うなぎ居酒屋で頂く激安国産鰻 ~ 神田 うな正

うなぎ居酒屋で頂く激安国産鰻 ~ 神田 うな正

神田駅近くに激安の美味しいうなぎ屋さんがあると聞いてきた。
神田西口商店街にあるこちらのうな正は結構有名店らしく、雑誌などにも取り上げられているそう。
この商店街、都心部にあるわりにはこじんまりとしていて、下町っぽさも残っているような感じです。
いい雰囲気ですね。

わりと小さなお店ですが、普通のうなぎ屋さんというよりは、うなぎ居酒屋といったほうが良いでしょうか。
席についたら、隣にいたお兄さんが本気で寝ています。
どうも日本酒を6本も飲んだようで潰れていますね。
これは居酒屋っぽい。
もっとも夜に行ったからそう感じたのですが、昼の雰囲気はまた違うのでしょうね。

うなぎがダブルの丼がオススメとのことですが、ここはやはりベーシックな980円のうな丼を頼みます。
3分ほどで出てきたのは、お新香とお吸い物。
そして、5分もたたないうちに、うな丼が来ました。

まずお吸い物は、少しチープ系な味がします。
味わい深いという感じではないですね。

うなぎは思ったよりは大きいです。
うなぎ自身の香りはあまりしません。
タレは甘みがないタイプというかしょっぱい感じです。
これはこれでありなのかもしれないなぁ。
炭焼きではないのですが、パリっと焼いてあって、裏側などは蒲焼きというか焼き魚っぽくもあります。
ただ、単に固いわけではなく、ちゃんと身はやわらかいです。
やわらかいというか、少しふにゃふにゃしてる感じかな。
それでも、山椒をかけてガツガツ食べると、それなりにうなぎを食べている感はあります。

どうやら静岡から毎日うなぎが届けられているみたいですね。
もちろん養殖うなぎですが、いまどき天然うなぎを出しているところのほうが珍しいでしょうからね。

このお店の正しさは、安い国産鰻を、手早く食べさせてくれるというところでしょうか。
うなぎという食べ物は高級な部類の料理ではあるのだけど、特にうな丼はサクっと食べられて庶民にぴったりです。
個人的には行儀の良いうな重よりも、うな丼のほうが好きです。

そういえば、商店街をパトロールしてたら、近くにうなぎのチェーン店である宇奈ととがあったけど、やっぱり宇奈ととよりは美味しいと思いました。
宇奈ととは炭焼きという点では評価できるのですが、鰻が生臭いという記憶が強いですからね。

JR神田駅からも近いので、山の手線に乗ってサクっと気軽にうなぎを食べに来るというのも良いと思います。
リピあり。(^^)

うな正

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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ファストフード的なうなぎ屋さん ~ 銀座 鰻 登亭 銀座店

ファストフード的なうなぎ屋さん ~ 銀座 鰻 登亭 銀座店

「うなぎ」×「銀座」といえば、有名店が多くてかなり高級なイメージ。
そんな銀座のウナギ屋さんの中ではお得プライスで食べられるのが「鰻 登亭」。
店構えはわりとイマドキというか、かなりライトな感じなんですが、実は登亭は50年以上の歴史があるお店だとか。

銀座や築地などの老舗系のうなぎ屋は、夜のラストオーダーの時間が早くて20時を過ぎたらもう食べられないところもある。
しかし登亭は21時までやっているので、サクっと食事を取りたい時にも使い勝手が良いのです。
たしか日中も通し営業だったと思うのだけど、これは便利ですね。
ボクの場合、お昼の時間が14時を回っていたりだとか、軽めの1人の夕食を取るときに20時を過ぎていたりすることがあるので、何回か利用しています。

しかも値段は普通のうな丼なら2,000円以下で楽しめて、まあ、土地柄を考えれば十分納得プライスかな。

なるほど、老舗の登亭は、早い、安い、旨いを追求したら、こういうコンセプトのお店になったんですね。
江戸の食べ物って、丼ものなんかはこれが正しい方向性かもしれないです。

うな丼の値段は安いだけあって、うなぎの量が少なくて一切れのみ。
ちゃんと食べたかったら「うな重の竹」ぐらい行きましょうか!!ってことになるんですが、そうなると3,500円ぐらいになってしまう。
となると、こういうカウンターで食べるライトなうなぎよりは、築地の宮川や竹葉亭に行ってちゃんとした鰻を食べたほうがいいと思いますが。

肝心の味は悪くはないです。
タレの味もバランスが取れていると思います。
うなぎの身もふっくらしています。
肝吸いはちょっと生臭さがありますが、まあ許容範囲ですかね。

あまり周りの目を気にせずに、ファストフードのようにサクっと食べられる銀座のうなぎというのは、それはそれで価値があると思います。
リピあり。(^^)

