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サウナの聖地!サウナー絶賛の最高のサウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ

サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ

とある金曜日、神奈川県横浜市の鶴見にあるお寿司屋「鈴よし」で会食をしていました。
複数人で飲むはずが、仕事が終わらないとかで結局いつものサフレ(サウナーの友達)とのサシ飲みに…(笑)

この日はこの後、横浜駅のスカイスパに行って泊まる予定だったのですが…
ボク「(友人が)来れないものはしょうがないっすね、それじゃそろそろスカイスパに行ってサウナ入りますか!?」
サフレ「つまらんなー。例のあれ、静岡、いくか!?」
ボク「いまから?静岡??しきじ???いいねー!行こう行こう!!」
ってことで、クルマに乗って静岡に向かうことにしました。

まるで学生のノリです。

この時、金曜日の23時50分ぐらいです。
しきじへの訪問は初めてなので、いちおう事前に電話をしてサウナの営業時間を聞くと…。
「4時から6時までは水風呂は入れませんよ。掃除中なので…。」

そっか、じゃあ、1回家に戻ろうってことで、着替えやカメラを取りに東京へ戻って、そこから静岡に向かうことにしました。
出発時刻は2時36分。

静岡に行くのも久しぶりですが、新東名高速道路が使えるようになってからはずいぶんと近く感じます。
前日も睡眠時間が短かったので、SAで少しだけ休憩。
目的地の「サウナしきじ」に到着したのは6時過ぎ。

ここ「サウナしきじ」は「サウナの聖地」「サウナ世界遺産」「サウナミシュラン3つ星」「日本一のサウナ」などと言われている、日本でもっとも良いサウナ施設のひとつです。
静岡駅からは約4km。公共交通機関ならバスかタクシーがいいですかね。

「しきじ」ってどういう意味かな?と思っていたら「敷地」っていう地名なんですね。

嵐の相葉雅紀さんが来たり、オリエンタルラジオの藤森さんなんかはプライベートで何度も来てるとのことで、玄関先には有名人の色紙がたくさん貼ってありました。
サッカーの三浦知良選手も来てるって。

フロントの券売機でチケットを買って、靴を下駄箱にいれて、鍵をわたします。
館内着とバスタオルを貰いますが、館内着はビニール袋で梱包されています。

これって、オーナーが潔癖症だそうで、清潔感にこだわってるみたいです。
館内着やタオルも地下水で洗っているとのこと。
ちなみに、フェイスタオルは使い放題です。

ロッカーはわりと新しい感じで、サイズも都内のサウナより気持ち大きく幅が広いかな?

それではサウナタイム開始!ですが、浴室に入ると、やっぱり水風呂に目が行きます。
天井から水が落ちてきていて「ドドドドド」と、まさに滝のような轟音がしています。

いつのもの通り、カラダと頭を洗って、温かい浴槽に入ります。
まずは薬草風呂に3分入ります。

サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ

生薬や漢方ならぬ韓方をブレンドした薬湯とのことで、水温は39.4℃。
カラダに効きそうな香りがして、1週間の仕事の疲れと、運転の疲れが癒されます。

ちなみにこちら、店員さんにお風呂の撮影許可をもらっています。
ボク「あのー、お風呂の写真撮りたいですがいいですかね?」
店員さん「ああ、ご自由にどうぞー」って。

お次はジャグジーっぽいお風呂。
水質は良い感じがしますが、ここはまあ普通ですかね。
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ

温度は39.5℃と、少しぬるめなのが自分好みでした。

カラダが温まってきたろころで、サウナに入る前の水通し。
噂の天然地下水の水風呂に1分ほど入ります。
へー、あんまり冷たくはないんだ、と後から温度計で計測してみると、水温は19.3℃でした。

サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ

と、さっそくサウナに入ります。
サウナはフィンランドサウナ、薬草サウナの2種類。

まずはフィンランドサウナから行きましょうか。
室温=106℃、湿度20%程度で、カラッカラではなくほどよく湿度を感じます。

サウナ室内に小さなマットが置いてあり、自由に取って敷いて使えます。
使い終わったら外のBOXにポイ。
清潔でいいです。

小さなテレビがありますが、テレビのリモコンも外にあるので、耳障りな番組はチャンネルを変えちゃってもいいですね。
わりと早めに汗の粒が出てきて、しっかりと汗をかきます。
12分終えて、いよいよ水風呂へGo。

ぬるめのシャワーで頭から汗を流して、水風呂に入ります。
ここの水風呂潜水率は相当高く、ほとんどの人が潜ってます。

ボクも遠慮なく潜らせていただきます。
水温はキンキンに冷えているわけではありませんが、やはり噂に違わず、しっとりと肌に染みていくような柔らかい水です。
塩素臭もしませんね。

店員さんに聞いたところ、天井から落ちてきている水は循環しているので飲めないとのこと。
水風呂の右奥の穴から流れ込んでいる水は飲めるそうです。

天然地下水をかけ流し。うーん、贅沢。
ちょっと飲んでみると、甘くて口当たりが優しいです。

「羊水のなかに漂っているよう」という表現をみましたが、まさにその通り。
素晴らしく気持ちいいです。

水質も良いと思いますが、水風呂の浴槽のタイルの色や、窓から差し込む光加減も含めて気持ちがいいです。

滝の下にいって頭から水をかぶったり、フチに頭をよりかけて瞑想したりして、5分ぐらいで出ます。

外気浴や露天風呂はありませんが、換気がいいのか息苦しさは感じません。
浴室の真ん中にある2つのベッドみたいな黄色のチェアと白いチェアがあって、そこでしばし休みます。

まだ朝が早かったことで人も少なく、かなりまったりとしました。
脳汁がたれるような昇天感はしませんでしたが、カラダに赤い文様がでる「あまみ」も出て、ばっちりととのいました。
(ボクはまだサウナで絶頂はしたことないんです…)

お次は薬草サウナ。
温度は60℃前後と低いのですが、湿度が60%程度と高く、これはフィンランドサウナよりキツイ!
まずは下の段に座ろうと甘えた考えが良くなかったのか、足元から蒸気がフツフツとあがってきていて、アツー!となります。

簡単にいうと、ドライサウナでロウリュをして「アツー」ってなるのがずっと続く感じ。

フィンランドサウナとはガラスで区切ってあって、フィンランドサウナの中にあるテレビが見られます。
薬草サウナ内にもスピーカーがあってテレビの音声もちゃんと聞こえます。

ってわけで出て、水風呂→休憩、フィンランドサウナを終えて、まずはサウナ12分、水風呂5分、休憩10分の3Set完了。

2階にあがると、リクライニングチェアがいくつもあって、その横に暗室で仮眠室もあります。
布団と毛布があって、少しクッションが硬いけど、よく眠れそうです。
人がだれもおらず、貸し切り状態で、メチャ眠いので一眠りします。

