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お湯にもサウナにもこだわったハード系温泉スパ ~ 埼玉 湯の泉 草加健康センター

お湯にもサウナにもこだわったハード系温泉スパ ~ 埼玉 湯の泉 草加健康センター

サウナ愛好家の方々に人気な湯の泉 草加健康センター。
サウナーになる以前からその存在は知っていましたが、なかなか行く機会に恵まれませんでした。

東京都内からはちょっと遠くてアクセスが悪いのと、草津のお湯を再現するってどうなの?と食わず嫌い的になっていて、正直そこまで行く気しませんでした。
しかし一度行ってみると、その認識は大きな間違えだったということがわかりました。

草加っていうと遠いなーというイメージがありましたが、電車だと上野から約30分。(日比谷線直通東武スカイツリーライン)
そこから無料送迎バスに乗るといいですね。

クルマでも上野から30分ぐらいです。
今回は平日にクルマで行きました。
施設の前に大きな無料駐車場があります。

まずは下駄箱に靴をいれて受付をします。
この日、入館料1,800円が1,200円になるWeb割を使おうと思っていたのですが、17~20時はゴールドタイムサービスということで1,000円で入館できました。

受付でロッカーのカギを貰い、ロッカールームへ。
下駄箱の番号とロッカーの番号が同じにするのってなかなか新鮮です。
ロッカールームから浴室へは着替えたりせずに直行できます。

浴室に入ってまずかけ湯をして、カラダと頭を洗います。

こういう大規模スパ銭湯系には珍しく?アカスリボディタオルやひげ剃り、歯ブラシも完備しています。
まるでサウナ専門施設のようなサービスですね。

サウナーの中にはお湯や温泉には入らないという方もいらっしゃるようですが、ボクはお湯に入る派です。
まあ、お湯に入る入らないっていうのは個人の完全な自由なのでどちらでもいいです。

浴槽は8種類ぐらいとたくさんありますが、まずは1番人気?な効仙薬湯から入ります。

蕃椒(バンショウ)、茴香(ウイキョウ)、生姜(ショウキョウ)、蒼朮(ソウジュツ)、黄柏(オウバク)、甘草(カンソウ)、陳皮(チンピ)、当帰(トウキ)という8種類の生薬を使用した薬草湯ですが、このお湯がなんとも濃い!
医薬部外品の薬草を、自社薬草専用工場にて精製、調合しているそうですが、水面から10cmほど手を沈めるともう手が見えません。

3分ほど入ってからあがると、なんだか背中がピリピリします。
そして全身がカッカッと熱く痛くなってきました。
局部も痛くなってきた。
何だこりゃ!?

主に蕃椒(バンショウ)っていうのが効いていると思うのですが、これ、ようは唐辛子。
カプサイシンという辛味成分がダイレクトに肌にきます。

そのまま、露天にある草津の湯に入ってみます。
温度は42℃を示していますが、これが熱い痛い。
これは草津のお湯のせいというよりは、薬効風呂の成分のせいですね。

3分と入っていられなかったので、水風呂に入ります。
この水風呂、バイブラといって泡がブクブクと出ているのですが、かなり冷たい。
水温は15℃を示していますがかなりキツくて、サウナなどで体が温まっていないと15秒ぐらいしか入れません。

体のコンディションがままならぬまま、麦飯石サウナに突入。
サウナの入口には氷が常設されていて、これもサウナ専門施設ばりのサービス。

サウナの中には使い切りのサウナマットもあって清潔感があります。
サウナストーブと遠赤外線ストーブの違うタイプの2つのストーブが稼働しているようです。

奥行きのあるサウナは収容人数も結構あり、テレビもついています。

温度計は90℃ぐらいを示していて決して高温では無いのですが、熱くて暑くてどうしようもなく、1Set目は6分ぐらいでギブアップ。
そんなに湿度が高いと感じなかったのに熱くて耐えられないのは、薬効風呂のせいですかねぇ…。
なんか体の調子が変でした。

その後は水風呂、バイブラ入りの水風呂ですが、これも1分しか入れません。
正直、このブクブクバイブラ水風呂って苦手なんですよね。
水と肌の間にできる、温度の羽衣ができなくって冷たくて…。
うーん、ペースが狂う。

