無化調(化学調味料、うま味調味料不使用)で、結構美味しいラーメン屋があると聞いてきた。
ランチに来たのだが、食べログなどでも評価が高いわりには空いている。
ベストレストラン5,000にもランクインしているので期待が膨らむ。
ベーシックな中華そば(735円)は材料高騰ゆえ提供していないらしく、一番ベーシックなのは醤油ラーメンになる。
値段は1,080円と高い。タマゴとオニギリ(混ぜご飯)を頼むと1,500円近くなる。
ラーメンとしては超高額。
最初に出てきたのは、筍のオニギリ(混ぜご飯)。
少し米がベチャっとしているが、丁寧に作られているのがよく分かる。
醤油ラーメンはしっかりとダシが出ていてコクもある。
チャーシューも脂身がほとんど無く、臭みも感じられない。
これは大したもの。
麺は恐らく自家製ではない卵麺。
個人的には卵麺は、麺の味に乏しい感じがするのであまり好きではない。
が、このスープとは、まあ合ってると思う。
すごく丁寧に作られている感じがして、好感が持てる。
恐らくダシやスープを作るのには、この価格で出さざるを得ないだけの材料費と手間がかかっているのだろう。
一般的なラーメンというよりは、ラーメンのカタチをした創作料理にも思えた。
そして、女将さんの細かな気配りがこの店の印象を高くしている。
必要以上とも思われる気配り。
これはなかなかできるものではない。
「ごまの酸辛麺」(1,836円)というのがどうもオススメらしい。
ラーメンとしては超高いし、「美人は三日で飽きる」的なところがちょっとあるけど、近くまで来たらまたきてみてもいいかな?