「Windows10」タグアーカイブ

できるだけ完璧にデータロスせずにPCのバックアップを取る方法

できるだけ完璧にデータロスせずにPCのバックアップを取る方法

パソコンのバックアップをちゃんと取っている人もいるとは思いますが、中にはバックアップって何?っていうぐらい無頓着にパソコンを使っている人も多いですよね。

ということで、ボクが行っているPCのデータバックアップ方法をご参考までに公開します。

まず、データのバックアップの定義は「同じデータを2つ以上同時に持つこと」です。
不時の事故・危険に備えてデータを2重、3重に守ることなので、例えばパソコンの中にあるデータを外付けハードディスクに「移動」してしまってはバックアップにはなりません。

かならず「コピー」をして同じデータを2つ以上持つ必要があります。
例えば、パソコンの中のハードディスクと外付けハードディスクの2つに、全く同じデータを持つことがバックアップを取る、ということになります。

まずはバックアップするメディアについて説明します。
ボクの場合は、上の図にあるようにいくつかの異なるメディアに同じデータをバックアップ(コピー)しています。

(1)オンラインストレージサービス/クラウドサービス
DropboxGoogleDriveMicrosoft OneDriveが有名です。

ボクはDropboxをメインに、GoogleDriveをサブに使っています。
いまはOneDriveは使っていません。

Dropboxは紹介キャンペーンで2GBから18GBに容量を無料で拡張しています。
GoogleDriveはGoogleMapのローカルガイドになることで15GBから1TBへ無料で容量を拡張しています。
※参考記事:ローカルガイドでGoogleDrive1TBを無料でゲット
※現在のローカルガイドのレベル4の特典の無料拡張は100GB/1年間です。

容量が少ないにも関わらずDropboxを第一に使う理由は
・同期が早い
・同期が確実
・ユーザの共有設定が簡単
・ファイル履歴が30日分あるので、万一ファイルを削除したり上書き保存しても簡単に復旧できる
・操作性がシンプルで直感的、勝手に意図しない動作をしない
というところです。

Google Driveは標準で15GBと容量も多いのですが、例えば写真でいうとGooglePhotoと勝手に連動したり、Word/Excel/PowerPointがドキュメント/スプレッドシート/スライドと混じったりする傾向があるので、ちょっと使いにくいかなと思っています。
素のストレージという意味ではDropboxがシンプルな分、使い勝手には軍配があがると思います。

OneDriveはWindows10ぐらいになってからはずいぶんマシになりましたが、ファイルやフォルダの同期が遅く、確実性に欠けていたのでいまは使っていません。
※参考記事:OneDrive for Businessが同期しない問題を一発で解決する方法

(2)外付けHDD

USB3.0/2.0で接続する、ごく普通の外付けハードディスクです。
500GBのポータブル外付けHDD2台に、同じデータをそれぞれバックアップ(コピー)しています。
2.5インチモデルなので容量は小さいですが、ACアダプタが不要なので取り回しがいいです。

(3)外付けSSD

USB3.0で接続する小型タイプのSSD。
HDDとは比べ物にならないぐらい高速で、最大で約400MB/s程度の読出/書込ができるので下手な内蔵ドライブよりも速いです。
HDDに比べて小型軽量で耐衝撃性もあるので、持ち運びにも重宝します。

(4)NAS

LANで接続する家庭用ネットワーク対応ストレージ(ネットワークアタッチトストレージ/Network Attached Storage)です。
外付けハードディスクは基本的にPCとHDDを1対1で使いますが、ネットワークHDD(NAS)はネットワーク、つまりLANを使って1対多の接続が可能となっていて、複数のパソコンやスマホ/タブレット/ゲーム機等から同時に利用することができます。
USB外付けHDDと比べると概ねデータ転送速度は遅いですが、データの共有などが簡単なので便利です。
NASの機種にもよりますが、便利機能としては家庭内でビデオ録画データを共有したり(DLNA&DTCP-IP)、外部からインターネット経由で自宅のNASに接続することもできます。
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも利用でき、PlayStation3/4でNASの中のビデオ動画を観ることもできます。
接続は有線LANですが、その先に無線Wi-Fiルーターがあれば、無線で接続したPCからもNASへアクセスできます。
※参考記事:テレビで録画した番組を違う部屋でみてみる

