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牡蠣フライもいいけどバター焼きもね ~ 淡路町 とんかつ 万平

牡蠣フライもいいけどバター焼きもね ~ 淡路町 とんかつ 万平
牡蠣フライもいいけどバター焼きもね ~ 淡路町 とんかつ 万平

以前から神田付近に牡蠣フライと牡蠣のバター焼きが美味しいお店があると聞いた。
食べログをみると、マイレビュアーさんもよく行っている有名なトンカツ屋のようです。

「とんかつ 万平」(まんぺい)は丸ノ内線の淡路町駅か都営新宿線の小川町駅が最寄り駅となります。
JRだと秋葉原駅と神田駅のどちらからでも歩ける距離ですが、秋葉原のほうが若干近いですね。
その他、御茶ノ水駅や神保町駅からのアクセスも悪くはないです。

近くには、火事からの復活を遂げた「かんだやぶそば」や「神田まつや」などの老舗店もあります。

伺ったのは、平日の夜。
実はちょっと前に、閉店20分前の18時40分ぐらいに一度行ったのですが、すでに牡蠣が売り切れで閉店という事で、泣く泣く帰りました。

こういう経験から、今回は18時30分に事前にお店に電話をして
「いまから1名で牡蠣のバター焼きを食べたいのですが大丈夫ですか?」
と確認をし、お店から
「はい、お待ちしています」
ということで、無事に牡蠣の確保をしました。

店への到着は18時40分。
閉店は19時なのですが、ラストオーダーは18時50分のようです。

今回は初めての訪問なので、カキフライ定食(1,850円)とカキバター定食(1,850円)、どちらを食べようかかなり悩みましたが、牡蠣フライは他でもよくあるメニューで、やっぱり「とんかつ 万平」の人気メニューを食べたい!ということで、カキバター定食をお願いしました。

このお店は去年も一昨年も牡蠣を食べに来ようと思っていたのですが、いつの間にか牡蠣のシーズンが終わっていたので、2016年は早めに食べようと思っていました。

「いつまでもあると思うな親と牡蠣」

牡蠣は10月~3月ぐらいまでだけみたいです。

「とんかつ 万平」は創業昭和26年、今年で66年も続くかなりの老舗です。
とんかつ屋というよりは、どちらかというと洋食屋に近いテイストかもしれません。

伺ったときは先客が3名。
座席は4名がけのテーブル席オンリーですが、この時間は空いているので相席などしなくても大丈夫です。
ランチ時などは、相席になることもあるみたいですけどね。

昭和テイストの店内ですが、古いお店にありがちな小汚さは無く、わりと小奇麗になっていると思います。

テレビやスマホをみてしばらく待っていますと、やってきました牡蠣のバター焼きが。
あとは、ツヤツヤのゴハンとお味噌汁、漬物が到着。
ステンレス皿の上のビジュアルが良いですね。

バター焼きは大きな牡蛎が8個で、ボリュームも十分です。
基本的には6個らしいですが、この日は牡蠣のサイズが小さかったのか、閉店間際のオマケだったのかは不明ですね。

いざ実食ということで、まずはお味噌汁。
具材はどこにでもあるようなありふれた豆腐ですが、さすが66年の歴史の重みがあって、実に美味しい正統派のお味噌汁です。

次に牡蠣です。
まずはカラシもレモンも使わずに、パクっと一口で行ってみましょう。
箸で持ち上げるとじわっとジューシーな感じです。

バターの良い風味が鼻に抜けて、その後、牡蠣の香りがブワっと口の中に広がります。
旨味だけが口の中に残り、臭みなどは全く感じませんね。
さすがの職人技を感じます。

続いてゴハンをパクっと食べると、おやおやこれまた美味しいお米ですよ。
新潟産の新米ということで、これまた定食のお手本のようなキレイなゴハンです。

バター焼きは結構濃い味付けなんですが、牡蠣の風味を殺さないように計算されているようで、ゴハンとの相性もバッチリです。

次にレモンを絞って、さらにカラシをつけて食べると、これはまた口福の時間ですね。
もっとも、ここのヘビーなファンは、牡蠣の風味が落ちるといってレモンやカラシはあまり使わないらしいですけど。

女将さんと話をしていて思ったのは、今が新米のゴハンが一番美味しい季節なので、バター焼き「定食」を食べる時期としては最良なのかなと。

付け合せのキャベツも漬物のキャベツも美味しいです。

カキバターが到着したタイミングぐらいで入ってきたお客さんがカキバター定食を注文しましたが、
「もう牡蠣が終わちゃったよー」と言われ、食べずに帰って行きました。
すごい羨ましそうな目で見られましたが…しょうがないですよね(苦笑)

やはり事前に電話予約をしたほうがいいです。

牡蠣フライもバター焼きもちょっと高価かな?という感じはしますが、内容を考えると安いと思います。
牡蠣が苦手でなければ、一度は食べておいたほうがいいですね。

次回は牡蠣フライを食べる予定ですが、ここはとんかつ屋なのでトンカツも食べたいです。
さらにポークソテーやハンバーグも美味しいらしいので、これは近いうちにまた来ないと行けないですねぇ。

