コカ・コーラ Coca-Cola

Coca Cola

コカ・コーラ Coca-Cola 日本コカ・コーラ 350ml 価格100円 (1991年当時の価格)

【 繁栄と自由の味に憧れた日本は、常にコカ・コーラとともに歩んできた 】
 1886年、自由の女神がマンハッタンに誕生した年に、ジョージア州アトランタで、薬剤師のジョン・S・ペンパートン博士によって生み出された「コカ・コーラ」のヒストリーは、たびたび語られる有名な物語だが、そのコカ・コーラが日本でも愛される物語はあまり知られていない。
 コカ・コーラが初めて日本に登場したのは意外と古く、大正時代には国内で販売されていた。詩人・高村光太郎は1914年(大正3年)の処女詩集の中で「コカコオラもう一杯」と歌い、芥川龍之介も手紙の一節にコカ・コーラを登場させている。しかし日本が第二次世界大戦へ向かうにつれ次第に姿を消していく。
 そのコカ・コーラは戦後進駐軍のアメリカ兵士と共に再び日本に上陸する。1946年からは北は札幌から南は小倉まで、全国6ヶ所にコカ・コーラの工場も建設された。しかし、これはあくまでも米軍に供給するためで、一般に販売されることはなかった。コカ・コーラの味の魅力に気づいた日本人も多く、国内での販売を求める動きもあったが、国内経済を立て直すための外貨獲得が目標であった時代に、大事な外貨を消費するコカ・コーラの原液輸入は許可されなかった。
 ようやく憧れのコカ・コーラが自由化されたのは日本が高度経済成長に突入した1961年(昭和36年)のことだった。

今井今朝春、「世界の傑作品」、モノ・マガジン、第10巻第20号(通巻200号)、1992年10月2日、57ページ


2010年現在、コカ・コーラは相変わらず多くの人々に愛飲されている。

しかし、日本でのお茶ブームを筆頭に、消費者の甘み離れや炭酸離れから炭酸飲料の需要が減退しており、某筋の話によると、日本はアジア圏でも、コカ・コーラカンパニーの内のコカ・コーラの販売比率が低く、本国からもっとコカ・コーラを売れ!と命令がきているとか。

そういう背景からか、現在日本では、通常のコカ・コーラ、糖分ゼロ・保存料ゼロ・合成香料ゼロのコカ・コーラ ゼロ、さらにカフェインもゼロのコカ・コーラ ゼロフリーの3つのラインナップがある。

コンビニでは、購買層が決まっているせいなのか、一番手に届きにくい場所に陳列されているケースも多い。
(セブン・イレブンでは、500mlペットボトルが125円で、しかも手に届きやすい場所に売っているのでありがたい)

値段は350ml缶で比較すると、100円から120円となり20年間であまり上昇していない。

ボクは、異常なぐらいのコカ・コーラ中毒者だ。生まれて初めて飲んだ炭酸飲料は恐らく三ツ矢サイダーだったと記憶しているが、今でもコカ・コーラを飲まない日は無く1日に500~1,500ml(500ml×3本)のコカ・コーラを飲んでいる。
そして、友人までコカ・コーラ中毒にしてしまう悪いクセもある。

コカ・コーラグッズはあまり集めたりしないが、某ボトラーの社長から貰ったジッポーライターを筆頭に、ポーラーベアのぬいぐるみ等はいくつか所有している。

冷蔵庫には、某ショッピングストアで買う500mlペットボトル(79円、もちろん正規品)が常に数本ストックされている。

しかし、500ml以上のサイズのコカ・コーラは絶対に買わず、190mlの瓶コカ・コーラが一番美味しいと思う。

マクドナルドなどに行ったとしても、マクドナルドのコカ・コーラは不味いので、ハンバーガーをテイクアウトにしてでも500mlペットボトルコカ・コーラを飲む。

某ショッピングストアに買い物に行けない時は、ネットで コカ・コーラ 500mlを買うのが楽だ。

そして、今現在も、コカ・コーラを飲みながらキーボードを叩くのであった。

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