(5)別のPC内蔵SSD/HDD
自作デスクトップWindwosパソコン

メインのデスクトップ、サブノートの両方のストレージ(SSD/HDD)容量に余裕があるため、重要なファイルを各々の内蔵SSD/HDDにあるフォルダ/ファイルを、LANを経由して同期させて相互にバックアップにしています。
※参考記事:Crucial のSSD ~ Amazonで買ったイイモノ

この5つの異なるストレージをどう使い分けているか簡単に説明します。

まず、普段使うドキュメント(Word/Excel/PowerPoint/メモ帳等)は、(1)のオンラインストレージ/クラウドサービスに保存します。
オンラインストレージは複数のストレージに自動バックアップされているので、基本的にはデータをロスト(紛失・誤って削除)する心配はありません。

ただ、有料プランを使わないと容量が小さいので、すべてのデータをオンラインストレージに預けることは難しいです。
・Dropbox 標準容量2GB
・GoogleDrive 標準容量15GB
・OneDrive 標準容量5GB
大抵の人は有料プランを使うことに抵抗があるでしょうから、上記の容量で足りるように使う必要があります。

また、データ容量をたくさん使うファイルとしては、写真/音楽/動画がメインだと思います。

写真と動画はGooglePhotosかAmazonプライムフォトに預けると良いです。
GooglePhotosは無料で若干の圧縮(劣化)ありですが容量無制限、Amazonの場合はプライム会員になると劣化無しで容量無制限のフォトストレージが使えます。
※参考:GooglePhotosは超ベンリ

音楽はGooglePlayMusicを使うと、50,000曲まで無料でクラウドサーバにアップロードできます。
対応ファイルは、MP3(.mp3)、WMA(.wma)、AAC(.m4)、FLAC(.flac)、OGG(.ogg)、DRM保護されたAAC(.m4p)、ALAC(.m4a)となっています。
これで例えば手持ちのiTunesに入っている楽曲データをアップロードして、クラウド音楽サービスとして使えます。

そして、月に1度メインのPCのデータを、
(2)外付けHDD、(3)外付けSSD、または(4)NAS、(5)別PC内蔵SSD/HDD
オンラインストレージ/クラウドサービスにアップロードしているファイルも含めてバックアップします。

また、もう普段使いしない比較的容量の大きいファイルは、オンラインストレージから削除して、ローカルのみで保存します。

ファイルのコピーはちょっと手間かと思いますが、以下のようにすればとても簡単です。

バックアップするときに、以前はコピー支援ソフトのFastCopyやバックアップ支援ソフトのEaseUS/Todo Backup Homeなどを使っていましたが、いまはもう使っていません。
かと言って、いちいちフォルダやファイルをドラッグアンドドロップしてコピーするわけではありません。

現在は「WindowsOS(WindowsVista/7/8/8.1/10)標準コマンドのrobocopyコマンド」でフォルダーをバックアップ/同期させています。

robocopyは、もともとはリモートのファイルサーバー同士でフォルダーを同期させるために作られたコマンド。
ロボという名前はロボットではなく、堅牢(robust)で確実なファイルコピーという意味です。

いままで色々なバックアップ方法を試してきましたが、robocopyが一番、高速で確実にファイルのバックアップができる方法だと思っています。

例えば、robocopyのコマンドの中身はこんな感じで、一見難しそうですが、よく見るととても簡単です。
————————————————————————–
robocopy C:\Users\yourname\Music D:\Thinkpadbackup\Music /MIR /FFT
————————————————————————–

できるだけ完璧にデータロスせずにPCのバックアップを取る方法

パソコン本体にあるミュージックファイルを、外付けHDDなどのDドライブにある「ThinkPadbackup」(例)フォルダのMusicにバックアップ(同期)するというコマンドとなります。

意味としては…
CドライブのUsers\yourname\Musicフォルダから、
Dドライブの\Thinkpadbackup\Musicフォルダへ
コピーします、ということです。

