オーディオアンプの電源ケーブルを交換してみました

アンプの電源ケーブルを交換してみました

オーディオ機器をいろいろ聴き比べしてみました」でアンプやらスピーカーケーブルやら電源ケーブルやらを交換して音の変化を試してみましたが、うちのオーディオにも少しだけ手をいれてみたくなりました。
ってことで、友達から電源ケーブルをもらって借りてきました。

電源ケーブルはJorma Design(ヨルマ デザイン)というスウェーデンのメーカーのAC LANDAというものです。
アンプの電源ケーブルを交換してみました

なんでも新しいモデルが出て、そっちのほうが音がいいから、古いのを貸してあげるってことみたいです。
これ…1.0mなんですが…143,000円もするんか…。

で、うちにあるWadia 151 Power DAC miniというプリメイン+USB DAC一体型のパソコン向けアンプに繋いでみました。
Wadia151 Power DAC mini

電源ケーブルを替えてみた結果、やっぱり音質がクリアになって、キレが出て、滑らかに感じます。
また、低音の量感も増えました。

まあ、Power DAC miniもちょっと古いアンプですが、それでも定価は162,800円ぐらいしていました。
普通の感覚でいうと、これも十分に高級品ですよね。
ですが、電源ケーブルもほとんど同じ値段…。

とはいえ、その効果は十分にあったと思います。
正直プライスは高すぎですけどね。(汗)

ということで、前回スピーカーケーブルも替えたし、まあそこそこで満足しています。
次はUSBケーブルもいいものにしてみたいなぁ…とか思い始めてますが、まあ、そのうちって感じで。

オーディオ機器をいろいろ聴き比べしてみました

オーディオ機器をいろいろ聴き比べしてみました

オーディオ好きな友達んちのパワーアンプが壊れてしまったので、代わりになるアンプを聴き比べしたりしました。

機材は吉田苑クリアーサウンドイマイいうオーディオ屋さんからお借りしました。

壊れてしまったのはNIROというメーカーのステレオパワーアンプ NIRO 1000 Stereo Poweramp。
250万円もする高級品です。
NIRO1000
本当はメーカー修理をしたいのですが、このNIROっていうメーカーはもう無くなっているようです…。
そこで修理ができる他の工房などを探したりしていますが、なかなか時間がかかるようです。

そこでNIROの代わりとなるパワーアンプの候補である、
MBL Stereo Power Amplifier 8010 約120万円
CAMBRIDGE AUDIO EDGE W 約40万円
をとりあえず聞いてました。

オーディオ機器をいろいろ聴き比べしてみました
オーディオ機器をいろいろ聴き比べしてみました

スピーカーはソナス・ファベールのストラディヴァリ・オマージュ 6,160,000円という超高級品。

パワーアンプを比較した結論をカンタンにいうとMBLのほうが価格3倍分の価値はあって音がいいね。
CAMBRIDGE AUDIOは40万円にしては善処しているかなってところ。

でもやっぱりMBLよりもNIROのほうが良かったというか、音質が好みだったかなって感じ。
なのでやっぱりNIROを修理するしかなさそうです。

オーディオ機器をいろいろ聴き比べしてみました

もうひとつ、ハイエンドではなく、そこそこ良いオーディオも比較します。
Lyric N-mode X-PM7 MKⅡ 1bit プリメインアンプ 330,000円
Lyric N-mode X-DP7 DAC 264,000円
も聞いてみました。

オーディオ機器をいろいろ聴き比べしてみました

このRyricっていうメーカーはマニアの中では有名なSHARPの1bitアンプを作っていた人が創業した新興メーカーです。

これをソナス・ファベール ストラディヴァリ・オマージュに繋いでみたところ低音が全く出ない。

まあ、ストラディヴァリは大きすぎるから、THIELのブックシェルフ型スピーカー「SCS4」ペア30万円程度につないでみた。

でも、やっぱり音がうまく出ていない。
同じSHARPの1bitアンプのSM-SX10 25万円程度と比較しても、全然音が出ていない。

音質もSM-SX10のほうが良いんじゃない??って感じ。
でもSM-SX10は10年以上前のアンプなんだけどねぇ。
特別ハイエンドでもないし。

X-PM7 MKⅡの最大出力は32Wx2(4Ω)、20Wx2(8Ω)ってことなんだけど、やっぱり非力すぎるかなって…。
SM-SX10は、100W+100W(4Ω)、50W+50W(8Ω)だからね…。