目が冷めらたらまた3setサウナを楽しんで、その後はゴハンです。
このサウナ飯っていうのも、サウナを楽しくさせてくれる重要な要素ですよね。

こちらの食堂は、手作りの家庭料理が食べられるのですが、調味料にも細心の注意を払い、全て無添加、無着色、無香料のものを使用しているとのこと。
メニューを見ると…おや?、サウナ飯定番のハムエッグ定食がありません…。

お店のお姉さんに
ボク「あのー、ハムエッグってあります?作れます?」
店員「ハムがあるからできますよー」
ボク「じゃあ、ゴハンと味噌汁もつけてもらえますか」
店員「わかりましたー」
ってことで、裏メニュー?のハムエッグ定食をオーダー。
値段は680円です。

サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ

ゴハンと味噌汁の他に、卵焼きやキンピラ、漬物もついてます。感激!
味は期待を裏切らない美味しさ。
お米も地下水で炊いているとかで、とても美味しいです。

鶯谷のサウナセンター大泉のハムエッグ定食と違って、ちょっと胡椒がスパイシーでした。
聞いたところによると、材料さえあれば、わりとカスタムオーダーができるみたいですよ!
凄いなー。

コカ・コーラも飲んでお腹一杯になったら、マンガを読んでちょっと休憩。

サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ

リクライニングチェアでちょこっと気絶(仮眠)して、起きたらまたサウナ。

うーん、ここは水風呂もいいけど、この低温高湿な薬草サウナも絶妙なバランスで素晴らしいな、ってことで、合計10Set完了です。

ところで、このしきじの地下50mから汲み上げた天然水は一般的なミネラルウォーターと比べてもかなり良質な成分らしい。
やっぱり富士山の水なのかなー?と思っていたら、どうも違うっぽい。

富士山(山頂)からは54kmとかなり遠く、安倍川水系の地下水とのこと。
参考:川の名前を調べる地図

国土交通省砂防部富士砂防事務所のサイトによると、富士山の地下水ってそんなに遠くでは湧き水にならないっぽい。
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ
Copyright (c) 国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所. Allrights reserved.

国立研究開発法人産業技術総合研究所のサイトにある「富士山周辺の湧水の位置とその水温を示した鳥瞰(ちょうかん)図」をみても…
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ
Copyright © National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)

東京新聞の記事をみても…
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ
Copyright © The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved.

しきじの地下水は富士山の水ではなさそう。
まあ、富士山の水にこだわっているわけではないんですけどね。

そして、『サウナしきじ』オーナーの娘さん「笹野美紀恵」って方も有名人らしく、モデルみたいですね。
SAUNNERS インタビュー 笹野美紀恵さん

かなりの美人さんですが、そりゃこんなサウナと水風呂にいつも入ってたら綺麗にならない訳がないって感じですかね。(笑)

結局11時間も滞在し、大満足でしきじを後にしました。
受付のお姉さんの笑顔もよくて、最後の最後までしっかりと癒やされました。(笑)
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ

東京からはちょっと遠いのは否めませんが、3ヶ月に1度ぐらいは来たいなーと思うぐらいの魅力大なサウナ施設でした。
朝6時から夜2時まで居て、休日1,600円というのは激安ですね。

リピあり。(^^)

P.S.サウナが終わってからは、静岡名物の「炭焼きレストランさわやか」の静岡インター店でハンバーグとステーキを食べました。
混み過ぎで20分ほど並び、ファミリーレストランとはいえ子供が暴れまわっていて、雰囲気は×でした。
もちろん、味とコスパはとても良かったです。(^^)
レビューは富士錦店のものを参照願います。
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ
サウナの聖地!サウナー絶賛の最高サウナ&水風呂 ~ 静岡市 サウナしきじ


サウナしきじ 点数:★★★★4.5
泉質:5、サービス:5、雰囲気:4、エンタテインメント:5、衛生面:5、CP:5
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
入浴料:平日 1,400円、土日祭 1,600円、サービスタイム朝6時~9時 夕方5時~深夜2時 900円、女性 900円 女性平日1時間 500円、深夜宿泊料金(深夜2時~翌朝10時まで)平日 1,400円、土日祝 1,600円
TEL:054-237-5537
住所:静岡県静岡市駿河区敷地2-25-1
最寄り駅:静岡駅南口から石田街道沿いに車で約15分(約4キロ程)、市内バスで登呂コープタウン行き「登呂コープタウン」下車 徒歩3分。
駐車場:50台(無料)
タオル:フェイスタオル、館内着代は入館料に含む
温泉=×
源泉かけ流し=×
露天風呂=×
サウナ=◯
入館対象=男女
サウナの種類=2種類(フィンランドサウナ、薬草サウナ)
サウナ室温=106℃:湿度20%、58℃:湿度60%
サウナ収容人数=最大約15名、10名
タオル使用ロウリュ=なし
水風呂の水温=19.3℃
スチームサウナ=◯
ジェットバス=×
寝湯=×
備え付けボディソープ=◯
備え付けシャンプー=◯
岩盤浴=×
アカスリ=×
マッサージ=◯
休憩所=◯
リラックスルーム(仮眠シート)=◯
お食事処=◯

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北海道ではベスト?な良サウナ&カプセル 札幌 ニコーリフレ

北海道ではベスト?な良サウナ&カプセル 札幌 ニコーリフレ
北海道ではベスト?な良サウナ&カプセル 札幌 ニコーリフレ

今回は札幌出張。

札幌といえばニコーリフレ、という人もいるくらいの良サウナが、ここニコーリフレ。
すすきのの近くにあって、アクセス抜群です。

ロウリュなどのエンタテインメント性もあってカプセルも安いという、至れり尽くせりなサウナです。

伺ったのは平日の夜。
4月にも泊まったのですが、前回はあまりゆっくりすることができませんでした。

と言っても、今回もすすきのでゴハンを食べて夜遅くに戻ってきたので、サウナには深夜0時半から2時までの1時間半しか入ってませんけど…。

ニコーリフレのビルはわりと新しく大きい感じです。
1階のロビーからエレベーターに乗って4階のフロントに向かいます。

ビジター料金だとスパサウナ入場料が3,300円(24時間)とお高いですが、会費無料のリフレ会員になると例えば3時間コースが900円と格安になります。

今回はカプセルだけど、個人デスクとロッカーがついているデラックスタイプ(3,800円)にしました。
安いなぁ。

で、ここの料金ってチェックインしてから24時間滞在が可能、そして外出OKなのです。
ということは、夜21時にチェックして、サウナ入って、カプセルで寝て、朝出かけて、夕方に戻ってきてひとっ風呂浴びて、20時30分にチェックアウトしてもいいってこと。
安いなぁ。

