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美味しく食べて、美味しく呑める人気のお蕎麦屋さん ~ 根津 よし房 凛

美味しく食べて、美味しく呑める人気のお蕎麦屋さん ~ 根津 よし房 凛

たまには少し贅沢で本格的なお蕎麦が食べたくなって、食べログで現在地から探したら、わりと近くに点数が高いお蕎麦屋さんがあったので来てみた。
こちらは、不忍通りにある割と小奇麗なお店「よし房 凛」です。
食べログにも110件以上のレビューがあるということは、そこそこ有名店なのですね。

伺ったのは平日の19時前で、並ばずに座ることが出来ました。
他の方のレビューを見てますと30分ぐらい並ぶこともあるそうですね。

店内は16席しかなくて、小じんまりとしています。
今回はひとりで来たのですが、他の席は満席だったので4人席のテーブルに案内されました。
もしかして相席になるかなぁと思いましたが、後からはお客が来なかったのでラッキーでした。

普通でしたら、初めて来たお店ではただの「せいろ」などを頼むところですが、寒い日だったのでお汁が温かい「鴨せいろ」を頼みました。
わりと混んでいましたが、鴨せいろはそんなに待たずに出てきました。

蕎麦はお店でちゃんと打っているそうで、日によって産地が変わるとのことですが、どこの産地のものか確認するのを忘れてしまいました。

適度なコシがある良い蕎麦ですが、想像していたよりは蕎麦の香りがしませんでした。
それより印象的だったのは、鴨のつけ汁が美味しいのです。

鴨肉は少しだけ鴨の臭みが残っていましたが、むしろこれくらいの匂いのほうが野趣があって良いと思いました。
脂も乗っていて、程よく弾力があって良いですね。

つくねもジューシーで、長ネギも味が染みています。
柚子と三つ葉は、脂っこさをかき消してくれます。

鴨肉とつくねは結構量があって食べごたえがあります。
ラーメンで言うと、チャーシューメンぐらいのボリュームです。(笑)

蕎麦の美味しさと相まって、ツルツルと食べてしまいます。
蕎麦の量はやや少なめで、最初は1枚で良いかなと思っていましたが、思ったよりもハイペースで食べてしまったので、追加でもう1枚せいろを貰いました。
ただ、2枚だと少し多かったですね。
1.5人前ぐらいがちょうど良かったかな。

最初のせいろ1枚を食べ終わるぐらいの時に、女将さんが蕎麦湯を持ってきてくれました。
せいろを追加して、半分ぐらい食べ終わった頃に「温かい蕎麦湯と代えますね」と新しく蕎麦湯を持ってきてくれました。
こういう心遣いはありがたいですね。

蕎麦湯は少しドロっとしたタイプでした。
個人的にはもう少しサラリとしたもののほうが好みですが、鴨のつけ汁を最後まで楽しめました。

夜だったこともあり、ボク以外のお客さんは日本酒などを飲んでいたようです。
確かに、ごく一般的なお蕎麦屋さんよりは、もう少し江戸っぽいというか、「ぬき」のように蕎麦を食べずに酒の肴などを楽しむのではないか?というような感じもします。
もっとも、このお店では必ずお蕎麦は食べるとは思いますが「ぬき」で楽しむぐらい趣向があるお店です、ということでした。

鴨せいろが1,700円、追加のせいろが600円だったので、正直コストパフォーマンスは高くは無いです。
ただ、天ぷら系のメニューも美味しいようなので、次は天丼なども食べてみようと思います。
リピあり。(^^)

よし房 凛

夜総合点★★★☆☆ 3.8

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隠れ家的な有名そば屋 ~ 渋谷 玉笑

隠れ家的な有名そば屋 ~ 渋谷 玉笑

明治神宮前で仕事が終わって、少し昼ごはんには早いかなというタイミングでしたが、美味しいものが食べたくなり(いつもだけど)探したお店。
どうも周りにはお店がない閑静な場所にあるっぽい。
その時の時間は11時10分で、ちょうどオープンの時間に合いそうだったので、向かってみた。
予想以上に入り組んだ場所にあって、これは方向音痴な人は辿り着くことが難しいお店ですね。

オープンする前の時間だったこともあり店には暖簾も行灯も出ておらず、本当にここで良いかな?と迷う感じ。
待機室のようなところに先客が3名待機していて、その方たちが先に案内されて、ボクもほぼオープンと同時に入店ができました。