いつまでも頑張って営業してもらいたい、淡路町の路地裏の名店のひとつだと感じました。

リピあり。(^^)

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美味しいと評判の極上かつ丼 ~ 神田 とんかつ やまいち

美味しいと評判の極上かつ丼 ~ 神田 とんかつ やまいち

「かつ丼を食べるならこちら!」と、都内でもかなり美味しいかつ丼があると聞いてきた。

ここ「とんかつ やまいち」は同じ神田、淡路町にあるとんかつの老舗名店「勝慢」の流れを組むお店で、都内でも有数のとんかつの有名店らしいですね。

この日は無性にカツが食べたくなったのですが、いつもロースカツばかりだから少し変化をつけることにして、かつ丼を食べることにしました。
かつ丼ってかなり好きなのですが、正直言うとかつ丼がメチャ美味しいお店って少ないような気がします。

蕎麦屋のかつ丼みたいなモノが多い気がして、ベチャっとしていたり、カツが美味しいのにダシがまずかったりと。
なので「かつ丼が美味しい」と有名なお店は、ウキウキしますね。

食べログには14:20(L.O)と書いてあったので、結構遅めにいきました。
伺ったのは、13時45分ぐらい。
と思ったら、14時前には暖簾を下げ始めるではないですか。

後で聞いてみると、営業時間は11:00~13:50(L.O)で、土曜日は13:30(L.O)だそうで、今は夜の営業はしていないそうです。
ちなみに、日祝祭日と月曜日が定休日とのこと。
もう少し遅かったら危なかった。

ということで、食べログのやまいちの営業時間も修正しておきました。

今日頼んだのはもちろんのこと「かつ丼」。
1,700円とランチとしては少しお高め。

最初にお漬物とキャベツの千切りが出てきます。
あまり時間をおくことなく出てきたかつ丼は、実に厚みがあります。

ひとくち食べると、かなり柔らかくボリューミィですね。
カツは脂身も美味しいです。

しかし、少し塩がたっていて味付けが濃い気がしました。
ダシが煮詰まった感じですかね?

他のレビュアーの方も書かれていましたが、かなり脂身が多いのですね。
今回のカツの一番端っこの一切れは、脂身率が90%を超えていたので残してしまいました。

ただ、思ったよりも玉子が美味しいのですね。
黄身が濃厚というか、玉子の味わいが結構印象的でした。
カツ丼は、とんかつだけが美味しければ良い訳ではなく、玉子の味やダシなど全体のバランスが大切ですからね。

こちらのカツ丼は1,700円と少し値ははりますが、その辺のかつ丼よりはワンランク上です。
ほとんどの人が想像する「美味しいカツ丼」の部類に入ると思います。

今度は、普通のロースも食べてみたいですね。
リピあり。(^^)

とんかつ やまいち

昼総合点★★★☆☆ 3.9

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うなぎ居酒屋で頂く激安国産鰻 ~ 神田 うな正

うなぎ居酒屋で頂く激安国産鰻 ~ 神田 うな正

神田駅近くに激安の美味しいうなぎ屋さんがあると聞いてきた。
神田西口商店街にあるこちらのうな正は結構有名店らしく、雑誌などにも取り上げられているそう。
この商店街、都心部にあるわりにはこじんまりとしていて、下町っぽさも残っているような感じです。
いい雰囲気ですね。

わりと小さなお店ですが、普通のうなぎ屋さんというよりは、うなぎ居酒屋といったほうが良いでしょうか。
席についたら、隣にいたお兄さんが本気で寝ています。
どうも日本酒を6本も飲んだようで潰れていますね。
これは居酒屋っぽい。
もっとも夜に行ったからそう感じたのですが、昼の雰囲気はまた違うのでしょうね。

うなぎがダブルの丼がオススメとのことですが、ここはやはりベーシックな980円のうな丼を頼みます。
3分ほどで出てきたのは、お新香とお吸い物。
そして、5分もたたないうちに、うな丼が来ました。

まずお吸い物は、少しチープ系な味がします。
味わい深いという感じではないですね。

うなぎは思ったよりは大きいです。
うなぎ自身の香りはあまりしません。
タレは甘みがないタイプというかしょっぱい感じです。
これはこれでありなのかもしれないなぁ。
炭焼きではないのですが、パリっと焼いてあって、裏側などは蒲焼きというか焼き魚っぽくもあります。
ただ、単に固いわけではなく、ちゃんと身はやわらかいです。
やわらかいというか、少しふにゃふにゃしてる感じかな。
それでも、山椒をかけてガツガツ食べると、それなりにうなぎを食べている感はあります。

どうやら静岡から毎日うなぎが届けられているみたいですね。
もちろん養殖うなぎですが、いまどき天然うなぎを出しているところのほうが珍しいでしょうからね。

このお店の正しさは、安い国産鰻を、手早く食べさせてくれるというところでしょうか。
うなぎという食べ物は高級な部類の料理ではあるのだけど、特にうな丼はサクっと食べられて庶民にぴったりです。
個人的には行儀の良いうな重よりも、うな丼のほうが好きです。