まずはチェックインしたら、7階のデラックスカプセルに向かい、専用ロッカーに荷物を入れて、館内着に着替えます。
7階には自動販売機とチェアのあるロビーやスロットができる喫煙室、コインランドリーなどもあります。

着替えが終わったら、4階に戻ってお風呂に向かいます。

お風呂ではバスタオルもフェイスタオルも使い放題。
やっぱりタオル使い放題は便利ですね。

今回はサウナハットを持ってきていないのですが、サウナ専用チプカシを装着して突撃します。

まずはフェイスタオルを1枚取って浴室に入り、かけ湯をしてから洗体します。

洗体が終わったら、サウナの前にまずは体を3分程度お湯で温めます。
ここでは38℃ぐらいのぬるい水素風呂に入ります。

ニコーリフレでは水素風呂→水素吸引→水素水を飲むってのを推奨しているようですが、まあ正直、水素水って効果は良くわかんないですけどね…。

水素風呂、水風呂、熱めのジャグジーからは大きなテレビを観ることができます。
サウナで気になるテレビをやっていたら続きを見たいものですが、水風呂や温かい浴槽でもテレビが見られるのはいいですね。
普段はテレビって見なくなっちゃいましたが…。

水素風呂からあがったら、水通しとしてサッと30秒程度水風呂に入ります。
その後は、体を拭いていよいよロッキーサウナに入ります。

サウナ内にはバスタオルが山積みになっていて、バスタオルを腰に巻いて入るのがニコーリフレ流のようです。

サウナ室内の湿度はやや高めでしっかりと汗が出ます。
いつものように1番高い場所に腰掛けます。

そして、今回は深夜1時からの最終ロウリュが楽しめました。

店員さんによってテレビが消され、ロウリュの開始です。

参加人数は4名程度で、まあ標準的なロウリュでした。
おかわりはしましたが、正直ちょっと物足りないぐらいでした。

まあ、もっと熱いロウリュを楽しみたいのであれば、ダイナマイトロウリュとかの日に来たほうがいいですね。
あと、日によっては女性スタッフが熱波を送る「なでしこロウリュ」ってのもあるそうです。

ロウリュが終わると店員さんが退室しますが、だいたいの人もほぼ一緒に退出していきます。
ボクはロウリュが終わっても、しばらくはサウナ室内に残って、水風呂に人が居なくなったタイミングを狙って出ます。

ここではバスタオルを使うと言いましたが、ニコーリフレでは使い終わったバスタオルを戻すところがありません。
脱衣所にはバスタオル回収BOXがありますが、浴室には無いのです。

店員さんに確認をしたところ、サウナの外の壁にあるフックに使い終わったバスタオルをかけておけば良いそうです。
しばらくしたら店員さんによって、汚れたバスタオルは回収されていました。

こちらの水風呂はわりと浴槽のサイズが大きく、4~5人で同時に入っても狭さを感じることは無いです。
温度は12~16℃程度とわりと冷えていて、水は井戸水を使っているそう。

備長炭が大量に水に沈めてありますが、多少は炭によって水が浄化されているのかな?
塩素臭などはしませんでした。

休憩は水風呂の前に4つのチェアと、その隣のスペースには横になれるリクライニングチェアが2つあります。
残念ながら外気浴はできないのですが、換気がいいのかあまり息苦しさなどは感じません。
札幌とかだと特に冬の季節は外気浴は厳しいのかもしれません。

と、2セット終わって退出です。

脱衣場の横にあるパウダールームには結構な数のアメニティがあって、ヘアジェルやシーブリーズなども完備されています。
これは助かるなー。

3階に降りると、リクライニングチェアのある休憩所などがあるのですが、ここにはなんとガールバー「Refre girls bar flow」が併設されています。
Twitterで知ったのですが、なにか突撃レポをしなくてはならない雰囲気になったので行ってみました。

値段は60分2,000円。ドリンクは別料金です。
すごく眠かったので、ジンジャエールだけ飲んで30分でカプセルに戻りました。

感想…は、まあ、コスパとクオリティを考えると、外にあるすすきののお店に行ったほうが良いとは思います。
しかし、サウナに入ってさっぱりして、館内着を来たままお酒を飲んで楽しめるというのであれば、唯一無二のプライスレスなガールズバーではないでしょうか?
良いと思いますよ。

デラックスカプセルには、専用のデスクもついていてちょっとした作業もできます。
ただ、カプセルのある室内は非常に静かなので、パソコンなどの利用は音がするので止めておいたほうがいいですね。

朝は5時半に起きて、そこからサ12分、水3分、休3分の1セット。
サッパリしました。

朝食はバイキングですが、わりと贅沢で凝ってますね。
朝からがっついて食べ過ぎるのはあまり良くないと思いますが、かなり食べがいのある朝食だと思います。

全体的に清潔感があって、臭いなぁ汚いなぁと感じることは皆無でした。
浴室も頻繁に店員さんが巡回していて、いつも整理整頓がなされていました。

ビジネスマンに愛されるニコーリフレのスパ・サウナ・カプセルホテル」という、企業広告っぽいランディングページがあったのでご覧下さい。
サウナでこういうページを作るのって珍しいな(笑)

次回に札幌に来たときも恐らくリフレに泊まると思うのですが、今度は早めに仕事を切り上げて、もっとゆっくりとサウナを堪能したいと思います。
リピあり。(^^)


札幌 スパ・サウナ/カプセルホテル/ビジネスホテル ニコーリフレ 点数:★★★★4.2
泉質:4、サービス:5、雰囲気:4、エンタテインメント:5、衛生面:5、CP:5
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
入浴料:ビジター 24時間3,300円、会員 24時間2,200円、3時間900円、5時間1,100円、ナイトタイム 3時間 1,100円、通常カプセル 3,000円~
TEL:011-261-0108
住所:北海道札幌市中央区南3条西2丁目14番地 ニコービル4F
最寄り駅:札幌市営地下鉄南北線「すすきの駅」1番出口 徒歩3分
駐車場:提携駐車場あり
タオル:フェイスタオル、館内着代は入館料に含む
温泉=×
源泉かけ流し=×
露天風呂=×
サウナ=◯
入館対象=男
サウナの種類=2種類(フィンランドサウナ ロッキー、スチームサウナゲルマニウムミスト)
サウナ室温=88℃、40℃
サウナ収容人数=最大約25名、5名
タオル使用ロウリュ=1日18回
水風呂の水温=16℃
スチームサウナ=◯
ジェットバス=×
寝湯=×
備え付けボディソープ=◯
備え付けシャンプー=◯
岩盤浴=×
アカスリ=◯
マッサージ=◯
休憩所=◯
リラックスルーム(仮眠シート)=◯
お食事処=◯