想像以上に高級そうなお店。
ラフな格好ではなかなか行けない雰囲気です。(笑)

かなり寒い日でしたが、蕎麦は冷たいもののほうが美味しいと思っているので、おろし蕎麦を頼みます。
1,300円だったかな。

非常に静寂なお店で、ボクの他に4名のお客がいましたが、シーンとしています。
BGMも無くて、足元に設置されている電気ヒーターが「チチチ」と音をたてているのがわかるぐらい静かです。

最初にお茶は出てこなくて、注文を聞いてから熱いお茶が出てきます。
これはもしかすると、お酒を飲む人への配慮なのかも。

蕎麦は、表面が少しざらっとしていて、粒々しています。
栃木かどこかで作っている自家栽培の蕎麦らしいです。
いかにも手打ちっぽい感じですが、思ったほど蕎麦の風味がしなかったかな。
ツルツルというより、ちょっとモソモソしています。
風味は少ないものの、味は良く、どんどん食べられる感じです。

つゆも嫌な風味が無く、スッキリしていて美味しいです。
良くも悪くもカツオの風味などはあまりしません。
最初は薬味も入れずに蕎麦だけを楽しみ、あとから大根おろしを入れます。
辛味大根が結構辛く、入れすぎると蕎麦の味はもちろん、ダシの味もかなり消えてしまいます。

高級蕎麦店のセオリー通りの量の少なさなので、問答無用で追加の蕎麦をもらいます。
ミニサイズですが800円。

蕎麦としては美味しく、丁寧につくられているとは思いますが、そこまで感動はなかったかな。
あ、このお店はミシュランの1つ星をとっているお店だそうですね。

ちなみにお会計はレジではなく、テーブルで行いますので、行く人は覚えておいたほうが良いです。

あとは、水がもっといい場所だと、もっと美味しくなるような気がしましたが、都内でやっている以上仕方ないですね。
今度は温かいメニューも食べてみたいです。

リピあり。(^^)

玉笑

昼総合点★★★★ 4.5

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懐かしの立ち食いそば ~ 富山駅 立山そば

懐かしの立ち食いそば ~ 富山駅 立山そば

昔から富山駅にある立ち食いそばの「立山そば」です。
昔からというのは、そうですね恐らく40~50年ぐらい前からはあったのではないでしょうか。

ボクは小学生の頃に食べた記憶があります。
その日は寒い寒い雪の降るホームで、少し高めのカウンターで食べた月見そばは、身も心も温まるような、それはそれは美味しいものでした。

いつからか、鱒寿司で有名なあの「源(みなもと)」が経営するようになりました。
(大昔から「立山そば」=「源」だったのかもしれませんが)

今回食べた立山そばはホームではなく、駅ビルの中の待合室の近くにあるところです。

券売機でチケットを買って店員さんに渡します。
しかし、これがぶっきらぼうな対応でしたね。
立ち食いそばとはいえ、富山の玄関口なのだから、他の店舗以上に接客には気を使って欲しいですね。

味は普通です。
うーん、厳密には普通以下かな。
麺は茹で過ぎ。
ダシは次第点。
カマボコは、富山の名物のひとつであって「立山」と書いてあるのは見ていて楽しい。
天麸羅は。。。天カスを集めたようなモノに、申し訳程度に小さな海老が乗っている。

うーん、東京などの激戦区の立ち食いそばと比べると、ちょっとレベルが違うかな。。。

まあ、鱒寿司とのセットは悪くはないです。

むかし食べた、あの美味しい立山そばを食べるのは難しくなったようです。
記憶で美化し過ぎていたかもしれないですね。

立山そば JR富山駅構内店

夜総合点★★☆☆☆ 2.5

昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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キリっと辛口の無化調の立喰いそば ~ 田端 かしやま

キリっと辛口の無化調立喰いそば 田端 かしやま

最近ラーメンでは無化調=化学調味料、うま味調味料無添加のお店が流行っているけど、立ち食いそばで無化調とは聞いたことがない。
ここ田端駅にある「かしやま」は、創業昭和43年で「化学調味料」「濃縮出汁」一切使用せず、良質の削り節から摂った「一番出汁」のみを使用のこだわりのお店。

