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Raspberry Pi 4 Model BをDLNAで使えるNASにしてみる方法

せっかくRaspberry Pi 4 Model Bを買ったものの、正直使いこなせていないので、まずは初級編ということでDLNAが使えるNASを作ってみたいと思います。

Raspberry Pi 4 Model BはCPUが高速で、メモリも4GB(8GBモデルも新発売)と大容量なうえに、USB3.0とギガビットイーサまで装備しているのでNASを作るにはピッタリの条件が揃ってますね。

NASの速度はI/Oインターフェイスの性能に左右されるところが大きいので、Raspberry Pi 3(USB2.0/300Mbpsイーサネット)と比べても、劇的に性能が上がって実用的に使えるレベルになっているようです。

※注意!以下の設定はまだ検証中です。参考にはしないでください!
 特にユーザを変更してからの権限周りの設定がうまくいっていないのと、公開鍵秘密鍵の設定があと一歩です💧


■Raspberry Piの準備
Raspberry Pi 4 Model B 4GBを用意。

用意する周辺機器のポイントは
・5.1V 3.0AのUSB Type-C電源アダプターを確保すること
・熱くなるのでヒートシンクか、できればファン付きのケースを使うこと
・安定した運用をするためにそこそこのmicroSDカードを使うこと
ですかね?

では、さっそくOSやソフトウェアをセットアップしていきましょう。


■環境の用意
・RaspberyPi用のOS、Raspberry Pi OS (32-bit) with desktop and recommended softwareをダウンロード
 https://www.raspberrypi.org/downloads/raspberry-pi-os/

・SD FormatterでmicroSD(microSDXC)カードを初期化
 https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/eula_windows/index.html

・Win32DiskImagerでmicroSD(microSDXC)カードにRaspberry Pi OSを書き込む
 https://ja.osdn.net/projects/sfnet_win32diskimager/

・microSD(microSDXC)カードをRaspberry Piに挿入

・USBキーボード、USBマウス、MicroHDMIケーブル、電源ケーブルを接続


■初期設定
・Raspberry Pi OSが立ち上がったら初期ウィザードを実行する。
地域とタイムゾーンとパスワード、Wi-Fiを設定する。

・左上のラズベリーボタンから「設定」、「Raspberry Pi」の設定を押し、インターフェイスからSSHをONにする。
※Wi-Fiではなく有線LANでもOK。

・右上のWi-Fiマークをマウスオーバーし、Raspberry PiのIPアドレスを調べる

・Windows10からTera Termを使ってSSH接続する
http://ttssh2.osdn.jp/

・Tera TermでRaspberry PiのIPアドレスを入力

・ログインする
# ユーザー名:pi
# パスワード:自分で決めたパスワード

・Raspberry Pi Software Configuration Tool(raspi-config)を起動

$ sudo raspi-config

・「7.Advanced Options」を選択(Enter)

・「1.Expand Filesystem Ensures that all of the SD card storage is available」を選択(Enter)

・[了解]を選択(Enter)

・Finishを選択して再起動する


■各種アップデートを実行する
・Tera Termでログインする

・Rasbianのパーケージを最新のものに更新する

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
# Do you want to continue? [Y/n] と聞かれたら「Y」を入力する
$ sudo apt-get dist-upgrade

・本体のファームウェアのアップデートする

$ sudo apt-get install -y rpi-update
$ sudo rpi-update
# Would you like to proceed? [y/N] と聞かれたら「y」を入力する

・一度、再起動する

$ sudo reboot

■リモート接続のためのRemote Desktop Protocol (RDP) serverをインストールする

$ sudo apt-get install xrdp
# yes(Y)を入力

・RDPを再スタートする

$ sudo service xrdp restart

# これでWindowsアクセサリのリモートデスクトップ接続が使えるようになる。


■MiniDLNAをセットアップする

$ sudo apt-get install minidlna

・再起動する

$ sudo reboot

・設定ファイルを変更

$ nano /etc/minidlna.conf
# iを押下し、以下をペースト(は自分のIDに書き換える)
user=minidlna
media_dir=var/lib/minidlna
media_dir=V,/home//minidlna/Video
media_dir=P,/home//minidlna/Photo
media_dir=A,/home//minidlna/Music
inotify=yes
notify_interval=895
# ESCを押下
# :wq!を押下
$ sudo service minidlna force-reload