東京都水道水の温度 ~ サウナーの勉強

東京都水道水の温度 ~ サウナーの勉強

サウナ愛好家プロサウナーとなれば、水風呂の温度が気になると思いますが、参考までに東京都水道局のデータを見てみました。
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/

例えば、ボクの家から比較的近い上野公園での水道水の水温は年平均で17.4℃。
1~3月の平均はは10.1℃だそうです。
東京都水道水の温度 ~ サウナーの勉強
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/kekka/pdf/s_kekka27-data/k042-4.pdf

これは意外と冷たいですね。
ちなみに、水が冷たくて気持ちいいと評判の鶯谷のサウナセンター大泉の水風呂はだいたい13~16℃ぐらいです。

また、水系はどうやら違いそうですが、上野公園から直線距離で3.4km離れたところにあるロスコの水風呂は地下水を使っているとのことで、冬でもだいたい19℃ぐらいをキープしています。

ちょっとオチがないのですが、冬の水道水は、その辺のちゃんとしたサウナの水風呂の水温よりも低いことがわかりました。
あー、サウナ行きたくなってきた。

日本最強クラスのシングル水風呂と良サウナとロウリュ ~ 福岡博多 サウナ&カプセルホテル ウェルビー福岡店

日本最強クラスのシングル水風呂と良サウナとロウリュ ~ 福岡博多 サウナ&カプセルホテル ウェルビー福岡店

今日は福岡出張。
昨年2016年にサウナ愛好家プロサウナーデビューしてからは、出張で泊まるのはほとんどサウナ&カプセルになりました。

なになに?「安いカプセルに泊まって、出張のホテル代を浮かしてるんだろう?」って?
いやいや、いまはホテル代は実費精算なので、安かろうが高かろうが個人のサイフ的にはあまり関係がありません。

むしろ、取引先からホテルを指定されたり、取引先でホテルを取ってもらっても、仮に荷物はそのホテルに置いたとしても、泊まるのはサウナ&カプセルでしょうね。

なぜそこまでしてサウナ&カプセルに泊まるかって?
それは体力の限界までサウナを楽しめるからにほかなりません。頭おかC。

さて、今回は福岡ということで、サウナと宿泊先は前評判の高い「サウナ&カプセルホテル ウェルビー福岡店」一択です。
ここは日本最強クラスの水温1桁、シングルの水風呂が楽しめるようです!
これは楽しみですね。

伺ったのは平日の夜。
福岡には午後に飛行機で到着。
ファミレスで小一時間仕事して、取引先に向かいます。

仕事が終わると20時30分。
軽く福岡駅でとんこつラーメンを食べて、ウェルビーに向かいます。

福岡駅からタクシーに乗ろうかと思いましたが、歩いてもいけるということで健康のことを考えて歩きました。
これが…結構遠いですね。
今度からタクシーか地下鉄祇園駅を使おう。

ウェルビーに到着。
ファミリーマートがあるビルで、入口は2階にあります。
エレベーターがないようなので、大きな荷物を持っている人はちょっと面倒ですね。

まずは受付でお金を払います。
Twitterで他のサウナ愛好家さんから推奨を受けていたプレミアムルーム(限定3室)は満室だそうです。

ということで、パソコンやノイズキャンセリングイヤフォンがついている「プラスカプセル」4,400円をチョイス。
大きな荷物は専用のロッカーがあって預けられるので便利です。

まずはロッカーに行って着替えますが、普通サウナでもらえるような館内着がありません。
ロッカーに入っているのは、サウナパンツのみ。

よくわからないので、店員さんに聞いてみると「ここで裸になって、サウナパンツを履いて浴槽に向かってください」とのこと。

と言っても、実はまだ仕事が残っているので、地下のフリースペースで小一時間仕事。
ようやく開放作業から開放されたので、ここからは待望のサウナタイムです。

ときはすでに23時30分。明日は5時起きで朝一の飛行機で東京に戻るのであまりユックリとはしていられません。

今回はサウナハットを持参して突撃します!

サウナパンツを履いて浴室の入口に向かうと、タオルが山のように置いてあります。
面白いことにここには脱衣場という概念があまり無いようです。

小物を入れるような貴重品ロッカーサイズの小さなロッカーはありますが、個人のタオルを置いておくスペースなどはありません。
ということで、タオルを1枚取って、そのまま浴室にはいります。

まずはかけ湯をしてから、サウナパンツを脱いで、頭と体を洗います。
ボディタオルやひげそり、歯ブラシなどは十分に揃っています。

洗体が終わったら、サウナの前にまずは体を3分程度お湯で温めます。
家庭用の浴槽のようなお一人サイズの壺風呂っぽい白湯に入ります。
まあ、これは普通ですね。

そして、上がったら「水通し」と言ってサッと水風呂に入ります。

普段はだいたい20~30秒ぐらい入りますが、ここは日本屈指のシングル。
肩まで使って5秒でギブアップでした。

水温計は4.5℃を指しています。
これは冷たい。

ということで、体を拭いて水分を拭ってケロサウナに入ります。

深夜ってこともあって、最初は貸し切りでした。
温度は85℃ぐらいで少し低めですが、オートロウリュ機能がついていて、定期的に湿度があがります。
これは少しマイルドなセッテイングですね。

テレビと少し大きめのフォトスタンドのようなものがあり、北欧っぽいサウナの写真が映っています。

入室後10分ぐらいして「かなりマイルドだけどあまり時間が無いから1回出て、水風呂に入ろうかな?」と思っていたら、店員さんが入ってきました。
「ん?こんな深夜になにしてるんだ?」と思ったら、どうやら0時からロウリュ(アウフグース)が始まるようです!

