茅場町という街は以前に通っていた職場があった場所。
しかしこのとんかつ屋と出会ったのは、茅場町を離れてからのこと…。
カウンターだけのひっそりとしたお店。しかし名店の香りがする。
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茅場町という街は以前に通っていた職場があった場所。
しかしこのとんかつ屋と出会ったのは、茅場町を離れてからのこと…。
カウンターだけのひっそりとしたお店。しかし名店の香りがする。
今日は田町(三田)で晩ごはん。
まだこの街はあまり詳しくないので、美味しそうな店を開拓している最中です。
最近は焼肉やコッテリ系のラーメンなどはちょっと控えるようになっているのですが、今日もわりとアッサリとカラダに良さそうな定食でも食べようかなと思っていました。
そうやって目に入ったのが、田町駅からほど近い場所にある「しんぱち食堂 田町店」。
道端にあるメニューの看板を思わず二度見してしまいましたが、結構安くてビックリ!
3羽いわし定食が540円、ほっけ定食 半身が600円と書いてあります。
最初、これは定食ではなく焼き魚単品の価格だと思ったのですが、これはゴハンと味噌汁、漬物がセットになった定食の価格なんですよね。
これは安くていいですね!
食べログを見てみると「しんぱち食堂 田町店」の評価は星3.04とあまり振るわないのですが、別の支店の「しんぱち食堂 新宿店」などでは星3.53程度と、この手の食堂としてはなかなかの高評価となっています。
ということで、いざ突撃。
店内はカウンターのみのかなり狭い作りです。
満席だったので、お店に入った玄関口で待ちました。
食券は無く、店員に口頭で食べるメニューを伝えます。
今回は座席に付く前にオーダーを聞かれたので、立ったまま「3羽いわし定食」540円を注文しました。
なぜ「3羽いわし定食」にしかたのかというと、やはり一番ベーシックなメニューであることと、あとは「いわし」って最近全然食べていないので、無性に「いわし」が食べたくなりました。
中羽イワシが3匹入っているようです。
ちなみに、中羽イワシっていうのは、種類は真イワシで、サイズが10センチから20センチくらいのものを「中羽イワシ」と呼ぶそうです。
カウンターに案内されて座ってしばらく待ちましたが、思ったよりは提供に時間がかかりますね。
いや、別に遅いってわけでは無いのですが、牛丼チェーン店の提供スピードと比べるとソコソコ遅いかなっていうレベルです。
ちょっと手持ち無沙汰だったので、追加で冷奴を貰って先に食べました。
この冷奴、結構ちゃんと冷えていて、少し冷たさが歯にしみるぐらいでした。
味はごく普通の豆腐ですが、冷たいものをより冷たく提供する姿勢は高評価です!
と、冷奴が食べ終わったちょうど良いタイミングで「3羽いわし定食」がやってきました。
想像よりは大きなサイズのイワシがバッチリ焼けています。
まずは味噌汁ですが、これも味は庶民系定食屋のそれとほぼ同じですが、一般的な店よりも少し温度が高い。
この温度管理も高得点ですね。
そしてメインの中羽イワシですが、ちゃんと炭火で焼いてあるので、表面はサクサクでほどよく焦げていて、中はしっとりしています。
頭からガブリと噛み付いてみましたが、これは思った以上に炭火の醍醐味が感じて美味しいですよ。
苦味と旨味が絶妙なバランスですね。
ゴハンもそこそこ美味しくて、これはその辺の変な定食屋のレベルよりかなり良いですよ。
決して豪華な夕食ではなく、言ってしまえば貧しいようなイメージもある「イワシ定食」ですが、これは貧しいどころか、ちょっと贅沢に思えましたね。
家では炭火で魚を焼くことはできませんし、炭火でちゃんと魚を焼いてくれるお店はそう多くないですし。
また、鰯は養殖をしていないので、天然の魚なんですよね。
回転寿司などはほとんどが養殖のネタだと思いますし、そういう意味では天然の魚×炭火焼きの組み合わせって贅沢に思えてきますね。
と、結構気に入ったので、あまり日をおかずにもう一度食べに行きました。
今回は焼師推奨の「トロあじ定食」750円をゴハン大盛(+50円)でオーダーしました。
トロあじもほどよい塩加減で、かなり美味しいですね。
このお店は、カウンターに濃口醤油と減塩醤油の両方が置いてあって、またレモン汁も置いてあってかけ放題なので、わりと自分好みの味付けにして焼き魚を食べることができるように思います。
ちょっと「ハテナ?」と思ったことは、湯のみなのにお水が入っていることぐらいですかね?
