2019年/令和元年版 3大キャリア(docomo/au/softbank)から格安SIMに変えるオススメの話

もはや現代人の生活に無くてはならないモノのひとつとなったスマートフォン。
しかし、docomo/au/softankなどの3大キャリアを使っている人の中には、毎月の利用料金が高くて困っている…という人は少なくないかと思います。

格安SIM、格安スマホっていうのもだいぶ市民権を得てきましたが、なかなか3大キャリアを辞められないっていう人も多いでしょうね。
個人的には格安スマホ/NVMO/格安SIMを使うのは大賛成ですが、以下のような人は黙って3大キャリアを使っていたほうがよいかもしれません。

・音声通話をめちゃめちゃかける人(定額通話プラン必須の人)
・家にWi-Fi(固定回線)が無い人
・スマホでYoutubeなどの動画をガシガシ観ちゃう人
・海外利用で定額パケット料金を利用する人
・キッズケータイ(小学生向け携帯電話)を利用する人、保護者
・GPS+Cellular版のAppleWatchを使う人
・キャリア決済サービスを活用している人
・LINEの年齢認証が必要な人
・昼休み時や夕方などの混雑時に通信速度が遅くなって困る人
・最新のiPhoneや高級スマホを分割で買いたい人
・キャリアメールが必要な人
・よく端末を壊す、紛失する
・スマホの料金体系についてあんまり理解していない人、できない人

まあ、上記のような理由があっても、いろいろ対策はあると思うんですけどね。


・音声通話をめちゃめちゃかける人(定額通話プラン必須の人)
 →LINEやSkype、ハングアウト、Facetimeなどの無料Voiceチャットを使いましょう。今は音質もそう悪くないですよ。
  050アプリ(IP電話アプリ)など使えれば、固定回線や携帯電話にも安く電話ができますよ。
・家にWi-Fiが無い人
 →まあ、人によりますが光回線はマストな時代…ですよ。2人以上で住んでいるなら必須です。
・スマホでYoutubeなどの動画をガシガシ観ちゃう人
 →家で見るならWi-Fi必須。格安スマホでも動画を見るプランなどもあります。
・海外利用で定額パケット料金を利用する人
 →SIMフリーケータイを使っていれば、海外SIMを買ってもっと安く通信ができます。
  音声通話は050アプリ(IP電話アプリ)や無料Voiceチャットを使えばOK。
・キッズケータイ(小学生向け携帯電話)を利用する人、保護者
 →まあ、仕方ないです。
・GPS+Cellular版のAppleWatchを使う人
 →まあ、仕方ないです。
・キャリア決済サービスを活用している人
 →いまは多種多様な決済サービスがありますよ。
・LINEの年齢認証が必要な人
 →URLを送ればLINEの友達になれますよ。あとパソコンを使えば友達検索もOK。
・昼休み時や夕方などの混雑時に通信速度が遅くなって困る人
 →最近キャリアでも遅いときは遅いですからねぇ…。
・最新のiPhoneや高級スマホを分割で買いたい人
 →iPhoneなら分割はアップルストアでもできますし、Androidはそこまで高級じゃなくてもサクサクのスマホがありますよ。
・キャリアメールが必要な人
 →もうGmailでいいでしょ。
・よく端末を壊す、紛失する
 →MVNOでも保険などはありますが…あまりにも壊すようならキャリアのほうがいいかもですね。
・スマホの料金体系についてあんまり理解していない人、できない人
 →どうしても難しいなら、素直にキャリアで契約をして使いましょう…。
という感じです。

いまから4年前の2015年に「スマホをNexus6+MVNOにしました→10,000円が6,000円に」というブログを書いていますが、2019年現在では3大キャリアから格安SIMにする障壁もだいぶ少なくなったと思います。

参考記事
【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.1
【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.2
【決定版】2015年春 MVNOとSIMフリースマートフォンの選び方 Vol.3

上記の内容を要約して、2019年/令和元年版にしてまとめてみますね。


(1)格安スマホ/NVMO/格安SIMとは??
格安SIMとはMVNOのことで通信キャリア(ドコモやau、ソフトバンク)のインフラ設備を借りてサービスを提供する通信事業者です。

以前はdocomo系の格安SIMしかなかったのですが、いまはau系、softbank系のMVNOもあります。
IIJmioやmineo、LINEモバイルはドコモやau、ソフトバンクの3キャリアすべての回線から選んで使えます。
(LINEモバイル×auは2019年上半期にスタート予定)