アンプはそこまで進化の激しいものではないのだけど、1bitアンプだから新しければ新しいほど良いかな?って思ったけど、そうでもなかった。

DACのX-DP7のほうは値段のわりにはなかなかいい。
でも、10年以上前のDAC dCS Elgarと比べると、ちょっと今ひとつかな…。

今回の試聴ではの結果としては
・ハイエンドのほうのパワーアンプはNIROを修理する
・N-modeは頑張っているけど、もう一歩。今回は購入は無し

あと、吉田苑のオリジナルケーブルも試してみた。
・雷光 hina スピーカーケーブル 雷光/ペア 1.5m 30,000円
・hina RCAケーブル 極光 1m 30,000円

これも結論をいうと、スピーカーケーブルはなかなか善処しているけど、やっぱりPAD社の数10万円高級ケーブルには負ける。

でも、RCAケーブル極光はなかなか良い。

オーディオ機器をいろいろ聴き比べしてみました

あと驚いたのが電源ケーブルを付け替えるだけで、本当に音が変わる。
相当変わる。

今までは「音質がよくなったね」とか「クリアになったかな?」って感じだったんだけど、今回の実験では、電源ケーブルを替えると低音の出力特性がかわって、ボンボンと鳴り響くようになったとか…面白い体験ができた。

これ、マイクで録音して解析したら、音の違いがデータになって目でわかるよね。

あと、電源ケーブルってパワーアンプを替えるより、プリアンプのほうが効果がある。
それにパワーアンプよりDACとかのほうが効果的とか…。
これもいままでの自分の認識とは違って面白かった。

よく5chとかにあるコピペで…

電源コードを変えると音が変わるのはピュア界では常識です。
私は発電所から専用線で我が家まで電力を引っ張り込んでいます。

電線の材質は無酸素銅が最高ですよ。
おかげで、ウチはミニコンですが、ハイエンドよりいい音がしますよ。
ちなみに電力会社の違いでも味付けにサがでるよ。

電力会社 長所 短所 お奨め度
東京電力 バランス モッサリ遅い C
中部電力 低域量感 低域強すぎ A+
関西電力 高域ヌケ 特徴薄い B
中国電力 透明感 低域薄い B+
北陸電力 ウエットな艶 低域薄い A-
東北電力 密度とSN 低域薄い A+
四国電力 色彩感と温度 低域薄い A
九州電力 バランス 距離感 C
北海道電力 低域品質 音場狭い B-
沖縄電力 中高域艶 モッサリ遅い A
で、上は発電所から5km地点での特徴。

それより自宅〜発電所間の距離が長いと上記特徴+マイルドの味付け
短いと上記特徴+刺激的な味付けが加わるよ。

っていうのがあるけど、これは冗談として…。
素朴な疑問は発電所で作られた汚い?電力なのに、オーディオの電源ケーブルを替える意味があるのか?

答えは「あり」で、イメージとしては水の浄水器みたいな感じ。
電気が発電所からやってくるわけですが、最後の最後で高級電源ケーブルで浄化してあげると良いって考え。

なので、愛好家は1本10何万円するような高級な電源ケーブルをアンプなどに取り付けるわけですが、電源コードは長ければ長いほど音がキレイになるってらしい。

逆にスピーカーケーブルは短ければ短いほど良いとか。

なかなか奥が深いし勉強になりますね。
ボクの場合は、そこそこのオーディオで音楽を楽しめれば、とりあえずはそれで良しって感じです。