョッキに入った水が用意されています。

こちらのルールとしては、まず最初のオーダーは
Aセット もも(塩味)、ネックピートロ(味噌味)
Bセット もも(タレ味)、ネックピートロ(味噌味)
Cセット レバー(塩味)、ハツ(塩味)
から選ぶ必要があります。
最初のオーダー以降は、部位を指定して自由に頼むことができます。

ボクはあまりレバー系、ホルモン系が好きではないのですが、こちらの目玉といえるレバー&ハツを食べないわけにはいかないので、まずはCセットを頼みました。

お肉のほかは、ライス、オニオンサラダ、スープもお代わり自由の食べ放題です。

ほどなくして、レバー&ハツがやってきました。
プリプリとして新鮮で美味しそうですね。

カメラを出してとりあえず写真を撮影して、ぼちぼち食べようかなと思っていると、周りの皆さんはかなり真剣勝負なんですよね。

となりの50歳前後と思われるオジサンは昼間からビールを片手にすごい勢いで食べてます…。
反対隣の若者も到着した肉を一気にすべて鉄板の上に乗せて焼いてます…。
がっついているなぁ…。

まあ、こちらは昼間っからあまり重いモノでお腹いっぱいにしたくなかったので、こっちはこっちのペースでいくことにします。

ランチはすべて豚肉ですから、ちゃんと焼いて食べないといけません。
また、こちらのガスコンロは少し火力が弱いので、強くしてから焼いたほうがいいでしょう。

あれ?塩タレの皿が無いので、店員さんに「タレなどはないのですか?」と聞くと「全て味がついています」と。

まずは「ハツ」。
コリコリっとした歯ごたえで臭みなどは無いですね。

ついで「レバー」。
若干レバーの臭みはありますが、気になりません。
結構肉に甘みがありますね。

ハツ&レバーをたいらげて、お次は「もも(タレ味)」&「ネックピートロ(味噌味)」をもらいます。
タレは少しチープ系の味ですが、ゴハンに合いますね。
ネックピートロはさらにゴハンに合います。

お次は「もも(塩味)」と「ハツ(塩味)」をもらいます。
と、同時にゴハンとスープもおかわり。

スープも少しチープな味がします…。
また、オニオンサラダは、ちょっと水っぽい普通の玉ねぎですね。
これはあまりお代わりをする気になりませんでした。

と、本日はちょっと胃が重かったので、あまり食べ放題のメリットが無いぐらいの少食で、終了10分前のコールの前に店を後にしました。

今回は食べ放題として量を食べたかったのではなく、朝採れのレバー&ハツを食べてみたかったので、まあ満足ですね。

それにしても、この肉をどんどん貰うのって、「わんこそば的」ですねぇ。
「すいませーん、もも塩とハツ!」
みたいな、おかわりの声が店内に響いていました。

女子率5%程度と低く、若い男性が多いですが、まあ、学生などの若い男性にはぴったりですねぇ。

全体的にはクオリティが高い!とは言えないのですが、お肉は十分美味しいですし、たまに昼から肉をガッツリ食べたいときにはいいかもしれません。

まあ、その辺の下手な焼肉屋のカルビランチを食べるよりは全然良いと思います。
リピあり。(^^)
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以下、2015年2月に店舗オープン直後に夜に来たレビュー。
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神保町食肉センターといえば、お昼の食べ放題が人気で有名なお店。
その上野店がオープンしました。

上野と言っても、JRの駅で言うと御徒町駅のほうが近いでしょうね。

神保町食肉センターはまだ本店にも行ったことが無くて、本店のお店の前は何回か通ったことがあるのですが、タイミングが悪くて行けていませんでした。
と思っていたら、上野にオープンしたことを知ったので行ってきました。

お店は上野松坂屋の向かい側にあって、2月12日にオープンしたばかりのピカピカのビルの2階です。
神保町の本店は店外から見たところ、どうも服が汚れそうなワイルドな雰囲気があったので、こちらは利用しやすいですね。
店内のシートは赤を基調としていて、結構オシャレです。

シートの下にコートなどが入れられるようになっているので、煙や汚れから衣服を守ることができます。
また、本店だと女性や衣服に匂いや汚れがつきそうな感じがしますが、こちらのお店は思ったよりも煙が出ないので、入りやすいですね。

席はカウンターとテーブル席の両方あります。
テーブル席はあまり大きくなくて、基本2人用なのかな?
隣は3人でひとつのテーブルを使っていましたが狭そうでした。
4人の場合はテーブルをくっつけてくれるのかもしれないですね。

当日はあまりお腹が空いていなかったのと、初めてのお店ですからあまりガツガツ食べずに、ちょっと様子をみることに。
まずは、カルビとロース、タン塩にユッケ、トマトオニオン、ピリ辛豆もやし、ライス、梅ゴハン、コーラを頼みました。