まあ、あまり気にすることではないのですが、お水なら透明なコップにするか、湯のみならお茶にしてもらったほうがいいようにも思います。
店員はわりとインターナショナルな方々がほとんどですが、そう対応は悪くはありません。
ちょっと配膳の扱いが雑だったりするのは、お国柄だったりとか、お店の雰囲気として…まあ少し気なることはありますが、そこまでマイナス評価にしなくても良いと思います。
これだけのクオリティの炭火焼き魚をこのような低価格で提供するのはなかなか評価できると思います。
いつ行ってもかなり満席で人気なのも納得です。
営業時間も早朝から深夜までやっているますし、駅からも近いので使い勝手がいいですね。
こちらはお魚だけでなく、少しだけお肉のメニューもあります。
次回は肉料理No.1と噂の「味噌豚鉄板焼き定食」(780円)を食べてみたいです。
朝ごはんもいいかもしれないですねぇ…。
リピあり。(^^)
今日は本駒込にちょっと用事で来た。
何を食べようか迷っていたら「やよい軒」が目に止まりました。
結構有名なチェーン展開している定食屋さんですが、これまで一度も利用したことがありません。
(日高屋にも入ったことがないんですよね…)
食べログでチェーン店のレビューを書くことは少ないのですが、初めて食べたのでレビューしてみます。
伺ったのは平日の夜。
土地柄か思った以上に繁盛している店で、お店は満席です。
客層は東洋大学が近いので学生が多いのですが、それ以外にも夫婦連れやサラリーマンも多いですね。
入り口にある券売機で食券を買うスタイルです。
ターゲットとしているのは、牛丼などのファストフード店以上、ファミレス未満のゾーンという感じでしょうか。
朝は370円の納豆定食がありますし、厚切りカルビ焼肉とチキン南蛮の定食などは1,080円と、なかなかのお値段です。
大戸屋よりはちょっと手軽な定食屋ってところでしょうかね。
初めて来たので、ベーシックな「サバの塩焼定食」(680円)と納豆(100円)を食べることにします。
食券を買って食べるお店ではありますが、食券を買った後、店員さんにテーブル席へ案内されるので、ちょっと普通のファミレスなどとは使い勝手が違う感じがします。
ゴハンを大盛にしようと思ったのですが券売機に「大盛」がなかったので、店員さんに食券を渡すときに「ゴハンは大盛にできますか?」と聞きました。
「あちらでゴハンはお代わり自由になっております」とゴハンのおひつがあるところを教えてくれました。
「すいませんね、初めて利用するもので…」と思いましたが、ちょっと無知なのが恥ずかしかったです。
しばらく経ってから出てきた定食は、ごく普通の、イメージどおりのものでした。
ゴハンはわりと美味しく炊けていて、魚も炭焼きではないと思いますが、パリっとしていました。
特別賞賛するところもありませんでしたが、逆にいうと安心できる味と品質でした。
コテコテの焼肉や美味しいお寿司もいいですが、やっぱりこういう普通の定食を食べると落ち着きますね。
特に単身者などにはこういう当たり前の定食や食事はありがたいと思います。
値段も安くてゴハンも食べ放題なので、学生さんも大助かりですね。
本駒込・白山エリアに来たらやよい軒に行きましょう!というお店ではありませんが、普通に無難なお店なので、誰が入ってもそこそこ満足できると思います。
次は朝食かしょうが焼き定食を食べてみたいと思います。
リピあり。(^^)