・設定ファイルを再読み込み

$ sudo systemctl stop minidlna
$ sudo systemctl start minidlna

■Sambaをセットアップする

$ sudo apt-get install samba samba-common-bin
# 途中なにか聞いてきたら「y」を入力

・再起動する

$ sudo reboot

・共有用フォルダの作成( /home//Share/)

$ sudo mkdir /home//Share

・Shareフォルダのプロパティでパーミッションのアクセス制限を
内容の閲覧 すべて
内容の変更 すべて
内容へのアクセス すべて
にする

/////////////////////////////////////////

共有フォルダへアクセスするユーザの作成
$ sudo useradd smbuser
# パスワードの設定
$ sudo passwd smbuser
# 権限変更
$ sudo chown smbuser:smbuser /var/samba/
# Sambaのアクセス設定
$ sudo pdbedit -a smbuser
# 共有フォルダの公開設定
$ sudo cp -p /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf.org
$ sudo vi /etc/samba/smb.conf

////////////////////////////////////////////////

・設定を変更する

$ sudo vi /etc/samba/smb.conf

# パスワードを入力し、以下を追記

[share]
comment = Share Folder
browseable = yes
path = /var/samba
writable = yes
valid users = smbuser
force user = smbuser

・Sambaの再起動

$sudo samba restart

・pdbedit(SAMデータベース/Sambaユーザデータベースの管理

$ sudo pdbedit -L
$ sudo pdbedit -L -v

■rootのパスワードを設定する

$ sudo passwd root
# パスワード:自分で決めたパスワード

■ユーザー名を変更する
・Tera Termでログインする

・ユーザーを追加する

$ sudo adduser user_name(以下、user_nameを自分のユーザー名に置き換える)

# パスワードを入力し、パスワードを再入力する
# フルネームなどの入力を求められるので、Enterを数回おしてスキップする。
# 以上で正しいですか?[Y/n]と聞かれたら「y」を入力する。

・「pi」が所属しているグループを調べる

$ id pi

・以下のように出力される
id=1000(pi) gid=1000(pi) groups=1000(pi),4(adm),20(dialout),24(cdrom),27(sudo),29(audio),44(video),46(plugdev),60(games),100(users),105(input),109(netdev),999(spi),998(i2c),997(gpio)

・新しく作成したユーザーに「pi」と同じグループを追加する(最後のuser_nameの部分にユーザー名を入力)

$ sudo usermod -aG adm,dialout,cdrom,sudo,audio,video,plugdev,games,users,input,netdev,spi,i2c,gpio user_name

・再起動する

$ sudo reboot

・新しく作成したユーザーとパスワードでTera Termを使ってログインする
ユーザー名:
パスワード:自分で決めたパスワード

・groupが追加されてことを確認する

$ groups

・以下のように出力されたらOK

: user_name adm dialout cdrom sudo audio video plugdev games users input netdev spi i2c gpio

・「pi」ユーザーを削除する

$ sudo userdel -r pi

# パスワードを入力する


■固定IPアドレスを設定する
・自分のIPを調べる

$ ifconfig

・IPを固定する

$ sudo nano /etc/dhcpcd.conf

# 下記4行を追記

interface wlan0
static ip_address=192.168.10.XXX/24 #自分のIPアドレス
static routers=192.168.10.1
static domain_name_servers=192.168.10.1