このお店はホルモン系、内臓系がオススメらしいのですが、今回は一緒に行った方があまりモツ系、豚系があまり好きでないということだったので、普通の焼肉メニューをオーダーしました。

タレはオリジナルのものとレモン風味のもの2つが出てきました。
こちらは炭焼きではなくガスローターなのですが、わりと遠赤外線が出るタイプとのこと。
最初に店員さんが火を付けてくれますが、かなり弱火なので、自分で強火にしたほうが良いです。

牛カルビは固めで「お、これはウマイ肉ですね」という感じではありませんでした。
脂身が多かったのも気になりました。

一方ロースは、わりと柔らかく美味しく頂けました。
ユッケは少し味付けが濃い気もしましたが、ゴハンに良く合います。
タン塩はゴク普通のレベルですが、ネギとタマネギが美味しかったです。

汁物が少なかったのが残念ですね。
あったのはクッパぐらいかな?

一番惜しかったのは、ゴハンが美味しくなかったことです。
御釜の下の方だったのでしょうが、米粒の原型をとどめていなくネチャネチャと潰れていたこと。
梅のゴハンのほうが美味しかったので、まあ、これはオープンしたばかりなので、オペレーションミス…ということにしておきましょうか。

やはり神保町食肉センターの真価は「ランチの焼肉950円食べ放題」「ホルモン系」だと思いますので、今度は是非お昼に伺ってみたいですね。
リピあり。(^^)

P.S.久々に「初投稿者」になれたようです。(・∀・)

神保町食肉センター 上野店

夜総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:焼肉 | 上野御徒町駅上野広小路駅御徒町駅

下町で食べる台湾のぷるぷるデザート ~ 上野 愛玉子

下町で食べる台湾のぷるぷるデザート ~ 上野 愛玉子
下町で食べる台湾のぷるぷるデザート ~ 上野 愛玉子
下町で食べる台湾のぷるぷるデザート ~ 上野 愛玉子
下町で食べる台湾のぷるぷるデザート ~ 上野 愛玉子

「愛玉子」という食べ物を知っていますか?
「あいたまご」ではなく「オーギョーチィ」と読む、台湾のデザートです。

こちらは「愛玉子」というお店は、上野、鶯谷、根津エリアにあって、そのデザートの名前がそのまま店名になっています。

「愛玉子」というデザートもお店も、食べログで知ったわけではなくて「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という週刊少年ジャンプの漫画で知りました。

コミックス64巻で主人公の両さんが上野の派出所へ補欠要員で出向するお話の中に出てきます。
64巻は1990年発売ですから、週刊少年ジャンプに掲載されたのは1988年ぐらいでしょうか…。
下町で食べる台湾のぷるぷるデザート ~ 上野 愛玉子
©秋本治・アトリエびーだま/集英社

こち亀で「愛玉子」を見てから早27年ぐらいの月日が経過しているのですが、お店の外観はほぼ変わっていません。
こち亀を見てからいつかは行ってみたいな…と思っていたんですよね。

ちなみに、こち亀は1976年から続いていて、最新巻は2015年6月4日発売の194巻となっています。

こちらの創業は昭和9年(1934年)だそうです。
かなり歴史がありますね。

伺ったのは、平日のお昼。
上野付近で少し時間ができてしまいまして、お茶でも飲もうかなとも思ったのですが、ふと「愛玉子」を思い出して来てみたわけです。

お店は上野駅からは少し遠くて約1.3km。
鶯谷駅からは1.2km。
一番近いのは日暮里駅で750mと、どの駅からも少し遠い場所にあります。

ただ、この辺はお寺なども多い下町で雰囲気がよく、上野駅から上野公園を通って散歩しながら行くのもなかなか良いと思います。
近くにある「下町風俗資料館付設展示場 旧吉田屋酒店」なども見るのもいいですね。
(お店の前の道はかなり狭いのですが、東京都道452号神田白山線なんです)

店内は外観以上にかなりレトロでノスタルジックです。
お世辞にも綺麗とは言えないですが、雰囲気はバツグンです。

店員さんに「愛玉子」オーギョーチィ(400円)をお願いします。

オーギョーチィは「クワ科イチジク属のつる性植物でその果実から作られるゼリーのデザート」だそうです。
ゼラチンで固めたような感じでもあり、少しナタデココに似た食感もあります。

