ボクとホームページとWeb広告

ボクは1996年、大学の授業でUNIXマシンを使って初めてWebサイトにアクセスした。
その後、自宅ではパワーザウルスというPDAでダイアルアップ回線を使いWeb閲覧やメールなどをしていた。

1998年の春、パソコンを買って1週間で、IBMホームページビルダーとFTPソフトを入れて個人のWebサイトを公開した。
当時は、常時接続では無かったので、テレホーダイで接続し、Infoweb(現在のNifty)というプロバイダのサーバを使っていた。
http://village.infoweb.ne.jp/~fwit0814/


富士通FMVというパソコンはバイトで貯めたお金で買い、17インチブラウン管、Windows95OSR2、MMXPentium233MHz、メモリ96MB、HDD3.2GB、というロースペック、MSOffice付、それにEPSONのカラープリンタの合計で35万円もした。

当時は、拡張子の意味も良くわからず、http://village.infoweb.ne.jp/~fwit0814/index.htm.html と訳のわからないURLだった(笑)
それも「Hirofumi’s World」という痛いネーミングだ。
ホームページのコンテンツは、日記、自己紹介、クルマ、バイク、ケータイ、Zaurus(PDA)、時計などに関することだった。
日記は毎日更新するが、今のBlogから比べるとすさまじく煩雑な作業が必要だった。

ボクは、自分のWebに広告を入れるのがあまり好きではない。
しかし、そんな個人ページに一度だけ、ある広告代理店から半年で2万円の自動車保険のバナーの掲載依頼があった。
広告掲載は、その自動車保険のバナーを載せたのが、最初で最後であった。

その後、Hirofumi’s Worldの中にあったケータイコンテンツを独立させ、「WE-RE」という学生が発信するケータイ情報を掲載したPC向けのポータルサイトを独自ドメインで立ち上げた。
今のケータイWatchなどを陳腐にしたものと思ってもらっていい。

当時のURLは、http://www.we-re.gr.jp/ と、gr ドメインを使った珍しいものだった。
社会人になって、gr ドメインから、http://we-re.net/ と、ドメインを短く変更することにした。
今から10年前の2000年当時で、多いときに3,000アクセス/日あった。

このサイトのおかげで、大阪大学発のベンチャーQ社と知り合いになれて、ソフトバンク・パブリッシング(現ソフトバンク・クリエイティブ)のケータイBEST(現在は休刊)で記事をいくつか掲載させてもらった。
その縁もあって広告代理店Dに就職し、通信会社Kの担当営業となった。

その結果、WE-REというケータイ向けの情報サイトを運営することが難しくなってしまった。
理由は、多忙のせいもあったのだが、ケータイやケータイサービスの機密情報を先に知っているために、書きたいことが書けなくなった。
更新しなくなると、みるみるアクセス数は落ちていった。
その後、月々5,000円のサーバ代の負担とサイトをCMSに移行できずにいて陳腐化したコンテンツになったので、2006年にサイトを閉鎖した。

そして、BlogやTwitter、Youtube、iPhoneなど様々なサービスの利用が普通になった現在、Blog形式でサイトを再度立ち上げた。
このBlogにも実験的に、GoogleAdSenseを導入してみることにした。
現時点で一日数アクセスしかないサイトに広告を導入してみたところで金額的にはたいしたことは無いだろう。

ただ、今後Webで色々と仕事をしていく上で、AdSenseがどういう挙動をするか、他のアフィリエイトとどう違っているのか実験的にやってみることにする。

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