Ctrl + O で書き込み
Enter エンターで決定
Ctrl + X で終了

・再起動する

$ sudo reboot

・固定したIP(wlan0)を確認する

$ ifconfig

■SSHのログインをパスワード認証方式から公開鍵認証方式へ変更する
・Windows10のTera TermでSSH鍵を生成

Tera Term→設定→SSH鍵生成
# 鍵の種類=RSA
# ビット数=2048
# 生成を押下
# フレーズパスを入力
# フレーズパスを再入力
# 公開鍵の保存を押下
# 秘密鍵の保存を押下

・公開鍵をRaspberry Piに転送
WinSCPで公開鍵 id_rsa.pub をRaspberry Piの /home/user_name に転送
https://winscp.net/eng/docs/lang:jp

・Tera TermでSSH接続し、Raspberry Piに公開鍵を登録

$ cd /home/
$ mkdir .ssh
$ cat id_rsa.pub >> .ssh/authorized_keys
$ chmod 700 .ssh
$ chmod 600 .ssh/authorized_keys
$ rm id_rsa.pub

・sshd_configの設定変更

$ sudo nano /etc/ssh/sshd_config

# Port 22
Port 60000

# PermitRootLogin prohibit-password root による ssh ログインを禁止する設定
PermitRootLogin no

# PubkeyAuthentication yes 公開鍵認証を許可 (SSH2のみ)
PubkeyAuthentication yes

# PasswordAuthentication yes パスワード認証を禁止する設定
PasswordAuthentication no

# ChallengeResponseAuthentication yes チャレンジレスポンス認証を無効化する設定
ChallengeResponseAuthentication no

# PermitEmptyPasswords no 空のパスワードを認めなくする設定
PermitEmptyPasswords no

# 以下を追記
Protocol 2

Ctrl+X
Y (Yes)
Enter
su

・SSHサーバを再起動

$ sudo systemctl restart ssh.service

■SSH接続クライアント(TeraTurm)の設定変更

ホスト名(IPアドレス)を入力
# 指定したポート番号を入力
# ユーザー名を入力
# パスフレーズを入力
# RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う秘密鍵で秘密鍵を指定
# OKを押下

ログイン完了

・SSH接続クライアント(WinSCP)の設定変更
# SFTPを選択
# ホスト名(IPアドレス)を入力
# 指定したポート番号を入力
# ユーザー名を入力
# 設定→SSH→認証で秘密鍵を選択
# OpenSSH形式からPutty形式に変換
# パスフレーズを入力
# id_rsa.ppkファイルを出力

・SSH接続クライアント(Tera Turm)でログイン
# ログインを押下
# パスフレーズを入力
# ログイン完了


ファイル共有サーバへのアクセス

■Windows10
SMB 1.0 が無効になっているため、以下の手順でSMBのクライアントを有効にする。
1. コントロールパネルを開く
2. プログラムから、[Windows の機能の有効化または無効化]を開く。
3.[SMB 1.0/CIFS クライアント]をチェックを入れて、[OK]をクリックする。
4. エクスプローラーからネットワークで、¥¥<Raspberry PiのIPアドレス>:¥share¥にアクセスする。
5. smbuserの認証情報を入力。

■Mac
1. Finderの[移動]から、[サーバへ接続]を選択する。
2. [サーバアドレス]にsmb://を入力し、[接続]をクリック。
3. 登録ユーザを選択し、smbuserの認証情報を入力。

タブレットPCで見やすい時計+Musicプレイヤー+ファイルサーバを実現…

先日、使っていないスマホを時計として使うのはいいです!というBlogを書きました。

スマホ/タブレットを再活用するにはクロック時計が最高

スマホを時計にするのは本当に便利で凄く気に入っているのですが、時計にサイズを求めるとスマホでは物足りなくなります…。

という話を、幼なじみとしていたら「ヤフオクでThinkPad 10というWindowsタブレットを2台で15,000円で落札したから1個あげるよー」と連絡がきたので、ありがたく受け取りました。

