普段とはちょっと違う、珍しいものを食べようと思って食べログを探していたら見つけたネパール料理のお店「タール」。
ボクの行動圏内にある駒込エリアにありますが、なかなかチャンスが無い…というか、なかなか訪れる気にはなりませんでした。
ネパール料理は食べたことが無いですし、あまりスパイシーなものや、香草の香りが強そうなものは苦手でして…。
伺ったのは土曜日の夕方。
こちらは駒込にある六義園のすぐそばにあります。
お店は道路から1段低い場所にあって、店内も少し薄暗いことから、ちょっと普通のお店とは違う感じがプンプンとします。
店の入り口には、子供が乗るような手押しのバギーやちょっと日本の生活感があるようなモノも放置してありますが……、基本的にはネパールっぽい雰囲気で、仏像やローソクなどが、それらしさを引き立てています。
お店の方はネパールの方だと思いますが、日本語はOKです。
ネパール料理というのも奥が深いのだと思いますが、まずは初級ということで、オススメメニューっぽいカレーの「ダルバート・セット」(1,500円)を頼みます。
こちらはカレーのセットですが、マトン、ポーク、チキン、ベジタブルの4種類から選べます。
ボクはチキンを、連れは同じセットのベジタブルをオーダーしました。
客層は結構なじみ客が多いのか、意外なことに子連れのファミリーも来ていました。
子供たちが結構大きな声で騒いでいましたが、まあ、馴染みだから良いとは思うのですが、雰囲気を楽しむ店でもあるのでちょっと気遣いが必要ですね。
ほどなくして出てきたプレートは、よくあるようなインドカレー店の料理と見た目は似ています。
ルーはサラサラで、全体の量は普通盛りですね。
まずチキンカレーですが、これは辛い!
骨がついた野趣感が残るチキンは美味しいのですが、ボクにとってはかなり辛い!
汗がダラダラ出てきます。
連れのベジタブルは一転してまるで辛くないのです。
辛くないといっても、甘口というわけではなく、なにか辛さが取り除かれているような感じ。
うーん、これは失敗したかなぁ、と思っていたのですが、なんとか食べ続けられています。
普通の激辛カレーだと途中でギブアップするのですが、これはネパールのカレーだから食べられたのかもしれません。
「ロティ」という全粒粉を使った無発酵パンのようなものがついています。
これはナンとは違って結構硬く、パリっとした感じです。
「ロティ」は美味しいとかマズイとかいう前に硬いです。(笑)
まあ、あまり美味しくは無いかなぁ。
黄色っぽいスープが「ダルスープ」というもので、豆のスープらしいです。
全く辛く無いので、辛くなった口を直すのに最適です。
ライスは「ロティ」の下に隠れていて、ジャポニカ米でした。
これはごく普通です。
あとは、レタスサラダなどがついてきます。
それに、甘いジャムみたいなチャッツネ?も少し皿に盛ってあります。
カレー以外は辛くない構成だったで助かりました。
単に辛いのではなく、なかなか奥行きがあって良いですね。
最後に出てきた「ヒマラヤティー」は上品な甘さで、辛さでしびれた口を優しく直してくれます。
今回頼んだセットは1,500円でしたが、気持ちちょっと高めかなという思いました。
1,200円ぐらいだと納得な感じです。
ネパール料理は全然わからないのでうまく表現できませんが、どれも思ったよりは抵抗感が無く食べられました。
スパイシーな料理が好きな女子にも好評な気がします。
あまり得意な料理ではないので「また来週にでも来たい!」というわけにはならなかったのですが、たまにはこのような変わったお店も楽しいですね。
六義園を見学した後などにも風変わりで良いかなと思います。
次はもう少しネパールっぽい、ネパール風のピザなど中級者向け料理にチャレンジしたいです。
リピあり。(^^)
P.S.食べログのお店情報の営業時間が間違っていたので修正しました。
こうやって最新の正しい情報に修正していくのは、CGM(Consumer Generated Media)の性善説的な部分だなぁと思うのです。笑