この日は休日なのに、上野でランチミーティングをすることになりました。
3名での食事だったのですが、ボクも含めて結構食べ物にうるさいばかりで「船頭多くして船山に登る」状態になって何を食べようかなかなか決まりません。
しかもこの日はなぜか上野に人が多くて、駅なども凄い混みよう。
駅付近の普段はガラガラな飲食店でも軒並み行列になっています。
「じゃあ、ちょっと湯島方面に行こうか」ということで「池の端藪蕎麦」に向かいましたがあいにくの休み。
「そしたら、阿吽の四川担担麺なんてどうですか?」というボクの提案も却下。
「それだったら、デリー上野店でも…」と向かったら結構な行列。
「なんか焼肉気分になってきた」という声があがり「それだったら、懐かしの上野のコリアンタウンに行こう!」となりました。
東上野のコリアンタウン、キムチ横丁はボクは足を踏み入れたことが無いエリアです。
同行している先輩たちが言うには、この辺もずいぶんと綺麗になったみたいで、昭和通り沿いには大きくて新しいビルが建ったりしています。
そして、このコリアンタウンも相当縮小されているみたいですね。
確かにわずか数ブロックのみが時代から取り残されて、戦後のままの雰囲気を残しているような感じです。
ここには焼肉店、総菜店、食材店などがあります。
この辺では「東京苑」という焼肉屋が有名で、ボクも以前からブックマークしていました。
「東京苑」がある裏路地などは、戦後のバラックの感じが残っているように思います。
しかし、「東京苑」は座敷席しかないようなので却下されまして、近くにあった「馬山館(まさんかん)」に勘で入りました。
店の1階はテーブル席と小上がりがあります。
小奇麗な感じではありませんが、汚くて仕方ないというわけでも無いです。
有名人もたくさん来ているようで、色紙もたくさん貼ってありました。
メニューを見て、最初はランチではなく普通のメニューを食べようということでしたが、「ボクはランチ食べます」ってことで、皆ランチメニューになりました。
ランチは「はらみ」「カルビ」「ロース」「中落ちカルビ」から選べて、肉の量は100g、150g、200g、250g、300gとわりと結構細かくオーダーできます。
こういうシステムは良いかも。
なので、ロース250g、カルビ250g、ハラミ150gの各ランチをシェアして食べることにしました。
あとはランチビールに、チャンジャ、サンチュも一緒にオーダー。
まずはビールとチャンジャが出てきました。
チャンジャは美味しいですが、かなりニンニクが効いています。
その後しばらくしてランチが来ますが、肉、ライスとスープ、白菜キムチにオイキムチ、カクテキ、ムチェキムチ、ナムルなど結構いろいろ乗ってますね。
鉄板はガスを使っていて、無煙ロースターなどではないので結構モクモクと煙がでます。
かなりレトロな感じ。
(写真は撮れませんでした…)
肉はあらかじめたっぷりのタレがついていて、何か懐かしい感じのコッテリした味。
どれも硬くないですが、ハラミがわりと柔らかくて美味しかったかな。
どれも肉の旨味というのはあまり感じませんでしたが、そこそこ美味しいです。
最近の焼肉屋さんには無いような、肉々しい、動物の肉を食べてる感がありました。
先輩はシメに「冷麺」を食べていましたが、結構ボリュームがありました。
全体的に激ウマ!という感じではないのですが、「なるほどねー、コリアンタウンに来ているねー」という雰囲気はあります。
東上野コリアンタウン・キムチ横丁は、昭和通りを越えると結構すぐの場所なので、上野に来て焼肉を食べたくなったら、アメ横の方面だけでなく、たまにはこちらに来ても良いかと思います。
コスパも良いので、韓流好きの女子と来てもよいかも。
馬山館も良いのですが、次はボクの中での本命の「東京苑」に行ってみたいです。
リピあり。(^^)
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