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自作PCを久々につくりました

自作PCを久々につくりました

【2015年5月記事作成、2020年6月15日更新】
Intel® 第10世代Core iか 新しいCPUを積んだデスクトップパソコンが欲しいかな…。
・Core i9-10900T 10Core 20Thread 1.9GHz-4.6GHz 35W PCIe 40レーン DDR4-2933 $439 Passmark 17,102
・Core i7-10700T 8Core 16Thread 2.0GHz-4.5GHz 35W PCIe 40レーン DDR4-2933 $325
・Ryzen7 3700X 8Core 16Thread 3.6GHz-4.4GHz 65W Passmark 22,706
ぐらいの…
とも思いきや、このマシンで今の所なにも不自由していないので、とりあえず今はいいっかなw


高性能かつ省電力なデスクトップWindowsパソコンが必要となりましたので、かなり久々に自作PCを作りました。

パソコンの頭脳と呼ばれるCPUは2015年現在でコンシューマ向けCPUで最速・最高峰のIntel® Core™ i7-4790Kにしようかと思ったのですが、今回は省電力のバランスを考えてCore™ i7-4790Tにしました。

Intel®のCPUの一般的なラインナップのうち(2015年春時点で)一番速いのは、コードネーム「Haswell Refresh」と呼ばれる、第4世代のCore™ i7の4790シリーズです。

上から
Core™ i7-4790K 4コア/8スレッド 4.0GHz~4.4GHz 88W
Core™ i7-4790 4コア/8スレッド 3.6GHz~4.0GHz 80W
Core™ i7-4790S 4コア/8スレッド 3.2GHz~4.0GHz 65W
Core™ i7-4790T 4コア/8スレッド 2.7GHz~3.9GHz 45W
Core™ i7-4785T 4コア/8スレッド 2.2GHz~3.2GHz 35W
となります。

Core™ i7の下グレードのCPUとしては、Core™ i5やi3などもありますし、上を見れば、Xeonや6コアのCore™ i7 4960X Extreme Editionなどもあります。

この4790Tというのはかなり珍しいCPUで、消費電力の目安のTDPが45Wとノートパソコンに近いのです。
Core™ i7-4790K(TDP 88W)比で51%の消費電力なのに、CPUパワーは83%も保っているというかなり効率が良いCPUですね。
※PassMarkベンチ比較 4790K=11,247、4790T=9,377

もっと低電圧なi7-4785Tは、4790K比で消費電力は39%ですが、CPUパワーも67%に落ちてしまうので(PassMark=7,553)、4790Tのほうがバランスが良いですね。

4790Tは発熱量も少なくて良いCPUだと思います。
まあ、高速で省電力な分、CPUひとつでその辺のノートPCが一台買えてしまう金額なんですよね…。

CPUの性能比較はこちら

あとはメモリを24GBにしました。
Windows7で8GBだと時々メモリ不足になることがあるので、一応多めに積みました。

グラフィックボードを増設したり、PCIの拡張性も欲しいので、マザーボードとケースはMicroATX規格に。

SSDはCrucial SSD 500GB MX500(CT500MX500SSD1/JP)。
500GBでSATA3の標準的なSSDですね。
カンタンにIntel® 520の180GBから移行できました。

耐久性は…どうでしょうね。
今のところ問題ないです。
SSDは余っていた、Intel® 520の180GBを装着。
HDDは3TB+8TBで合計11TB。
NASは2TB+3TBで合計5TB。
NASは故障したので、利用を止めました。

Blu-rayドライブはノートPC用の内蔵ドライブを共用で外付けっぽくして使います。

電源はTitaniumに対応した高級品で効率をあげます。

OSは安定したWindows7 64bitにしました。
Professionalの必要は無いので、HomePremiumに。

OSは、後日Windows10 Home 64bitにしました。
(トラブル無くWindows10にアップグレードする方法はこちら)

