富士山の麓の人の少ない静かな田舎で雪が積もると、夜はほぼ無音になる。
そして外にいると、空からゴーという音が聞こえてくる。
星空を見上げると、飛行機✈が多い時で5機ぐらい同時に飛んでいる。
飛行機の運行状況がリアルタイムでわかるflightradar24.com で調べてみると、高度10,000mぐらいのところを飛んでいるらしい。
国内線も国際線もいるみたい。
となると、この辺は高度1,000mだから、約9,000m上空を飛んでるわけで、そのゴーという音は、飛んでいる飛行機からずいぶん遅れた位置から聞こえてくる。
ちなみに、さっき飛んでいたのは、United Airlinesの上海発、ロサンゼルス行き。時速は1,137km/h。
で、高度10,000mというとマイナス55℃ぐらいらしく、この辺はマイナス10℃ぐらいなので、平均してマイナス30℃ぐらいとして、音の速さはだいたい秒速313.5mになるので、真上に飛んでいる飛行機の音だと28.7秒ぐらい遅れて聞こえる…はずですね。
となると、見えている飛行機と聞こえる音は、9,069.2m=9kmぐらいの差があるってことかな。
まあ、どうでも良いことでしたが、ずいぶんたくさんの飛行機が飛んでいてスゴイなぁというのと、あんなに遠くはなれているのに音が聞こえてスゴイなぁ、という感じでした。