今日は四谷にちょっと用事があってきた。
お昼の四谷にはほとんど来たことがありませんが、想像以上に人が多くて栄えていました。
食べログで高評価のお店も結構あるようですね。
そして四谷といえば、都内でもかなりランクが高くて有名な寿司の名店「すし匠」があるなってことで、これは行かない手はありませんね。
こちらは予約なしだと食べられないこともあるようなので、当日の11時ぐらいにお店に電話。
12時50分であれば空いているということで、予約をお願いしました。
伺ったのは平日のお昼。
ランチは毎日やっているわけではなく、月・水・金の隔日営業。
これはなかなかタイミングを合わせるのが難しく、人によっては来づらい感じですね。
店の場所はGoogleマップを見てだいたいの位置を把握してきたつもりですが、店を通りすぎてしまいました。
再度スマートフォンを確認すると、行き過ぎていた模様。
ちょっと奥まった小さな玄関で、失礼ながら看板も雨に打たれて少しボロい感じだったので「本当にここかな?これは離れじゃないのかな?」と恐る恐る店に扉を開けました。(笑)
「本日終了しました」と出ているし。
店内は小奇麗で高級感があり、店員さんは丁寧かつ元気な接客。
予約した名前を伝えると、カウンターに座るように言われます。
ランチは握りはなく「ばらちらし」(2,000円)のみ。
予約の際に「2,000円のばらちらしのみの提供です」と丁寧に予め教えてくれていました。
(もちろん食べログでも事前に情報収集していましたが)
客層はマダムっぽい方々ばかりで女性率90%。
あまり嫌味っぽくはない、普段から美味しいものばかり食べていそうな人たちでした。
席につくと、すぐに緑茶とオシボリが提供され、ほとんど待たされること無く「しじみと海苔のお椀」が出てきました。
その後、すぐに「ばらちらし」と「お新香」が到着。
思いのほか早かったので、ちょっと慌ててスマートフォンのカメラを起動しました。
「ばらちらし」は丁寧に盛りつけられていて、見た目からして綺麗で華やかです。
「まるで宝石箱のよう」という表現は他のレビュアーさんも使われているので、ここは「海鮮の小宇宙」とでも言っておきましょうか。
具材は何が入っているかわからないぐらい多く、鮪、白身、海老、穴子、鯖、鮑、いくら、雲丹、しいたけ、かいわれ、胡瓜などなど盛りだくさん。
丁寧な仕事がされていて、臭みなどはもちろん皆無で、味付けは絶妙で美味しいです。
こんなに美味しいとガツガツとかっこんでしまいますが、少し箸を落ち着かせて具材をひとつひとつ食べてみると、それぞれが複雑な味をしていることがよくわかります。
4種の「お新香」も美味しいですね。
これだけでもゴハンが食べられちゃうぐらい。
「ばらちらし」とは言え、夜は高額でクオリティの高いお店の味を気軽に楽しめるのはありがたいですね。
ちょっと残念だったのは、お椀が少しぬるかったこと。
舌を火傷するぐらい熱くする必要はありませんが、温度も味のうちなのでもう少し温めてもらいたいです。
ランチは数量限定とのことで、わりとお客が食べては出てと忙しなかったので、ボクも食べたらすぐに席を立ちました。
入店から退店まではわずか12分ぐらいだったと思います。(笑)
後からお店で知ったのですが「ばらちらし」は大盛もできるみたいで、隣のお客はシャーベットのようなデザートを食べていました。
支払額も2,300円だったようなので、何かオプションがあるみたいですね。
今まで「ばらちらし」を一段格下に見ていたので、どちらかと言うと握り寿司ばかり食べてチラシはあまり好んで食べてはきませんでしたが、こちらのものはこれまでの「ばらちらし」の概念を打ち崩してくれるぐらい美味しかったです。
今まで食べたもので一番ですね。
味も接客も良く、お得でオススメのランチだと思います。
駅からも近いですし、予約も取れないことは無いので、今度はお寿司が好きな友人も連れてこようと思います。
親方がハワイに行ってしまったとかですので、いつかハワイでお寿司を楽しんでみたいですね。
まあその前に、近いうちに夜の握りをじっくりと落ち着いて味わってみようと思います。
リピあり。(^^)
P.S.夜は神保町の丸香のうどんでした。
昼も夜も食べログの評価4点オーバーの食事とはちょっと贅沢な日でした。(・∀・)