おばけ探知機 BAKETANとデジタルお守りのMamoridamaを買いました

おばけ探知機 BAKETANとデジタルお守りのMamoridamaを買いました

サウナ愛好家でも有名な漫画家「まんきつ」先生のTwitterで知った「BAKETAN」。
「おばけ探知機」という怪しいグッズです。

「おばけ探知機ばけたん」は、2006年に発売された「空間に存在するおばけを特殊なセンサーで発見する」というコンセプトの小型おばけ探知機。

第1世代「初代ばけたん」
第2世代「ばけたん2」
第3世代「ばけたん霊石」
に続き、2019年11月には第4世代モデル「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」が発売となりました。

いやー、これ普通のまともな感覚の人からしてみると、怪しさ100%ですよねwww

そして、プロモーションビデオも、わりとちゃんと作ってあるwww

でも、原理を調べてみると、わりと「まとも」な感じの構造です。

「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」は乱数の出目の偏りを検出し、それによっておばけの存在を検知しようとするガジェット。

「超常的な、何かしらのエネルギーが存在などする場合、ランダム発生器に偏りなどが発生するのではないか?」という考えを元に作られています。

これは世界の超常現象の研究で、ランダム事象を用いるのが主流になりつつあるとのことで、超心理学的には、霊の存在は乱数発生器に影響を及ぼすという理論があって、それを応用して開発されたのが『BAKETAN』というわけです。

ホンマかいな?www

「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」で手動サーチを実行した場合、仕組みとしては、ボタンを押した直後に本体に内蔵されている「霊界アンテナ」に乗った環境のノイズ(電磁波、静電気、音圧変化など)を、内部のマイコンを介してピエゾ素子で拾い、乱数を発生させて測定するそうです。

乱数の発生には、乱数表(疑似乱数)を用いてますが、表の種付け(表のどこから始めるか)をするために、アンテナを用いて、より完全乱数に近づける様に工夫しているそう。

発生した乱数の統計的な偏りを、LEDの色で表示して表します。

おばけ探知機 BAKETANとデジタルお守りのMamoridamaを買いました

なので、「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」自体がおばけがいるかどうか判断しているのではなく、乱数がどのように出ているかを判定して、色を出しているという訳。

もう少し原理を簡単に言うと、このガジェットの中にマイコンで発生させる疑似乱数…つまり、サイコロみたいなものが入ってます。

それで例えば、サイコロを8回振り、特定の数字に偏りが出ると赤、ランダムに全ての目が出れば、青が光る様に作られています。

例えば、
1、5、6、4、2、1、5、6
みたいなランダムな出目であれば、緑 = ニュートラルな位置にあると判定され、

例えば、
1、2、3、4、5、6、1、2、
のように、数字が綺麗に並んだら、良い兆候として青 = 良い霊がいる、と判定され、

例えば、
1、1、1、1、5、5、5,5、
のように、数字が相当偏ったら、悪い兆候として赤 = 悪い霊がいる、と判定しているみたいです。
※出目はあくまでも例です。

Amazonのカスタマーレビューには以下のようなデータもありました。

計1,200回程度各々の色の発生率を確認したが、実績として
青:1.3%、水色:25.4%、緑:59.5%、黄色12.0%、赤:1.8% となった。

これぐらいの確率で、色が変わって表示されるみたいです。

ちなみに、乱数発生器による実験は世界各国で行われているそうで、日本だと明治大学でも研究されているとか。

プリンストン大学による「世界意識プロジェクト」というのがあって、世界のいくつかの場所に乱数発生器が置かれていて測定しているとのことで、アメリカ同時多発テロや東日本大震災のときも、乱数に大きな偏り反応があったというエピソードあるみたいです。

なかなか面白いですね。

「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」には、自分で1回ボタンを押して行う手動サーチ以外に以下のようなモードもあります。

■自動サーチモード
ボタンを押すことによって手動サーチができますが、普段は自動サーチモードが常に働いています。

手動サーチモードまたは継続サーチモード、バリアモードを使っていない場合は、「BAKETAN」は常に10分毎に自動サンプリングしてサーチしています。
測定の結果が赤または、青の時にLEDが光ってお知らせしますが、アラームは鳴りません。

