自宅で使っているiPad Pro 12.9を第1世代モデル(Wi-Fi 128GB)から第2世代モデル(LTE+Wi-Fi 512GB)に変更しました。
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これまでの主な利用用途は、
・雑誌やマンガの閲覧(dマガジン、Kindle等)
・写真の閲覧(GooglePhoto、AmazonPrimePhotos等)
・GoogleMapの閲覧
ってな感じで、基本的にはビューアーとして使っていました。
iPad12.9の液晶サイズと画面の綺麗さから得られるコンテンツ表示性能は、他のタブレットやパソコンではなかなか得られない、代え難いものがあります。
写真の閲覧についてはPanasonicのミラーレスカメラ(Lumix DMC-GX7MK2)で撮影してからiPadにWi-Fiで直接転送して見ているのですが、これがかなりディティールまで見ることができてとても良いです。
現在発売されている最高級のカメラやレンズなどは高額すぎて(下手すると100万円以上クラス?)買うことができないですが、最高のビューアーのひとつであるiPad Pro 12.9は約10万円で買えると考えるとかなりお買い得とも言えますね。
スペックの変化はこんな感じ。
新型iPad Pro(12.9インチ)第2世代 | 旧型iPad Pro(12.9インチ)第1世代 | |||
Wi-Fi | Wi-Fi+LTE | Wi-Fi | Wi-Fi+LTE | |
プロセッサー | A10X Fusion + M10 | A9X + M9 | ||
ディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ | ||
12.9インチ LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ | 12.9イン LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ | |||
2,732 x 2,048ピクセル解像度、264ppi | 2,732 x 2,048ピクセル解像度、264ppi | |||
ProMotionテクノロジー | 耐指紋性撥油コーティング | |||
広色域ディスプレイ(P3) | フルラミネーションディスプレイ | |||
True Toneディスプレイ | 反射防止コーティング | |||
耐指紋性撥油コーティング | ||||
フルラミネーションディスプレイ | ||||
反射防止コーティング | ||||
外向きカメラ(iSight) | 12メガピクセルカメラ | 8MP iSightカメラ | ||
ƒ/1.8の開口部 | オートフォーカス | |||
最大5倍のデジタルズーム | パノラマ(最大43メガピクセル) | |||
光学式手ぶれ補正 | 写真のHDR撮影 | |||
6枚構成のレンズ | 露出コントロール | |||
クアッドLED True Toneフラッシュ | バーストモード | |||
パノラマ(最大63メガピクセル) | タップしてフォーカス | |||
サファイアクリスタル製レンズカバー | タイマーモード | |||
裏面照射型センサー | ƒ/2.4の開口部 | |||
ハイブリッド赤外線フィルタ | 5枚構成のレンズ | |||
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | ハイブリッド赤外線フィルタ | |||
タップしてフォーカス(Focus Pixelsを利用) | 裏面照射 | |||
手ぶれ補正機能を使ったLive Photos | 自動手ぶれ補正 | |||
写真とLive Photosの広色域キャプチャ | 顔検出 | |||
強化されたローカルトーンマッピング | 写真へのジオタグ添付 | |||
人体検出と顔検出 | ||||
露出コントロール | ||||
ノイズリダクション | ||||
写真の自動HDR撮影 | ||||
自動手ぶれ補正 | ||||
バーストモード | ||||
タイマーモード | ||||
写真へのジオタグ添付 | ||||
内向きカメラ(FaceTime) | 7メガピクセルの写真 | 1.2メガピクセルの写真 | ||
1080p HDビデオ撮影 | 720p HDビデオ撮影 | |||
Retina Flash | ƒ/2.2の開口部 | |||
ƒ/2.2の開口部 | 写真とビデオのHDR | |||
写真とLive Photosの広色域キャプチャ | 裏面照射 | |||
自動HDR | 露出コントロール | |||
裏面照射型センサー | バーストモード | |||
人体検出と顔検出 | タイマーモード | |||
自動手ぶれ補正 | 顔検出 | |||
バーストモード | ||||
露出コントロール | ||||
タイマーモード | ||||
動画撮影 | 4Kビデオ撮影(30fps) | 1080p HDビデオ撮影(30fps) | ||
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) | 720p(120fps)スローモーションビデオに対応 | |||
720p HDビデオ撮影(30fps) | 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ | |||
ビデオの光学式手ぶれ補正 | ビデオの手ぶれ補正 | |||
2倍光学ズーム | 3倍ビデオズーム | |||
クアッドLED True Toneフラッシュ | 顔検出 | |||