上野から池袋の間あたりで洋食か定食みたいなものが食べたいなぁと思って食べログを見ていたら見つかったのが「天平食堂」。
マイレビュアーさんにも好評な、昭和的で味のある食堂だそうです。
伺ったのは、平日の夜。
すでに20時ぐらいになっていまして、洋食もいいのですが、あまりコッテリすぎないものが食べたくなったので定食屋にしました。
天平食堂は一部の酒飲みの方にはたまらない、食堂呑みが良さそうなお店です。
場所は大塚駅から徒歩だと5~6分のところにあります。
途中、都電荒川線を横切りますが、都電からして昭和的な雰囲気が出てきますね。
厳密には巣鴨新田という都電荒川線の駅が最寄りみたいです。
「天平食堂」の周りは学校や住宅街が多いのか、(ボクが知らないだけかもしれませんが)あまり飲食店は多くありません。
お店の前に来ると、青い看板で「食堂」と書いてありますが、「味自慢 中華そば」ともありますし「土用の丑の日うなぎ」ともあります。
このカオス加減が良いですね。
店内に入ると、正面の上がり(お座敷)では、地元?の方々の宴会的なものが執り行われています。
まあ、飲み会ですね。
入り口近くのテーブルに座ります。
かなり年季を感じさせる昭和的な内装で、正直言ってあまり清潔感はありません。
ただ、それがあまり嫌悪感とは感じず、なにかちょっと片付けが苦手なオバちゃんの家にきたような感じです。
何を食べようか迷いましたが、こちらはメンチカツがオススメのようなので、ボクは「牛メンチかつ定食」(680円)を、ツレは「さしみ定食」(700円)をオーダーしました。
冷たいお茶がでてきましたが、暑い日には助かりますね。
まずはさしみ定食がでてきました。
マグロとカンパチのお刺身に、小さな冷奴と漬物がついてます。
刺し身をそれぞれ食べてみましたが、身も薄く、冷凍モノというか、正直値段相応な感じです。
ご飯や味噌汁は、安心できる感じなんですけどね。
メンチカツは衣がカリっとしています。
あまりジューシーというわけではないですが、肉っぽさは残っていますね。
メンチカツの量は少なくはないのですが刺し身の量が少なかったので、追加で玉子焼き(200円)と納豆(100円)をもらいました。
玉子焼きも家庭的で美味しかったです。
値段は格安で、全体的に2015年の時代とは思えないですね。
本当に昭和にタイムスリップしてるみたいです。
料理としてはメチャ旨!ってわけではないのですが、雰囲気も味の両方がどこかホッとする感じでした。
安かろうマズかろうではなくて、お米も美味しく炊いてありましたよ。
決して高級な素材は使っていないものの、丁寧に作られている気がしました。
旦那さんや女将さんの対応もよくて、いい感じに落ち着きますね。
食事だけの人も、食堂呑みする人も、どちらも満足できると思います。
うなぎも気になりますが、次はカツ丼かオムライスかカレーを食べてみたいですね。
リピあり。(^^)
巣鴨のとげぬき地蔵の近くにある、結構大きくて有名な定食屋「ときわ食堂」。
食べログでも口コミ数113件、星3.52とわりと評判の良いお店です。
その支店がこちら「巣鴨ときわ食堂 駒込店」で駒込駅からほど近い場所にあります。
名前は巣鴨なのか、駒込なのかどっちだよ?という感じもありますがお店は駒込にあります。
伺ったのは平日の夜。
巣鴨のときわ食堂には行ったことがありますが、駒込店のメニューも巣鴨とほとんど同じといえると思います。
巣鴨ときわ食堂はかなり丁寧に料理をしているイメージが強く、駒込店でもゴハンは炊きたてにこだわったり、味噌汁も1人前ずつ作ったりしているそうです。
