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都内では珍しい?本格函館塩ラーメン ~ 八幡山 五稜郭(ゴリョウカク)

都内では珍しい本格函館塩ラーメン ~ 八幡山 五稜郭(ゴリョウカク)

都内では珍しい?函館のラーメンが食べられるお店とのことで来ました。
どうやらテレビに出たとかで、行列を覚悟していきましたが、当日は幸か不幸か、すさまじいゲリラ豪雨。
川崎かどこかが海のような洪水になった日ですね。
おかげ様で、並ぶこともなく食べることができました。

ラーメン+タマゴ+いかめしをオーダー。

ラーメンは非常にアッサリしていて、かつ旨味も十分にあります。
味が薄いという声もありますが、ボクはそうは思いませんでした。
ちょうどいいあんばい。

なんで「お麸」が入っているのかと思ったら、函館のラーメンの特徴だそうですね。
麸も美味しいです。
クール便で函館から取寄せているという麺もスープにマッチして美味しいです。
わりと口当たりの良いスープなので、ついつい完食してしまいそうですが、塩がちゃんと入っているので飲み過ぎには注意ですね。

イカ飯は、お弁当にあるようなイカの姿煮の中にゴハンが入っているものでは無く、イカの混ぜご飯ですね。
ここに来たらイカ飯はオーダーしたほうが良いでしょうが、やみつきになる感じではありません。

トータルでは、十分に美味しいラーメン屋です。
リピありです。(^^)

函館塩ラーメン 五稜郭

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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ちょっと濃すぎる一杯 ~ 海老だしの哲 御徒町店

ちょっと濃すぎる一杯 ~ 海老だしの哲 御徒町店

あの「つけ麺TETSU」の系列の、海老だしラーメンのお店です。
TETSUはわりと好きだったので(過去形)、こちらも期待ができます。

が、結論は、ボクの口には合いませんでした。

まずスープが濃いです。
濃厚というか、ただただ濃い。
濃すぎ。
ポットに入っているカツオ出汁で割ってちょうどいいぐらい。

そして海老の香りも、どこか人工的です。
うーん、ここのラーメン好きな人には気分が悪くなるレビューかもしれませんね、ごめんなさいね。
麺もあまり好きなタイプではないです。
いや、これは好みの問題ではなく、レベルの問題のような気がしてきた。

おこげも頼んでみました。
「梅おかか」と「ガーリックバター醤油」があるのですが、店員さんにオススメを聞いたところ、梅がオススメと。
しかし、この「梅おかか」、酸っぱすぎるのです。
これも何か人工的。
あまり好きではないです。

それと最近ショックだったのが、「つけめんTETSU 千駄木本店」に行った時、「だしの素」の箱が山積みになっているのを見たんですよ。
まあ、化学調味料、うま味調味料を使っているラーメン屋は少なくないのですが、やはり、ああいう箱を見せられると、無化調のお店では無いのは知っていますが、正直萎えます。

TETSUも少し行く気が、モチベーションが下がりました。
残念ながら、リピはありません。

海老だしの哲 御徒町店

夜総合点★★☆☆☆ 2.0

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嗚呼、美味なる毒ラーメン ~ 千石自慢ラーメン 本店

嗚呼、美味なる毒ラーメン ~ 千石自慢ラーメン 本店

ハッキリ言って、このラーメンは毒です。
これまた最近流行りの上品系の和風ラーメンとは対極にあるような毒ラーメンです。
中太の麺もよろしい。好ましい。
こういうラーメンには、家に帰って部屋中が臭くなるぐらいニンニクを入れましょう。

んー、美味い。
背脂たっぷりの豚骨醤油スープ!
でも、カラダに悪いんだろうな。。。
と思って、スープはあまり飲まないようにします(笑)

味はバランスがとれています。
化学調味料の味が強いようにも思いますが、夜中食べるラーメンに難癖つける必要はありません。
上品な二郎みたいなもんかな?
うーん、二郎よりは好きかな。

あ、そうそう、夜結構遅めに行ったのですが、結構な数の人がいました。

あー、カラダに悪いからもう食べない!
と思いきや、また食べたくなるような魔力がある毒ラーメンです。

都内に数店舗あるのですが、巣鴨や鶯谷といったマニアック?な場所ばかりにあるので、普段山の手で上品なモノばかり食べている人も遠征してくると良いでしょう。

リピあり。

千石自慢ラーメン 本店

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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香ばしくてクリーミーな一杯 ~ なんつッ亭 品川店