1080p(120fps)および720p(240fps)スローモーションビデオに対応 | ビデオへのジオタグ添付 | |||
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ | ||||
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p) | ||||
連続オートフォーカスビデオ | ||||
人体検出と顔検出 | ||||
ノイズリダクション | ||||
4Kビデオの撮影中に8メガピクセルの静止画を撮影 | ||||
再生ズーム | ||||
ビデオへのジオタグ添付 | ||||
Bluetooth | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 4.0 | ||
Touch ID | 第2世代 | 第1世代 | ||
Smart Connector | ◯ | |||
スピーカー | 4スピーカー | |||
バッテリー | Wi-Fi:最大10時間 | Wi-Fi:最大10時間 | Wi-Fi:最大10時間 | Wi-Fi:最大10時間 |
3G/LTE:最大9時間 | 3G/LTE:最大9時間 | |||
容量 | 64GB | 32GB(Wi-Fiのみ) | ||
256GB | 128GB | |||
512GB | 256GB | |||
縦 | 305.7mm | |||
横 | 220.6mm | |||
厚み | 6.9mm | |||
重量 | 677g | 692g | 713g | 723g |
カラー | ゴールド | |||
スペースグレイ | ||||
シルバー | ||||
価格 | 64GB:86,800円 | 64GB:101,800円 | 32GB:94,800円 | 128GB:128,800円 |
256GB:97,800円 | 256GB:112,800円 | 128GB:112,800円 | 256GB:146,800円 | |
512GB:119,800円 | 521GB:134,800円 | 256GB:130,800円 |
第2世代になったポイントは…
・CPUとGPUが強化された!「A10 Fusion」は「A9X」チップよりもパフォーマンスが最大30%、グラフィックス性能が最大40%高速化。
→実際そこまで体感速度は変わりません…。
・広色域(P3)に対応したTrue Toneディスプレイに対応。最大120Hzのリフレッシュレートに。
→ApplePencilやゲームでの利用には効果があるかもしれませんが、ボクの利用用途だとあまり体感はかわりません。
・カメラ性能も「iPhone 7」並にアップグレード、4K動画も撮影可能に。
→iPadのカメラではほとんど撮影しません…。
・「Touch ID」が第2世代にアップグレードして高速認証が可能に。
→うーん、どこが変わったのか全然わかりませんwww
というか、Touch IDはiPhone7のような物理キーではないセンサーにして欲しかったです。
第2世代になって液晶も綺麗になって120fps表示ができるようになったり、速くなって容量も増えてと、全体な性能があがっていますが、まあ、わざわざ高いお金を出して買い換えるだけの変化があるかというと微妙。
第2世代のデメリットとしては、カメラが出っ張っているのは如何なものかと…。
ストレージも512GBもあるって、その辺のパソコンのSSDより大きいわけですよ…。
まあ、大は小を兼ねるですけど、ね。
サイズも見た目も新旧ほとんど同じなので、新しくなった感はほとんど無いです。
これは奥さんとかに新しいデバイスを買ったのがバレにくいというメリットがあるかもしれませんが。
ネガティブなことを列挙しちゃってますが、全体的には悪くなっているところは無いです。(カメラの出っ張りは除く)
けど、見た目以外も新旧見比べないとわからない部分も多いです。
それだけ第1世代のProは完成度が高かったと言えるかもしれないですね。
iPad Pro 12.9はそんなに安くは無いので、欲しい人は無理に第2世代モデルを狙わずに、第1世代モデルをApple品質認定 整備済製品で買うのもいいかなと思います。
Apple整備済製品は外装もバッテリーも新品で、1年間の特別保証が付いているので普通に使う分には十分かなと。
中古を買うよりは全然安心ですよね。
Pro12.9は、特に一眼カメラを使う人にはぜひ使って欲しいとは思います。
今回はLTEモデルで、専用のカバー型キーボード「12.9インチiPad Pro用Smart Keyboard」もつけてあるので、ちょっと外出するときにでも持ち出して使ってみたいと思います。
ビューアーとしてだけではなく、インプットデバイスとしても活用できるってことですね。
iOS11になってファイラー(エクスプローラ)の概念ができるとのことなので、ますますパソコンっぽく使えるようですし。
ちなみに、いま外出先でiPadを使うときはiPad Pro 9.7をメインに使っていますが、今後は12.9を外で使う機会を増やしたいです。
そういえば、ApplePencilもあるので、メモ書きなどにも活用していきたいです。
それにしても、iPad/iPhoneのシムフリーモデルってどこのキャリアのSIM、MVNOのSIMを問わずでも使えるので便利ですね。
この辺はAndroidの主要モデル(NexusやPixel)、ASUSなどのワールドワイドモデルなども見習ってもらいたいですね。
また続報があればこちらで報告します。
iPad Pro 12.9は万人にはオススメできませんが、はまる人にはすごく良い、唯一無二のアイテムだと思います。(^^)