水風呂も休憩椅子も露天風呂にあります。
白い休憩椅子にもたれかかるとグッと気だるさがきます。

サウナも露天スペースにあるので、サウナの温度が外気温に左右されて温度調整が難しいと聞いたことがあります。

ロウリュサービスは火曜、土曜、日曜にあるようですが、こちらタオルを使ったロウリュ(アウフグース)ではなく、ブロアーという機械を使ったロウリュなようです。
世界初の風速80mとあり、計算すると288km/h…大型台風並ですね。

こちら「サウナの温度と湿度の関係+ロウリュの風の関係」で調べたミスナールの計算式(改良版)で試算してみると…。
体感温度が90.2℃となって、死ぬほど熱いということになります。

例えば110℃、湿度5%、ロウリュ無しの風速0m/sだとすると、体感温度が65.5℃となるので、いかに体感温度が熱いかわかりますよね。
熱波甲子園というイベントで優勝したときのロウリュの達人が出した記録でも「風速32.9m」ですし…。

さてさて、水風呂から出て8分程休んでから、また薬効風呂に入りに行きます。
またピリピリ来ますねー。

薬効風呂の成分がキツすぎるので、薬効風呂から出たら体の中でも痛みを感じる部分をボディソープで洗うことにしました。
ふう、これで少しカラダが楽になったな。

温シャワー → ボディタオルで洗体&洗髪 → 薬効風呂3分 → 草津の湯3分 →
サウナ6分 → 温シャワー30秒 → 水風呂1分 → 小休憩8分 →
薬効風呂3分 → 洗体 → 炭酸泉10分 → 草津の湯3分 → サウナ8分 → 温シャワー30秒 → 水風呂1分 → 小休憩8分
してから、一度あがって食事処や休憩スペースの見学に行きます。

食事処はかなり大きくカラオケやショーなどを行うステージもあります。
お腹はいっぱいだったので、オリジナルの「健康ドリンク」っていうものを飲んでみます。

甘くてパイナップル系な風味もするけど、パイナップルではない不思議な味。
まあ、普通に美味しいです。中身よくわからないけど。

2階にあがってみると、すごく広いリクライニングチェアのある部屋が。
漫画もたくさんあって、これは休みの日に1日ゆっくりすると良いでしょうねー。
でも休日は混んでいるんだろうな…。

見学が終わったら、また浴室に戻って、
薬効風呂3分 → 洗体 → 炭酸泉10分 → 電子マッサージ風呂3分 → 草津の湯3分 → サウナ8分 → 温シャワー30秒 → 水風呂1分 → 小休憩8分
薬効風呂3分 → 洗体 → 炭酸泉10分 → スーパージェット風呂3分 → 草津の湯3分 → サウナ10分 → 温シャワー30秒 → 水風呂1分 → 小休憩8分
と楽しみます。

そういえば、草津のお湯は、草津から直送している液体の温泉の原液を注入し、ボイラー室よりオーバーフローさせて日本一清潔なお湯にしているそうです。
もともと強い酸性の草津温泉は殺菌力が強いと言いますが、色々と清潔さにはこだわっているようですね。

「草加健康センター」という名前からは、地元のジジババの集まる古くて汚い温浴施設って感じという先入観があったのですが、でも実際に行ってみると、思った以上に新しく、そして清潔感がありました。

汚さやヤンチャさは全くなく、店員さんが頻繁に浴室で整理・清掃をされていて、こういうスパ銭湯、スーパー銭湯系にありがちな不潔感はゼロでした。
いやー変な先入観を持っていたのを凄く反省しますね…。

薬効風呂は超ハード、草津の湯もこだわっていて、サウナもGoodで、水風呂も外気浴も気持ちいい。
これは他のサウナーさん達に人気なのも納得です!って感じの良施設でした。

今度はサフレ(サウナ友達)と金曜日の夜などにきて、朝まで楽しんでみたいと思います。
リピあり。(^^)


