超巨大ペットボトル 自然気化式ECO加湿器

この季節は乾燥に悩む人は少なく無いと思います。
特に太平洋側の地域は空気が乾燥していて、ボクの部屋でも油断すると湿度が30%を切ります。

加湿器は便利ですが、音がうるさかったり、消費電力が多かったり、熱を発したり、衛生上問題があったり、場所を取ったり、となかなか良い製品がなかったりします。

そこで便利なのが、これ「積水樹脂 自然気化式ECO加湿器 うるおいちいさな森 エルク‐グリーン」。

自然気化式なので、とてもエコなんですが、欠点もあります。

・気化式かつコンパクトサイズなので、加湿能力があまり高くない
・気化するシートが水分中のカルキなどで割りと早く汚れるのだけども、替えのシートがけっこう高額

と、そこで誕生したのが、3Dソフトと3Dプリンタと汎用道具で作ったペットボトル給水器!
HandMadeHumidifier20160101

・市販の大容量ペットボトル(~2L)を給水タンクとして使用し、水の給水の手間を省く!
・市販のクッキングペーパーを気化シートとして採用。圧倒的なコスト削減!
・クッキングペーパーを支える針金はステンレス製で清潔!
・水受けの容器は100円ショップでも購入でき、調達が容易!

とメリットばかり。
(´-`).。oO( あまり格好よくないけど…

HandMadeHumidifier20160101

下のタッパーだけでも2L程度の水が入るので、ペットボトルと合わせると合計4Lの水を加湿できます。

ペットボトルを支えるのはABS樹脂で3Dプリントした給水器で、3DのデータはAutodeskの123D Designで作ってます。
HandMadeHumidifier_body20160101

123D Designは個人であれば無料で利用できます。

データを用意しましたので、こちらからダウンロードしてご自由にお使い下さい。
オリジナルペットボトル加湿器123D Designデータ
※こちらのデータは、加湿器本体以外のペットボトル等も含んだ123D Designデータです。

また加湿器本体部分(足の部分)のSTLファイルはこちらです。
オリジナルペットボトル加湿器 STLデータ
このままダウンロードして、一般的な3Dプリンタ(Cura等の3Dプリントソフト)でそのままプリントできます。
しかも、極限までプリントデータを最適化したため、わずか1時間の高速プリント!
(Solidoodle2を使った場合の参考値)

ABS出力の際は、隙間カビを防ぎ、剛性を上げるためにもアセトン処理も強く勧めます。

個人での123D Design及びSTLファイルの利用は自由ですが、万一商用利用される場合はご一報願います。
(そんな人いないってw)

この「超巨大ペットボトル 自然気化式ECO加湿器」をエアコンの風に直接当てて利用すると、4Lの水が24時間以内になくなります。
余計な電気も使わずに、ごく自然に加湿してくれます。
これは便利!
かもしれない。。。

乾燥による喉荒れから風邪をひいた事はありませんか?
空気の乾燥は喉や肌にも良くないので、ちょうど良い湿度で快適に過ごしたいものですね。(^^)

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