マジか!深夜にもロウリュやる施設って、東京では聞いたことがないよ。

店員さんによってテレビが消され、ロウリュ&アウフグースの開始です。
アロマ水を注いで、ロウリュ開始です。

参加人数は5名程度で、熱波は十分に感じましたが、深夜のせいかわかりませんが、わりと事務的なアウフグースな感じでした。
おかわりも1回でしたし…。
まあ、毎時間、深夜の3時までやっているそうですし、夜中にロウリュが受けられるだけでもありがたいと思わないといけないですね。

倒れるぐらいまでの熱波を浴びたいのであれば、熱波イベントとかやってる頭おかC施設に行くべきです。

博多華丸 ものまね サウナ ウェルビー福岡店というYoutube見つけたwww

で、結局24分サウナにこもっていました。

さて、ここからはメインディッシュと呼べる4.5℃の水風呂に入ります。
入口のぬるいかけ湯を頭からかけて、汗を流したら、水風呂にドボン。

軽く潜ってみますが、これは冷たい。痛い。
いくら体が火照っていても30秒が限界でした。

このシングルの水風呂は浸かって楽しむというよりは、通過するっていう表現のほうがいいかもしれませんね。
というのも、水風呂の形状に入るところと出るところがあるっていうか、導線的に、サウナ→かけ湯→強水風呂(4.5℃)→弱水風呂(19℃)というようなカタチになっています。

これは水歩行風呂だな。3分とか入ってられないだろうし。

ということで、4.5℃のあとは、19℃の弱水風呂に入ります。
人間慣れって怖いもので、19℃の水風呂はいつまでも入っていられるというか、のぼせるぐらい温かいですねwww

水風呂はどちらも塩素臭などもありませんでしたが、もう少し水が溢れたり、鮮度が高くてもいいかなと思いました。

結局5分ぐらい水に浸かって、休憩です。
普段であれば、外気浴がないとやだなーとか言ってますが、ここではあまりそういう思考になることも無く、グッタリと椅子に座っていました。
もっとも、体調が良いというか疲れ切っていたせいかもしれませんが。

休憩が終わったら、次は「からふろ」というサウナに入ってみます。
これは日本っぽいお一人様用サウナです。茶道というかサ道。

まるで茶道室のようなカタチで、天井の低い4.5畳ぐらいのスペースです。
温度は60℃程度と低いです。

ここには柄杓とサウナストーンがあって、ひとりロウリュが楽しめます。
調子に乗って、石に水を3杯、4杯、5杯とかけてみると…。
熱っ!熱っ!熱っ!ってことで、想像よりも暑くなってしまって、すぐに出てしまいました。
これは時間があれば1人でまったりと楽しめそうですね。

次はアイスサウナへ。
このような冷たい部屋は過去にいくつか体験していますが、どこもだいたい0℃ぐらいのセッティングです。
しかし、ウェルビー福岡のアイスサウナはなんとマイナス29.9℃!

専用のスリッパを履いて入ってみると、これはまた凄い。
北極というか、冷凍庫というか…寒すぎです。
これも30秒程度でギブアップ。

外にでて強水風呂で水通しをして、ケロサウナに戻りました。
12分入って、強水風呂→弱水風呂→休憩→洗体、で、ショート2セット終了です。

ここで初めて館内着を着ます。
館内着もサウナパンツも使い放題です。

2階には、フロントの他、浴室やレストラン、マッサージルームなどいろいろあります。
かなりフロアの広い施設なのですね。

フラフラになってロッカーに戻って、寝る準備をしようと思っていたら、マッサージのお姉さんに
「サウナハット可愛いですねー」とお声がけをいただきました。
まあ、(帽子は)ノッポさんみたくて可愛いです。

マッサージルームもかなり広くて、10人ぐらい同時にできる感じ。

ということで、カプセルルームに行って、あとは爆睡です。

カプセル内では専用モニターでネットも楽しめます。
少しだけネットを見ていましたが、そのまま寝落ちして、布団もかけずに気づいたら朝になってましたwww

朝5時になってから、そこからサ12分、水3分、休3分の1セット。
さっと着替えをしてウェルビーを6時に出発しました。

祇園駅から福岡空港に向かおうと思いましたが、なんと電車が10分間隔ぐらいでしかありません。
結局、飛行機出発手続きのギリギリに到着しました。

7時発の飛行機に乗るためには、6時出発では大変厳しいのがわかりました。反省。

全体的に清潔感があって、臭いなぁ汚いなぁと感じることは皆無でした。
店員さんの対応も良く、受付のお姉さんも可愛く、サービスは満点でした。

ちなみにプレミアムルームは消防法の関係から、完全な施錠はできないそうです。
漫画も多くて、インターネットができるスペースは漫画喫茶/ネット喫茶みたいな感じみたいです。

次回も福岡に来たときはウェルビーでサウナと水風呂を堪能したいと思いますが、もっとゆっくりと楽しむために余裕をもってきたいですね!
白樺の枝葉「ヴィヒタ」を使ったロウリュもあるようで、これも体験してみたいです。

リピあり。(^^)


サウナ&カプセルホテル ウェルビー福岡店 点数:★★★★4.3
泉質:4、サービス:5、雰囲気:4、エンタテインメント:5、衛生面:5、CP:4
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
入浴料:レギュラー 2,370円、2時間 1,670円、通常カプセル 4,100円(朝食バイキング付) 会員は500円引
TEL:092-291-1009
住所:福岡市博多区祇園町8-12 ロータリー大和2F
最寄り駅:地下鉄祇園 徒歩7分、JR博多駅 徒歩10分
駐車場:提携駐車場あり
タオル:フェイスタオル、館内着代は入館料に含む
温泉=×
源泉かけ流し=×
露天風呂=×
サウナ=◯
入館対象=男
サウナの種類=3種類(フィンランド式ケロサウナ、からふろ、アイスサウナ)
サウナ室温=90℃、60℃、-25℃
サウナ収容人数=最大約15名、1名、1名
タオル使用ロウリュ=1日12回
水風呂の水温=4.5℃、19℃
スチームサウナ=×
ジェットバス=×
寝湯=×
備え付けボディソープ=◯
備え付けシャンプー=◯
岩盤浴=×
アカスリ=◯
マッサージ=◯
休憩所=◯
リラックスルーム(仮眠シート)=◯
お食事処=◯

かなり聖地的な男の隠れ家 ~ 渋谷区笹塚 天空のアジト マルシンスパ

かなり聖地的な男の隠れ家 ~ 渋谷区笹塚 天空のアジト マルシンスパ

サウナ愛好家の方に絶大な人気を誇る「天空のアジト マルシンスパ」。
以前は「サウナ・マルシン」という名前だったそうですが、2014年8月に、「マルシンスパ」に生まれ変わったそうです。

伺ったのは平日の深夜。
飲み会が終わったタイミングで、悪友から「サウナ行こうぜー」とメッセージが。

以前からこの「天空のアジト マルシンスパ」には行ってみたかったのですが、ちょっと行動エリアから外れていまして…。

新宿で待ち合わせをして向かいましたが、今回は深夜だったのでクルマで行きました。
笹塚駅前って新宿や渋谷などの大都会ではないですが、ぼちぼち都会です。

このサウナはビルの一角にあるので専用駐車場などは無く、甲州街道(国道20号線)&首都高4号新宿線に面していて、外見からはそんなに落ち着いた感じはしません。

エレベーターに乗って10階まで行って受付をします。
あまり大きな施設ではないので下駄箱の数も少ないです。

受付でお金を払います。
マルシンスパは金額としては決して安くはありません。
12時間のレギュラーコースで2,500円、90分コースだと1,500円。

でも、90分だとちょっと短いのですよね。
できれば120分、ぜいたくを言えば3時間で2,000円ぐらいだとありがたいんですけどね。

希望していた通り、3時間で2,000円のコースが新設されました!
また、Niftyなどのクーポンを受付で見せると、1,500円で90分が120分に、2,000円で3時間が4時間になります。

