自作系オーディオにチャレンジ Vol.9 / 自作スピーカーの音工房Zのスーパーツイーターを買いました

自作系オーディオにチャレンジ Vol.9 / 自作スピーカーの音工房Zのスーパーツイーターを買いました

自作スピーカーの音工房ZのZ1-Livornoを買ってから、早くも1年が経過しようとしています。
時間が経つのがなんと早いことか…。

自作系オーディオにチャレンジ Vol.8 / 自作スピーカーの音工房ZのZ1-Livornoを買いました

Z1-LivornoとAIRBOW – AI301 Special Ver.2を中心とした現在のデスクトップオーディオにはまあまあ満足していますが、「やっぱりスーパーツイーターを追加したいなぁ」と常々思っていたので、自分の誕生日プレゼントとして【Z】スーパーツィーターキット(ペア)を買ってみました。

この【Z】スーパーツィーターキットは自分ではんだ付けなどが必要な自作スピーカーです。

Amazonで11,280円と値段は安く設定されていますが、実は同社から発売されている「Z501スーパーツィーター(V2)」(39,800円)と同じリボンツイーターを採用しているようです。

スーパーツイーターは超高域を伸ばす意味合いが強いとは思うのですが、実のところ超高域だけではなく中高域にもスパイスのように作用して、音像の輪郭全体をクッキリさせる効果があります。

ハイレゾのスピーカー・ヘッドホン高域再生性能の定義として「40kHz以上が可能であること」とあるのですが、【Z】スーパーツィーターキットの周波数特性は5KHz~50KHzなので、使っているスピーカーをハイレゾ化するスーパーツイーターと言えるでしょう。

以前にオラソニック製のスーパーツイーターを使っていたのですが、どうも高域のシャカシャカ音が気になり撤去しました。

オラソニックのスーパーツイーターの周波数特性は約2KHzから40KHzでしたが、音工房Zさんにも相談したところ、シャカシャカ音が気になるのは、5~10KHzあたり帯域になるとのこと。

この帯域の音量を減らし、さらに上の10KHz以上だけを取り出すようにするには、コンデンサーの容量を小さくすれば可能とのこと。
ただ、スーパーツイーターの効果を耳で実感することが少なくなる恐れはあるらしいですが…。

まずはスーパーツイーターキットに付属している1μFのコンデンサーを試してみて、シャカシャカが気になるようだったら0.82μFや0.56μFと下げる=(音量が下がる)と良い、というアドバイスをもらいました。

音工房Zさんに言われたとおり、まずは1μFのコンデンサーをつけてみたところ問題なくマッチしているようで、デスクトップオーディオのニアフィールドリスニング環境においてもシャカシャカ音は気にならず、解像度が上がった気がします。

塗装はZ1-Livornoと同じようにターナー色彩 アンティークワックスを使って白色に塗装をしましたが、今のところムラがあって、皆様に自信を持ってお見せできる仕上がりではないです。笑

今後、時間を作って少しずつ「塗り」→「乾燥」→「磨き」→「はみ出したワックスの除去」を繰り返して仕上げて行こうと思います。

先日、秋葉原にある日本で最も高級なオーディオ機器を販売しているオーディオ屋のひとつであるダイナミックオーディオ5555に行って、数10万円から数千万円までいろんな機材を見て聴いてきましたが、デスクトップで使うオーディオとしては「このシステムでもう十分完成したかなー」という感じもしています。

200万円ぐらいのシステムとうちのシステムを、普段聴いている音量で目隠しのブランドチェックしたら、そんなに差が出ないような気がしています。

まあ、オーディオなんて所詮自己満足の世界ですし、これ以上システムをアップグレードしても一気にコスパが悪くなるので、とりあえず打ち止めかな?というところです。

とはいえ、このデスクトップオーディオも定価では37万円ぐらいかかっているから安いシステムとは言えないのだけど…💧
うちで稼働中のオーディオ

といっても、また何か追加や変更するかもしれませんが、一旦、自作スピーカーは一段落ということにします。
では、また。

P.S.ダイナミックオーディオ5555で最近話題のペアで5万円程度からラインナップしている廉価なスピーカーメーカーのPolk Audioを取り扱っているのが驚きましたし、取り扱いが無いと思っていたWharfedaleKEFも売っていると聞いて安心?しました。

まあ、みんなイヤホンで音楽を聴くようなこの時代に、1本100万円を超えるような高額スピーカーばかり売る商売は難しいだろうなーと…。