2016年3月26日現在、世界最大クラスのタブレットの代表といえば、iPad Pro 12.9と言えるでしょう。
その他の大きなタブレットは
メーカー | モデル | サイズ | アスペクト比 |
SONY | Z Canvas | 12.3 | 約3:2 |
SONY | DPT-S1 | 13.3 | 4:3 |
wacom | Cintiq 13HD touch | 13.3 | 16:9 |
Lenovo | YOGA Tablet 2 Pro | 13.3 | 16:9 |
Microsoft | Surface Book | 13.5 | 3:2 |
Samsung | Galaxy View | 18.4 | 16:9 |
ASUS | TransAiO P1801 | 18.4 | 16:9 |
のようなものがあります。
SONYのZ CanvasやMicrosoft Surfaceは性能は良いですが、OSはWindowsになってしまいます。
タブレットとして使うならWindowsよりもAndroidのほうが使い勝手が良いと思います。
画面が凄く大きい18インチクラスのAndroidは、スペックが古かったり性能がイマイチなので、ちょっと主力モデルとして使うには厳しいものばかりなんですよね。
タブレットのサイズは持ち運びや持ちやすさのことは考えずに、漫画や雑誌をみる場合の視認性だけを考えると「大きいことは正義」と言い切れると思います。
例えば、12.9インチのiPad Proと8.9インチのNexsu9がどれくらい違うか比べてみましょう。
同じ3:4のアスペクト比の液晶なので、純粋に対角線上で4インチ(10.16cm)のサイズ差です。
こうやって図にしてみると、いかにiPad Pro12.9が大きいかが再認識できますね。
iPad Proを横置きにして、雑誌や漫画の見開き表示した場合、片面だけで9.3インチのサイズの領域を確保できます。
つまりNexus9を縦置きにして、雑誌や漫画の片開き表示にした場合、iPadで両開きしたときの半分の画面よりも狭いことになります。
この時、小さいディスプレイの致命的なところが文字の小ささ。
写真や画像、グラビアはNexus9の8.9インチでも問題ありません。
十分に見やすいです。
しかし文字が細かな雑誌や漫画は読みづらくなります。
文字のみを読むことを目的としたKindleとは違い、雑誌や漫画は文字サイズが自由に変更できないので非常に文字が読みにくいです。
これは眼精疲労や視力の低下のもとになりますね。
先日iPad Pro 9.7も発表されましたが、12.9インチモデルよりもCPUのクロック数が2.24GHzから2.16GHzに抑えられ、RAMも12.9インチの4GBから2GBにダウンしてしまいました。
つまり今のところ最高性能なのはiPad Pro 12.9となりますね。
Pro 12.9と同等以上の性能の9.7の発売を期待していたので残念です。
しかしながら、iPad Pro 12.9サイコー!と両手放しで喜んでいられるわけにはいきません。
iPadは良くも悪くもiOSなので、使い勝手がよくありません。
ソフトウェア的に自由度が無いのと、特にAndroidのような戻るボタンが無いのは辛いですね。
というわけで、どこかのメーカーで13インチ超のカラーe-inkの使い勝手の良い読書に向いたAndroidタブレット作ってくれないですかねー。
ベゼルも狭くて、軽くて、薄いモデル。
どこのメーカーも出さないだったら、もう自分達でつくるしかないかもしれんね。