MVNOと言っても、利用エリアの広さや電波のつながりやすさは、基本的には3大キャリアと同じです。
ドコモ回線を使っている場合は、ドコモのエリアと同等です。
(auの場合3Gが使えないなどもあります)

ただ、ネット通信速度は3大キャリアとMVNOとでは差がありますし、MVNOのブランドでも差があります。
また、キャリアのサブブランドであるUQ(au)、Ymobile(SoftBank)はキャリアに近い品質やアフターサービスなどがあるにも関わらず、値段は安いという感じになっています。


(2)電話番号はそのまま使える
2014年に070/080/090の携帯電話と同じ音声通話が使える格安SIMが誕生しました。
これにより、MNP(番号ポータビリティ)ができるので、いまのdocomo、au、softbankなどで利用中の電話番号を、番号を変えずにそのまま利用できるようになりました。


(3)スマートフォンの機能がほぼそのまま使える。
簡単にいうと使えなくなるのは、キャリアメールぐらいです。
docomo.ne.jp や ezweb.ne.jp のメールアドレスが無くなっても良いなら、ほぼ何も問題ありません。

Webページはもちろん、音声電話、Youtube、Facebook、LINE、Twitterなどは問題なく使えます。
※LINEなどでID検索など一部機能は利用になれないモノもあります。
おサイフケータイについては、一部使えなくなるサービスがある場合があります。

最近主流となっているVoLTE(高音質通話)やCAキャリアアグリゲーション(高速通信)、緊急地震速報、GPS、SMSなども使えます。
(対応端末利用時に限る)


(4)契約のしばりが無い、少ない
キャリアだと2年縛りだとか最低利用期間や違約金がありますが、格安SIMのMVNOには基本的に最低利用期間がありません。
しかし音声SIMの場合、例えばOCNモバイルONEなどでは6ヶ月の最低利用期間があったり、mineoなどでは12ヶ月以内でのMNP転出には、契約解除料が必要だったりします。


(5)いま使っているスマートフォンがそのまま使える
ドコモのスマートフォンを使っている人はドコモ系のSIMを、auのスマートフォンを使っている人はau系のSIM、ソフトバンクのスマホを使っている人はソフトバンク系SIMを使うことができます。

また、最近ではSIMロック解除ができるようになっていますので、例えば、SIMロック解除をすれば、auで使っているスマホをドコモ系の回線(SIM)で使うことも可能です。


(6)キャリアを解約(MNP)する場合
また、いまキャリアとの契約を解約するとき、割賦契約で買っている場合は端末代金を一括支払いする必要や、2年契約をしている場合は途中解約で契約解除料(違約金=9,500円)が発生することもあります。

違約金が発生しない月を計算して解約するのが望ましいですが、その更新月が例えば9ヶ月も先だったら、とっとと契約解除料を払って解約したほうが良い場合があります。
だらだらと既存のキャリアとの契約を続けるほうが損の場合も多いです。


(7)MVNOの選び方
ドコモ系MVNOは率直に言うと、どこでもほぼ横並びかと思います。

ただ各MVNOならではの特色があって、u-mobileには2,980円のLTE定額使い放題コースがあったり、BIGLOBEモバイルには動画や音楽の通信料が無料になるエンタメフリー・オプション、QTモバイルの電話の無制限かけ放題などあります。

また楽天モバイルなどでは、楽天ポイントを月々の支払いに使ったり出来ます。
なので、MVNOは自分の好みや今使っている家庭のプロバイダなどに合わせてもよいでしょう。

また、MVNOの業界は競争が非常に激しく、通信容量もどんどん拡大される傾向にあります。
例えばあるMVNO1社が1月4GBコースを5GBに増加した場合、他社も追従してきます。