そういえば、商店街をパトロールしてたら、近くにうなぎのチェーン店である宇奈ととがあったけど、やっぱり宇奈ととよりは美味しいと思いました。
宇奈ととは炭焼きという点では評価できるのですが、鰻が生臭いという記憶が強いですからね。

JR神田駅からも近いので、山の手線に乗ってサクっと気軽にうなぎを食べに来るというのも良いと思います。
リピあり。(^^)

うな正

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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これは良い天然たい焼き ~ 神田 鳴門鯛焼本舗 神田西口店

これは良い天然たい焼き ~ 神田 鳴門鯛焼本舗 神田西口店

神田にうなぎを食べにきて、夜の繁華街を少しパトロールしていたら、20時になろうとしているのに行列ができているたい焼き屋があった。
「天然たい焼き」ってなんなの?と思いましたが、どうやらこれは一匹一匹、カタにはめて焼く製法のことを言うらしいです。
店の前を歩いていたオジチャンが「天然じゃないたい焼きってあるのか?」と言っていて「それもそうだな」と思いましたが、よくよく考えてみると冷凍のたい焼きもあるから、やはりこれは天然なんだなって。
それにしても、これから飲みに行くようなお兄さんたちも買っているし、女の人がたくさん買い占めているし、なかなか面白い立地と客層ですね。

一番ベーシックな黒あんのたい焼きを一匹もらいました。
かなり熱いです。
回転が良くてどんどん売れているので、常に焼きたてのアツアツたい焼きを売っています。
(少なくともボクが行ったときは)

そのため、よくたい焼きにありがちな、皮のしっとり感は無いです。
表面はパリっとしていて、噛むと生地がサクっとしています。
ほー、これはなかなか無いタイプの食感ですね。

アンコはくどさが無くてさらりとしています。
非常にアッサリとした上品な甘さですね。

お店は3人の店員さんたちがフル回転で、一生懸命たい焼きを焼いて売っています。
活気があるたい焼き屋も珍しいような気がしますね。

たい焼きを手で扱うときはちゃんと専用の手袋をして、衛生面に気をつけているのも良いですね。
まあ、衛生に気を使うのは本当は当たり前のことなんですが、こういうことができていないお店も少なくありませんから。

一匹150円というのは安くはないんだけど、味も良いし、店員さんの対応も良いしなかなか良いお店です。
リピあり。(^^)

鳴門鯛焼本舗 神田西口店

夜総合点★★★☆☆ 3.8

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家系?な濃厚ラーメン ~ 神田 わいず

家系?な濃厚ラーメン ~ 神田 わいず

最近、家系ラーメンがご無沙汰だったので、都内の都心部で結構評価の高い神田のわいずにやってきました。
訪問したのは14時ぐらいで、これぐらいの時間なら空いてるだろうと思ったら甘かったですね。
雨の中でも並んでいる人が3名いて、10分少々待ちました。

お店はかなり狭い。
よくお店が狭いという表現はありますが、ここは狭いを通り越して、カラダが窮屈です。
隣の人との距離が近く、後ろを通る人も気になる。
これは単純に店舗が狭いというよりも、カウンターとイスの距離感なども間違って設計されてませんかね?
あいにく寒い日で雨も降っていたのですが、傘とカバンの置き場にも困りコートをかける場所も無い。
ボクは特別高い身長ではないですが、かなり姿勢に気を使って食べました。
180cmを超えた人などは食べられないんじゃないかなって思うぐらい。
うーん。

ラーメンと味玉、ゴハンを注文しました。
家系ラーメンは麺の硬さや油の量などがチョイスできるように思うのですが、こちらでは聞かれませんでした。
ちょっとぶっきらぼうな感じ。

具材は、チャーシューとほうれん草、のり、ねぎ、味玉で、家系の基本はバッチリ押さえてる。
スープは、相当油が浮いた豚骨醤油で、濃厚かつ味が強くて濃い。
麺は太くてコシがあって硬くてボクの好みです。
家系といえば家系だと思うのだけど、こちら家系とはうたっていないようですね。

ボクは家系はラーメンの中でもかなり好きなタイプなので、それ故あまりヘタな店では食べないようにしてます。
某家系リスペクトなラーメンチェーン店などは、スープは店で作らずに工場で作ったパックになった濃縮トンコツを店で薄めるという、ラーメン屋としてあるまじきお店があるのですが(あえて名前はだしませんが)、特に家系にはこういう店が少なくないので、よほど信頼できるラーメン屋でないと入店しません。

ということで、こちらは頑張っている方だと思いますが、また来たいなと思うような感動とホスピタリティがありませんでした。
少なくとも、誰か人と一緒に来る感じは無いです。

昼間っからかなり濃いラーメンを食べたせいであまり評価が高くならなかったかもしれませんが、夜遅い時間に来れば、また違う印象になるかもしれませんね。

わいず

昼総合点★★★☆☆ 3.2

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