Bluetoothアダプタは、最新の4.0規格に対応し、かつハイパワーで100m届くClass1のロジテックのLBT-PCSCU01DWHを用意しました。

Bluetoothはいろいろ試しましたが、このロジテックのBluetoothアダプタは結構調子が良いです。

かなりサクサクとしたマシンに仕上がったと思います。

パソコンでゲームはやらないので、グラフィックカードは4K 60Hzがちゃんとでる最低限の物、小さくて、省電力で、HDMIとDisplayPortがある…となると、GT1030シリーズで十分。

むしろ、省スペースなパソコンだとGTX1050などは入らないので…
ここはMSI GeForce GT 1030 2G LP OC グラフィックスボード VD6348をチョイスしました。
Youtubeなどの2160p 60p 4K動画もカクつくことなく再生可能です。

ただ、Google Chromeで4K 60p、HDRを全画面にすると60fpsでないですね…。

まあ、いくら省電力と言っても、常時起動のサーバには向いてませんね。

サーバを作るのならLinuxを使った別のマシンを用意したいと思います。
いっそのことRaspberry Piでもいいかな?

HDMIにつけるスティック型のPCも試してみたいですが、やはり一台はハイパワーなPCもあったほうが便利ですねぇ。

CPUIntel® Core™ i7-4790T 2.7GHz~3.9GHz TDP 45W
マザーボードASUS H97M-PLUS MicroATX
メモリDDR3 PC3-12800 CL9 8GB 2枚組み W3U1600HQ-8G、8GB×2=16GB、4GB×2=8GB 16GB+8GB=24GB
GPUMSI GeForce GT 1030 2G LP OC グラフィックスボード VD6348
SSDCrucial SSD 500GB MX500(CT500MX500SSD1/JP)
1st HDDTOSHIBA MD07ACA300 3TB SATA 6GB/s 7,200rpm 128MB
2nd HDDSeagate ST8000AS0002 8TB SATA 6Gb/s 5,900rpm 128MB
NAS IO DATA 2.0TB HDL-A2.0RT
Blu-rayドライブPanasonic UJ-240
電源玄人志向 KRPW-TI500W/94+ 500W Titanium
CPUクーラーScythe PROLIMA TECH Samuel 17
CPUファンENERMAX T.B.Silence UCTB12P 12cm PWM
PCケースSharkoon SHA-CA-M-B
ケースファンサイズ KAZE-JYUNI 12cm 25mm厚 500rpm SY1225SL12SL
OSMicrosoft Windows 10 Home (32bit/64bit 日本語版 USBフラッシュドライブ)
Bluetoothロジテック LBT-PCSCU01DWH

PS3とNIRO400 5.1サラウンドシステム

NIRO400

更新日:2020/1/2
投稿日:2012/2/17

2011年末、仕事用にプレイステーション3を買った。
ゲームのチェックとブルーレイ映画を見るのに使うのだ。

モニターは仕事でも使っている23インチのI-O DATAのLED液晶モニター。
プレステ3からはHDMIで映像を入力する。

当初ブルーレイの映画はパソコンを使って、映像は23インチのモニター、音声はPCの音響がよくなりました(^-^)で導入したSHARPのデジタルアンプとB&WのスピーカーとYAMAHAのスーパーウーファーから2.1ch再生していたが、デジタルアンプに光デジタル入力が1系統しかないため、パソコンとプレステ3をひとつのアンプに繋げることができなかった。

光デジタルセレクターを買えば比較的安価に問題は解決するが、せっかく5.1chや7.1chが出せるのだから、これまた安価にサラウンド環境を作ることにした。

散々悩んだあげく決めたのは、NIRO400というマニアックな5.1chサラウンドシステム。
もう生産していない商品で中古しかないので、ヤフオクでゲット。

手のひらサイズのスピーカーには5つのコーンがついていて、擬似ではなくちゃんとしたサラウンドが出力される。
フロントを向いているのがセンタースピーカー、斜めに向いているのがサラウンドLRスピーカー、やや真横(やや後方より)についているのが、フロントLRスピーカー。それにウーファーの完全な5.1chである。

バーチャルサラウンドでは無いのだが、フロントにスピーカーをひとつ設置するタイプなので、感覚的にはバーチャルスピーカーかな?