一口食べてみると、プルプル、クニュクニュしていますね。
「愛玉子」自体は味がしなくて、ひたひたに入っているレモンシロップの味がします。

これは初めて食べますけど、何か懐かしい感じがしますね。
もちろん甘いのですが、甘くどくはないです。

カロリーは米食と同じ位あるそうです。
しかも結構量が入っているので、2人で行ったらシェアして食べても良いかもしれません。

毎週食べに来たい!というような常習性がある食べものではないのですが、上野や谷中の下町の雰囲気を味わうにはぴったりのデザートだと思います。

近くに「カヤバ珈琲」という有名な喫茶店もありますが、こちら「愛玉子」もなかなか良い感じですよ。

次は、あんみつとアイスクリームを合わせた人気メニューのチークリームアンミツというのを食べたいと思います。
リピあり。(^^)

愛玉子

昼総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:スイーツ(その他) | 根津駅鶯谷駅日暮里駅

日本一美味しいという欧風カレー ~ 荻窪 トマト

日本一美味しいという欧風カレー ~ 荻窪 トマト
日本一美味しいという欧風カレー ~ 荻窪 トマト

荻窪に相当美味しいカレーがあると聞いて来た。
食べログのカレーランクでは、なんと全国でNo.1!
これはかなり期待できますね。

伺ったのは、休日の夕方。
お店のオープンは18時半ですが、長蛇の列ができるとのことなので、1時間前に到着しました。
でも先客は1人だけだったので、すぐに並ぶのは止めて30分程度、荻窪探検に行ってきました。

30分後に戻ってみると、4名ぐらいの列になっていたので、丁度並ぶのに良いタイミングでしたね。
オープンと共に順番に入店。
座席はお店の人に指定されるのではなく、割りと自由に選べます。

座席数は15席とのことですが、4名席に2人だけで座っている方が居て、相席のお願いはしていないようです。
まあ、雰囲気も大事にしているようなので、これは仕方ないでしょうか。
ボクが行った時は、11名が一巡目に入店できました。

お店はご夫婦?の2人だけで切り盛りされているので、かなりスローペースです。

入店した順にオーダーを取ってもらいます。
目玉はビーフタンカレーらしいですが、あいにくこの日はビーフタンとシーフードが品切れとのこと。

ということで、和牛ビーフカレー(1,890円)に季節の野菜(480円)のトッピングをお願いしました。
野菜をトッピングすると「かなりの量になりますが大丈夫ですか?」と聞かれます。

良くあるラーメン屋などと違い、一度に複数の注文の麺を茹でて一度に調理するようではなく、1つずつ作っているようです。
そのため、非常に回転が悪いですね。
なので、一巡目を逃すと、かなり外で並んで待つことになりそうです。

まず最初に付け合せの福神漬けと玉ねぎのオイル漬けがテーブルに置かれて、それから10分ぐらい経って本命のカレーがやってきます。

カレーは非常に濃い感じでドロドロですね。
欧風カレーの中でもかなり粘土が高いほうなのではないでしょうか。

食べてみると、これは味わい深いです。
深いコクと旨味があってかなり複雑な味です。
36種類の香辛料を使っているらしいですが、これはいままで食べたことがないタイプですね。

季節の野菜は器からこぼれんばかりに入っています。
彩りも鮮やかで食欲をそそります。

かなり美味しかったのがアスパラです。
ダイコンが入っていて驚きましたが、なかなか合いますね。
和牛と言われるお肉は柔らかくてほろりとほどける感じ。

辛さは中辛で、そこまで舌にくる感じではないのだけど、何故か結構汗が出てくる。
うーん、これはスパイスが効いているってことかな?

味としては、誰にでもわかるというような単純さでは無いですね。
非常に複雑で、味が何層にでもなっているような…。
なので、他の店とあまり単純比較ができるような感じではありません。

食べてから30分ぐらいしてから、口の中にニンニク臭がしたので、結構な量のニンニクも入っているように思います。

しかし、美味しいのは事実で、これは何度も足を運んでいろんなメニューを制覇することで、よりいっそう味がわかるような気がします。
だれでもわかる素人向けの料理ではなく、カレーマニアな玄人好みのカレーと思います。
お母さんの接客も気持ちがよく、ファンになる人が多いのも納得です。

国民食のカレーとしては少し値段が高いですが、カレーとしては最高クラス、欧風カレーとしてはボクがこれまで食べたNo.1になると思います。

次は、タンカレー+季節の野菜を食べたいと思います。少し甘めな仔牛のミルクカレーも、シーフードも食べたいですね。
シチューも相当美味しいんだろうな…。

というわけで、並ぶのはちょっと難ですが、もちろんリピあり。(^^)

トマト

夜総合点★★★★ 4.5

関連ランキング:欧風カレー | 荻窪駅

元祖で本家の総本山な家系ラーメン ~ 横浜市 吉村家

元祖で本家の総本山な家系ラーメン ~ 横浜市 吉村家

大好きなラーメン。
中でも、家系はもっとも好きなタイプ。

最近は少しダイエットを気にしているので、食べるラーメンの量も種類も考えていますが、やっぱりこってりな家系が好きでついつい食べてしまうんですよね。

そして、家系が好きとか言っておいて、実は総本山の「吉村家」に来るのは初めてだったりします。
まあ、ここ10年ぐらいで好きになったジャンルなので、まだボクも「にわかファン」なのかもしれませんね。