で、ボクが選んだのは最王手のNTTコミュニケーションズのOCNモバイルONEです。
音声対応(SMS含む)の6GB/月コースで、2,322円(税込)です。

決め手になったポイントはいくつかありますので列挙します。

・キャリアで使っていた番号がMNPでそのまま使える
・前日または前月のあまった基本通信容量が繰り越せる
・150Mbpsのターボモードと200Kbpsの低速モードがワンタッチで切り替えられる
・低速200Kbpsはキャリアの規制速度128Kbpsより速い
・低速200Kbpsでは契約容量を消費せずに使いたい放題
・容量の追加が500MB単位で可能(540円/500MB)
・容量シェアSIMカードが月額1枚486円、最大5枚まで発行できる
 →そのため、スマートフォンとタブレットの2台でも1,728円+486円の2,214円の格安運用が可能!!(データ通信SIMの場合)
・もうひとつ電話番号がもらえ、通話料が安くなるIPフォンの「050plus」が基本料金162円で使える
・利用スポットが多い安全な公衆無線Wi-Fiが無料で使える
・自宅でOCNのブロードバンドを使っている場合、月額200円の割引がある(最大5枚分 1,000円の割引)
・カウントフリー®(容量無制限使い放題)/MusicカウントフリーでGooglePlayMucicやSpotify、AmazonMusicなどがパケットを気にせず聴き放題
ということですね。

あと、これはOCNモバイルONEに限らないことですが、
MVNOの音声対応SIMでは
・110番、119番などの緊急電話にも対応
・SMS対応
・番号通知対応
・留守電、キャッチホンなどのオプションも用意
・VoLTE(高音質通話)やCAキャリアアグリゲーション(高速通信)、緊急地震速報、GPS、SMS
に対応しています。

NVNOで話したい放題プランを提供しているところはQTモバイル以外ほとんどありませんが、10分話し放題プランなどを出しているMVNOブランドはあります。

こうしてみると、電話の機能や基本的なデータ通信という意味では、ほとんどキャリアのサービスにも劣っていません。

MVNOのSIMとコースを選ぶ際は、端末によってはSMSが無いと電池の消費が激しくなる場合があります。
SMSの利用料は月120円程度とさほど高額ではないので、使えるプランにしたほうが良いでしょう。

SIMのサイズを選ぶのに困る人がいるそうですが、SIMアダプターを使えば「小は大を兼ねる」なので、1番小さなナノSIMを買っておけば、基本的にどの端末でも使えます。
もっとも、アダプターを使うと、SIMが取り出せなくなる、取り出しにくくなる端末もあるので、気をつける必要はあります。

ということで、MVNOは好みはありますが、OCNモバイルONEでいいかなっと。

ちなみに、OCNモバイルONEの場合、初期手数料3,240円がかかりますが、Amazon.co.jpでONE エントリーパッケージを買うと300円で済みます。
しかも、10,000円のキャッシュバック付きです。

申込時にはクレジットカードが必要ですが、MVNOによってはデビットカードや口座振替でもOKなところもあります。

必要な身分証明書は、
・運転免許証
・健康保険 被保険者証
・パスポート
・在留カード 特別永住者証明書など
・住民基本台帳カード
・個人番号カード
などとなっています。


(8)端末の選び方 ~ 電波編1
MVNOで使うスマートフォンを選ぶときに何に気をつければ良いかというと「CPUやメモリ」「画面の大きさや解像度」そして「対応する電波の周波数帯」です。
ここでは、特に電波の周波数帯について簡単に説明します。

各MVNOでは利用するキャリアとほぼ同じ周波数帯の電波を使います。
MVNOの会社(OCNモバイルONEやBiglobeなど)によってプラチナバンドが使える・使えないの差はありません。
使える電波・周波数帯の差は、原則「端末に依存」します。

4Gと3Gのバンドと周波数帯の一覧

4Gと3Gのバンドと周波数帯の一覧PDFファイルはこちら

ドコモ系MVNOでは、3G(FOMAエリア、FOMAプラスエリア)と4G LTE(Xiエリア)がすべて使えますが、au系MVNOのmineoとUQ Mobileでは4G LTEのみ使用可能で、3G回線(CDMA2000のWIN HIGH SPEEDエリアなど)が使えません。

auの4G LTEは比較的電波が良いのですが、都心部でも3Gになることが時々ありますし、山間部に行くと3Gしか入らないところも少なくありません。
なので、この時点でボクの中ではau系のSIMは候補外となりました。

SoftBankやY!mobileはどうしてもエリアが狭いです。
au系のSIMはわりと速度が早いとは言われていますが、ここはやはりドコモ系のSIM一択でしょう。

これまでドコモで使っていたドコモのスマートフォン端末をドコモ系MVNOで使うことはもちろんできるのですが、ひとつ欠点があります。

2015年4月以前に発売されたドコモのAndroidスマホ/タブレットでは、スマートフォンをWi-Fiルータのように使う「テザリング機能」が使えません。

テザリング機能なんて不要という人は問題ないです。

もっとも、2015年5月以降に発売されたドコモのAndroid端末、またはSIMフリー端末だと、ドコモ系MVNOのSIMでバッチリ「テザリング」が可能です。
(テザリング対応機種に限る)