サラウンドを調整するHi-ViのチェックDVDでスピーカーの定位を確認すると、左サラウンドは時計でいうところの9時ぐらいの方向、右サラウンドは2時ぐらいのから聞こえる。

これはボクの部屋での配置位置が悪いので、このサラウンドシステムの性能を100%発揮できていない。
もっと広い部屋に設置すれば、左は9時、右は3時ぐらいの方向からサラウンドが聞こえてくるはずだ。

まぁ、Dolby DigitalとDTS、AACの5.1ch対応アンプ&スピーカーが10,000円以下で、しかもD級デジタルアンプなので良しとしましょう。
絶対的な音質はSHARP+B&W+YAMAHAの2.1chのほうが良いが、映画を見てます感はNIROほうがいいかもしれないな。
それより想像以上にPS3で見る映画の画質が良く、WindowsPC+Blu-rayドライブ+PowerDVDよりも全然綺麗だもんね。

本当は7.1chサラウンドシステムを組みたいが、スペースと予算の関係から5.1chで当面我慢。
友人宅でHTPCを組み立てているので、そっちで7.1chを堪能することにしよう。

NIROのアンプはちょっと縁があって、下の写真のステレオパワーアンプ+プリアンプで音を聞くことがたまにある。
これまた超高級オーディオですが、ハイエンドのNIRO1000についてはまたの機会にお話しましょうか。

NIRO1000

HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジ その5

DENON AVR-4520

もはや連載となった感のある「HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジシリーズ」のVol.5です。
Vol.4はコレで、ネットワークオーディオ・PCオーディオについてはコレ

今回はAACの5.1chサラウンドについてです。
(7.1chの説明はコチラ)

地上デジタル放送やBSデジタルでは、5.1chのサラウンドに対応した番組や映画もやっている。

サラウンドとは、フロント(L/R)・センター(C)・サラウンド(SL/SR)の5チャンネルと、120Hz以下の低域を専門とする重低音のサブウーファ(SW)0.1チャンネルを加えて5.1チャンネル(5.1ch)と数える。
サブウーファーが0.1チャンネルとされるのは、再生帯域が狭いため。
まあ、映画館っぽい音声が自宅で楽しめるってこと。

デジタル放送でのサラウンドの方式は、AAC(Advanced Audio Cording)を採用していて、AACデコーダが内蔵されているAVアンプとテレビやデジタルチューナーを接続すれば「5.1ch」対応番組や映画を楽しめる。
WOWOWなどで映画を見るなら、ちゃんとしたサラウンドで楽しみたいもの。

ただ、この世の中には、AACのサラウンドチェックをするテスト信号というものが存在しないのかもしれない。
ない、無い。
ググっても、どこにも無い。
日本にも海外にも無い。
なんで無いんだーーーーo(`ω´*)o

…となると、自分で作るしかない。
周波数特性チェック用のスイープ信号20kHz~20Hz
5.1chで、フロントL、センター、フロントR、サラウンドR、サラウンドL、SW
各5秒間鳴る。

以下、作ったファイルを置いておくのでご自由にお使い下さい。
(右クリックで「名前をつけてリンク先を保存」)

元になったWAV版:Surround_WAV.wav
TS版:Surround_TS.ts
AAC版:Surround_AC3.ac3

なかなか難しいけど、一応音声が完全に分離しているのは確認しました。

パソコンでのAACのサラウンド再生はさておき、パソコンでのBlu-rayを使った、5.1chのドルビーデジタル、7.1chのドルビーTrueHD、5.1chのDTS、7.1chのDTS-HDマスターオーディオの再生はバッチリ確認できているので、とりあえず、次はハードウェアのほうをやっていきます。

