コミック版「孤独のグルメ」に出た繊維街のノスタルジックな洋食屋 ~ 日暮里 ニューマルヤ

コミック版「孤独のグルメ」に出た繊維街のノスタルジックな洋食屋 ~ 日暮里 ニューマルヤ
コミック版「孤独のグルメ」に出た繊維街のノスタルジックな洋食屋 ~ 日暮里 ニューマルヤ
コミック版「孤独のグルメ」に出た繊維街のノスタルジックな洋食屋 ~ 日暮里 ニューマルヤ
コミック版「孤独のグルメ」に出た繊維街のノスタルジックな洋食屋 ~ 日暮里 ニューマルヤ
コミック版「孤独のグルメ」に出た繊維街のノスタルジックな洋食屋 ~ 日暮里 ニューマルヤ
コミック版「孤独のグルメ」に出た繊維街のノスタルジックな洋食屋 ~ 日暮里 ニューマルヤ

孤独のグルメ2というコミックの第12話「東京都荒川区日暮里繊維街のハンバーグステーキ」に出てきたお店。

孤独のグルメってドラマになって有名になってきましたが、コミックスはまだ2巻しか発売されていないのですね。
なんですが、この「孤独のグルメ2」は以前の「孤独のグルメ」の世界観とちょっと違うような気がします。
どちらかと言うと、ドラマ版孤独のグルメをコミックスにしたような雰囲気です。

日暮里の繊維街はまだ1度しか来たことがありませんが、あのジーンズのエドウインの本社があったり、アウトレット価格の洋服や布が売っていたりと、なかなか面白い街だと思いました。

伺ったのは平日の夜。
場所は日暮里駅から徒歩10分程度の場所にありますが、常磐線の三河島駅、鶯谷駅のどちらからも遠いような場所にあります。
散歩がてらだと三ノ輪駅ぐらいから歩けるかもしれません。

店の前まで行くと、蔦で生い茂った建物にビックリです。
漫画で見たとおりのままですね。

お店に入る前にショーケースの中の食品サンプルを眺めていましたが、ちょっと年季が入っていますね。

19時近い時間でしたが、先客はゼロでガランとしていました。
年配のご主人が1人で切り盛りしているようです。

注文はやはり漫画でみたハンバーグに目玉焼きがついている「ハンバーグステーキ インペリアル」(750円)を頼みます。
ツレは「ポークソテー」(800円)にしました。

ライスは別売りで、並が200円です。

店内は昔ながらの昭和っぽい雰囲気を残す洋食食堂な感じで、赤い椅子が可愛いです。
わりと清潔感があって小奇麗になっているのは高ポイントですね。

店の中まで蔦が入ってきているのには驚きました。

注文が終わると、奥の調理場からジュージューと美味しそうな音が聞こえてきます。
こういうシズル感って大事ですよね。

しばらくすると「ハンバーグステーキ インペリアル」と「ポークソテー」が同時にやってきました。
このように違うメニューを温かい状態で同時に出すことができるって職人技を感じます。

また、白い紙ナプキンにフォークとナイフがセットされるのは、ザ・洋食屋っぽくてテンションが上ります。

まずはハンバーグを食べてみますと、これはなかなか美味しいです。
変な肉の臭みも無くて、洋食屋としてはかなりレベルが高いことがうかがえます。

目玉焼きもハンバーグにピッタリですね。
インペリアル=目玉焼きは50円アップなので、よほどの理由がない限りインペリアルにしないわけにはいかないですね。

付け合せのほうれん草のソテーも美味しいです。
カラシがついているのは謎仕様ですが、これはこれでいい感じです。

続いてシェアした「ポークソテー」ですが、これも相当美味しい部類です。
豚肉は薄めですが、ちゃんと脂身の旨さもありますし味付けが良いです。

ポークソテーはカラシが非常にマッチしますね。

ゴハンは少し乾燥した感じがしたのはちょっと残念でした。
後から気づいたのですが、味噌汁などはついていなかったのですが、別にスープ(300円)があったようです。

料理は丁寧に作られていて、職人の腕を感じました。
値段はそこまで安いわけではないですが、日本橋や人形町などにある有名な洋食屋にはないノスタルジック感がいい味を出していると思います。

メニューには「しょうが焼き」や「グラタン」「オムライス」「ハムエッグ」と王道メニューがたくさんありますので、目移りしてしまいますね。
この辺にはあまり足を運ぶことがありませんが次回来ることがあれば「しょうが焼き」と「カレーライス」を食べてみたいですね。

ご主人にはいつまでも元気にお店をやってもらいたいと思いました。
リピあり。(^^)

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札幌で有名なすみれ系の味噌ラーメン ~ 高田馬場 羅偉伝 高田馬場店