タブレットPCで見やすい時計+Musicプレイヤー+ファイルサーバを実現…

Lenovo ThinkPad 10
インテル® Atom™ x7-Z8750 Processor 4Core 4Thread 1.6~2.6GHz TDP4W Passmark 1,370
メモリ4GB
eMMC 64GB
10.1型 WUXGA IPS液晶 1,920×1,200ドット、1,677万色以上、16:10、マルチタッチ対応(10点)、ゴリラガラス
USB3.0×1
microHDMI×1
IEEE802.11ac/a/b/g/n
Bluetooth v4.0
ステレオスピーカー
リアカメラ500万画素(LEDフラッシュライト)
フロントカメラ120万画素
Windows 10 Pro 64bit (日本語版)
駆動時間 10時間(JEITA 2.0)
バッテリ充電時間 約2.3時間
約256.5×177×9.1mm(幅×奥行き×高さ)
重量 約597g

このThinkPad 10には専用ドックが付いていて、以下のように端子が拡張されます。
・USB 3.0×3
・Gigabit Ethernet 10/100/1000
・HDMIポートx1(最大解像度 1,920×1,080 @60Hz)
・オーディオ/マイク コンボジャック x1
・65W ACアダプター

うん、この内容で7,500円なら、メチャメチャ安くてお得です。
状態も非常に良く、Aランクと言って良い感じ。

OSはWindows10 Pro 64bitなので、別のパソコンからリモートデスクトップで操作できるのも良いですね。

このThinkPad 10を普通のパソコンのように使うと、さすがにCPUが非力なこともあって、バックグラウンドでWindows Updateなどが走ってるとほとんど機能しなくなったりして使いづらいです。

まあ、ほんと軽い作業だったらいけるだろうけど、本気で使うとちょっと辛いかもしれませんね。

ただ、今回の用途は時計がメインです。

ごめんなさい、ちょっと何を言っているかわからないかもしれませんが、このパソコンを時計として使うのです。

タブレットPCで見やすい時計+Musicプレイヤー+ファイルサーバを実現…

スクリーンセーバーでAnalog DIN Clockというものがあるのですが、相当自由度高く文字盤の色やデザインをカスタマイズできるのです。
これは神ソフト。

パソコンを触らないで1分経ったらスクリーンセーバーが時計として機能してくれるのです!

画面も10.1インチと大きくWUXGA(1,920×1,200ドット)IPS液晶で高精細。
単体の時計としてみるなら、これ以上無いぐらいのサイズ感と精細さです。

アンチグレアの液晶フィルムを貼ると、画面からギラツキが無くなってさらに視認性が上がります。

優れたカスタマイズ性のおかげで、夜中にでも見やすい、自分好みの明るさや色どりを決めることができます。

また、Windows10の設定画面で、明るさも1%単位でコントロールできますし、明るさの自動調整もできます。
(あまり機能しないけど…)

ボクはこのThinkPad 10を寝室の本棚の上に常設することにしましたが、夜も明るくて眩しいといったことがなく良いです。

視認性の良い時計となりました。

パソコンの時計は、時間を自動的に補正するNTP(Network Time Protocol)が使えるので、電波時計のような非常に精度の高い時刻を表示することもできます。

このWindowsタブレットはTDP 4Wの消費電力が超低いCPUを使っているので、常時電源をONにしていても電気代なども気にする必要はあまり無い感じです。

こんなスペックの良いタブレットPCを時計としてだけ使うのはもったいないので「ファイル共有サーバ」として使ってみます。

用途は、主に音楽ファイルを共有をすることですね。

このパソコンには普通のWindows10 Pro 64bitが入っていますので、ファイルの共有をすればファイルサーバというかNASのように使え、違うパソコンなどからもネットワーク越しにフォルダやファイルの共有ができるのでとても便利です。