香ばしくてクリーミーな一杯 ~ なんつッ亭 品川店

神奈川県は秦野市に本店のある「なんつッ亭」。
品川店は品川駅に隣接しているラーメンが集まっている「麺達七人衆 品達」にあります。

初めて「なんつッ亭」を食べたのは本店。
ずいぶん昔の話なので本店の正確な味はおぼろげだけど、この感じは十分に当時を思い起こされます。
寒い冬に、ずいぶん長い間並んだ記憶があります。

この品川店は、人によっては厳しい評価をされているようです。
確かに、本店のほうが良い味だと思います。
とはいえ、その辺のラーメン屋を凌ぐほどの味は確保されていると思います。
まあ、こういうスペースに出された支店は、美味しい日もあればハズレの日があるという不安定さがあるように思います。

クリーミーで濃厚なとんこつスープ&秘伝の黒マー油のラーメンは、良い意味で「雑」で、B級グルメさが存分に残っています。
麺が中太なのも好みです。

ボクは、最近多い優等生タイプのラーメンよりは好きですね。
優等生タイプというのは、アッサリで日本風で麺が極細のラーメンですよ。

本当は本店に行きたいのですが、やはりなかなか遠路はるばるというわけにもいかないので、この味をこのアクセスの良さで楽しめるのは、やはり貴重だと思うのです。

リピあり。(^^)

なんつッ亭 品川店

夜総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:ラーメン | 品川駅北品川駅高輪台駅

栃木県北部では美味しいつけ麺 ~ 竹風 那須塩原店

栃木県北部では美味しいつけ麺 ~ 竹風 那須塩原店

那須塩原市に行った時に、つけ麺が美味しいお店だと連れてもらった。
住所は那須塩原市だけど、大田原市からも近い。

昼時に来訪。
駐車場が広いけど、結構クルマが止まっていて、待ち時間もある。
こういう田舎(失礼)にしては珍しいかな?
席に通されてからも少し待つが、これだけ繁盛していれば仕方ないと言える。

ラーメンを食べたかったが、つけ麺が有名ということで一番ベーシックなつけ麺をオーダー。
味は次第点で、東京のトップクラスのつけ麺に比べると、レベルの差が感じられる。

つけ麺ってつけ汁の味が濃いから、その濃さをどう飽きさせずにさっぱりと食べさせるかっていうのはひとつの課題にも思う。
柑橘系の果物をアクセントにしたりしている店もあるけど、ここはちょっと多めのカイワレ大根を使っていて、それはそれでいい感じ。
チャーシューも悪くはない。

この辺だと美味しいラーメン、つけ麺もそう多くは無いので、このレベルでも十分に価値があるかな。
その辺の有名なチェーン店に行くよりはオススメです。

竹風 那須塩原店

昼総合点★★★☆☆ 3.0

関連ランキング:ラーメン | 那須塩原駅西那須野駅

本場の佐野ラーメン ~ 佐野市 万里

本場の佐野ラーメン ~ 佐野市 万里

これまで佐野ラーメンは食べたことがあるけど、ちゃんとしたお店で、ちゃんと食べたことはなかった。
「万里」は、佐野ラーメンを代表する有名店らしい。
夕方、ほかのいろんな佐野ラーメンを探したけど、早い時間にやっていたのはここだけ。
昼休憩が無いのはありがたい。

佐野ラーメンは青竹で打つ自家製らしいのですが、出来上がった麺は、ワンタンのような茹で過ぎのうどんのような食感。
かなりユルユルですが、そうですね、のど越しが良い麺とも言えます。

スープも含めた全体的な感じとしては、よくある中華そばに近いかもしれません。
スープは、鶏ガラ醤油で、昔ながらって感じで、具は、豚バラのチャーシューとメンマとシンプル。

うーん、慣れると美味しいのかもしれないけど、量にしろ、具材にしろ、味付けにしろ、ボクにはちょっと物足りません。
万里はともかく、佐野ラーメンとしては、他のお店も食べてみてからの判断が必要ですね。
まあ、栃木は近くは無いので、そうそう食べにはいけませんが、近くまで行った時にはまた佐野ラーメンを食べてみたいです。

