しかも値段は
Raspberry Pi Zero W本体 1,320円
ケース 682円
とメチャメチャ安い。
本体をケースにはめ込んで、iPhoneのUSB充電器とMicroUSBケーブルを繋いだら準備OK。
あとは、Raspberry Pi 4 Model B 4GBと同じ手順で
・volumioのイメージをダウンロード
・Win32DiskImagerでOSをSDカードに書き込み
・Raspberry Zero WにSDカードを入れて電源ON
・ノートパソコンやスマートフォン、iPadでWi-FiのホットスポットモードでRaspberry Piに接続
・パスワードはvolumio2(今回は不要だった…)
・ブラウザ(パソコンやスマートフォン、iPad)で http://volumio.local/ にアクセス
・カンタンな初期設定をして、Wi-Fiを家のWi-Fiルーターに設定
・ブラウザ(パソコンやスマートフォン、iPad)で http://192.168.xxx.xxx/ にアクセスし出力先などを設定
(Androidの場合は、アドレスを192.168.xxx.xxxと直接入力)
・エクスプローラで\\192.168.xxx.xxxに接続して、\\192.168.XX.XXX\Internal Storageに適当にFLAC、MP3などの楽曲を入れてみる
・TEAC AI-301DA-SPとUSBケーブルで接続
これだけで、設定完了。
すごくカンタンにハイレゾが再生できました。
Raspberry Pi 4 Model Bと違って、省電力なのでiPhone用の出力の小さいUSB充電器で動くのも素晴らしい。
Raspberry Pi 4 Model B 4GBと比べると
・起動の時間はかかる(一度起動しちゃえば基本電源は切らないから全く問題無し)
・楽曲選択などのレスポンスに差は感じない
・音質も変化なし
・サイズと消費電力はダウン
・Wi-Fiの電波強度も問題なし
・AirPlayでの接続も問題なし
ってところですね。
AV Watchの記事「数千円のアンプでも音は良いのか? 小さくても迫力サウンド「FX-AUDIO-」」などを参考に読んでみたりしてもらえれば理解しやすいと思いますが、Designed by North Flat Japan in Osaka Japan, Assembled in Chinaって感じで、安い割には中身にはこだわっていて、なかなか良さそうなアンプです。
しかし、ひとつ欠点があるとするならば、このミュージックサーバの用途だけに7,000円のRaspberry Pi 4 Model B 4GBを使うのはオーバースペックかもしれません。
1,320円ほどで買える Raspberry Pi Zero W で Volumioがちゃんと運用できるのであれば、なかなか良いかなと思います。
Raspberry Pi Zero W だとWi-Fiも使えるし、動作速度以外ではRaspberry Pi 4 Model B 4GBと概ね同じように使えそうです。
・Raspberry Pi Zero W 本体 1,320円
・Raspberry Pi Zero ケース 660円
・USB→Micro-B変換アダプタ 250円
・microSDXC 128GB(UHS-I・Class10) 1,280円
合計3,510円ぐらいのコストで実現できるならアリ。
トライしてみようかなー? さっそく注文しました。
それにしても、Raspberry Pi × Volumio は素晴らしいのでオススメです。
2020年で1番感動しました。(2020年1月2日現在)笑