■継続サーチモード
ボタンを2回押すと「継続サーチモード」になって、約5分、乱数を発生して測定します。
8回測定を繰り返し、測定の結果が赤または、青の時にLEDが光ってお知らせしますが、アラームは鳴りません。

■バリアモード
ボタンを長押しすることで、約10分バリアモードになります。
これは「BAKETAN」の乱数を、強制的に偶然の出目にして、緑の表示になるようにしたものです。

なお、「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」には、「外部からのエネルギー吸収を高める」「マイナスのエネルギーを中和する」という「御守り石」としての役割として爆裂水晶というクオーツが入っているとのこと。

Youtubeなどで「ばけたん」を調べてみると、肝試しなどに「BAKETAN」を持って行って検証している人もいるので、興味がある人は観てもらればと思いますが、メーカーである​​株式会社ソリッドアライアンスのインタビュー記事などをみると、東京都品川区に「鈴ヶ森刑場跡」という、江戸時代の処刑場跡があるんですが……そこで10人10個のばけたんを同時に使ったところ、7個が赤反応を見せたんですよ…とのこと。

これが本当なら、なかなか凄いですね。

「BAKETAN」にはラピスラズリを搭載したBAKETAN 霊石 – 空 KUと、ローズクォーツを搭載したBAKETAN 霊石 – 桜 Ⅱ SAKURA2のバージョンがあります。

それで、次は「デジタルお守りのMamoridama」。

「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」は500円玉サイズのキーホルダータイプでしたが、「Mamoridama」はゴルフボール程度の大きさの据え置きタイプ。

「Mamoridama」は、「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」と同じように、乱数を利用した異常検出プログラムを利用しています。

異常を検出した際には同時にその場の波動を計測します。

「Mamoridama」は常に自動で周辺の状態を計測していて、特殊な状態を検出すると「赤」又は「青」に点滅。
その後ゆっくりと様々な色に変化します。

赤(好ましくない状態)→「浄化を行う(最後は青点滅し浄化が完了)」

青(好ましい状態)→「好ましい状態を増幅し活性化(最後は白点滅で完了)」

赤の場合については波動を相殺し、青の場合には増幅するようにプログラムされています。

「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」のバリアモードは単純に乱数の偏りをプログラム上排除する形ですが、「Mamoridama」の赤の場合は、ノイズキャンセリングイヤフォンのように、打ち消すって感じでしょうね。

「波動」っていうのが、ちょっとよくわかりませんが。

「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」には「霊界アンテナ」というものがついていますが、「Mamoridama」のほうには「霊界アンテナ」に相当する「メビウスアンテナ」というものが付いています。

これは、「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」と同様に、内部のマイコンを通してアンテナとピエゾ素子はつながっている形になります。

なお、「Mamoridama」には、爆裂水晶(クラッククオーツ)やラピスラズリのような石は搭載されていません。

■手動浄化モード
本体ボタンを1回押しで「浄化モード」が起動。
場の状態を測定し、相殺することにより浄化を行う。(最後は青点滅で完了)

■瞑想モード
本体ボタンを長押しすると白い光が点滅し「瞑想モード」に。
気持ちをリラックスさせる光と波動でより快適な瞑想が可能に、とのこと。

「Mamoridama」は身近なところに置いておいて、何か悪い前兆があれば、デジタルのチカラで防いでくれる…みたいです。

STARWARSの有名なセリフ「嫌な予感がする (I have a bad feeling about this)」という状態を回避してくれるんですね!

とまあ、わかったようなわからなようなという感じではありますが、乱数の偏りから地震や災害の予知ができるんじゃないかという話もあり、「おばけ探知機ばけたん」と「Mamoridama」はジョークグッズとしてもなかなか面白いと思います。

自分としてはまだ効果とかが実感できた訳ではないのですが、こういうグッズも楽しんで使えるような、アタマの柔軟性とココロの余裕が欲しいかなと思います。

おすすめです!

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