今回はこちらの看板メニューでもあるエビフライが入ったミックスフライ定食にしました。
エビフライはサクサクで身もしっかりしていて美味しいです。
アジフライも臭みも無くていい。
メンチカツもなかなかのお味です。
こちらのお店でエライなと思うのが、ライスと味噌汁、そしてつけもの。
これらが結構美味しいのです。
これは持論ですが、定食屋というのは、まず何よりもお米が旨くないとダメだと思うのですよ。
味噌汁とツケモノも美味しく無いとダメ。
定食の基本ですよね。
これらがマズイ店は、どんなに主菜や副菜が美味しくでもNGなわけです。
個人的には、本当に美味しければ「ゴハンと味噌汁、漬物」だけでも満足できるぐらいです。
おかずが無くてもOK。
食べログでは、巣鴨店に比べて駒込店はかなり低い評価をされているようですが、もう少し高く評価してもいいように思います。
値段がやや高めなのはマイナスではありますが、それは巣鴨店でも同じことですし。
メニューが壁にしかなくて見難いのは要改善ですね。
まあ、ホールのバイトの子たちも結構頑張って働いているので、ゴハンのおかわりなどのレスポンスが多少遅くても、大目にみることにしたいですね。
マイレビュアーさんの「食べログまとめ」で初めて知ったのですが、「ときわ食堂」というのは上野にあった料亭から暖簾分けで増えていった食堂で、いまでは30店ぐらいあるでそうです。
そういえば、巣鴨駒込以外にも見たことあるような気がする…。
こちらに別の日に行った時に頂いたお刺身定食も、注文する前に想像していたよりも鮮度が良く、なかなか美味しく頂けました。
というわけで、駒込にあるときわ食堂は、基本に忠実に、丁寧に作っている定食が頂けるお店だと思います。
煮魚、揚げ物、刺し身を食べてきたので、次は焼き魚系の定食を食べてみたいと思います。
リピあり。(^^)
箱根の別荘地にある、知る人ぞ知る、自然薯を美味しく食べさせる店「しずく亭」。
まあ知る人ぞ知ると言っても、るるぶなどの観光ガイドにもバッチリと掲載されているんだけど。(笑)
店のたたずまいは、普通の民家。
正確にいうと、別荘地にあるので別荘なんだろうけど。
隠れ家のようなお店で、非常にわかりにくい場所にあるのだけど、有名店なだけあって時間帯によっては待ち時間が発生する場合も。
このお店のすぐ周りには基本何も無く、このお店を目的とするには少し道中時間がかかるので、あらかじめ電話予約していったほうがベターですね。
まあオープンと同時に入店するようにすれば、あまり待ち時間は無いと思いますが。
で、この店は結構こだわりがあります。
水は湧き水を使っていて、初めて訪問したとき、温かいお茶を飲んだら、あまりの美味しさに感動したんですよね。
お茶が非常にまろやか。
冷たいお茶の時より、温かいお茶のほうが美味しかったですね。
こちらには過去4回ぐらい来ていて、今回久々に伺いましたが、店内はテーブル席メインになって、サンルームも増えていました。
昔は、お座敷形式だったので、個人的にはそっちのほうが雰囲気があって好きでしたが…。
注文したのは、一番ノーマルな麦とろ定食、2,600円。
数年前までは2,500円でしたから、少しの値上げですね。
内容は麦ゴハン、3種の薬味(ワサビもモチロン天然モノ)、自然薯、焼き魚(アジの干物など)、お吸い物。
注文してから自然薯をすりおろすので、出てくるまで多少時間がかかります。