伺ったのは休日の夜、20時ぐらいです。
今回はクルマで行ったのですが、食べログを見て店舗裏にコインパーキングがあると確認して、駐車場まで行ってみました。

しかし、15分200円とかなりお高めですね…。
とはいえ、お腹も空いていたので、背に腹は変えられずそのまま停めました。

行列はかなり長く、待ち時間約30分でした。
先に食券を購入しておきます。

この並ぶ時の待ち方がいまいちよくわからなかったのですが、S字のようにくねって並ぶのですね…。

いつもの通り、初めて来た店ですから「ラーメン並」「たまご」「ライス」を頼みました。
麺の硬さ、油の量、味の濃さもすべて普通です。

順番が回ってきて、店内に誘導されたら、カウンターに座ってからお水を取りに行きます。

ボクの本格的な家系ラーメンの初体験は、地元富山県にある直系の「はじめ家」というお店なんですが、この水色のコップが同じなんです。(笑)

なるほど、総本山のコップは地方の直系と同じなのだなと、なにか感動しました。
(本当は地方の直系お店に行った時に、コップにまで総本山のDNAを感じるという逆のハナシなんですが…)

元気が良い複数の店員さんのコンビネーションで、次から次へとラーメンが誕生してきます。
今回は店員さんのミスで海苔が多めで出てきてしまいました。

出てきたラーメンの具材は、ほうれん草、チャーシュー、海苔のみとシンプル。

スープを飲んでみると、うーん旨い。
コクがあるのに脂っこくは無く、しかも良い醤油の香りがします。
トンコツの臭みやエグミなどは全く感じず、非常にまろやかですね。

麺はスープとほどよく絡み、バランスが良いです。
茹で具合も「普通」の硬さとして理想的でした。
これくらいの太さの麺は食べごたえがあっていいですね。

具材のチャーシューは燻製のスモーキーさが目立っていますが、これまた肉自体の旨味が感じられるタイプです。

かなり良かったのがほうれん草。
今まで食べたことのある家系で、もっとも旨味と香りが良いほうれん草でした。
玉子も理想的です。
海苔もご飯にピッタリ合いますね。

特製刻み生姜、ラーメンコショー、ラーメン酢、ニンニクなどを少しずつ加えてみましたが、さすがというか、どれもマッチしていますね。

そうそう、普通ニンニクはおろしてしばらく時間が経つと緑色に変色します。
こちらのニンニクも緑になっています。

しかし、普通のその辺のラーメン屋のニンニクは変色していません。
チューブに入ったような変色しない加工品のおろしニンニクは、ニンニク成分が半分以下で、半分以上が添加物等らしいです。

このことから、総本山ではちゃんとした真っ当なニンニクを使っているのだろうなと感心しました。

前回食べた横浜での家系は「寿々喜家」だったのですが、寿々喜家はスープを一口飲んだ時に、かなり旨味成分が口の中にグっときました。
ここ吉村家はそういう感じはあまりなく、特に飛び出て目立つ部分が無い、非常に高次元でバランスが取れているラーメンだなと思いました。

最近では工場でスープを作って、店舗でかえしとスープを混ぜて温めるだけなどというニセモノっぽい家系フランチャイズなどもありますが、いやはや総本山には逆立ちしてもなにひとつ勝てないですね。

さすがというか、総本山の名に恥じない、名前にあぐらをかいていないお店だと思いました。
何回も伺うと、コンディションが変わると聞きましたが、今回はとても美味しく頂けました。

総本山の味を忘れないようにして、ほかの家系ラーメンも開拓していきたいです。
またたまに伺いたいと思います。リピあり。(^^)

吉村家

夜総合点★★★★ 4.3

関連ランキング:ラーメン | 平沼橋駅横浜駅戸部駅

最高クラスの家系ラーメン ~ 横浜市 保土ヶ谷区 寿々喜家

最高クラスの家系ラーメン ~ 横浜市 保土ヶ谷区 寿々喜家

横浜と言えば家系ラーメン。
ボクはかなりラーメンが好きですが、中でも家系は一番好きな部類です。

横浜のマニアックな情報を掲載している「はまれぽ」というサイトで去年の夏に横浜の”家系”ラーメン店の人気投票「IEK(イエケー)48総選挙」を実施。
ナンバーワンになったのが「寿々喜家」でした。