万里

夜総合点★★★☆☆ 3.0

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和食っぽい緊張感のあるラーメン ~ 巣鴨 Japanese Soba Noodles 蔦

和食っぽい緊張感のあるラーメン ~ 巣鴨 Japanese Soba Noodles 蔦

食べログでもランキング上位にくる、Japanese Soba Noodles 蔦。
ジャパニーズ・ソバ、ヌードルというだけあって、相当和食テイストです。

材料のひとつひとつが吟味され、妥協は許さないという緊張感のあるラーメンです。
この辺は、優しくて丸い味の「こうかいぼう」とはある意味対極かもしれません。
どちらも真剣勝負なんですけどね。
スープを注ぐ時も凛とした空気が張り詰めます。

今回はタイミングが良くて、5分も並ばずに入れました。
雨が降っていたのが幸いしたのでしょうね。

この店は無化調です。
醤油や出汁から旨味成分が十分に出ていますが、スープが非常に澄んでいます。
そうですね「丁寧にとった日本風の出汁の上に、旨味のある脂を薄っすらと張った」という感じでしょうか。
それぐらい繊細なイメージです。
自家製麺は細くて、のどごしが良い。

最近、こういう和風で麺が細いラーメンがよくありますが、実はボクはあまり好きではありません。
もう少し、しっかり太い麺と脂っぽいスープが好みであります。
しかしながら、蔦のラーメンは完成度が非常に高いので、好みではないものの、虜になるような魅力を持っています。
細い麺も十分なコシを持っていて、細くてもこれなら美味いと思えました。

すべてにおいてレベルが高いのですが、メンマとチャーシューはあまり好みではありませんでした。
まあ、メンマはもともと嫌いで、ほとんど食べないのですが。
チャーシューは少し肉臭さが残ってる。
この辺もあえて残しているのかもしれません。

もうすぐ第2号店ができるため、しばらく閉店するとのことで、慌てて食べに行きました。
どんどん進化していくと思うので、また行きたいと思います。

駅からも近く、あまり並ばずにこれだけのラーメンが食べられるのであれば、人にもオススメしやすいですね。
リピありです。(^^)

Japanese Soba Noodles 蔦

夜総合点★★★★ 4.1

関連ランキング:ラーメン | 巣鴨駅千石駅駒込駅

東京No.1ラーメン屋の実力は? ~ 小岩 一燈

東京No.1ラーメン屋の実力は? ~ 小岩 一燈
東京No.1ラーメン屋の実力は? ~ 小岩 一燈

食べログ、東京ランクNo.1の一燈。
前から来てみたかったのになかなか行く機会がなく。
並ぶのもかったるいのですが一念発起(!?)。

今回は45分並びました。
すごい行列で、仕切っている店員の方が「ロープから出ないでください!」と、結構強い口調で言っていたので、ちょっとイラっとしたり。
とはいえ、客の中にはマナーが悪くて、通行するクルマとぶつかりそうになったりトラブルも多いのだろうな、と思えば、そういう指導も致し方ないのかな、と。

食券は先に買います。買ってからさらに20分ぐらい待ちます。
ラーメンを食べに来たつもりが、つけ麺がイチオシで、8割ぐらいの人がつけ麺をオーダーするとのことで、つけ麺にしました。
つけ麺あまり好きじゃないんだけど。

味は美味しいですが、基本的にはオーソドックスな感じ。
よくありがちなつけ麺の最上級レベル版みたいな。
つけ麺自体は好きでないのだけど、レベルが高いからいいかなって。
チャーシューとかも、変わった製法です。
面白い。

店員は男性4人で、あまり緊張感はありません。
この辺は、「こうかいぼう」とは違うし、「巣鴨の蔦」とも違います。

すんごい努力しているんだと思いますが、ホームページをみるとフランチャイズ化とかで、営業色が強くて少し萎えます。
あと、個人的には、多くつけ麺屋に見られる「腕組み」嫌いなんですよね。
食べ物を提供するモノの態度ではありません。
偉そうなことは言えませんが、おごりが感じられます。
まあ、そういう演出かもしれませんが。

