学生の頃によく食べた「ラーメン横綱」。
元々は京都のラーメンですが、ボクが良く行っていたのは三重県の川越店や愛知県の港店。
国道23号線という、一般道なのに深夜はアウトバーンと化す恐ろしい道路に面しています。
コッテリな豚骨醤油ラーメンと入れ放題のネギなどがうまかったですね。
そして、店の床が脂っこくてヌルヌルしていた記憶があります。
…と、十数年の時は流れてしまいましたが、インターネットで「ラーメン横綱」の文字を発見。
さっそく調べてみると、東京にはありませんが、東京都心部からだと千葉県松戸市にある店舗が近いようです…。
この店を知ってから、深夜に空腹になると「横綱に行きたいなぁ」と思っていましたが、東京からは近くないのも事実。
とはいえ、せっかく青春の味が食べられるのですから、行かないわけにはいきません。
伺ったのは平日の深夜2時。
なんだかタイミングの良い日にノリで行くことを決意。
クルマで1時間弱のラーメンの旅です。
お店は国道6号線沿いにありますが、期待通りの下品な看板を発見!!
うーん、最近流行りの上品系ラーメンには無い外観です。(笑)
深夜ですが、店内は先客が3組6名ほど。
店員さんは元気がよくて気持ちいいですね。
店内は臭い匂いもせず、床もヌルヌルしません。
大型の店舗なので、深夜だとガラガラです。
テーブル席に座りました。
オーダーは、ラーメン並と餃子セット(ぴり辛餃子、ライス中)、煮玉子です。
危険なメタボコースですが、仕方ありません…。
テーブルには各種調味料と「入れ放題の国産ネギ」、「うまみ唐辛子」があります。
ほどなくして、ラーメンとライスが出てきました。
チャーシューがベローンとしていますが、なかなか旨そう。
そして、餃子も後からきました。
一口スープをすすると…これは懐かしい、チープ系の下品な中毒性のある味ですね。
少しあっさり系になった気はしますが、基本変わってませんね!
細めの麺にスープがからみます。
ズルズルと食べていって、ここで入れ放題のネギを投入。
これまた旨いですね。
ゴハンも一緒にガツガツ食べます。
ゴハンは少し炊いてから時間が経っている感じがしたのは残念でした。
油断をすると、ラーメンの表面に膜が張ります。
なので、なるべく早めにガツガツ食べた方がよいですね。
餃子も攻めますが、まあ普通の味ですね。
味玉も普通です。
そして「うまみ唐辛子」をいれて味を変えて、さらにネギを投入。
これまた旨い。
無料の「生おろしにんにく」もありますが、これは小袋に入った物ですね。
これは生じゃ無い気がしますが…。
有料でもいいので、ちゃんとしたニンニクを置いて欲しいです。
まあ、ニンニクを入れると、グッとコクが増して、屋台のラーメンっぽい味に変化しますね。
と、なんだかんだで、あっという間に完食です。
スープはコッテリしているものの、わりと食べやすいですね。
カロリーは高いのだろうけど…。
正直、メチャメチャ美味しくて完成度が高いラーメン!っていうわけではないのですが、やっぱり何故か中毒性はあります。
最近のキレイ目な淡麗、意識高い系ラーメンには無い魅力がありますね。
美味しいとはいえないのですが、ウマイのです!!(笑)
そもそもラーメンっていうのはこういう食べ物だった気がしますしネ。
屋台系ラーメンとしてはいい味をしています。
店員さんの対応もよく、帰りに玄関の手動のドアを開けてくれたのが印象的でした。
また気が向いたら食べに行きたいです。
リピあり。(^^)