ということで、この記事を知ってからずっと行きたかった「寿々喜家」ですが、横浜に用事ができたので、これ幸いと思い訪問。
伺ったのは、休日の18時ぐらい。

幹線道路沿いにあるお店で、列ができています。
東京の都心部とは違って、ちゃんと駐車場があるのはありがたいですね。

券売機で食券を買うのですが、お店のお兄さんがコンシェルジュのように丁寧にお客さんの対応をして片付けをしています。
15分ぐらい並んで、席に案内されます。

客層はラーメンマニアっぽい人もいるのですが、家族連れが多いのも印象に残りました。
子供が6人ぐらいいましたね。

東京の有名ラーメン店では、
「注文をしないお子様の入店お断り」
「ひとり一杯のご注文をお願いしております」
のように子供を排除する系のお店が多いように思うのですが、寿々喜家では、わざわざ子供用の座面が高いイスを持ってきてくれたりと、ほのぼのとしています。

厨房の入り口近くにある寸胴には「これでもか!」というぐらいの量のトンコツがグツグツ煮えています。
まるで地獄谷のよう。

今回は、ラーメン並とライス小、味玉を、硬さや油の量などすべて「普通」で頼みました。
程なくして出てきたラーメンは、チャーシュー、ほうれん草、ネギ、ノリとずいぶんとシンプルなトッピングです。

けっこう脂が浮いたスープを飲んでみますと、これは旨い。
旨味成分がかなり多めで、グッときます。

しかし、思ったよりもアッサリとしていて食べやすいですね。
トンコツの臭みや匂いもありません。
麺も固めで美味しいです。

タマゴも味がちょっと濃い目で、ゴハンとよく合います。
途中から、にんにく、酢、生姜などをいれても味の変化を楽しみましたが、これまた美味しいです。

かなりクドイ系ラーメンのはずですが、美味しいので相当スープを飲んでしまいました。

初めての訪問だったので麺の量を並にしましたが、これは中ぐらいでも良かったかもしれないですね。
チャーシューも少なかったので、追加しておいたほうが良いかもしれないです。
ライスが小しかないようなので、これも2つ頼んだほうが良いかも。

人気があって、お客さんもひっきりなしに入ってきますが、ひとつひとつの丼をかなり丁寧に作っているように思います。

ボクは家系のお店を制覇している訳ではないのですが、味は家系最高クラスと言えるのではないでしょうか。
接客も良いですし、特に子供連れへの対応を見ていると、これは東京にある「かなり美味しいけど殺伐系のキレイ目意識高い系ラーメン屋」とは一味違うな、と思いました。
地元密着型の愛されているラーメン屋さんですね。

次に来た時は、ラーメン(中)にチャーシューや味玉、ゴハン小を2つ頼んでガッツリ行きたいと思います。
横浜駅からは少しアクセスが悪いようですが、来る価値がありますね。

完全にリピあり。(^^)

寿々喜家

夜総合点★★★★ 4.6

関連ランキング:ラーメン | 上星川駅

コスパ最高の美味しい焼肉 ~ 鶯谷 鶯谷園

コスパ最高の美味しい焼肉 ~ 鶯谷 鶯谷園
コスパ最高の美味しい焼肉 ~ 鶯谷 鶯谷園
コスパ最高の美味しい焼肉 ~ 鶯谷 鶯谷園
コスパ最高の美味しい焼肉 ~ 鶯谷 鶯谷園
コスパ最高の美味しい焼肉 ~ 鶯谷 鶯谷園

美味しい焼肉があると食べログで知って前から行ってみたかったお店が「鶯谷園」。
鶯谷というと、何か如何わしくて怪しいイメージがつきまといますよね。
ここ鶯谷園もブティック・ホテル、ラブホテル街の近くにあります。

ホテル検索サイトで調べたところ鶯谷のラブホテル数は59件、一方渋谷は円山町と道玄坂を合わせると67件ものホテルがあるそうです。
意外にも渋谷のほうが多いのですね。
それにしても、鶯谷は「そういうイメージ」が強いですよねぇ。
理由は、山手線などJRの駅から丸見えで直感的にイメージが良くないというのと、渋谷のように他にランドマークとなる施設が少ないのが原因らしいです。

この鶯谷園については、食べログなどで事前調査をしてきました。
鶯谷園は人気があって予約必須。
直前の予約では、22時を過ぎたような遅い時間帯しか空いていないとのこと。

この日は休日でしたが、かなり遅めの食事になりそうだったので、これは鶯谷園に行けるチャンスかなと思い電話予約したわけです。
22時に入れるかなと思っていたのですが、22時半からでないと入れないとのこと。
そんなに待つ訳ではなかったので予約をお願いしました。