MIRというのは、ミラーオプションのことで同期をするということ。
/MIRオプションを付けると、2つのフォルダーの内容が比較されて、コピー元のフォルダーの内容がコピー先に作成されます。
コピー先にフォルダやファイルが無ければ新しくコピーされ、古ければ上書きされ、コピー先に余分なフォルダやファイルがあれば削除され、コピー元フォルダー、ファイルと同じ状態になります

FFTというのは、異なるコンピュータ間の時間差に関するおまじないで、2秒以内の誤差なら、時刻情報は一致していると見なすオプション。
主にNASなど特殊なストレージとバックアップするときに重宝します。

これらのrobocopyのコマンドを「コマンドプロンプト」に打つのですが、コピー元とコピー先を間違えると大変なことになります。
元と先を間違えると、コピーされる側のデータを正として、コピーする方のデータを書き換えてしまうのでデータが飛びます。笑

そのため、あらかじめメモ帳を使って、バッチファイルを作っておけば間違いが少なくなります。

こちらに上記のBackup_Musicのバックアップバッチを作ってみたので、ZIPファイルを展開(解凍)して参考にしてみてください。

このようなバッチファイルをバックアップしたい用途に合わせて、
・ドキュメント用 CドライブからDドライブへ
・Dropbox用 CドライブからDドライブへ
・Music用 CドライブからDドライブへ
・Movie用 CドライブからDドライブへ
・Photo用 CドライブからDドライブへ
・ドキュメント用 CドライブからNASへ
・Dropbox用 CドライブからNASへ

などのように複数のバッチファイル作ります。

ボクはこれらのバッチファイルをDropboxに保存しています。

毎月末に、これらのバッチファイルをダブルクリックするだけで、バックアップが完了します。
グラフィカルな操作画面などはありませんが、出来の悪いバックアップソフトと違って、安全・確実にコピー&バックアップしてくれます。

仮にある月の15日にパソコンがクラッシュした場合、新しく保存したファイルはDropbox等のオンラインストレージに保存しているので、データをロストしません。
Dropboxに収まりきらないデータは、外付けHDD/SSD/NASに格納されているはずから前月末の分のデータを戻してやれば、問題が無かった状態と同じように回復します。

こういう面倒なことをしたくないって方は、毎月1,200円程度のお金を払ってオンラインストレージの有償プランに入っても良いです。


Dropbox 1TB 1,200円/月
Google Drive 1TB 1,300円/月
OneDrive(Office 365 Solo) 1TB 1,274円/月(MicrosoftOffice2016アプリケーション付)

まあ、有償のオンラインストレージがあったとしても、万一の時のためにローカルディスクへのバックアップはしておいたほうがいいかなとは思います。
ボクの場合、色々合わせて6TBぐらいのデータを使っているので、オンラインストレージを使うには料金と転送速度の両方の面で使い勝手が悪いです。

オンラインストレージ/クラウドサービスの普及で外付けHDDなどの需要はだいぶ減ってきているようですが、例えばNASは音楽や漫画、映画などのコンテンツ利用にも結構便利なのでオンラインストレージしか使いたくないっていうユーザにもオススメのアイテムです。
※参考:ネットワークオーディオを始めてみる

というわけで、ちょっと複雑な記事ではありますが、少しずつ記事自体を修正して、よりわかりやすくしていきたいと思います。
万全のバックアップ体制をもって、良いデジタルライフ送りたいものですね。

Windows7からWindows10にトラブルゼロで移行しました

Windows7からWindows10にトラブルゼロで移行しました

2015年9月13日 公開
2016年6月 6日 修正

Windows10が発売されて1ヶ月ちょっと。
ボクは開発版のWindows10 IP(Insider Program)は以前から使っていましたが、Windows10をメインのOSにするにはちょっと気が引けていました。

しかし、最近Bluetoothを使うことが多いのですが、Windows7では最新のBluetooth 4.0が非対応なんですよね。
Bluetooth Low EnergyとかBluetooth Smartっていう省電力なBluetooth規格です。
Bluetooth 4.0対応のUSBドングルを持っていても、4.0対応の周辺機器が使えない…。