その間、イライラせずに、お茶をすすりながら、箱根の空気を楽しむのがいいでしょうね。
客層は、基本的にあまり若い人はいません。
もちろん自然薯がメインではあるのですが、備長炭で焼かれたアジがこれまた美味いのです。
初めて行った時は、このアジの干物を目的にこちらへ食べに行ってもいいぐらいと思いました。
これまで食べた焼き魚の中で、一番美味しいレベルでした。
「黒糖ゼリー付バニラアイス」も黒糖の風味が良くて美味しいです。
お値段は安くは無いですが、たまの休日に、ちょっと都会では味わえない贅沢な時間を箱根で楽しむには、この値段でも納得がいくかなぁと思いますね。
何年かに一度ぐらい行くのにちょうどよいと思います。
リピあり。(^^)
関連ランキング:麦とろ | 箱根その他
富山駅前でわりとマジメな料理を出している「しゅん家」。
割烹や宴会に使われる夜がメインのお店ですが、2012年ぐらいからランチも始まりました。
イメージとしては、値段の割に美味しくかつボリュームがあるなぁといった感じ。
ランチは700円で、小鉢がたくさんついていて、かなりのお得な激安ランチ。
味も普通以上です。
今回食べたランチのスープが美味しかったのですが、ポタージュのような感じなのですが、材料がわかりません。
お会計の時にお店の方に聞いたところ、キノコやジャガイモを裏ごししているとのこと。
結構手間がかかっていますね。
日替わりということで、頻繁に行っても飽きないかも。
ランチは月曜から木曜までで、金曜日はやっていないのは注意したほうがいいですね。
今回はバタバタして、じっくり味わって食べられなかったけど、また行きたいな。
北陸新幹線が開通した富山駅からも歩いていけるので、オススメです。
リピあり。(^^)
巣鴨のとげぬき地蔵の近くにある、結構大きくて有名な定食屋さんです。
以前から気になっていて、こちらに来る機会を探していましたが、連日脂っこいモノを食べていたので、なにか落ち着いた定食でも食べたいと思い伺いました。
こちらは、エビフライやカキフライが人気のようなのですが、少しでもアッサリしたものを食べたかったので、マコガレイの煮付け定食にしました。
結構こだわって、丁寧に作っているようで、ご飯は炊きたて、漬物は自家製、味噌汁は一人前ずつ作っているとのこと。
謳い文句のとおり、白飯は炊きたてで美味しかったです。
お米が美味しい定食屋はいいですね。
個人的には、美味しい白飯があれば、おかずはそこそこで、何なら美味しい漬物だけでも良いのです。笑
マコガレイは、少し生臭い感じがしました。
身が薄くて、食べるところが少なかったのも残念でしたね。
味付けはもう少し甘めのほうが好きです。個人的には。
あと、お味噌汁も熱々で良いのです。
ただ、料理は全体的に塩がキツイというか、塩がたっている感じがします。
使っている塩が良くないんじゃないかな。
それと致命的なのは、夜は喫煙可能なんですよね。
夜は居酒屋みたいになっていますが、やはり近くでプファーと煙を出されるとタバコ臭くて困ります。
分煙ぐらいしてほしいですね。
客層はサラリーマンっぽい人やカップル、年配の方など多種多様です。
まあ、値段もそこそこで、そこそこ美味しいモノがいただけるので、人気なのもうなずけますね。
ここにしかない!っていう光るものは無いのですが、丁寧に作った定食は、やはり安心して食べることができます。
メニューが多くて迷いますが、次はやはりエビフライなど食べたいですね!
