三重県は四日市市の名物トンテキ。トンテキとは豚肉を焼いた料理で、独特のソースがかかっています。
ボクの最も好きな料理のひとつであり、豚肉を最も美味しく食べる調理方法のひとつだと思っています。
四日市市には縁があって、昔はしょっちゅうトンテキを食べていました。
その本場、四日市のトンテキが東京で食べられると聞いて楽しみにしてきました。
お店は浅草橋駅から5分程度の、大通りから少し入った落ち着いた場所にあります。
テーブル4席・カウンター6席の程度の小さなお店です。
最初からトンテキ定食を食べようかと思いましたが、三重県の的矢かきがあるとのことなので、生牡蠣を頼みました。
うん、エグミも臭みも無く、とても美味しいですね。
次はバジルソースのサラダを食べてみました。
ボクはけっこう生野菜が好きでないのでサラダを注文することは珍しいのですが、ここのサラダは美味しかったです。
サラダを食べないというのは、多くのレストランのサラダがまずいから食べないだけであって、ちゃんとした有機野菜などのこだわったお店のサラダであれば食べます。
野菜嫌いでも偏食でも無いので誤解なきよう。
さて、メインディッシュのトンテキはお腹が空いていたこともあり、ライスと味噌汁のついた定食にしました。
ほう、かなり美味しいですね。
期待を裏切らないトンテキらしいソースは少し甘め。
脂が多いロース肉ですが、良いトンテキは脂があっても、しつこくなくどんどん食べられるのですよ。
これは不思議ですね。
良いトンカツにも感じられる、良い豚の脂の旨味が口の中に広がります。
お約束のホクホクのニンニクも美味しいです。
ゴハンが進みますね。
ソースが絡まったしなしなになったキャベツを食べるのもトンテキを食べるときの楽しみのひとつですが、これまたいい感じです。
まあ、キャベツはちょっと少なめでしたね。
ボクは四日市のちゃんというラーメン屋のトンテキに慣れ親しんでいるのですが、ここグラシアのトンテキとは少し違った味です。
しかし、どちらが良いという訳ではなく、どちらも美味しいトンテキです。
渋谷にある東京とんてきを食べた時は、ちょっと違うかなと思ったのですが、ここグラシアはかなり良いと思います。
トンテキ以外のメニューも美味しかったですし、雰囲気も良いですね。
酒は飲んでいませんが、食堂酒場というだけあってワインなども豊富にそろっていそうです。
少し穴場的なお店で、わりと年齢層が高めなお店かもしれませんが、若い人がトンテキを食べにだけ行っても問題は無いと思います。
次もトンテキを食べに来ると思いますが、違うメニューにも挑戦したいです。
リピあり。(^^)