なので、そろそろWindows10にしましょうかね、ってことで一念発起してメインの自作デスクトップパソコンにインストールしました。

結果、Windows10に完璧に移行できました。
問題は皆無、トラブルゼロです。

「無償アップグレードの予約」とか面倒なことはしなくて良いです。

ここでは確実に、Windows10へ移行する方法を記載します。

トラブルを極力減らすということは、OSはクリーンインストールしたほうが良いと思います。
(メーカーパソコンやノートパソコンではドライバの関係から上書きアップデートのほうが良い場合もあります。)

ただし、クリーンインストールするにしても、一度はWindows7から上書きアップデートをしなくてはなりません。

なぜならWindows7のプロダクトキーとWindows10のプロダクトキーが異なるからです。
つまり、Windows7のプロダクトキーを持っているからといって、インストールメディア使ってWindows10のクリーンインストールができるわけではありません。

2015年11月13日からはWindows 7, 8, 8.1のプロダクトキーでWindows 10のクリーンインストールおよびアクティベーションが可能になりました。
ただ未検証なのですが、2016年7月29日以前にWindows7,8,8.1からWindows10にアップグレードしてWindows10専用のプロダクトキーを確認していなかった場合、
7月29日以降にOSを再インストールする際に、何か不具合が出るんじゃないかなと思ったりしています。
Windows7,8,8.1のプロダクトキーを使ってWindows10を新規インストールし、立ち上がったWindows10のプロダクトキーが入力したWin7,8,8.1のものと別であればいいのですが…。

Windows10を使って半年以上経ち、合計で10台以上のPCをWindows7から10にアップグレードしましたが不具合はなにも起きていません。
環境にもよると思いますが、一般的な使い方をしている人であれば、2016年7月29日までにWindows10にアップしておいたほうがいいように思います。

概略
1.ISOファイルをダウンロードしてインストールメディアを作る
2.既存のOSをWindows10にアップグレードする
3.アップグレード済みの環境でWindows 10のプロダクトキーを確認する
4.インストールメディアからWindows 10をクリーンインストールする
という感じになります。

では、以下が大雑把ではありますが手順です。

1. Windows7のプロダクトキーの確認
まず最初に念のためProduKeyというソフトを使って、現在のWindowsのプロダクトキーを調べておきます。
通常この作業は不要ですが、万一後々にWindows7をクリーンインストールで戻したいって場合に、Win7のプロダクトキーがわからないとかなったら困るので、念のため保存したほうがベターですね。

Office製品が入っていれば、一緒にOfficeのプロダクトキーも調べましょう。
プロダクトキーはテキストで書きだして、保管しておきましょう。

クラウドに保管しておけば、OSもOfficeもネットからダウンロードできますから安心です。
要はプロダクトキーがあれば良いのです。

2. Windows7のフルバックアップ
念のため、Windows7のフルバックアップを別のハードディスクなどに取りましょう。
また、ファイルやドキュメントは別のハードディスクやクラウドなどにバックアップしておいたほうが安心です。

3. Windows10 ISOのダウンロード
マイクロソフトのこちらから、Windows10のダウンロードツールをダウンロードしましょう。

実行すると
「このコンピュータを今すぐアップグレードする」
「他のPC用にインストールメディアを作る」
と出るので、「他のPC用にインストールメディアを作る」を選びます。

「言語とエディション、アキテクチャの選択」では、HomeとProのそれぞれ32bit/64bitがあるので、今の自分の環境に合わせたバージョンを選択します。

「使用するメディアを選んでください」で「USBフラッシュドライブ」と「ISOファイル」がありますが、汎用性の高いISOをダウンロードしたほうが良いと思います。

ISO版の場合は、ISOファイルのダウンロードが終わったらDVDに焼きます。

4.Windows 7環境から「Windows 10 セットアップ」を起動してアップグレード
Windows7マシンにISOのDVDを入れて、DドライブのDVDの中を開き「setup.exe」をクリックします。

「更新プログラムのインストール」は「今はしない」でOKです。

で、Windows10を(上書き)インストールします。
「Windowsの設定、個人用ファイル、アプリを引き継ぐ」
にチェックが入っているのを確認してインストールを押します。

この時点ではパソコンを再起動してDVD/USBを使ってブートするクリーンインストールはしません。

5. とりあえずはWindows10にアップグレード完了
「Windowsをアップグレードしています」を数十分~数時間まって、「設定」が始まったらあともう少しでインストール完了です。