リピあり。(^^)
新鮮な魚の宝庫で「天然のいけす」と呼ばれる富山湾。
有名な地名で言うと「氷見」や「新湊」「魚津」、魚介類で言うと「ブリ」や「ホタルイカ」、「白えび」や「のどぐろ」などは名前は誰でも一度は聞いたことがあると思います。
しかしながら「生地(いくじ)」という地名はあまり聞きなれないかもしれません。
生地は黒部市にある地名で、黒部といえば「黒四ダム」「黒部峡谷」「黒部の名水」「黒部スイカ」「黒部名水ポーク」などが有名でしょうか。
氷見や新湊にも負けない良質なお魚が水揚げされる「黒部漁港」がある場所、それが「生地」です。
そんな生地にある魚の駅「生地」という施設は、道の駅のように一般の人が気軽に寄って魚介類を買ったり食べたりと楽しめる観光スポットです。
魚の駅「生地」は鮮魚を直売している「とれたて館」、新鮮な魚が食べられる「できたて館」の2つの建物からできています。
その「できたて館」の中にある炭火焼きで魚介類を食べることができるのが「炭焼きレストラン 航海灯」というお店です。
ずいぶん前置きが長くなりましたが、ようは富山の漁港にある炭焼きレストランってことです。
今回食べたのは、刺し身定食(1,200円程度)と魚介類の盛り合わせ(1,000円程度)です。
※正確な値段は失念しました
まあまあ新鮮なヒラメなどの刺し身とカニ汁がついています。
味は悪くはありませんが感動するほどでは無いです。
一番残念なのは醤油や塩、わさびなどの調味料や薬味がマズイことです。
ほとんどのこういう観光スポットの飲食店で感じることですが、刺し身や魚は美味しいのに醤油がまずい。
恐らく元々まっとうな醤油でないのにプラスして、古くなっているのでしょうね。
これはこの店に限らず本当に残念です。
カニ汁はカニの身を楽しむというよりは、カニで取ったダシを味わう感じです。
こちらも味噌が美味しくないので、某漫画の美食家風に言うと「死んだ蟹も浮かばれんわ!」というところでしょうか。
卓上にある炭火でバーベキューのように貝やイカなどの魚介類を自分で焼くのですが、これは素直に楽しいですね。
ただ、冷蔵庫から好みの食材をセルフで取ってきて焼くのですが、少し魚介類が乾燥していました。
これも残念です。
せっかく隣に「とれたて館」という新鮮な魚を販売している場所があるのですから、好きな魚介類を買ってきて、持ち込みで食べられるようにできたら、ずいぶんとお店の魅力があがる気がします。
そういう新鮮なお魚を買ってその場で焼くのは、黒部の隣の魚津漁港にある「道の駅 蜃気楼」の浜焼きで楽しめます。
生地のお魚は富山湾で獲っているわけですが、生地から沖合20kmも進むと富山湾の中心に到着するわけです。
なので、氷見や新湊とほぼ同じ魚を獲っていると言っても間違いではないのではと、個人的には思います。
黒部には宇奈月温泉という観光名所もあるのですが、イマイチ温泉街として魅力が無いので、ホスピタリティを持ってどうにか頑張って欲しいわけです。
せっかく新幹線が停まる「黒部宇奈月温泉駅」ができるわけですし。
お魚にしても温泉にしても、素材では他の場所には負けていないのですから、ね。
と、話が相当脱線しましたが、新鮮なお魚を楽しむには良い施設なので、もう少し料理のほうも頑張って欲しいと思うわけであります。
(・∀・)
ごはんが美味しい定食・洋食屋さん、ごはん亭まえふじ。
ごはん好きとしては胸が高鳴ります。
確かにゴハンは美味しいと思います。
ただし、ランチ定食(650円?)は止めておいたほうが良いでしょう。
ボリュームが少なすぎます。
少し値段は張りますが、1,000円オーバーのフライ定食などを頼んだほうが後悔は少ないでしょう。
ただ、ランチで1,400円などは結構高いんですよね~。
夜だといいんですが。
なにせ吉田のうどんは500円以下が基本なので。
まあ、うどんと比べてはいけませんね。
それにしても、1,000円以下でお腹も財布も満足させてもらいたいものです。
また行ってみましょうか。