しかも90分コースで延長となった場合、自動的に3時間コースへ移行。
3時間コースで延長となった場合、12時間コースへ移行とかなり親切なプライス設定。

90分コースや3時間コースだと深夜料金(1,000円)がかかりません。
なので、都内で深夜に入れるサウナで、深夜料金が加算されないのは数少ないので助かります。

今回は90分コースで入りました。

全体的にちょっと高めのプライスで、深夜に2時間入ると3,500円と結構なお値段ですが、朝まで泊まるのなら安いのかなとも思います。

まずはロッカールームで館内着に着替えます。
比較的新しい施設なだけあって、ロッカールームなどもキレイで清潔感があります。

10階には食堂などがあり、浴場・サウナはひとつ上の11階になります。

そんなに大きなビルではないので浴場もあまり小さく、湯船は大小2つのみで、洗い場は4つしかありません。
サウナも8名ぐらい入ると満席になりそうなもの。
あと浴場にあるのはチェアが2つとアカスリスペース。

まあ、サイズだけみると、すべてがミニマムです。

けど、さすがにサウナ愛好家も絶賛の施設というのはすぐに納得ができました。

今回は金曜日の深夜に伺いましたが、お客が少なくほぼ貸切状態。
サウナも1人で入れて、水風呂も独占できました。

ちょっと都心部から離れているのと、ちょっと値段が高いのが空いている要因なんですかね?

さてさて、まずはサウナ。
本場フィンランドのサウナを再現したIKIストーブを完備したサウナ室は、ほどよい湿度感があって気持ちいいです。
自分でストーブに水をかけられるセルフロウリュは楽しいですね。
スポットライトに照らされたサウナストーンに水をそっとかけると、すぐに水が蒸発して水蒸気になるのですが、それがキラキラと輝いてキレイなんです。
皮膚が痛くなるようなドライサウナより全然好きです。

テレビが無くて、サウナ室に窓ガラスがあるのも新しい経験。
入口のほうの椅子が少し背もたれが傾いたリクライニングチェアっぽくなっていて、これもユックリできます。

サウナの中で見るテレビは嫌いではないですが、こういう静かなサウナで落ち着くのも結構いいですね。

そして水風呂。
温冷大小2つの浴槽があると言いましたが、なんと大きい浴槽のほうが水風呂。

この水風呂、どうやら地下水のかけ流しらしいです。
水温は18度程度とキンキンに冷えているわけでは無いですが、これくらい温度のほうがユックリと何分でも入っても大丈夫なので良いとも言えますね。

大きさ、深さ共に合格で、塩素臭などもしませんでした。
ちょっと水に緑がかった色がついていましたが、これはなんでしょうね?

そして、サウナの日やイベントのある日は水風呂に氷が大量投入されるとか。
また、ヴィヒタ(白樺の若枝)が使える日もあるそうなので、これはぜひ体験してみたいです。

休憩は浴室内のリクライニングチェアでユックリとできます。
ただ、椅子が2つしかないので、混雑時は取り合いになるかもしれませんが今日は独占でした。

11階と比較的高いビルなので、窓がちゃんと開かないのは残念でした。
これでは、チェアに座りながら外気浴などはできませんね。

しかし、温かい浴槽の近くの窓ガラスが少し空いていて、浴槽の縁に座って外の冷たい空気を吸うとディープリラックスができました。
周りに遮蔽物が無いので窓から結構遠く見えて、結構見晴らしが良く、富士山も見えるそうです。

確かに「男の隠れ家、アジト」というネーミングがピッタリですね。

脱衣場の浴室の出入り口に近い場所にお水のサーバがあるので、ちゃんと水分補給もできます。

施設が新しいこともありますが、全体的に清潔感があってよいです。
「あ、汚いな…」と不快を感じることは皆無でした。

もちろん、休憩室やカウチベッドなどもあるので、出張で東京に来たときにホテル代わりに使うのもいいもしれません。
暗くてよくわかりませんでしたが、ラクーアなどでありがちな、「満席で眠れない!」というのもなさそう。

ボクはサウナ施設で食事をすることはほぼありませんが、サウナあがりなどにビールなど飲んだら、それはそれは美味しいだろうな…と思います。
まあ、自分は下戸で酒は飲めないですけどね。

まだ一度しか行ってないので、ここの真価は完全には理解できていませんが、サウナ愛好家にも愛されるサウナというのは納得しました。
つぎは、ロウリュサービスがあるときに来てみたいと思います。

リピあり。(^^)


天空のアジト マルシンスパ 点数:★★★★4.2
泉質:4、サービス:4、雰囲気:4、エンタテインメント:4、衛生面:4、CP:5
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休(元旦、毎月第1月曜日)
入浴料:レギュラーコース 2,500円(12時間)、90分休憩 1,500円、朝まで休憩 3,500円
TEL:03-3376-5225
住所:東京都渋谷区笹塚1-58-6マルシンビル10階
最寄り駅:京王線笹塚駅 徒歩1分
駐車場:無し
タオル:バスタオル、フェイスタオル、館内着代は入館料に含む
温泉=×
源泉かけ流し=×
露天風呂=×
サウナ=◯
入館対象=男
サウナの種類=1種類(ikiサウナストーブ)
サウナ室温=95℃
サウナ収容人数=最大約8名
タオル使用ロウリュ=1日2~3回
水風呂の水温=18~19℃
スチームサウナ=×
ジェットバス=×
寝湯=×
備え付けボディソープ=◯
備え付けシャンプー=◯
岩盤浴=×
アカスリ=◯
マッサージ=◯
休憩所=◯
リラックスルーム(仮眠シート)=◯
お食事処=◯

サウナー向けの腕時計 チープカシオ F-108WHC-1AJF 〜 Amazonで買ったイイモノ

最近サウナによく行きますが、施設によっては浴室に時計が無いことがあります。
サウナ室に砂時計しか無い場合もありますし、アナログの12分時計しかない場所もあります。

何より困るのが、水風呂に入るとき。

サウナ界のレジェンドと言われる「鶯谷のサウナセンター」などは、水風呂にも12分計が見えるように取り付けられていますが、水風呂に入りながら時計を確認できる施設は、ボクが知っている限り稀です。