ドックにはUSB3.0のポートが3つもあるので、その1つにUSB3.0接続の500GBの外付けHDDをつけました。

しかし、ひとつ欠点があって、深夜などに勝手に作動するHDDの音が結構気になります。

寝室に置いているせいもあって、これは致命的です。

なので、500GBの外付けHDDを使うのをやめて、250GBの外付けSSDに変更しました。
タブレット本体もファンレスなので、これなら作動音がゼロです。

Raspberry Pi4 4GBにSAMBAをインストールして自作NASを作ってみようとトライしてみましたが、いまはこのThinkPad 10をNAS代わりに使うことで落ち着いています。

やはりWindows10は、Raspberry Piに比べると設定が圧倒的にカンタンです…ね。

で、この外付けSSDには、メインPCで聴いている約7,000曲のFlac/MP3をコピーしました。

そして、ThinkPad 10にFoobar2000でも入れれば、立派な音楽再生メディアプレイヤーに早変わりです。

さらに、TEAC AI-301DA-SPとUSBケーブルで接続すれば、あら、カンタンに音の良いオーディオシステムが誕生しました。

USBケーブルは贅沢にもAudio QuestのForest2を使いましょう。

今はちょっと古いSOLIDというスピーカーを繋いでいますが、B&WとかDALIのソコソコのスピーカーを付ければ、相当良いオーディオ環境が整います。

もっとバージョンアップしたければ、アンプもAIRBOW AI301 Special Ver.2にすれば良いのです…。

というか、このTEAC AI-301DA-SPには先日までRaspberry Pi ZERO Wが接続されていました。

Raspberry Pi ZERO WとVolumioの組み合わせではAirPlay機能が使え、同じWi-Fiに接続されているiPhone/iPadからAirPlay(Wi-Fi)経由でアンプを使って音楽を楽しむことができました。

今回Raspberry PiからWindows10パソコンにしたおかげで、AirPlayは使えなくなりました。

うーん、AirPlayはとても便利だっただけにとても残念。

ちなみにRaspberry Pi ZERO Wは、とりあえず一旦は退役となってしまいました…。

こいつにはDigiFi 13号 特別付録のUSB DAC搭載デジタルアンプを繋いで、ミニミニオーディオセットとして組み立ててみましょうかね。

このDigiFi 13号 特別付録のUSB DAC搭載デジタルアンプってのは、6年前ぐらいに3,000円ぐらいの雑誌の付録になっていたものですが、このコロナでステイホームな時期に、応援キャンペーンということで、1,300円ぐらいで再販されていたのです。

そこで1台購入したものなのです…。

デジタルアンプ、DAC、プレイヤーはあるのですが、今度はスピーカーが足りません…。

このアンプの出力は10W×2(8Ω)なので、小さなパッシブスピーカーが要りますね。

ということで、FOSTEXのかんすぴP802-Sぐらいがいいかなぁ…?

そして、タブレットパソコンを時計+音楽の用途だけで使うのではなく、AmazonのAlexaのWindowsアプリを入れるとEchoShowっぽくなるのでは!?
ということで、さっそくAlexaアプリをインストールしてみます。

時計+Music+ファイルサーバをタブレットPCで実現…

ThinkPad 10にはマイクもスピーカーも内蔵されているので「Alexa、今日の天気は?」と尋ねると、Echo Showと同じように反応してくれます!

最初の目論見としては、普段はスクリーンセーバー時計なんだけど「Alela、今日の天気は?」と問いかけるとスクリーンセーバーが解除されて、Echoの画面になるかな…と思っていたのですが、Alexaはちゃんと反応するものの、時計スクリーンセーバーはそのままでEchoの画面にはなりませんでした…。