そして、もし旧OSから上書きアップグレードしたWindows10の状態で何も問題がなければ、このまま使い続けてもOKです。
更新プログラムを入れて下さい。
お疲れ様でした。

もし、やっぱり前のOSに戻したいのであれば、
「以前のバージョンに戻す」を使えば、ほぼ無傷で、前のバージョンのOSに戻れます。

6. クリーンインストールに向けての注意
でも、やっぱりクリーンインストールしなければ気持ちが悪い、ディスクにゴミが貯まるのが嫌だって人はクリーンインストールしましょう。

ただし、メーカーパソコン、ノートパソコンではクリーンインストールしてしまうと、ドライバなどが足りずに面倒なことになる場合もあります。

ボクの場合は、
・ドライバの入手に困らない自作パソコンであることと
・Windows10にアップデート後に、起動したときにエラーメッセージが消えなかったこと
・Windows10にアップデート後に、Google日本語入力の挙動が変だったこと
があったので、クリーンインストール必須でした。

まあ、何も問題なくても、クリーンインストールしますけどね。

クリーンインストールするということは、以前のバージョンにも戻せませんし、設定も一からやり直しです。
ファイルやドキュメントも他のハードディスクなどにバックアップをしなければなりません。
ちょっと面倒です。

7. Windows10のプロダクトキーの確認
クリーンインストールの覚悟ができた方は、ProduKeyというソフトを使って、Windows10のプロダクトキーを調べます。

上書きされた元のWindows7のプロダクトキーと今回入ったWindows10のプロダクトキーは異なります。

これもプロダクトキーはこれも間違えないようにクラウドなどにテキストをコピーしておきます。
他人の目につかないように、自分へメールで送ってもいいですよ。

8. クリーンインストール
クリーンインストールするには、パソコンを再起動してインストールメディア(DVD/USBメモリドライブ)からPCを起動する必要があります。

bootする順序の変更方法はBIOSやUEFI画面に入って起動ドライブの優先順位を変更します。
パソコンやメーカーによってやり方が異なるので、わからなかったらググってくださいね。

インストールするときに「7.で確認したプロダクトキーが必要」となります。
あとは、ドライバがちゃんと入るかどうか祈りながら、頑張ってインストールしてください。

努力と運に恵まれれば、全く問題のない、完璧なWindows10環境になります。
おめでとうございます。そして、お疲れ様でした。

自己責任で頑張りましょう。\(^o^)/

Windows10ですぐにGodModeを使う方法

Windows10ですぐにGodModeを使う方法

Windows7からWindows10になって面倒になったもののひとつが、Windowsの設定などが煩雑になったこと。

その悩みを解決するのが「GodMode」。
Windows10ですぐにGodModeを使う方法

「GodMode=神モード」は、コントロールパネル内の設定項目を種類ごとにまとめてある便利モードのことです。

表示される設定項目は「RemoteAppとデスクトップ接続」「Windows Defender」「Windowsファイアウォール」「インターネットオプション」「インデックスのオプション」「エクスプローラーのオプション」「キーボード」「コンピューターの簡単操作センター」「サウンド」「システム」「セキュリティとメンテナンス」「タスクバーとナビゲーション」「ディスプレイ」「デバイスとプリンター」「トラブルシューティング」「ネットワークと共有センター」「バックアップと復元」「ファイル履歴」「フォント」「プログラムと機能」「ホームグループ」「マウス」「ユーザーアカウント」「ワークフォルダー」「音声認識」「管理ツール」「既定のプログラム」「記憶域」「言語」「個人設定」「資格情報マネージャー」「自動再生」「色の管理」「地域」「電源オプション」「電話とモデム」「同期センター」「日付と時刻」に分かれており、すべてを合計すると227項目にも上ります。

ちょっとググれば使い方はわかると思いますが、GodModeを始めるのはちょっと面倒。

ということでカンタンに使えるファイルを作りましたので、こちらからダウンロードしてお使い下さい。

一応ウイルスチェックもしてあります。

ダウンロードしたZIPファイルを開いて、デスクトップなどに配置。
GodModeアイコンをダブルクリックすれば、すぐにGodModeを使うができます。
(ほとんどのWindows10パソコンで使えるはずです)