そうすると「サウナで使える腕時計が欲しいなぁ」と思うのも自然と言えば自然です。

まあ、サウナは「腕時計を外し、時間を忘れて、自分の身体と対話する」と考える人もいるかもしれませんが…。

頑丈な時計と言って、すぐに思いつくのがCASIOのG-SHOCK。
機能は最低限でいいので、シンプルでベーシックなDW-5600ぐらいがいいかなと。

Amazonだと、だいたい6,000円ぐらいです。

サウナといえば温度計もあったら便利だよね、ということでビックカメラの時計コーナーにG-SHOCKを見に行きました。

カシオから派遣で来ている店員さんに
「サウナで使える、温度計などがついた時計はありますか?」
と聞いたところ、
「G-SHOCKといえども、サウナのような高温には耐えられません…とお答えするしかありません」
という回答でした…。

まあ、100℃近い高温に15分程度、その後10℃ぐらいの水につけられるのだから、かなり過酷な環境といえば…まあ、そうですね

「そうしたらチプカシはどうですか?」(チープカシオ=安価なカシオの腕時計)
と聞いたところ、
「ことサウナに入るという意味では、G-SHOCKもチプカシも耐久性にはあまりかわりがないです。」
とのこと。

ということで、店頭で防水と書いてあるチプカシをいくつか見ましたが、Amazonにあるような可愛いデザインのものがありません。

店員さんは
「正直Amazonさんのほうが種類は豊富ですよ」
ということで、Amazonでポチることにしました。

買ったのは、F-108WHC-1AJFというもので、Amazonでポイント分を引くと、実質1,928円。

ちょっと見た目的にはG-SHOCKに似ている感じですが、「WATER RESIST」とデカデカと書いてあるのに、その上に「WR」とさらに防水が強調されている…。
これは、ダサいですねぇwww

機能はシンプルで、時計機能とアラーム、そしてストップウォッチ機能のみ。
CASIOらしくカレンダーなどもついてますし、オレンジ色のLEDライトもついてます。

防水は生活防水。
生活防水なので本当は水にどっぷりつけてはダメなのですが、2,000円程度なので、実験的に壊れてもいいや、という感じで使えます。

G-SHOCKのほうが丈夫な感じもしますが、壊れることが前提で使うのならチプカシのほうがいいですね。

ということで、さっそく100℃のサウナで使ってみました。

まずは12分入りますが、何も不具合はありません。
液晶が黒くなってしまうかな?と心配しましたが、そういうのもなく、ピンピンとしています。

バンドは樹脂でできているのですが、これが結構熱くなります。
腕につけている分には問題ないのですが、このバンドを太ももなどにつけると、アツっ!となりました。

ストップウォッチで12分測って、サウナ室から退出。
次は水風呂です。

水風呂の水温としてはちょっと高めの20℃。
ここでストップウォッチをリセットして計測開始します。

時計を水の中にしっかりと沈めて3分間測ります。

3分後、自ら取り出してみてもなんら問題はなさそう。
液晶部分には変化がなく、少なくとも液晶の中に水が侵入してはいないですね。

今回はこれを3セット。
結論としては、時計は無事でした。

サウナ愛好家になってから腕時計をして初めてサウナにチャレンジしましたが、時間が正確に把握できるのでなかなか良いです。
ストップウォッチでちゃんと時間を測るので、ボーッとしていて「あれ?何分からサウナに入ったっけ?」となることも無いです。

特に90分や120分のショートコースでサウナに入るときは、効率的かつ計画的にサウナ浴が楽しめますね。

チプカシは値段以上に使える時計なので、今後は継続的にサウナで使ってみてその耐久性を試してみたいと思います。
電池寿命は約7年のロングライフなので、どれくらい使えるのか楽しみです。

ちなみに購入後30回以上サウナに行って、高温多湿のサウナ&15℃程度の水風呂にどっぷりつけて使い、また、源泉かけ流しの温泉に行って普通に温泉に浸けて使ってますが壊れる様子はありません。
さすがに水の中でボタン操作はしませんが、水が侵入していないようですね。

いまはチプカシを卒業してG-SHOCKを使い始めました。
参考記事:サウナー向けの腕時計 CASIC G-SHOCK G-LIDE GLX-5600-7JF 〜 Amazonで買ったイイモノ

サウナ室でG-SHOCKを使う利点は操作音を消す設定ができることです!
サウナ室で時計を操作しないのであれば、チプカシでも全然OKです!

まあ、どちらにしても、チプカシはコスパが良いのでオススメです!(^^)

梅田のど真ん中で楽しむサウナと水風呂と温泉 ~ 大阪市梅田 スパ&サウナ 大東洋

梅田のど真ん中で楽しむサウナと温泉と水風呂 ~ 大阪市梅田 スパ&サウナ 大東洋

この日は大阪に日帰り出張。
仕事が終わり、20時ぐらいに着いたのが梅田周辺。

そういえば、ずーっと前ですが、半年ほどこの街に住んでいたんですよね。
大阪駅も最寄り駅のひとつで、梅田界隈にも良くうろうろしていました。

半年しか住んでいなかったっていうのもありますが、大阪はそんなに詳しくはありませんね。
キタの街並みもだいぶ変わりましたし…。

大阪駅に20時であれば、まだ東京までの新幹線に余裕で乗ることができます。

しかし、ボクはサウナ愛好家です。
大阪の街に来て、サウナを楽しまない手はありません。

「そうだサウナ、いこう。」
それも泊まりでwww

ということで、おもむろにスマホを取り出し、自家製のGoogleマップの全国版サウナマップを使ってサウナを調べます。(2017年4月公開予定)

神戸はちょっと遠いから、大阪市内で…。
となると、難波のニュージャパンサウナ スパプラザ店か梅田の大東洋がいいかな…。

どちらにするか…。

まあ、近いし、梅田の大東洋にしましょうか…ということで向かいました。

初めてカプセルホテルに泊まったのは4年ほど前。

その時は他のビジネスホテルの空きが無く、すごい後ろ向きな気持ちで泊まりました。
それはそれは異次元の世界というか…オッサン臭いなーという感じで、貧困の香りがしました…。

時は流れ、サウナ愛好家になってからは、むしろサウナ付きのカプセルはWelcome。

カプセルだと周り音やいびきが気になる?
死ぬほどサウナに入って気絶するように眠るから、騒音は気になりませんwww

ビジネスホテルは…まあサウナ付きカプセルが一杯だったら、泊まってもいいかな?
某一部上場企業レベルの役員の方も、出張のときは高級ホテルやビジネスホテルを使わずにサウナに泊まるとか。(笑)
その気持ち、最近ようやく理解ができるようになりました…。

