パソコンからUSB経由で簡単に赤外線学習リモコンになるキットをゲットしました。
「USB赤外線リモコンキット」
キットと言っても自分で多少のハンダ付けで完成する簡単なものですし、そんな手間を掛けたくないって人には「組立済みモデル」もあります。
いま手元にある商品は「組立済みのモデル」ですから、パソコンとこのリモコンをUSBケーブルでつなぐだけで利用できます。
パソコンと繋いで、公式サイトからアプリケーションをダウンロードすればOK。
あとはアプリケーションを開いて、学習させたいリモコンの赤外線を記憶させるだけ。
これを部屋の適当な場所においておけば、マウスなどから手を離すことなくリモコン操作が可能になります。
ボクはとりあえず、テレビのリモコンを記憶させてみました。
登録はすごく簡単で、動作も全く問題ないですね。
ただ、このまま基盤むき出しのハダカ状態で使うのは、あまり見た目にもよろしくありません。
ということで、この機械は「フリスク」サイズってことなので、本物のフリスクの空箱を用意し、中をちょっと加工してケースとして使います。
フリスクのケースのプラスティックの敷居を、ハンダゴテとニッパーなどでカット。
あとは、赤外線送信部とMini USBの接続部分の2箇所をカット。
これで終わりです。作業時間5分ぐらい。
「モノグサかよー」思われるかもしれませんが、わざわざリモコンを取りに行かなくても良いのは時間の節約にもなりますし、もし妖怪リモコン隠しのせいでリモコンが見つからない場合にも重宝します。
この「USB赤外線リモコンキット」のもうひとつの使い方しては、テレビなどのリモコンでパソコンを操ることも可能です。
こちらの機能に関しては、あまりメリットがなさそうなので、とりあえず試していません。
ただ、この製品では「受信した赤外線信号のコード分析」→「コードを復元して送信」と言う方式を取っていたため、エアコンなどの複雑な信号を利用するリモコンは学習できません。
パソコンでエアコンや一部のオーディオ機器を操作したいという方には「USB赤外線リモコンアドバンス」がオススメ。
高性能な32bitマイコンのパワーをフルに活かし「受信した赤外線信号をそのまま記録、送信する」事で、赤外線コードに関係なく多彩な信号の送信ができるようになっています。
こちらで実験したところUSB赤外線リモコンキットでは、オーディオ・アンプの電源のオンオフができなかったのですが、アドバンスでは問題なく作動。
同じく、ダイキンのエアコンも普通に動きます。
本体サイズはほぼそのままのフリスクサイズなのに、大出力赤外線LEDを3つも搭載し、送信距離は6倍となっています。
場合によっては純正のリモコンよりも強い信号が送れるかもしれません。
また、タイマー操作やプログラムが簡単にできるソフトもあるので、アイデア次第で、規定時間になったら部屋の電灯をオンにするなど、いろんなことができそうです。
数千円で購入できるので、お試しに買ってみてもおもしろいと思いますよ。
まあ、エアコンのリモコンに関しては、こちらの記事にあるように激安のエアコンユニバーサルマルチリモコンも併用したほうがいいとは思いますが。
これもオススメです。(^^)