湯の泉 草加健康センター 点数:★★★★4.1
泉質:5、サービス:4.5、雰囲気:4、エンタテインメント:5、衛生面:4、CP:4
営業時間:24時間営業。8:00~10:30は清掃時間。
定休日:年中無休(メンテナンスのため休館日あり)
入浴料:1,800円(8時間)、タイムサービスあり 1,000~1,450円、2,600円(宿泊)
TEL:048-941-2619
住所:埼玉県草加市北谷2-23-23
最寄り駅:東武伊勢崎線 獨協大学前駅 徒歩27分。獨協大学前駅、草加駅、新越谷駅より無料送迎バスあり。
駐車場:あり(無料)
タオル:バスタオル、フェイスタオル、館内着代は入館料に含む
温泉=△
源泉かけ流し=×
露天風呂=◯
サウナ=◯
入館対象=男女
サウナの種類=麦飯石サウナ1種類(女性は塩サウナあり)
サウナ室温=90℃
サウナ収容人数=最大約25名
タオル使用ロウリュ=火、土、日(爆風マシーン利用)
水風呂の水温=15℃
スチームサウナ=◯(女性のみ)
ジェットバス=◯
寝湯=×
備え付けボディソープ=◯
備え付けシャンプー=◯
岩盤浴=×
アカスリ=◯
マッサージ=◯
休憩所=◯
リラックスルーム(仮眠シート)=◯
お食事処=◯

観光地にしては上々のお蕎麦屋さん ~ 草津温泉 三國家

観光地にしては上々のお蕎麦屋さん ~ 草津温泉 三國家
観光地にしては上々のお蕎麦屋さん ~ 草津温泉 三國家

わりと無計画に群馬県の草津温泉に行くことになった。
事前に美味しいお店とか調べてなかったのだけど、数日前から食べログのマイレビュアーさんが草津温泉に行かれたそうで、わりと面白そうなお店がレビューされていたので行ってみることにした。

湯畑からわりと近いお蕎麦屋さん「三國家」。
ここは、去年の秋に放送された「出没!アド街ック天国」でも紹介されていましたね。

この日は、凄く寒い日だったので到着したらまずは温かい食事でも…と言いたいところですが、今回は食べることよりも温泉がメインなので、まずは湯畑にも近い御座之湯に行って温泉を堪能します。

ただ、一応その前に、三國家の場所を確認することにします。
場所はすぐにわかりましたが、店の前には10人ぐらい並んでいます。
「時間をずらせばすぐに入れるだろう」と思いつつ、温泉にいきました。

風呂からあがって、14時半ぐらいにこの三國家に行ったのですが、なんとまだ5人ぐらい並んでいます。
湯上がり後にこの氷点下ぐらいの寒い雪空の下で並ぶ気はしませんし、倒れそうなほど空腹だった訳ではないので、もうひとっ風呂浴びに、白旗の湯という共同浴場に入りに行きました。

なんだかんだで、17時半ぐらいになったので、また三國家まで行ってみると今度は並んでいませんでした。
人気があるので、すでに先客は7名ぐらい入っていましたね。

入って左側のカウンター席に通されまして、普通のせいろ(650円)をオーダーしました。

実は、先に草津ガラス蔵1号館の温泉たまごを3つも食べてしまっていたので、あまりお腹が空いていないのですね…。

マイレビュアーさんは、2.5人前の「三國そば」を食べていらして、ボクもネタになるから食べようかと思ったのですが、今日のお腹のコンディションだと残してしまいそうなので大人しくやめておきました。

まずは、お茶と「そばかりんとう」がでてきました。
お茶もかりんとうは美味しいですね。

ほとんど待つことなく出てきたせいろは、ごくふつうですが、ツルツルといけますね。
香りもなかなかで、これはわりと良いですよ。

そばつゆもなかなかですが、少し鰹節の香りがキツイかな。

あっという間に食べ終わってしまったので、2.5人前の「三國そば」でもこれの単純に2.5倍だったら食べられそうな気もしました。
が、すでに時遅しなので、これは今度来た時にチャレンジしてみることにしましょうか。

まあ、群馬県の上州蕎麦というのがあるにはあるらしいですが、ボクはあまり知りません。
やっぱりお蕎麦といえば信州、長野とかお蕎麦が有名でしょうか。

なので、草津まで来て蕎麦を食べる必要があるのか?と言われると微妙ではありますが、そこそこ美味しいのとコストパフォーマンスが高いのは良いですね。
石臼で蕎麦を引いているのも良いです。