新橋 登亭 銀座店

夜総合点★★★☆☆ 3.3

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これは良い天然たい焼き ~ 神田 鳴門鯛焼本舗 神田西口店

これは良い天然たい焼き ~ 神田 鳴門鯛焼本舗 神田西口店

神田にうなぎを食べにきて、夜の繁華街を少しパトロールしていたら、20時になろうとしているのに行列ができているたい焼き屋があった。
「天然たい焼き」ってなんなの?と思いましたが、どうやらこれは一匹一匹、カタにはめて焼く製法のことを言うらしいです。
店の前を歩いていたオジチャンが「天然じゃないたい焼きってあるのか?」と言っていて「それもそうだな」と思いましたが、よくよく考えてみると冷凍のたい焼きもあるから、やはりこれは天然なんだなって。
それにしても、これから飲みに行くようなお兄さんたちも買っているし、女の人がたくさん買い占めているし、なかなか面白い立地と客層ですね。

一番ベーシックな黒あんのたい焼きを一匹もらいました。
かなり熱いです。
回転が良くてどんどん売れているので、常に焼きたてのアツアツたい焼きを売っています。
(少なくともボクが行ったときは)

そのため、よくたい焼きにありがちな、皮のしっとり感は無いです。
表面はパリっとしていて、噛むと生地がサクっとしています。
ほー、これはなかなか無いタイプの食感ですね。

アンコはくどさが無くてさらりとしています。
非常にアッサリとした上品な甘さですね。

お店は3人の店員さんたちがフル回転で、一生懸命たい焼きを焼いて売っています。
活気があるたい焼き屋も珍しいような気がしますね。

たい焼きを手で扱うときはちゃんと専用の手袋をして、衛生面に気をつけているのも良いですね。
まあ、衛生に気を使うのは本当は当たり前のことなんですが、こういうことができていないお店も少なくありませんから。

一匹150円というのは安くはないんだけど、味も良いし、店員さんの対応も良いしなかなか良いお店です。
リピあり。(^^)

鳴門鯛焼本舗 神田西口店

夜総合点★★★☆☆ 3.8

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コンビニのカルビ弁当のようなランチ ~ 池袋 叙々苑 池袋サンシャイン通り店

コンビニのカルビ弁当のようなランチ ~ 池袋 叙々苑 池袋サンシャイン通り店
コンビニのカルビ弁当のようなランチ ~ 池袋 叙々苑 池袋サンシャイン通り店

叙々苑といえば、高級感のある焼肉屋さん。
芸能人にも人気で美味しいという認識が強いと思うけど、叙々苑は高級「感」であって高級じゃないと思うですけどねぇ。

さて、叙々苑に来るのは10年ぶりぐらいです。
この日は池袋に用事があって、本当はもう少し遠くのラーメン屋にでも行こうかと思ったのですが、あいにくの土砂降りでたまたま雨宿りしたビルに叙々苑が入っていて、まだランチを提供している時間だったので、まあここでも良いかということにしました。

1,800円のカルビランチを頼みました。
ランチのセットとしては十分な内容で、お肉&エビ、サラダやキムチ、ナムル、ライス、スープ、ドリンク、デザートがついてきます。

お肉が運ばれてきて「おや」っと思いました。
なんていうんでしょうか、肉のカットのされ方が異様にキレイで人工的なんです。
店員さんに「これは普通のカルビですか?」と聞いたら「カルビに近い部分を使用している加工肉です」と。
「合わせ加工肉?」と、メニューを見たら、小さい文字で書いてありますね……。
形成肉かぁ……接着剤とかでできているのかなぁ……。
うーん、違うメニューに変えてもらおうかと一瞬思いましたが、まあ、話のネタとして食べることにしました。

もともと焼き肉って化学調味料を使っていない店を見つけるのが難しいという感じもしますが、叙々苑も例に漏れず、かなり人工的な味なんですよね。
サラダもしかり、キムチもしかり、スープもしかり。

肝心の肉は、うーん、コンビニのカルビ弁当のお肉っていう感じです。
ペラペラな食感で、肉の旨味などはありません。
コンビニ弁当だったら許される感じですが、高級焼肉店ではちょっとこれは厳しい感じでしょうか。
ただ、タレを始めとした味付けは悪くはないので、まあ、肉の素性を知らなかったら美味しいかなっとも思えちゃうところがスゴイところです。

昔は叙々苑とか美味しいんだろうなと思っていましたが、まあここは、大衆向けの高級焼き肉ファミレスチェーン店といったところでしょうか。
同じ金額を出せば、都内だと1,000倍ぐらい美味しいお肉を食べることができますからね。

リピはありません。(>_<)

叙々苑 池袋サンシャイン通り店

昼総合点★★☆☆☆ 2.2

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