田端駅から北西の方角、新田端大橋を渡り、階段を降りたすぐのところにあります。
ちなみに、田端駅は山手線の終点らしいですよ。
というわけで、結構重要な駅っぽいのです。
「かしやま」は平成元年までは田端大橋の上にあったそうです。

お店の歴史はこれぐらいにしておいて、肝心の味ですが、結構辛めの味付けです。
どなたかがドライな味と言っていましたが、キリっと辛口なので、あながち間違った表現ではないですね。
辛いですが、辛すぎるということはありません。

蕎麦自身はお店で1日2回も製麺するそう。
ボクが行った時は、茹でたてではありませんでしたが、かと言って伸びきっているわけでなく「まあ柔らかいかなあ」といった具合でした。

有名なのは天麸羅(かき揚げ)とちくわ天らしい。
かき揚げは、色々な具材が混じっている中にイカが確認できたりする。
これまた揚げたてではなかったのに、結構サクサク感が残っていた。

ちくわ天も「イトヨリ鯛」を使ったものらしく、一度訪問した時は売り切れだったので後日また行って食べました。
確かにちくわがプリプリしていて、立ち食い蕎麦屋のクオリティでは無い感じで美味しい!

で、天ぷら(かき揚げ)そばが320円と激安!
タマゴが入った、天玉そばで370円!
あとは、五目ご飯のおいなりも美味しかったですね。

朝6時から夜も20時までやっているので、山手線を使っている人は足を運んではいかがでしょうか。
高級ホテルのビュッフェやシャレオツなカフェのモーニングも良いかもしれませんが、このお店での朝食もかなり良いですよ!

リピあり。(^^)

立喰そば かしやま

夜総合点★★★☆☆ 3.5

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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相当年季の入ったお蕎麦屋さん ~ 八丁堀 あさだ

相当年季の入ったお蕎麦屋さん ~ 八丁堀 あさだ

八丁堀に美味しくて、お得な本格的な蕎麦屋があると聞いて行ってみた。
歴史があるというよりは、年季が入った、これまた昭和的な感じのするたたずまい。

少し遅めのランチに行きましたが、お客さんはパラパラ入っています。
もり蕎麦などが有名とのことですが、今日は天ざる蕎麦をオーダーしましょう。
天ぷらは「海老天×2」と「貝柱のかき揚げ」から選べるようですが、今日は生憎「海老天」しかないようです。

ツユは熱くて、中に最初から海老天が入っています。
江戸の天ざる蕎麦は、こういう最初から天麸羅がダシの中に入っているタイプが多いのでしょうか。
前回行った「手打そば 玄」も同じだったですね。

個人的には、別の皿に乗せてほしいかな。
最初からツユが油っぽくなるのと、衣がふやけてしまいますからねぇ。

ツユの味は結構濃い目。
蕎麦は茶そばで、抹茶が入っているということですが、お茶の味はせず、ちょっとボソついた感があります。
とはいえ、その辺の立ち食い蕎麦よりはマシです。
もっとも、いまは一番蕎麦が美味しくない季節ですから、また秋とかに来たらいいかもですね。

一応リピありです。

あさだ

昼総合点★★★☆☆ 3.0

関連ランキング:そば(蕎麦) | 八丁堀駅宝町駅新富町駅

小奇麗なお蕎麦屋さん ~ 茅場町 手打そば 玄(げん)

小奇麗なお蕎麦屋さん ~ 茅場町 手打そば 玄(げん)

