上野といえばトンカツ。とんかつといえば上野。
その上野でも、こちら「ぽん多本家」は、上野とんかつ御三家のうちのひとつです。
「双葉」はすでに閉店していますから、いまは「蓬莱屋」と「とんかつ御ニ家」になりますかね。
この日は都内でランチMTGでしたが、先方からの要望で「場所はどちらでもいいから美味しいお店に行こう」ということでここになりました。
伺ったのは、平日のお昼、13時過ぎぐらい。
こちらはずいぶん久しぶりですが、食べログをレビューするようになってからは初めて来ました。
ちょっと薄暗いお店で、2階のテーブル席に案内されました。
メニューには、いろいろフライ系の料理が並んでいますが、迷うこと無く「カツレツ」(2,700円)に、「ご飯・赤だし・おしんこ」(540円)をもらいます。
ほどなくして出てきた「カツレツ」は薄いきつね色で美味しそう。
というか、最初に「カツレツ」本体が出てきて、後からご飯や赤だしが出てきますが、まずは先にご飯などを持ってきてもらいたいですね。
カツは揚げる時間を見計らって、ちょっと先にご飯を配膳して、すぐに熱々のカツを頬張れるように手配して欲しいものです。
最初は塩をつけて一口食べると、少ししんなりとしていますが、ジューシーです。
他のお店と違って感じたのは、肉にはもちろん旨味がありますが、衣にも甘みと旨味が感じるところですね。
ソースは薄いウスターソースです。
名前が「カツレツ」というから、「ザ・とんかつ屋」というよりは、洋食屋だったのかもしれません。
こちらのカツレツは味はお値段なりに美味しいですが、若者が好きなガッツリしたタイプではありません。
蒲田の丸一のように、ラードを使って肉々した感じではないですね。
これは人によって好みもありますが、ボクはガッツリ系のほうが好きです。
カツも美味しいのですが、ご飯や赤だしも美味しいですね。
特にご飯は良い風味の炊きあがりでした。
トンカツ(カツレツ)の定食が3,240円というのは、価格はほぼ最高クラスといえるでしょうね。
ブランド代が乗っているので、適正価格は2,000円ぐらいかなと思いますが。
「美味しいカツレツ」を食べたいのであればこちらも良いと思いますが、「美味しいトンカツ」を食べたいのであれば、コスパを差し引いたとしても、蒲田にある丸一、檍、鈴文などのほうが満足度は高いかなと思います。
まあ、好みの部分もありますけどね。
上野には他に安くて美味しいトンカツ屋が結構ありますから、こちらへの再訪は少ないかもしれませんが、次はビーフシチューかポークソテーを食べてみたいですね。
リピあり。(^^)
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