初めてクリックすると「セキュリティの警告」がでますが、問題ありません。
「このファイルを開く前に常に確認をする」のチェックを外せばOK。

お約束ですが、万一問題が起きても自己責任でお願いします。

Windows10ですぐにシャットダウンなどができるショートカット

Windows10ですぐにシャットダウンなどができるショートカット

Windows7からWindows10になって面倒になったもののひとつが、パソコンの「シャットダウン」や「再起動」「スリープ」「ログオフ」の操作。

ちょっとググれば、これらの「シャットダウン」や「再起動」「スリープ」「ログオフ」がワンタッチでできるショートカットが作成できることがわかります。

でも、作るのが面倒。

ということでカンタンに使えるショートカットを作りましたので、こちらからダウンロードしてお使い下さい。

一応ウイルスチェックもしてあります。

ダウンロードしたZIPファイルを開いて、デスクトップなどに配置します。
あとはショートカットアイコンをダブルクリックすれば、一発でシャットダウンなどができます。
(ほとんどのWindows10パソコンで使えるはずです)

初めてクリックすると「セキュリティの警告」がでますが、問題ありません。
「このファイルを開く前に常に確認をする」のチェックを外せばOK。

お約束ですが、万一問題が起きても自己責任でお願いします。

無料のWindows10「Windows10 Enterprise Evaluation」を入れてみる

無料のWindows10「Windows10 Enterprise Evaluation」を入れてみる

うちにあるWindowsパソコンはすべてWindows7なのだけど(8/8.1は無い)、ちょっとどうしてもWindows10が必要になったから導入してみました。

今回Windows10をインストールするのは、普段は全く使っていないFRONTIER ベアボーン X310
周辺機器のテストをするときだけ使うという、もったいないパソコンです。

入れるOSは、無料の「Windows10 Enterprise Evaluation」。

このWindows10はプロ向けではありますが、実はMicrosoftアカウントでサインインすれば誰でも無料で使えます。
なので、システム要件さえ満たせば基本的OK。

こちらから日本語の32bit版、64bit版のISOがダウンロードできます。

ただし、利用できる試用期間は3ヶ月。

試用期間後は、デスクトップ背景が黒に変わって、システムが正規版ではないことを示す通知が表示されるそう。
しかも、1時間おきにPCがシャットダウンするらしいので、あくまでもテスト用ですね。

しかし「Windows7 Enterprise」には試用期間を延長する裏技があったので、Wind10でも試してみる価値はありますね…。

さて、このX310はメモリ1GB、SSD32GBとわざと劣悪な環境にしてあるので、32bit版をインストールします。
(Core i5なのにもったいないな…)

<<手順>>
1. Microsoftのサイトから2.7GB程度の32bit版ISOファイルをダウンロード。

2. DVDに焼く。
 Win7ならISOファイルをクリックするだけでウイザードがでるからすぐに焼ける。
 Windows7だとUSBブートメモリを作るのがちょっと面倒なのでDVDのほうがラク。
 Win8/8.1ならUSBブートメモリ作る方がいいかもしれない。