その時に上野駅にいましたが、あまりにもお腹が空いていたので、ほんのり屋でおにぎりを食べてしまいました。

22時30分ジャストにお店に着くと、レジの前に先客が待っていました。
まあ、多少の時間の遅れはあるでしょうね。

ここは上野近くの鶯谷の下町というのもあってか、客層はあまり良いとは言えません…。
賑やかを通り越して、うるさい客もいますね…。
喫煙率も80%を超えていそうな感じでしたね…。

10分ほど待って2階に案内されました。
靴を脱いで掘りごたつ式のテーブルに座りました。
特に2階は明るくて綺麗で、無煙ロースターのおかげで煙や匂いは気になりません。

特上系がオススメと予習をしてきたので、特上のバランスを考えてオーダーしました。

特上ランプ焼き
特上ヒレ
特上ロース
カルビ
タン塩(特上は品切れ)
豚トロ
サンチュ
キムチ盛り合わせ
ニンニク焼き
こだわり生たまご×2
ごはん大
ごはん中
コカ・コーラ
緑茶
柚子のアイスクリーム×2
ぐらいですかね。

最初に出てきたコカ・コーラは気が抜けていて不味く、なんだこりゃレベルでした。
200円と安くても、これはちょっと悲しいですね。
ファミレスの下手なドリンクバー以下です。

気を取り直して、お肉を食べることにします。

特上タンが美味しいと聞いていたのですが品切れとのことで普通のタン塩にしましたが、それでも、かなり美味しいレベルです。

タレは「しょうゆだれ」「梅だれ」、特上ヒレ用に「ポン酢たれ」が来ます。
それに、参戦するのはこだわり玉子。

メインのしょうゆだれは結構甘め、好きなタイプです。
ごはんがススム味です。
しょうゆの香りがしますね。
これと合うのがこだわり玉子です。
すき焼きのように肉を溶き卵につけて食べるのですが、これまた肉とタレの甘さ、濃厚な玉子と相まって美味しいです。

名物?の特上ランプは、従来持っているランプの肉質のイメージとは違っていてかなり脂のサシが入っていますが、美味しいです。
肉は結構薄くカットされていますね。

特上ロースはもう少し厚めで、ごく一般的な焼肉のイメージに近いです。

特上ヒレは、かなりぶ厚く1cmぐらいの厚みがあります。
まるでステーキ肉のようです。
噛むととろけるというよりは、ほぐれるような感じの柔らかい肉です。
これも美味しいですね。

カルビも柔らかく美味しいレベルと言えますが、特上のお肉を食べてしまうと少し味気ない気もします。
ボクは特上系よりもサシが少ない赤身の肉が好きなのですが、こちらは特上のほうが美味しいと感じましたね。
もう少し赤身の肉自身の味や風味が出ていれば良かったのですが。

豚トロはごく普通レベルでした。

サンチュは量が多くて、これは普通の焼肉屋さんの1.5倍ぐらいの量が出てきます。
追加で頼むことが無くて良かったです。

肉質は全体的に高く、値段を考えると相当良いバランスです。
全体的な味はタレの味が強いようにも思いますが、本来焼肉ってそういうものだなって感じもするので問題なしです。

最後にデザートの柚子のアイスクリームを食べました。
既成品でしょうが、わりと美味しかったです。
200円と安いのもありがたいですね。

接客はあまり良いとは言えません。
肉の皿を置くときも立ったまま置きますが、土地柄もあってこれはご愛顧でしょうか。

それはそうと、食べ終わったばかりの皿をすぐに下げるのはあまり好きではないですね。
空いた肉の皿ぐらいだったらいいのですが、ごはんやタレの皿も食べ終わったらすぐに持っていくのはどうなのかな、と。
回転をあげたいのかはわかりませんが。

それにしても、自分が肉を焼く係の時は、なかなか写真が撮れませんね。
とりあえず、最初だけ写真を撮って、後は焼くのと食べるのに精いっぱいでした。笑

結構お腹一杯たべたつもりでしたが、お会計は2人で9,750円でした。
1人あたり5,000円以下でこのお肉が食べられるのなら安いです。

酒は飲んでいないので、他の方よりは安くあがるのは当然なのですが、普通、お手頃な焼肉屋さんに行って、そこそこしか食べなくても大体は1人3,000~4,000円ぐらい食べるので、そう考えると激安だと思います。

事前にオニギリを食べなければ、クッパや冷麺が食べられたと思うのですが、これはまた次回ということで。

サービスや立地、客層も含めて、全ての方にオススメできるわけではないですが、ハマる人にはハマる良いお店だと思いました。
次に焼肉を食べたいと思った時、候補の上位に挙がるお店ですね。

リピあり。(^^)