サウンドボードを削る
サウンドボードを削る

わりと新しいアンプを聴き比べ

割りと新しいアンプ聴き比べ

ちょっとオーディオ好きが聞くような価格帯のわりと新しいアンプを聴き比べてみた。

上から、
Olasonic(オラソニック) NANOCOMPO NANO-UA1 75,600円 / 2013年4月発売
Wadia151 “PowerDAC mini “ (ワディア151″パワーDACミニ”) 159,840円 / 2010年6月発売 過去記事
ONKYO CR-N755(S) ネットワークCDレシーバー 61,560円 / 2012年09月発売
です。

白いOlasonicと黒いWadiaは、
・デジタルアンプ(プリメイン)
・DAC(USB-DAC)
と構成が似ている。

ONKYOはネットワークCDレシーバーなので、
・アナログアンプ(プリメイン)
・ネットワーク機能
・CDプレイヤー
・FMラジオ
・タイマーなどなど機能が盛りだくさん。
とパソコンやiPhoneなどとの親和性も良くて、音楽マニア向けではなく、どちらかというとパソコンが好きな人とか、まあ音質はそこそこで楽しめればいいかなっていう人向けですね。

これにNAS(ネットワークHDD)などをくっつけると、どこでも音楽が手軽に楽しめるっていう商品。
まあ、昔からあるミニコンポの進化版ですね。
純粋なPC用アンプと比べるのはちょっとかわいそうかな?
ネットワークオーディオの過去記事

THIEL CSS4

つないだスピーカーはTHIEL SCS4というマニアックなアメリカ製のスピーカー。(写真右)
ビックカメラとかでは売ってない感じで、2本で346,500円。
これはAmazon.comから直輸入でしかも円高の時に購入したもので、半額ぐらいと相当安かった。
でもちょっと音が硬いかな?

ちなみに、写真左の大きなスピーカーは、ソナス・ファベール STRADIVARI Homage(ストラディヴァリ・オマージュ) 2本で5,670,000円 / 2002年頃という、超高級スピーカー。
それに、村田製作所製のスーパーツイーターがついてる 210,000円。
クラシックから、レディ・ガガやRihannaのようなR&Bまで何でも綺麗に音を奏でる。

音質の結論としては、やはりWadia>>Olasonic>>>>ONKYOという結果に。
簡単にいうと、使っている技術や部品メーカーとか以前に、率直に値段の差が出てしまっているという感じです。
特にデジタルアンプは安くても音が良いという風潮はありますが、やはり倍の値段が違うと、かなりの音質が違いますね。

ONKYOは、ホント、ミニコンポレベルですね。
ガックリ。

Wadiaは山梨でパソコン用に使っていたのですが、東京の職場のパソコンデスクに置くのを、WadiaとONKYOどっちにしようか迷っています。
ONKYOは遊ぶには楽しそうだし使い勝手も良いのですが、音質がちょっと残念なのと少々筐体が大きい。
パソコン無しでも音楽を楽しめるのはいいのですが…。
やはり寝室や自室で普段使いにしたほうがいいかも。

ま、そんな感じで、東京で聞く音楽環境はまだわかりませんが、アンプの差はよくわかったので、勉強になりました。
ちなみに、ネットワークオーディオでFlacなどの(高音質)ファイルを使うのであれば、NASはよく選ばないといけないですね。

I-O DATA HDL-A2.0/Eはまあまあ良い感じかな?
まだちゃんと設定してませんが。

ま、そんなところです。

HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジ その4

QUIESPEC Fanless TX3000

HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジ その3で、一応完成して小康を保っていたHTPCですが「何もしていないのに壊れた」状態になったと、メディア・ラボ長から連絡が入りました。
\(^o^)/

まあ、何もしていないというのは誤りで「HDMIケーブルを抜いて差しただけ」とのこと。
ふむふむ、ケーブルを抜き差ししただけで壊れるとは、困ったコンピュータですね。

Windowsシステムの復元やドライバの再インストール、サウンドカードやメモリの挿し直しなど、ソフトウェア、ハードウェアの両方を触ってみましたが、いっこうに回復しません…。

そのとき「新世代のIntel Core i7 CPUを積んだPCならマザーボードのHDMIからHDの7.1ch出力ができるんじゃない?」という疑問が。
メディア・ラボには、第2世代Core i7のCPUを積んだWin7機が転がっています。
そのパソコンをAVアンプにつなげると音がちゃんとでた!