ただ、2019年の現在では、2015年4月以前のスマートフォンはかなり古いですし、そんな古いスマートフォンを使うメリットはほとんどありません。

基本的にキャリア向け端末であれば、利用できる電波は最適化されています。
ドコモ向けのスマートフォンであればドコモで使える電波が、au向けのスマートフォンであればauで使える電波にほぼフルで使えると思ってもよいです。

SIMフリー端末を使う場合は、対応の電波のバンドをちゃんと確認しましょう。

購入するスマートフォンのスペック表や仕様のところに、対応バンドの掲載があると思います。

以下の4Gバンドがどれくらい対応しているか見てみましょう。
4Gと3Gのバンドと周波数帯の一覧

例えば、ASUSのZenfone5などは、対応周波数BANDが以下のようになっています。
FDD-LTE
B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28

TD-LTE
B38/B39/B41

W-CDMA(3G)
B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19

上の表と比べてみると、docomoやau、softbankなどどのキャリアでもほぼ問題なく使えるのがわかりますね。

ちなみに、iPhoneはこの辺の電波の対応具合がほぼ完璧です。

以下はiPhone8の対応バンドですが、docomo、au、Softbank、Y!mobileのすべての周波数に完全対応しています。

FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42)

SIMフリー端末のメリットは、海外に行った時も海外の現地のSIMを挿してそのまま使えたりできることもあります。

また海外に行かない人にとっても、下取価格が高額になる傾向があるので、一年ごとに新しい端末を買ったりする方にもピッタリです。

また、最近はSIMフリー端末も増えてかなりお手頃な価格のモデルもありますが、20,000円程度のモデルは、はっきり言って「安かろう悪かろう」なスマートフォンが多いのも事実です。


(9)端末の選び方 ~ 性能編

まずiPhoneを選ぶなら、iPhone7/8ぐらいがいいと思います。
もちろんiPhoneXSなどは性能はいいですが、新品だと値段が10万円を超えてちょっと高すぎます。

iPhone7以降であれば、ApplePayなどにも対応しています。
相場としては、
iPhone7 32GBのSIMロック解除モデル 未使用品 39,800円
iPhone8 64GBのSIMロック解除モデル 未使用品 52,800円
(2019/04/30現在)
ぐらいですね。

初心者用のiPhoneとしては、iPhone7/8は値段と性能のバランスがよいです。
もちろん、iPhone7/8は初心者でなくても充分使える端末です。

Androidの場合は、端末を選ぶのに少しコツはあります。

メモリは最低4GB、できれば6GB以上のものを選びましょう。

CPUはQualcomm® Snapdragon™(スナップドラゴン) であれば、8xx、6xxぐらいがおすすめです。

ハイスペック(最高性能):Snapdragon 8xxシリーズ
ミドルハイスペック(高性能):Snapdragon 6xxシリーズ
ミドルスペック(中性能):Snapdragon 4xxシリーズ
エントリースペック(低性能):Snapdragon 2xxシリーズ

ミドルスペックの4xxシリーズや2xxシリーズはオススメしません。

あと、液晶画面は5インチ以上のフルHD(1,920×1,080)以上がオススメです。

ASUS Zenfone5などは2,246×1,080ドット(フルHD+)となっていて、液晶は精細で綺麗です。

値段と性能のバランスが良いAndroidは、ASUSのZenfone5ぐらいかなと思っています。
ちなみに、ASUSは台湾メーカーです。

まとめると、iPhoneだったら iPhone7かiPhone8。

Androidだったら、
・Snapdragon 6xxシリーズ以上
・メモリ6GB以上
・フルHD以上
・対応バンドをちゃんとみる
ってところですかね。

ちなみに、例えばSoftbankなどのキャリア版(非SIMフリー)のiPhone6/6Plus/iPhone5s/5c/5/4sなどを裏ワザで格安SIMで使う方法もあります。

【自動解除】【音声通話/4G-LTE通信対応】IDEALLTE 4G+ Au、SoftBank、DocoMoのiPhone7/ 7 Plus/ 6S/ 6S Plus/6/6 Plus/ 5S/ 5c/ 5/ se SIMロック解除アダプタ/SIM Unlock アンロック SIMフリーという製品などを使うと、キャリア向けのiPhoneがSIMロックフリー端末として使えますが、はっきり言って難易度が高いです。

