普段使いもできる人気のうどん屋 ~ 根津 讃岐饂飩 根の津

普段使いもできる人気のうどん屋 ~ 根津 讃岐饂飩 根の津

東京大学の近く、根津に美味しいうどん屋があると聞いて来た。
「讃岐饂飩 根の津」は、不忍通りの根津神社入口という交差点から少しだけ横道に入った場所に、ちょっとひっそりしてあります。

そんなに大きくない店内はわりとシックな作りでやや高級感があります。
今回は運動した後でかなりラフな格好で行ったので、入ってからちょっと後悔しました。

ボクはうどんよりも断然そば派なのですが、うどんと蕎麦のどちらに対してこだわりがあるかと言えばうどんなんですよね。
というのも、ボクは昔取った杵柄?で、小麦粉からうどんを打って作ることができるのですよ。笑
蕎麦は体験以外では作ったことが無いのですが、うどんならその辺のうどん屋よりはうまく作る自信があります。
まあ、趣味の範囲ですけどね。

伺ったのは、肌寒い雨が降る平日の夜。
本当はこういう日は温かいうどんを食べるほうが良いのですが、うどんを知るためにはまずは冷たい麺のほうが味がわかるので「ぶっかけうどん」と「ちくわ天」「玉子」をオーダーします。

やや太めのうどんはツヤがありますね。
が、食べてみると、少しコシがあるというよりは堅い気がしました。
麺の表面から堅いのはコシがあるとは言わないと思うのです。
もう少し表面に柔らかさと中心部にコシがある状態が好きです。

皆さんが思っているよりもうどんは繊細で、麺のコンディションや完成度は茹で時間はモチロンのこと、気温や湿度によっても変わってしまいます。
麺は、加水率や塩水の塩分濃度、熟成時間、麺を切ってからの時間などによっても左右されます。
まさに、うどんは生き物なのですよ!!( ・`д・´)<キリッと能書きはこれぐらいにして、根の津のレビューに戻ります。出汁はやや濃い目で醤油の味が強いですね。 ちょっと塩がたっている気がしました。ぶっかけとしてはシンプルで、薬味は大根おろし、生姜、ネギ、白ごまです。 うどんは天ぷらを入れると味が広がるので今回はちくわ天を頼んだのですが、最初からぶっかけに天カスも入っていました。これはあまり好きではないですね。 天ぷらはあくまでもオプションなので、最初から天カスを入れるのはNGです。 次回行くときは天カス抜き、別皿でお願いすることにしましょう。また、玉子もお願いしたのですが個人的には冷たいうどんに白身は不要だと思います。 エッグセパレーターで黄身だけ出して欲しいですね。天ぷらは揚げたてで、海老天はもちろん色々種類があったので楽しめそうです。と、素人がかじったような知識の能書きをたれていますが、全体的には美味しい饂飩だと思います。 人気店ではありますが、隠れ家的な雰囲気があって客層も落ち着いています。強烈なインパクトや感動はあまりないですが、上品に普段使いで利用できる良いお店だと思います。 次は温かいうどんも食べてみたいな。リピあり。(^^)

讃岐饂飩 根の津

夜総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:うどん | 根津駅東大前駅千駄木駅