3. Windows10にしたいPCで、DVDまたはUSBからブート。

あら簡単。あっという間に最新のWindow10パソコンの完成。
所要時間は約1時間ちょっと。

インストール後のディスク使用容量(使用領域)は10GBちょうどでした。
結構コンパクトなので、32GBぐらいのSSDにでも入っちゃいますね。

ちなみに、クリーンインストールしちゃうと、ハードディスクやSSDが初期化されますから注意してくださいね。

初心者にはハードルが高いとは思いますが、結構簡単です。
インストールとご利用は自己責任で。

メチャ安ノートパソコンをゲットしました

RONTIERベアボーン X310

ちょっとパソコンの部品を見に秋葉原に行ったら、ずいぶん安いノートパソコンがあったのでゲットしました。
お店はショップインバースってところです。

FRONTIER ベアボーン X310の新品で、お値段なんと10,800円でした。

スペックは
CPU Intel® Core™ i5-3317U Processor 1.7GHz(2コア4スレッド ターボブースト時最大2.6GHz 3M Cache)
チップセット Intel® H-M77 Express
グラフィックス Intel® HD Graphics 4000 (1,792MB(最大)をシステムメモリから使用(自動))
メモリ PC3L-12800(DDR3L-1600) DDR3 SDRAM SODIMM 1スロット ※別売
ディスプレイ 14インチ 1366×768
ストレージ mSATA 32GB SSD
ストレージ 2.5インチ 7mm SATA(SSD or HDD) ※別売
光学ドライブ 9.5mm SATA ※別売
USB3.0×1
USB2.0×2
HDMI出力
ミニD-Sub15ピン
SDカード/メモリースティック(PRO)対応カードリーダ
Gigabit Ethernet
Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN
100万画素Webカメラ
音声入出力
バッテリー駆動時間 約6時間(47.4Wh)
寸法 約334×230×23mm
重量 約1.69kg
付属品 ACアダプター
※OS、ベゼル、ねじ、ドライバCDなし

ベアボーンなので、メモリやHDD、光学ドライブ、OSなどはついていません。
保証なども無いです。
裏面のネジも10本中4本ぐらいしかついてません。

ベースはKOUZIRO(FRONTIER)の14型Ultrabook「NV」シリーズらしいね。

とりあえず動作確認のために、1GBのDDR3メモリを313円で購入。

以前からChromebookに少し興味があるんだけど、これはChromiumOSにピッタリかも!?
日本国内で売っているChromebookはだいたいがCeleronなんだけど、このマシンはCore i5で結構高性能。
いくら低電圧タイプとはいえ、Core i5ぐらいだと少し安心だよね。

見た目は普通のノートパソコンなんだけど、作りはかなり安っぽい。
裏側のパネルとかベコベコなんですけど。

帰ってきてからまずはメモリをつけてBIOSを起動。
問題なく動くね。
ほんとは1GBのメモリを2つ買ってきたんだけど、スロットが1つしかなかった。

こちらを参考にWindowsパソコンでChromiumOS起動用のUSBを作成。

X310にUSBを差し込んでブートさせると、何の問題もなくChromiumが立ち上がる。
けど、Wi-Fiが認識してなくて、Chromiumにログインできない。
と一晩考えたら、ソフトウェアキーでWi-Fiをオンにしたら無事に動き出した。

USBから内蔵のmSATA 32GBのSSDにChromiumOSをインストール。
あっという間にChromebookもどきの完成。

GoogleのアカウントでログインすればOK。
Chromeブラウザだけしか動かないパソコンだけど、使い方によっては便利だな。

しいて問題があるとすれば、タッチパッドが使えないのね。
これは、なんかコマンドを入れれば認識すると思うのだけど、まだ試行錯誤中。

外付けモニターにHDMIで接続してみるとフルHDで画面が出て、外付けキーボードもマウスも問題無く動く。
Youtubeの1080pのフルHDの動画も問題なく再生できる!
そして、なんとUSB DACから音も出る。
これはスゴイ。

32GBとはいえ、SSDだから起動も激速。

まあ、Windows10を入れて、Windowsパソコンにしてもいいけどね。

必要なモノは
メモリ SODIMM DDR3 8GB 3,000円
2.5インチ 7mm SATA3 SSD 120GB 2,500円
OS Windows10 Home 64bit 10,000円
ぐらいかな。

あと希望があれば
ドライブ DVD-multi Drive 2,000円
とか。

まあChromiumでとりあえずメモリだけ4GBにしてオモチャにしてもいいかな。

Intel Dual Band Wireless-AC 7260 867 Mbps+ Bluetooth 4.0 7260HMWに付け替えれば、Bluetooth4.0も使えるし、Blu-rayも入れてもいいかな。

よくリビング用などの、手のひらサイズのベアボーンキットが売っているけど、Core i5のCPUを搭載しているものは4万円以上するからこれはやっぱりお得だなぁ。
スティックPCは使い方次第では便利なのだろうけど、ちょっと性能悪いし。

まあ、このノートはWindows10をいれたり、Ubuntuをいれたり、Chromiumをいれたりといろいろ使えます。
飽きたら誰かに譲っても良いですし。

使い勝手が良い実験道具です。(^^)