これまで使っていたHTPCは、
「CPUはあまり早くなくて良いので、Core2Duo」
としていましたが、これが仇になっていたという形ですね。
あのサウンドカードの苦労は何だったのだろうか?

とはいえ、BSハイビジョンなどのAAC 5.1chの再生は未確認なので、どうしましょうかね?ってことで。

とりあえず、新しいHTPCの核となるコンピュータを用意することになりました。
ファンレスの静音パソコンです。

QUIESPEC Fanless TX3000
○ 本体ケース QUIESPEC Fanless TX3000
○ マザーボード Intel DH77DF (Intel H77 Chipset/USB 3.0/SATA 6Gb/s)
○ プロセッサー Intel Core i7-3770T (2.50GHz/Cache8MB/QuadCore/HT/HD4000/45W)
○ メモリ 8GB DDR3/1600MHz PC3-12800 DIMM
○ 2.5インチSSD Intel 520 240GB (SATA 6Gb/s) 
○ OS Windows7 64bit Professional

第3世代Core i7で、省電力タイプのCPUを搭載しています。
もうすぐ、第4世代Core i7が登場するよってことですが、まあそれはそれで、発売されたらまた買うとのこと…。
贅沢はいかんよ。(◯v◯;)

まあ、新しくPowerDVD13 Ultraでも入れて様子をみましょうか。 
さて、次はネットワークオーディオへの挑戦です。

HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジ その2


HTPCというニッチな話題でもBlogの続きを読みたいという方がいらっしゃるので続きを。。。

まずは、HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジ その1で書いたとおり、パソコンを使って、プロジェクター200インチと7.1chサラウンドシステムで綺麗に完璧に音を出すのが目的。
(なんか7.1chで音を出すことだけが目的になってきたような。。。)

このオーディオルームは2chのHi-Fiがメインなので、正直このAVシステムは結構どうでも良い感じで使われてきた。
200インチのプロジェクターが勿体無いよ(笑)

まずは、やりたいこと。
別のPCやレコーダーなどで録ったテレビ番組(BSが多い)やブルーレイ映画をLAN経由で気軽にホームシアターで楽しみたい。

再生したいオーディオ形式はAAC 5.1ch、Dolby TrueHD 7.1ch、DTS-HD Master Audio 7.1ch。

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HTPCで7.1chサラウンドにチャレンジ その1

HTPCとはHome Theater Personal Computerの略で、ホームシアター(映画用)を見るためのパソコン。
海外だと結構人気のある分野らしいが、日本ではなかなか需要が無いのかWikipediaにも項目が無い。

ホームシアターで5.1chサラウンド、6.1、7.1chサラウンドを組んでいる人や組みたい人の参考になれば幸いということで記録します。

まず、7.1chサラウンドの優位性については、吾輩はAVが好きであるにも書いたが、イラストが不評だったので、今回書き直しておさらいしてみる。

【5.1ch Surround】
5.1chサラウンドのスピーカー配置図

国際電気通信連合のITU-R BS.775-1という規格の、基本的な5.1chサラウンドの理想的スピーカー配置図
FL=Front Left(フロントレフト)
FC=Front Center(フロントセンター)
FR=Front Right(フロントライト)
SL=Surround Left(サラウンドレフト)
SR=Surround Right(サラウンドライト)
の5本のスピーカーと
SW=Sub Woofer(サブ ウーファー)
である。

これが、いわゆるDolby DigitalやDTSのサラウンド、5.1chの標準的なカタチ。
サブウーファー(スーパーウーファー)は、方向性が無いので設置の場所に自由度があるが、共振などの関係から設置部屋の環境やサブウーファーの性能によって設置場所を変える必要がある。

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