詳細はご自身でお調べ下さい。


(10)新しいスマートフォンはネットや専門店で買う
新たなスマートフォンは、ネットや専門店などで購入しましょう。

ビックカメラやヨドバシカメラなどの量販店は結構値段が高いです。

中古の端末は新品と比べても思ったよりも値段が変わらず安くないのと、スペックが低い場合が多い、電池が消耗している、不具合がある可能性がある、などの理由から、できれば新品を選んだほうが良いと思います。

新品という表記じゃなく未使用品、未開封品でも良いです。

オススメのショップはイオシスじゃんぱらですね。
秋葉原などに店舗がありますが、通販で買っても良いです。

イオシスやじゃんぱらで値段を見て、Amazon.co.jpで買っても良いです。
Amazonのほうが若干値段が高い場合が多いですが…。

あと、キャリア向けの端末の場合、ネットワーク利用制限がかかっている場合があります。
ようはキャリアで分割で買った場合の残債があったとき、端末の利用制限がかかってしまうことがあります。
「○」であればOKですが、「△」はグレーで、「×」「−」はNGです。

イオシスなどでは、ネットワーク利用制限(通信規制、赤ロム)になった場合の永久保証があります。
メルカリやヤフオクの利用はやめておきましょう。


(11)現在キャリアで使っている端末をMVNOにする手順

現在、キャリアでiPhoneを使っていて、端末はそのままで回線のみMVNOにする場合、手順としては以下となります。

現在使っているキャリア(docomo/au/softbank)にて
1.端末残高一括支払い
2.一括支払い確認
3.SIMロック解除手続き
4.SIMロック解除確認
5.MNP予約番号取得
6.iPhoneの場合は「iPhoneを探す機能」をオフにする
———————————-
7.格安SIMキット購入
8.格安SIM申し込み(MNP番号入力)
9.SIMカード到着
10.SIMカード切り替え作業(キャリア→格安SIM)
11.新SIMをぶっさしてプロファイルのインストール(プロファイルをインストール)
という感じになります。

Androidの場合は少し簡単で、
現在使っているキャリア(docomo/au/softbank)にて
1.端末残高一括支払い
2.一括支払い確認
3.SIMロック解除手続き
4.SIMロック解除確認
5.MNP予約番号取得
———————————-
6.格安SIMキット購入
7.格安SIM申し込み(MNP番号入力)
8.SIMカード到着
10.SIMカード切り替え作業(キャリア→格安SIM)
11.新SIMをぶっさしてAPN情報の設定(不要な場合も多い)
という感じです。

APNの設定が必要といっても、端末のAPN情報に
ユーザー名 mobileid@ocn
パスワード mobile
APN lte-d.ocn.ne.jp (LTE端末用) / 3g-d-2.ocn.ne.jp (3G端末用)
認証方式 CHAP(推奨) / PAP
の4箇所を入力するだけなので、簡単ですけどね。
※OCNモバイルONEの例

※最近のAndroidでは、あらかじめ主要MVNOのAPN情報がプリセットされていますが、これらをすべて削除して手動でAPN設定したほうが安定すると言われています。


(12)最後に
値段を簡単に計算した場合、
端末代 40,000円、
OCNモバイルONE 6GB/月コース 2,322円(税込)として、
24ヶ月では月々あたり、3,988円となります。

キャリアで契約して使うよりもだいぶ安いと思います。

これまでのMVNO&格安SIMは、普通の音声通話が使えないなど、一般の人が使うには不便過ぎる安かろう悪かろう的なモノでしたが、今ではもうキャリアのサービスと比べても遜色ない、普通の人が普通に使えるサービスになってきたな、と痛感しました。

ちなみに、各キャリアの18年3月期の連結決算の数字は
NTTドコモの売上高3兆8984億円、営業利益は8328億円。
auブランドの売上高は3兆8996億円、営業利益は7329億円。
ソフトバンクグループの売上高は3兆2298億円、営業利益は6829億円。

うーん、免許制の電波事業者なのに、儲け過ぎかな…と。
毎月8,000円などの高額な通信料を払って、牛丼無料などちょっと意味が不明かな…と。

口の悪い人は「格安MVNOを使うのは貧乏人」と言いますが、普通のキャリアを使う人は「搾取される情弱」と言われます。
まあ、どっちもどっちですが(笑)、自分が納得して使っていればいいかなっと。

ということで、MVNOのススメでした。
よいスマートフォンライフを!

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