このWindows版のAlexaアプリは簡易的なものなのか、スキルなどが反応せずに、簡易Alexa機能って感じなのです…。

正直、Alexaとして使うならNGです。
現在の環境では、マイクの感度も悪く、使っていてイライラします。

液晶画面付きのEchoを探すのであれば、素直にEcho Show 8でも買ったほうがいいです。

しかし、嬉しい誤算がありました。

Alexaアプリは機能が少なくて感度悪いから実用性が乏しいのですが、Windows10にAlexaアプリを入れると、AirPlayが使えるようになるのです。

つまり、iPadの音をパソコンで聞くことができるのです。
それは、パソコンにつながったオーディオシステムから、iPadの音が出ることを意味するのです!

iPhone/iPadで音再生

AirPlay(Wi-Fi)

ThinkPad 10/Windows版 Alexaアプリ

USBケーブル

USB DAC/プリメインアンプ

スピーカーケーブル

スピーカー
という感じで、音楽が再生可能です。

普段はThinkPad 10にインストールされたFoober2000でFlacやMP3を聴いて、ときおりiPadからYouTubeの音をAirPlay経由でスピーカーから鳴らすこともできます。

結局、ThinkPad 10は
1.時計スクリーンセーバー
2.ファイル共有
3.音楽プレイヤー
として運用することになりました。

ちょっと変わったパソコンの使い方ですが、なかなかおもしろくて良いです。
もっとなにか面白い用途ができないか、試していこうと思います。

Raspberry Piを使ってハイレゾ対応ミュージックサーバを作ってみました

Raspberry Piを使ってハイレゾ対応ミュージックサーバを作ってみました

せっかく買ったRaspberry Pi 4 Model B 4GBがあまり有効活用できていないので「何かできないかなー」と思っていたところ、先日買った「TEAC AI-301DA-SP」と繋げてみようと思いつきました。

いろいろググっていたら、Raspberry Pi用にある音楽専用OSの「Volumio」が良いとのことでトライしてみましょう。

細かなやり方は「volumio raspberry pi」とググって貰えれば、他の親切な方々のBlogがたくさんでてきますのでそちらをご参考ください。

カンタンにやり方を書くと
・volumioのイメージをダウンロード
・Win32DiskImagerでOSをSDカードに書き込み
・Raspberry Pi 4 Model BにSDカードを入れて電源ON
・ノートパソコンやスマートフォン、iPadでWi-FiのホットスポットモードでRaspberry Piに接続
・パスワードはvolumio2
・ブラウザ(パソコンやスマートフォン、iPad)で http://volumio.local/ にアクセス
・カンタンな初期設定をして、Wi-Fiを家のWi-Fiルーターに設定
・ブラウザ(パソコンやスマートフォン、iPad)で http://volumio.local/ にアクセスし出力先などを設定
(Androidの場合は、アドレスを192.168.xxx.xxxと直接入力)
・エクスプローラで\\192.168.xxx.xxxに接続して、\\192.168.XX.XXX\Internal Storageに適当にFLAC、MP3などの楽曲を入れてみる
・TEAC AI-301DA-SPとUSBケーブルで接続
これだけで、設定完了。

音質はなかなか良くって、24bit/94KHzのハイレゾFLACと320kbps MP3との違いがわかるほど。
FLACのハイレゾファイルだけでなく、DSDの楽曲も手軽に聴けるとは感動もの。

NASなどと連携させることや外付けUSB-HDDをつけることもOK。

画面のUIも良く、ブラウザでの操作感もなかなか良いです。
iPadのSafariのブラウザのメニューで「ホーム画面に追加」をタップして使うと、URLバーも無くてまるで専用アプリのようです。

うちにある約8,000曲の楽曲ファイルは80GBぐらいなので、128GBのmicroSDカードを使えばNASなども用意しなくても良いかもしれません。

また、iPadとTEAC AI-301DA-SPをBluetoothで繋げた場合、iPad側で音量が変更できないという欠点がありました。
検証したアプリは
・Apple Music
・Play Music
・Youtube
・PrimeVideo
です。