鶯谷園

夜総合点★★★★ 4.1

関連ランキング:焼肉 | 鶯谷駅入谷駅日暮里駅

超濃厚、極めて濃い家系ラーメン ~ 早稲田 武道家

超濃厚、極めて濃い家系ラーメン ~ 早稲田 武道家

とある食べログのレビュアーさんでラーメンのお店主体に書いていらっしゃる方を2人ほど知っているのですが、その中でも家系が大好き!というレビューを見ていると無性に家系ラーメンが食べたくなってしまった。

ボクは元々ラーメンの中でも麺が太めでガッツリとした家系は好きなんですが、そういえば今年に入ってからは家系ラーメンは食べてないな…と思いまして。

それらの書き込みの中でも、家系ラーメンの中で最強クラスに超濃厚なお店が早稲田にあると聞いて、思い立ったが吉日という感じで、こちら早稲田の「武闘家」にやってきました。

お店は早稲田大学の隣にあって、地下鉄東西線の早稲田駅からも近い好立地です。
さすがに学生が多い街なので、お客さんも8割ぐらいは大学生ですね。
しかもオトコです。
お店は割りと狭くて、オシャレな女子大生はあまり来るイメージはありませんね。

なんですが、わりと若い女性が2人着席してましたし、大学の先生のような厳かな雰囲気の西洋人の方もいました。
思ったよりも多くの層の支持があるんだな…。

このお店は初めてですが、いつものマイルールで「ラーメン」+「玉子」+「ごはん」を頼みます。
こちらはなんと、ご飯のおかわりが自由なのです。
漬物もおかわり自由です。
食べ盛りの男の子にはピッタリですね。

店内には大きな寸胴があって、お店のお兄さんがヨイショとかき混ぜています。
お、これはちゃんとしたパチモノではないトンコツスープが楽しめますね、と期待が膨らみます。

こちらの武闘家の食べログの写真を見ていると、相当スープの色が赤っぽく見えるので、これはトマトでも入っているんじゃ?というような感じですが、もちろんトマトの味などはしません。
ボクが撮った写真も、同じようにスープが赤くなってしまいました。
電灯のせいで赤っぽく見えるのではないでしょうか。

登場したラーメン見ると、うーん、濃厚というか、濃い濃い感じですね。
カウンターに貼ってある紙を見ると「当店は最初にスープを飲むのではなく、麺を食べて下さい」みたいなことが書いてある。
と、その儀礼にのっとって、ズズっと麺をひとすすりすると、これはまあ、なんと濃いんでしょうか。
超濃厚というか、濃い濃い。ドロっとしているという表現がわかりやすいですかね。
なんでも1日200kgものトンコツを煮込むとか。
これはスゴイ。

他の博多とんこつラーメンだと濃いっていうのも頭で理解できるのですが、家系でここまで濃いのは初めてで、この「濃い」というのを表現する言葉はなんだろう?と、ラーメンを食べながらしばし考えてしまいました。
結局、思いついた言葉はやっぱり「濃い」でした。(笑)

家系らしく、麺の硬さや油の量、味の濃さはオーダー時に決められます。
今回は初めての訪問だったので、すべて「普通」でお願いしました。

麺はしっかりと太く、濃厚スープがしっかりと絡んでくれます。
わりと薄めのチャーシューはスープに浸かってほどよいしんなり具合に。
あまりチャーシューは主張しない感じですね。

家系ではお馴染みのほうれん草もしっかりとした量が入っています。
他のお店だと海苔は申し訳程度に、2~3枚しかついていないことが多いのですが、こちらはバッチリと8枚ぐらい入っています。

ご飯は1回だけおかわりをしましたが、超濃厚スープが胃にズッシリと来るので、結構お腹がいっぱいになりましたね。
もっとも今日はお昼をちゃんと食べていなくて、少し風邪気味で胃のコンディションがベストで無かったので、最後はかなりキツかったです。
うーん、人によっては体調が良くないとNGかもしれないですね。

ボクは家系が好きですが、まだまだ行っていないお店も多いです。
まあ、そんな数少ない経験の中でもわりと個性があって面白いお店ではないかなと思いました。
食べログではあまり評価が高くないですが、ボクは好きな味でした。

まあ、このスープの濃さは、トンコツ嫌いの人やあっさり系のラーメンが好きな人には向いていないかもしれないですが、家系が好きって人には是非食べて頂きたい一杯でした。

もう少し体調の良い時にまた来てみたいと思います。
リピあり。(^^)

武道家

夜総合点★★★☆☆ 3.8

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コンビニのカルビ弁当のようなランチ ~ 池袋 叙々苑 池袋サンシャイン通り店