だから、へつらって食べるのはイヤです。
でも、美味しいと聞けば、食べてしまいます。

色々かいてますが、やはりレベルは高い。
次回はラーメンにチャレンジしたいです。

一燈

夜総合点★★★★ 4.0

関連ランキング:ラーメン | 新小岩駅

なかなか無い感じのラーメン屋 ~ 門前仲町 こうかいぼう

なかなか無い感じのラーメン屋 ~ 門前仲町 こうかいぼう
なかなか無い感じのラーメン屋 ~ 門前仲町 こうかいぼう

以前から行ってみたかったラーメン屋さん「こうかいぼう」にようやくいってきました。
人気店だけど、タイミングが良くてほとんど並ばなかったです。

タイトルの「なかなか無いラーメン屋」っていうのは、率直に言うと「あまり商売じみていない」という意味です。
もちろん良い意味で、です。

まず、値段が安い。
いまどきラーメン一杯650円、卵かけゴハンセットで750円は安いでしょう。
そして、店を切り盛りしているのはご主人と奥様?の2人のみ。
さらに、夕方オープン1時間でスープ品切れで、閉店という潔さ。

アルバイトも居ません。
奥様?は、素晴らしい接客、言葉遣い、心配りです。
これだけですごい魅力です。

さらにビックリするのは、ご主人が調理をしながら、タイミングを見て食事済みのお皿を下げに来たりするのです。
この気の配り方と動きはなかなかできるものでは無いですね。

他の有名店が2号店を出したり、フランチャイズ化を進めるのに、ここは我が道を行くって感じ。
職人っぽいこだわりです。

さて、肝心のお味は、美味しいの一言です。
人には好みがあると思うのですが、ボクはここのラーメンが好き。
麺の太さとかもちょうどいい。
「みそ汁のごとく毎日食べれるらーめん」がコンセプトとのことですが、ホント丸くって優しい味です。

スープが少なめで、食べる前はどうなんだろう?と思いましたが、バランスいいです。
カツオ節の匂いが強めだったけど、良い感じです。
卵かけゴハンとの相性もいい。

特別な日に食べるのではなく、いつも食べたくなる、そんなラーメンでした。
オススメです。また行きます。
ご馳走様でした。

リピあり。(^^)

こうかいぼう

夜総合点★★★★ 4.4

関連ランキング:ラーメン | 門前仲町駅清澄白河駅越中島駅

東京で食べる富山ブラックは… ~ だらんま神田店

東京で食べる富山ブラックは… ~ だらんま神田店

富山生まれ、富山育ちのボクとしては、富山ブラックはソウルフードのひとつ。
幼稚園の頃から、富山ブラックの総本山である「大喜 西町店」で食べ育ってきたモノとしては、ちょっと評価の目が厳しくなりますよ。

まあ、そもそも「富山ブラックとやなんぞや?」というところから紐解く必要がありますが、ボクは「大喜 西町店」の歴史そのものが富山ブラックだと思うのですよ。

「半世紀以上昔、ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、
オヤッさんは濃い味付けでチャーシューのたっぷり入った、
「よく噛んで」食べるおかずの中華そばを考え出した。
昭和二十二年、終戦後のことである。
噂に噂を呼び、富山祭りには千人もの行列を作ったこともあった。
じいちゃんから、とうちゃん、孫へと、
今や三世代にわたり親しまれている大喜。
富山県民ならば知らない者はいない。
これも、流行に左右されないこだわりの味を
頑固に守ってきたからだと自負している。」

誤解を恐れずに言えば、ラーメン次郎などよりも歴史のある、戦後の悲しいストーリーを持ったラーメンなのです。
(´;ω;`)
まあ、その大喜本店も、21世紀になってから店主が変わって、味も変わってしまいましたが。

さて、こうやってみると、だらんまは「大喜リスペクト」なお店になってしまうのです。
が、しかし、大喜にみられるようなストイックさに欠けます。
大喜には肉大盛りなどありません。
なぜなら全てが肉大盛りだからです。

ミソもつけ麺も、油そばもありません。
「あっさりヘルシー」なラーメンを作りたいなら、富山ブラックでは無いお店でやったほうがいいと思うのです。

だらんまの味を単純に評価しても、残念ながら本家の大喜には遠く及びません。

ミソやつけ麺なんてどうでもいいので、大喜の味を超えるような富山ブラックに挑戦して、東京で頑張ってほしいです。
今後に期待します。

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