まあ、そこまで音量を変更することもないし、音量を変えるときはAI-301DA-SPの赤外線リモコンを使えばいいかなっと半ば諦めていました。

Raspberry Pi×VolumioではAirPlayを使うことができます。
そして、このAirPlayを使うとiPad側から音量のコントロールも可能です。

構成は
iPad(Apple Music/Play Music/Youtube/PrimeVideo)

AirPlay(Wi-Fi)

Raspberry Pi 4 Model B/Volumio

USBケーブル

TEAC AI-301DA-SPのUSB-DAC

スピーカーケーブル

スピーカー
って感じです。

まだ使い始めたばかりなので、もっとよく調べる必要がありますが、なかなか良さそうです。
音質もそこそこで、悪くない感じ。

しかし、ひとつ欠点があるとするならば、このミュージックサーバの用途だけに7,000円のRaspberry Pi 4 Model B 4GBを使うのはオーバースペックかもしれません。

1,320円ほどで買える Raspberry Pi Zero W で Volumioがちゃんと運用できるのであれば、なかなか良いかなと思います。
Raspberry Pi Zero W だとWi-Fiも使えるし、動作速度以外ではRaspberry Pi 4 Model B 4GBと概ね同じように使えそうです。

・Raspberry Pi Zero W 本体 1,320円
・Raspberry Pi Zero ケース 660円
・USB→Micro-B変換アダプタ 250円
・microSDXC 128GB(UHS-I・Class10) 1,280円

合計3,510円ぐらいのコストで実現できるならアリ。

トライしてみようかなー?
さっそく注文しました。
それにしても、Raspberry Pi × Volumio は素晴らしいのでオススメです。
2020年で1番感動しました。(2020年1月2日現在)笑

Raspberry Pi 4 Model B 4GBを買いました

RRaspberry Pi 4 Model B 4GBを買いました

以前より欲しかったRaspberry Pi 4 Model B 4GBを買いました。
Raspberry Pi 2 Model B(2015年)のときから欲しかったのですが、その頃のRaspberry Piは非力だったので利用用途に限りがあるってことで買うのを躊躇していました。

Raspberry Pi 4 Model Bになってからかなりのスペックが上がって、メモリも4GBと大容量になりました。

 Raspberry Pi 4 Model BRaspberry Pi 3 Model B+
SoCBroadcom BCM2711Broadcom BCM2837B0
CPU1.5GHz クアッドコア Cortex-A721.4GHz クアッドコア Cortex-A53
GPUデュアルコア VideoCore IV 500MHzデュアルコア VideoCore IV 400MHz(3D 300MHz)
メモリLPDDR4-2400 SDRAM 1GB/2GB/4GBLPDDR2 SDRAM 1GB
ギガビットイーサネット1000Mbps300Mbpsまで
Bluetooth54.2
USBUSB 3.0×2、USB 2.0×2(全ポート合計で1.2Aの電流が供給可能)USB 2.0×4
映像出力端子HDMI Type-D×2 4KHDMI Type-A
電源ポートUSB Type-CUSB micro-B
動作に必要な最低電源電流3A(USB周辺機器の消費電流が500mA以下の場合、2.5A以上)2.5A
価格35ドル~35ドル

この表からもわかるように、
・1.5GHz クアッドコアCPU
・4GBメモリ
・4K60p対応
・GIGAビットイーサ(1000Mbps)
・Bluetooth 5
・USB3.0
・Wi-Fi(2.4 GHz and 5.0 GHz IEEE 802.11b/g/n/ac wireless)
とパッと見のスペックは最新のスマートフォン並で、Raspberry Pi 3 Model B+から約50%高速化したそう。

Raspberry Pi 4 Model B 4GBの登場は2019年6月ですが、日本向けの技適(電波の認証)が取れたモデルが出たのは11月です。
買ったのはスイッチサイエンスのWebサイトから。
https://www.switch-science.com/

Amazon.co.jpで買わなかったのは、値段が高かったため。
いまは少し落ち着いていますが、11月末当初はかなりスイッチサイエンスなどの値段と差がありました。