草津の温泉街で寿司や中華料理を食べるよりは、蕎麦のほうが全然良いと思いますし、だいたいこういう観光地にあるお店は「まずい&高い」というのが当たり前なのに、三國家はわりとまともです。

次来た時は「三國そば」と共に群馬名物の「ソースかつ丼」も食べてみたいです。
リピあり。(^^)

三國家

夜総合点★★★☆☆ 3.5

関連ランキング:そば(蕎麦) | 草津町その他

名湯×温泉たまご=定番で美味しい ~ 草津温泉 草津ガラス蔵1号館

名湯×温泉たまご=定番で美味しい ~ 草津 草津ガラス蔵1号館
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名湯×温泉たまご=定番で美味しい ~ 草津 草津ガラス蔵1号館
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名湯×温泉たまご=定番で美味しい ~ 草津 草津ガラス蔵1号館
名湯×温泉たまご=定番で美味しい ~ 草津 草津ガラス蔵1号館

日本を代表する名湯、草津温泉
そして、温泉といえば温泉たまごでしょう。

ボクは温泉が好きで、そして温泉と同じぐらい温泉たまごが好きです。

草津温泉では、温泉街のいくつかのお店で温泉たまごを売っています。
しかしそれらの玉子は(恐らく)店頭で作っているのではなく、どこかで作ったもので、玉子が紙袋などで包まれたものを売っています。

草津ガラス蔵1号館の温泉たまごは、写真を見てもらうとわかると思うのですが、直径2メートルぐらいの温泉の中に玉子をいれて売っています。

ただ、こちらも業務用の温泉たまご使っているようで、店では作っているわけではなく、温泉で温め直しているという話を聞きましたが…。
まあ、観光地ですから仕方ないですね。

このお店は、あの有名な湯畑から西の河原露天風呂に向かう途中にあります。
この道は西の河原通りと言って、途中、道端を遮って半強制的に温泉まんじゅうとお茶を無料で配っている面白いスポットを越えていきます。笑

お客さんが多い時は、お店のお姉さんが店頭にいて次々と売りさばきますが、暇な時間帯はガラス館の奥の方のレジまで「温泉たまごを下さい」と言いに行く必要があります。

値段はひとつ120円で、店先にはこのような説明があります。
—————————-
草津温泉たまご
八十度の湯で十二分加熱した
卵を、さらに五十度の源泉に
二時間以上入れておくと卵の
中に温泉成分が、含まれて
ひと味ちがった温泉たまごが
出来ます。 ご賞味ください。
            館 主
—————————-
なるほど、単純な温泉たまごでは無いってことですね。

お姉さんから
「温泉たまごは非常に柔らかいので、生卵を割るようにして食べて下さい」
のように説明をうけます。

肝心の味は……うーん、普通の温泉たまごですかね?笑

玉子の味はコンディションが違うことがあって、1回目に食べた時は、少し後味が生臭いクセがありました。
2回目のときは、ごく普通に美味しかったです。

ただ、この付属のタレがまずいんですよ。
アミノ酸系の調味料が入っているヤツですね。
コンビニの温玉に付いているモノと同じ感じです。

なので、こういうことがあると思って、今回は東京から岩塩を持参しました。笑
ヒマラヤピンク岩塩、ピンクロックソルト(採掘法)
http://www.hakumatsu.co.jp/pg135.html

うん、美味しい!
最初の一口目は塩の味は感じないのですが、黄身が口の中に広まると同じぐらいのタイミングで、程よく塩味とたまごが調和していきます。

まあ正直、温泉たまごそのものとしては、コンビニのモノと大差ないのですが、温泉用語でいう「転地効果」(日常生活を離れ、山や海の温泉地に行くと、精神的に爽やかな気分になることようなコト)というか、草津に来たな~という感じが強い玉子なので美味しい!という事でよいでしょうかね。

とはいえ、草津温泉に来たら、是非立ち寄りたいスポットではあります。
リピあり。(^^)

草津ガラス蔵1号館

昼総合点★★★☆☆ 3.4

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