札幌で有名なすみれ系の味噌ラーメン ~ 羅偉伝 高田馬場店
札幌で有名なすみれ系の味噌ラーメン ~ 羅偉伝 高田馬場店
札幌で有名なすみれ系の味噌ラーメン ~ 羅偉伝 高田馬場店

久々に札幌味噌ラーメンが食べたくなったのでネットで調べてみると、あの有名なすみれ系のラーメン屋が高田馬場にあるとわかりました。

すみれは1964年(昭和39年)8月、札幌の中の島に創業したラーメン屋。
屋号は「純連」と書いて「すみれ」。

「純連(じゅんれん)」は前店主の長男が、三男が「すみれ」として継承しているそうです。
セブンイレブンのカップラーメンにもなっている有名店ですね。

ボクは10年以上前に札幌で「すみれ」を食べたことがあって、ずいぶん前ですが「新横浜ラーメン博物館」でも食べたことがあります。
その頃の味は鮮明には覚えてはいませんが、そこそこ美味しかった記憶があります。

またボクの出身の富山県富山市には「麺屋 つくし」という味噌ラーメンが有名なお店があって、こちらの店主は札幌「すみれ」で修行したそうです。
「麺屋 つくし」は富山県×ラーメンランクで463件中で第3位(星3.59)となかなか人気の店で、麺はすみれと同じ、森住製麺を札幌から取り寄せて使っているとのことですね。

前置きが長くなりましたが、「さっぽろ純連 東京店」が高田馬場にあったのですが、残念ながら2014年9月に閉店しました。
しかし「さっぽろ純連 東京店」の店員が独立して、これまでの味を継承した「羅偉伝」(らいでん)という名前のお店を2014年10月にオープンしたそうです。

伺ったのは平日の夜。
場所は高田馬場から徒歩5分ほどの少し離れた場所にあります。
わりと高級感のある店構えですね

うーん、それにしても、この辺はあまり治安が良くない雰囲気がしますねぇ…。

カウンターが14席のみのお店ですが、店員は4名ほどいて、ラーメン店としては中規模ぐらいの大きさに思います。
まずは入り口の券売機で食券を買います。

今回初めてきたので、一番ベーシックな「味噌ラーメン」(800円)に、「味玉」(100円)と「ライス」(100円)を食べることにしました。
合計で1,000円は安くはないですね。

食券を店員に渡してしばらく待ちます。
店内には先客が2名だけと、夕食時としてはちょっとあまり人が入っていないですね。

まずはライスがやって来ました。
うーん、見た目からしてまずそうなライスです。
ゴハンは上から潰すように盛られていて、炊飯器の下のほうにあったようなお米で、炊き方もイマイチな感じ。
いくら100円のライスとはいえ、これは中々ひどいクオリティ。

そう思っていると味噌ラーメンがやってきました。
これまで食べたすみれ系ラーメンよりも、スープを覆うラードが多いような気がします。

この分厚いラードのおかげで湯気は全く立っていませんが、油の下には熱々のスープが入っています。
これは火傷に注意ですね。

そっとスープをすすってみると、結構味が濃いです。
味噌の味と言うよりは、結構化学調味料がガツンときますね。

中太縮れ麺は、札幌の森住製麺の麺らしいです。
茹で加減はちょっと固めで良いですね。

細切れのチャーシューはボリュームが無いせいか、どうもチャーシューを食べている感が少ないです。
味玉はソコソコ美味しかったです。

以前に「すみれ」や「すみれ系」のラーメンを食べたときの記憶よりは、ここのラーメンはちょっとラードが重いですね。
そして、もっとスパイスやショウガ、山椒、ニンニク系の味がしたと思うのですが、「羅偉伝」のラーメンはそういう味のアクセントも少ないです。
なにより味噌の味が存分に感じられなかったのは残念なポイントです。

昔食べた「すみれ」の味はもっと美味しいと思っていたのですが、どうも記憶を美化し過ぎていたようですね。
麺は全部食べましたが、スープはほとんど残して店を出ました。

店を出た後も、化学調味料とラードが絡んだような嫌な味がずっと舌に残るので、ペットボトルのお茶を買って口の中を清めました。
また、高田馬場駅前のサンマルクで「チョコクロ」を食べて口の中の味を中和しました。

「羅偉伝」にはずいぶん以前から行きたくてブックマークしていましたが、思っていたよりはレベルが低くて残念でした。
というか、自分の舌が肥えたのかもしれませんが。

札幌の名店の味に近いものが都内で食べられる…という価値はありますが、ボクにとっては期待外れでした。
好きな人には好きな味かもしれませんが、このレベルであればボクはもういいかなって感じです。

今回の味はかなりブレがあったように思うので、もしベストコンディションであればまた食べたいと思います。
人気のチャーハンも食べてみたいですね。
しかし、リピは微妙です…。

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