まだ標準OS「Raspbian」をインストールして4K TVにつなげるぐらいしかしてませんが、NASを作ったり色々楽しめそうです。

ただ、本気で使うときは発熱がわりと凄いみたいなので、ファン付きのケースを買わないといけないかもしれません。

年末年始にでも気が向いたら触ってみようかなと思います。
それにしてもこんな小さくて安いシングルボードコンピュータで4K出力ができるなんて凄いですね…。

Raspberry Pi 4 Model Bが欲しいかなっと

Raspberry Pi 4 Model Bが欲しいかなっと

手のひらコンピュータで有名なRaspberry Pi(ラズベリー・パイ)

これまでのRaspberry Pi 3を買おうと思っていましたが、まだやや非力な感じがしていて手が伸びませんでした。
そこで入ったニュースがRaspberry Pi 4 Model Bの登場。

CPUはPi3の1.2GHzから1.5GHzに向上。
メモリも1GBのみから1GB、2GB、4GBが選べるようになったそうです。
4GBもあれば、結構らくらくといろんなアプリケーションが高速に作動しそうです。

また、4K60pもサポートしているそうで、うちの4Kモニター(TV)につないでも良いかも?
Wi-FiやUSB3.0、Bluetooth5.0などにも対応しているので、下手なパソコンよりも規格上は上。

これまでのRaspberry PiだとNASなどを作ってもどうしても速度的に満足できないというレビューを多く見ていたのでなかなか実用的ではありませんでしたが、Raspberry Pi 4 Model B 4GBになればかなり使えるコンピュータになるかも。

Raspberry Piのオンライン購入はアールエスコンポーネンツ社と代理店契約を結んでいるKSYが便利みたいです。
オンラインサイトはこちら。Amazonなどに比べても割安で購入が可能です。

また、50万点以上の電子部品の扱いがあるアールエスコンポーネンツ社サイトからははんだ付け工具から
PC配線ケーブルクリップなどの便利グッズまで豊富に品ぞろえがあります。

Raspberry Pi 4 Model Bは今年の6月ぐらいに発表になったのだけど、まだ日本では正式に売っていないみたいですね。
出たら買ってみて色々試してみようかな…。

3ポート HDMI ケーブル セレクター 切替器 ~ Amazonで買ったイイモノ

ゲームやパソコンなどをモニターやテレビに接続するのには標準となった感のあるHDMI端子。
4K/60Hz(3840×2160)で出力するときはDisplayPort 1.2規格かHDMI2.0が必要だけど、フルHDだと普通のHDMIでOK。

ケーブル1本で、映像も音声も両方繋がるのでとても便利なので、パソコンやMac、PS4/PS3、Xbox One、スマートフォンやビデオカメラなどさまざまな機械で利用されていますね。

フルハイビジョンでにじみが無い映像は魅力的ですし、家庭用の最新サラウンドの規格のDolby Atmos、DolbyTrueHD、DTS-HD Master Audioなどは、HDMI端子でないと利用できませんからね。
(光デジタル、同軸デジタルでは不可)

で、新しいテレビなどであればHDMI入力端子は3端子ぐらいは付いていると思うけど、パソコン用のモニターだと、1端子ぐらいしかついてない物も多い。

となると、複数のHDMI対応のデバイスを使う場合にいちいち付け替えたりするのは面倒。

そんなときに役立つのが、3ポート HDMI ケーブル セレクター 切替器

500円ぐらいの安物ですが、機能としては十分。
3つの機械が接続できて、電源をいれると自動的に切り替わる!
これは便利ですね!

とはいえ、Amazonのレビューなどを見ていると、不具合が出ている人も少なくないようです。。。

であれば、グリーンハウス HDMI切換器 GH-HSW301がいいかもしれないですね。
こちらはリモコンもついてますし。

どちらにせよ、HDMI端子が足りないな…と少しでも感じた人にはオススメです。(^^)