【硬いモノ】マグライト

マグライト

マグライト Maglite 価格8,000円 (ML2 単1電池2本モデル 1991年当時の価格)

【 護身用にもなる耐衝撃性、アメリカでもっとも信頼される懐中電灯 】
 日本は治安もよく、どこへ行っても、眩しいほど明かりの灯った国である。われわれはこれを常識としてとらえているが、広い国土を持つ他の国々では逆に、夜も明るく安全な場所のほうが、貴重であることも多い。これはその国の文明の度合いとは別に関係がなく、その証拠に、日本に比べて文明の度合いが、劣っているとは言いがたいアメリカですら、夜の闇はリスクの多い場所だというのが常識だ。
 だから日本では懐中電灯というのは災害時のための備えとして捉えられているに過ぎないのにくらべ、アメリカなどでは時には命に係わる道具として非常にシビアな目で懐中電灯を見ているようだ。
 マグ・インスツルメント社はそういったアメリカ社会の要求に答える、クオリティの高い製品を送りだしているメーカーとして世界的に有名だ。そのマグ・インスツルメント社の代表的製品といえる『マグライト』は懐中電灯に要求されるいかなる状況にも対処できることを目的に作られている。本体部分の素材は陽極酸化処理アルミ合金を使用。これは航空機の機体に使用されているものと同じ素材でエアークラフトアルミとも呼ばれるもの。耐衝撃性に優れているため、落としたくらいではびくともせず、場合によっては護身用のこん棒として使用されるほどの頑丈さを誇っている。
 ほとんどの製品がヘッドの部分を回転させることによって広角からスポット光までの調節も可能。ヘッド部分を外すとキャンドルとしての使用も可能になっている。また防水能力も高く生活防水機能を持っているため、湿度の高い場所での使用や雨の中での使用も可能だ。
 こういった品質が、高く評価されマグ・インスツルメントの製品は様々な用途に広く使用されている。大型のマグライトはアメリカ軍や警察でも採用され、一般の警備会社などでもこのモデルが使用されることが多い。小型のミニ・マグライトも大ヒット商品で、アメリカでは女性たちが、ケミカルケースとともに護身用としてバッグの中に入れて持ち歩くというのが常識になったほど信頼されている。

今井今朝春、「世界の傑作品」、モノ・マガジン、第10巻第20号(通巻200号)、1992年10月2日、219ページ


20年前に売られていたマグライトは、2011年現在でもほとんどモデルチェンジされることなく販売されている。
ML2 単1電池2本モデル(2セルD)の定価は、円高の影響からか、8,000円から5,985円に値下げされ、実質販売価格は4,000円程度で購入できる。

ただし、モデルチェンジされていないというのは、あくまでも普通のマグライトであり、一部のサイズに限定されるがLEDタイプのマグライトが登場している。

単1電池2本のモデルでは、通常のマグライトが19ルーメン、ビームディスタンス229mだが、マグライトLEDでは114ルーメン、ビームディスタンスは298mと高性能化している。またLEDの特性からも電球の寿命が長いのでお薦めだ。

マグライト公式サイトを見ていると、電池の本数と明るさ、ビームディスタンスが比例しないので、数値は参考程度に考えておいたほうが良い。

マグライト2D LED(単1電池2本)でも、定価は5,985円で、実質販売価格は4,000円程度なので、サイズさえ気にしないのであれば、LEDタイプを選んだほうが良いかもしれない。
(というのも、旧来の電球タイプの光のほうが好きな人もいるので、LEDの性能は認めるが好みの問題もある)

ボクは、大型のマグライトでは単1電池4本サイズがベストサイズだと思うので、車の中に1本、自宅の玄関に1本常備している。
また、単3電池2本のミニ・マグライトは鞄の中に、単4電池1本のミニ・マグライトソリテールはキーホルダーにつけている。

最近ではLED電球を沢山使用したライトも、様々なメーカーから安価に売っているが、やはり信頼性や剛性感、耐衝撃性でマグライトを超えるものは無いと思う。

LEDタイプのマグライトはまだ使ったことが無いが、機会があれば購入してみたい。
マグライトは災害や犯罪から身を守るためにも、生活必需品のひとつにしたほうがいいだろう。

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