バンド・エイド BAND-AID

BAND-AID

バンド・エイド 価格150~1,650円 ジョンソン・エンド・ジョンソン(1991年当時の価格)

【 傷にソフトで水にも強いバンドエイド 一度使えば違いがわかる、絆創膏の王様だ 】
 救急絆創膏=「バンドエイド」という常識は、日本でもすっかり定着している。実際、家庭の救急箱の中には97%の確率で救急絆創膏が常備されており、とくに首都圏では半数以上の市場シェアを占め、バンドエイドは”救急絆創膏の王様”という確固たる地位を守り続きてきた。その誕生は今からちょうど70年前、1921年にさかのぼる。アメリカの医療用品メーカー、ジョンソン・エンド・ジョンソン社に勤める28歳のアーール・E・ディクソンが、慣れない家事でケガの絶えない新妻ジョセフィーヌのために、ガーゼと医療用テープを組み合わせた独りでも手当てできる便利で簡単な絆創膏を考案。その発明は会社での評判となり、バンドエイドの名ですぐに商品化されたのである。製品第一号は幅9cm、長さ54cmの超ロングサイズで、必要な長さだけ切って使用するというものだったが、その後改良が続けられ現在のようなサイズになったのは1924年。1928年には通気性向上のためテープに細かな孔を開けることに成功、1939年からは医療用品製造のノウハウを最大限に活かし、ついに滅菌処理を施したバンドエイドが登場する。そして日本では1959年(昭和34年)に市場化。初めは輸入品として販売されていたので、ごく一部の他人にしか知られていなかったが、1972年(昭和47年)に本格的なライセンス生産が始まってからは、瞬く間に一般家庭に普及することになるのである。だが救急絆創膏市場は、特別に開発・製造上のノウハウがなくとも参入しやすい分野とあり、さまざまなブランドが過当競争を繰り広げているのも事実。その中にあって、バンドエイドが大衆からNo.1の支持を受け続けているのは、完全滅菌という安全性はもちろん、通気性がよく収縮率が少ない、傷口にくっつかず水中でも剥がれないといった、一度使えば違いがわかる優れた特性をもっているからであろう。また、傷口だけをカバーする「スポット」やひじ・ひざなど関節用の「ジャンボ伸縮タイプ」、「指先専用タイプ」など傷に合わせて選択できる23種類もの幅広い利用性も見逃せない。バンドエイドはまさに日常に欠くことができない、今世紀最大の超ロングセラーといえるだろう

今井今朝春、「世界の傑作品」、モノ・マガジン、第10巻第20号(通巻200号)、1992年10月2日、32ページ


2010年現在も、バンドエイドは日常の必需品のひとつになっている。

もちろん、1991年からの20年の間にバンドエイドは進化している。
低アレルギー性粘着材を使用したり、貼りやすく剥がれにくい形状、日本人の色に目立ちにくい色を採用するなどより、使い易くなっている。

新キズドライパウダースプレー
一時、パウダースプレー式消毒薬が流行ったが(現在も売られているが)、傷の治りを悪化させる恐れがあると、国民生活センターに情報があがっている。

ボクが学生の頃、ある公園の人工芝でダンボールで滑る滑り台で転んだときに、肉がえぐれるほどの大怪我&大出血をしたことがある。
この時、救急車を呼ぶほどでは無かったので、近くのドラックストアでキズドライスプレーで、にじみ出る血を無理やり止めた。
ケガをした場所は膝だったが、3週間ほどキズドライを使い続けてようやく完治した。
ただ、今でもうっすらとケロイド状の傷跡が残っている。

キズパワーパッド
バンドエイドで、一番進化したなと思われるラインナップは、キズパワーパッドという商品だ。
従来の絆創膏が「傷を守る」とするならば、キズパワーパッドは「傷を治す」という感じだ。

怪我をしたところにキズパワーパッド貼って1~2日すると、中から体液が出てきてパワーパッドの中心部がゲル状に白くなる。この白い水のようなものは体液とキズパワーパッドのゲルが混ざったものであって、体が自然に治そうとするのを助けてくれるのだ。普通の絆創膏だと2~3日もすれば、黒ずんで剥がれてきたりして、交換しなくてはならず、その際に、また傷口が開いたりするが、このキズパワーパッドは5日程度張りっぱなしで良く、傷の状態によっては、5日ぐらいで完治する。痛みも他の絆創膏よりも感じにくく、水に濡れても大丈夫。

キズパワーパッドは、普通のバンド・エイドより値段が高いのが玉にキズだが、使い方を間違えなければ最も使い勝手の良い絆創膏だと思う。
怪我をしないことに越したことはないが、万一、切り傷などの出血をしたら、一度試してみる価値はあるだろう。

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