日比谷線茅場町駅近にある小奇麗な手打ちのお蕎麦屋さん。
お店の入り口に蕎麦をうつところが見えます。

値段は安くはありませんが、それなりに丁寧な感じです。
写真は「つけ天のもりそば」。
1,030円ぐらいだったかな?
限定20食と書いてあります。

温かいつけ汁に、冷たい蕎麦です。
味は、まあ、普通です。
不味くもないし、旨くもないですね。

海老はプリプリしていますが、衣は、いわゆる蕎麦屋のソレ。
ちょっと衣が多すぎに思いますが、こういうモノでしょうか。

「夏の蕎麦は犬も喰わない」と言いますから、季節的に蕎麦の美味しい時期でも無いですし、ましてや水が美味しい田舎でも無いので、まあ次第点ですね。

悪くはないのですが、誰かに誘われないと、もう行かないお店かもしれません。

手打そば 玄

昼総合点★★★☆☆ 3.0

関連ランキング:そば(蕎麦) | 茅場町駅八丁堀駅水天宮前駅

河口湖では珍しい 本格的なお蕎麦屋さん ~ 富士河口湖 手打ち蕎麦とも花

河口湖では珍しい 本格的なお蕎麦屋さん ~ 富士河口湖 手打ち蕎麦とも花

河口湖近辺でお蕎麦屋さんはいくつかあるのだけど、本格的なお蕎麦屋さんは少なくてどれも中途半端なお店ばかり。
お蕎麦+天丼やカツ丼で、ランチがオトクって感じの田舎の蕎麦レストランみたいな。
当然、味もよくない。

ここ「とも花」は、ストイックなまでにお蕎麦しかない。
正確にいうと季節にもよるが、メニューは「おろし蕎麦(辛味大根)」1,000円と「もり蕎麦」800円のみ。

亭主はあくまでも手打ちにこだわっていて、1日に提供できる量もほんのわずか。
だいたい13時半ぐらいには売り切れになってしまう。

わりと高級なお蕎麦なので、地元相手というよりは、観光や別荘族相手なのだろうね。
蕎麦は二八そば。
東京でも通用するぐらい美味しい。

テレビも何もない静かな小屋のようなお店で、ゆっくりとお蕎麦を楽しむ時間はそれはそれは贅沢なものです。
また行きたいな。

リピあり。(^^)

手打ち蕎麦とも花

昼総合点★★★☆☆ 3.5

関連ランキング:そば(蕎麦) | 河口湖駅

びっくりボリュームのてんやもの ~ 富士吉田 やぶ

美味しいとか不味いとか以前に、スゴイボリュームがあるということで来訪した「やぶ」。
ちょっと胃がもたれていたので、定食ではない単品の天丼を頼むことに。

出てきた天丼には、バカデカイ海老天が2本。
ただし、天ぷら専門店の天丼ではないので、海老天のほとんどがてんぷら粉です。(´・ω・`)

味は普通で特筆するところは無いですが、まずくは無いのでボリュームがあってもペロリといけそうです。
結構年配の方も大盛りの天丼などを食べているので、今度は胃の調子が良い時に、大盛りにチャレンジしてみましょうか。

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24時間営業の侮れない立ちそば ~ 自由が丘 そば新

帰りが遅くなっとき、先輩に「うまいラーメンでも無いですかね?」と聞いたところ「蕎麦はどうだ?」と連れて行ってもらったお店。
なんでも、某超有名フレンチの巨匠もお気に入りのお店とのことで、ちょっとワクワク期待ができる。

店構えは、カウンターのみで、券売機で食券を買ってオーダーする。

この手の立ち食い蕎麦系としては珍しく、ダシや汁、麺など素材にこだわっていて、なかなか美味い。
ツユの味はイマイチだけど、蕎麦の麺は先日行った「かんだやぶそば」より美味しいかったな。
揚げ物は油っぽかったけど、ランクの高い石臼挽きもりそば300円は脅威のパフォーマンス。

うどんはある程度安くてもそこそこ食べられるけど、安い蕎麦でそこそこ美味しいのは珍しい。
夜中にラーメン食べるよりは、健康に良さそう。
リピありです。

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お蕎麦という名のエンタテインメント ~ 神田 かんだやぶそば

この店は、美味しいとか不味いとかよりも雰囲気を味わうことが大切なのかもしれない。
ボクは酒飲みでないので、正しい(夜の酒飲みの)蕎麦の食べ方を知らないのだけど、蕎麦(せいろ)のレベルだけでいうと今回はかなり低レベルでした。

昔から「夏の蕎麦は犬も食わぬ」とも言うけれども、先日言ったときの蕎麦は、蕎麦(麺)の味が全くせず、少し粉っぽい麺状のモノを食べるという不思議な食感を味わった。
麺つゆがこれまた濃い。
完全に蕎麦がつゆに負けていて、はっきり言って不味い。

うーん、昔食べたときは美味しいと思っていただけどなぁ。
また時期をずらして行ってみましょうか。
ちょっと残念でした。

蕎麦が美味しい季節にまた行きたいです。
リピあり。(^^)

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