今日の晩ごはんは北千住。
北千住エリアで一番人気の「徳多和良(とくだわら)」という立ち飲み屋で食べようとお店まで行ったものの、5名ほど列を作っていて食べるのを諦めました。
ラーメン屋で5名の列でしたら待ち時間はごくわずかですが、飲み屋ですから1時間程度は待つ必要がありそうですね。
「徳多和良(とくだわら)」へ来て断念したのは2回目ですが、次はちょっと気合をいれて、このお店のためだけに北千住に来るぐらいの勢いが無いとダメですね。
お腹すいたなーと食べログを見てみると、あの神保町にもある「いもや」と同じ名前の天ぷらの店が近くにあるのを発見。
伺ったのは平日の19時ぐらい。
9席のカウンターに先客が2人。
どうやら座敷席もあるようです。
他のレビュアーさんの情報によると、ここは1967年に神保町の「いもや」から暖簾分けしたお店だそうです。
どうりで雰囲気や値段が似ていますね。
神保町の本店よりもメニューが多く、天ぷらの定食だけでも
「上定食」1,400円
「えび定食」1,200円
「中定食」950円
「和定食」950円
「定食」730円
があって、その他にも各種天丼があります。
何にしようかちょっと迷いましたが、やっぱりいつものようにベーシックな「定食」(730円)を注文しました。
並の「定食」でもちゃんと海老が(一匹だけですが)入っていますし、ボリュームはそこそこです。
油がちょっとベタっとしていて、銀座、築地界隈の天ぷら屋さんのようにカラっと揚がっているわけではありません。
いや、正確には油がベタベタしてるわけではないのですが、サックリというわけではない感じです。
しかし、これはこれで江戸の下町の庶民の食べ物っぽい感じで、悪くはありません。
味は普通といえば普通なのですが、チェーンの天ぷら屋よりは全然美味しいですし、この普通さが良い味を出しているように思います。
神保町のお店とは客層が違っていて、こちらは地元密着型というか、もう少し家庭的ですね。
こういう昔ながらの庶民的な店は、いわゆる浅草や築地にあるような天ぷらやうなぎ、すき焼きの老舗店とは違ってあまり目立たないのですが、とても大切にしたいお店だと思います。
神保町の本店より好きかも。
次は天丼を食べてみたいです。
リピあり。(^^)