コンビニのカルビ弁当のようなランチ ~ 池袋 叙々苑 池袋サンシャイン通り店
コンビニのカルビ弁当のようなランチ ~ 池袋 叙々苑 池袋サンシャイン通り店

叙々苑といえば、高級感のある焼肉屋さん。
芸能人にも人気で美味しいという認識が強いと思うけど、叙々苑は高級「感」であって高級じゃないと思うですけどねぇ。

さて、叙々苑に来るのは10年ぶりぐらいです。
この日は池袋に用事があって、本当はもう少し遠くのラーメン屋にでも行こうかと思ったのですが、あいにくの土砂降りでたまたま雨宿りしたビルに叙々苑が入っていて、まだランチを提供している時間だったので、まあここでも良いかということにしました。

1,800円のカルビランチを頼みました。
ランチのセットとしては十分な内容で、お肉&エビ、サラダやキムチ、ナムル、ライス、スープ、ドリンク、デザートがついてきます。

お肉が運ばれてきて「おや」っと思いました。
なんていうんでしょうか、肉のカットのされ方が異様にキレイで人工的なんです。
店員さんに「これは普通のカルビですか?」と聞いたら「カルビに近い部分を使用している加工肉です」と。
「合わせ加工肉?」と、メニューを見たら、小さい文字で書いてありますね……。
形成肉かぁ……接着剤とかでできているのかなぁ……。
うーん、違うメニューに変えてもらおうかと一瞬思いましたが、まあ、話のネタとして食べることにしました。

もともと焼き肉って化学調味料を使っていない店を見つけるのが難しいという感じもしますが、叙々苑も例に漏れず、かなり人工的な味なんですよね。
サラダもしかり、キムチもしかり、スープもしかり。

肝心の肉は、うーん、コンビニのカルビ弁当のお肉っていう感じです。
ペラペラな食感で、肉の旨味などはありません。
コンビニ弁当だったら許される感じですが、高級焼肉店ではちょっとこれは厳しい感じでしょうか。
ただ、タレを始めとした味付けは悪くはないので、まあ、肉の素性を知らなかったら美味しいかなっとも思えちゃうところがスゴイところです。

昔は叙々苑とか美味しいんだろうなと思っていましたが、まあここは、大衆向けの高級焼き肉ファミレスチェーン店といったところでしょうか。
同じ金額を出せば、都内だと1,000倍ぐらい美味しいお肉を食べることができますからね。

リピはありません。(>_<)

叙々苑 池袋サンシャイン通り店

昼総合点★★☆☆☆ 2.2

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家系?な濃厚ラーメン ~ 神田 わいず

家系?な濃厚ラーメン ~ 神田 わいず

最近、家系ラーメンがご無沙汰だったので、都内の都心部で結構評価の高い神田のわいずにやってきました。
訪問したのは14時ぐらいで、これぐらいの時間なら空いてるだろうと思ったら甘かったですね。
雨の中でも並んでいる人が3名いて、10分少々待ちました。

お店はかなり狭い。
よくお店が狭いという表現はありますが、ここは狭いを通り越して、カラダが窮屈です。
隣の人との距離が近く、後ろを通る人も気になる。
これは単純に店舗が狭いというよりも、カウンターとイスの距離感なども間違って設計されてませんかね?
あいにく寒い日で雨も降っていたのですが、傘とカバンの置き場にも困りコートをかける場所も無い。
ボクは特別高い身長ではないですが、かなり姿勢に気を使って食べました。
180cmを超えた人などは食べられないんじゃないかなって思うぐらい。
うーん。

ラーメンと味玉、ゴハンを注文しました。
家系ラーメンは麺の硬さや油の量などがチョイスできるように思うのですが、こちらでは聞かれませんでした。
ちょっとぶっきらぼうな感じ。

具材は、チャーシューとほうれん草、のり、ねぎ、味玉で、家系の基本はバッチリ押さえてる。
スープは、相当油が浮いた豚骨醤油で、濃厚かつ味が強くて濃い。
麺は太くてコシがあって硬くてボクの好みです。
家系といえば家系だと思うのだけど、こちら家系とはうたっていないようですね。

ボクは家系はラーメンの中でもかなり好きなタイプなので、それ故あまりヘタな店では食べないようにしてます。
某家系リスペクトなラーメンチェーン店などは、スープは店で作らずに工場で作ったパックになった濃縮トンコツを店で薄めるという、ラーメン屋としてあるまじきお店があるのですが(あえて名前はだしませんが)、特に家系にはこういう店が少なくないので、よほど信頼できるラーメン屋でないと入店しません。

ということで、こちらは頑張っている方だと思いますが、また来たいなと思うような感動とホスピタリティがありませんでした。
少なくとも、誰か人と一緒に来る感じは無いです。

昼間っからかなり濃いラーメンを食べたせいであまり評価が高くならなかったかもしれませんが、夜遅い時間に来れば、また違う印象になるかもしれませんね。

わいず

昼総合点★★★☆☆ 3.2

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