伺ったのは金曜日の夜。
まずは受付をして、ロッカーに荷物を入れます。

ゴハンは食べてきたのでさっそくサウナを楽しみましょう。

このスパ&カプセル大東洋は、梅田の一等地にあるんですが、なんと天然温泉があります。
別に一等地だから温泉が出ないってわけでも無く、まあ、日本なんて、1,000~1,500mも掘ればどこでも温泉が出るようにも思いますが、利便性の高いところにある温泉ってなにか特別感がありますね。

サウナはなんと4種類。
90℃の高温ドライサウナのロッキーサウナ、70℃の中温中湿フィンランドサウナ、50℃のミストサウナのテルマーレ、カラダを冷却する0℃のペンギンルーム。
これはなかなか充実しています。

まずは70℃のフィンランドサウナへ。
ぜんぜん息苦しくなく、熱さもそう感じませんが、しっかり汗が出ます。
湿度のコントロールが実にうまくいっている気がしますね。
テレビを見ることができますが、ガラスの外にあるのがなんだか違和感がありました。
ここには少し長めに15分入りました。

そして、サウナから出たら水風呂に。
ここは水風呂も多く、なんと5種類。

12℃と22℃の壺風呂、18℃と23℃の水風呂。
半露天になっている、26℃の水風呂。
これはなかなか幅広いラインナップです。

まずは大きめの18℃の水風呂に入ります。
2分ほど入って、そろそろカラダが冷えてきたな…と思ったところで、隣の23℃の水風呂に移動します。

人間の慣れって凄くて、23℃の水風呂もサウナから出たばかりであれば冷たく感じますが、18℃に入った後だと、相当ぬるーく感じますね。
水風呂に合計5分ぐらい入ったら、休憩スペースで休みます。

かなり広めの浴室ですが、公園にあるような木製のテーブル&チェアがあって、まるで遠足にきたようなスタイルで座ってテレビが見られます。

まあ、サウナや浴室にテレビがあるのも良し悪しですが、ここは2つのドライサウナにもしっかりとテレビがついています。

2回目のサウナは90℃のロッキーサウナへ。
こちらは少し薄暗い感じで、1日6~8回の程度のロウリュ(アウフグース)もやっているようです。
こちらも良い感じの湿度で、バッチリ汗が出ます。

10分おきぐらいに自動ロウリュが稼働して、湿度がグっと上ります。
やはりこちらにもテレビ完備。

ばっちりお笑い系の番組をやっています。
さすが大阪やな。

ロッキーサウナを出たら、12℃の壺風呂に。
もちろん汗を流してからですよ。

ボクはサウナから出た後は、いつも温かいシャワーで頭からお湯をかぶって汗を流していますが、大東洋はサウナとシャワーの導線がちょっとよろしくないですね。

それにしても、さすが12℃の水風呂はかなりキマス。
しかもグワングワンと水が循環しているので、温度の羽衣ができずらく、体感温度はさらに下がります。

それでも1分ぐらいはガマンをして、隣の22℃の水風呂に入ります。
22℃でも十分に冷えます。

相当気持ちよくなりました。

ここは天然温泉「萬の湯(まんのゆ)」が湧いていて、半露天の温泉はかなり気持ちいいです。
温度は39℃ほどで、ゆっくりと5分ぐらいは浸かっていられます。

源泉かけ流しとは書いてありますが、消毒や循環などはされているみたいです。
とはいえ、この日はあまり塩素臭などは気になりませんでした。

この源泉浴槽の横には、ちょっと意味不明な感じの26℃の水風呂もあります。
冷たいというよりはぬるいって感じです。
手を入れてみただけですけどね。

ということで、水風呂だけで5種類ですが、それにプラスして、ペンギンルームという0℃の冷凍庫のような小さな部屋もあります。
ペンギンルームには入ってみましたが、温度うんぬんの前に、ちょっと匂いというか空気が臭くてすぐに出ました。

結局、サウナ12~15分、水風呂5分、休憩10分×4セットでグッタリします。
そして、一度あがって大休憩&食事へ。

ゴハンはすでに食べてきていたので、食堂で軽くお茶漬けなどを食べてみます。

ボク「お茶漬け(300円)って何味ですか?」
店員「少々確認してきます…永谷園の普通のヤツです…」
ボク「普通のヤツ!?、それで!」
普通のヤツ‼
…ウマー!

なんの変哲もない永谷園のお茶漬けでしたが、山葵が効いていて美味しかったです。

ちょっと本やマンガを読んでリラックスしたら、再度サウナへ。

ここから、さらに3セットして終了。

前日も東京で終電逃しのタクシーで帰るぐらい深夜まで働いていて、そのまま新幹線で大阪に来て仕事をしていました。
最近は流行らない、長時間労働ってやつですね。

そういう状況でさすがにフラフラだったので、7セット終わるとかなりヨロヨロでした。
お風呂からあがったら、そのままカプセルに這うようにして入り込んで、泥のように朝まで眠りました。

カプセルはそんなに狭さや不便さを感じることはなく、次第点。
ただ、電球が切れていたのはご愛嬌かな…。

そして、朝起きてからは1セットのみサウナに入って終了。

建物自体はちょっと古さを感じますが、店員さんの巡回も頻繁で清掃が行き届いていてわりと清潔だと思いました。

客層はそんなに良いとは言えませんが、とはいえ、暴れん坊が騒いでいる様子もありませんでした。
マイナスだったのは、ちゃんと分煙ができておらず、タバコの匂いが気になるところがあったのは要改善ポイントです。

大阪には他にも良いサウナがいくつかあるので、次回の大東洋への訪問はいつになるかわかりませんが、大阪で宿泊の機会があればまた泊まりたいと思います。
リピあり。(^^)


サウナ&カプセル大東洋 梅田 点数:★★★☆☆ 3.9
泉質:3、サービス:4、雰囲気:4、エンタテインメント:3、衛生面:4、CP:4
営業時間:12:00~10:00
定休日:年中無休
入浴料:レギュラーコース(2,100円)、1時間コース(1,100円)、モーニング(1,400円)、カプセル泊(3,200円~)
TEL:06-6312-7522 (スパ・サウナ問い合わせ)
TEL:06-6312-7523 (カプセル宿泊問い合わせ)
住所:大阪府大阪市北区中崎西2丁目1-9 観光ビル大東洋
最寄り駅:JR大阪駅、地下鉄・阪急・阪神梅田駅 徒歩10分、地下鉄谷町線「中崎町」駅4番出口 徒歩3分
駐車場:68台(宿泊の場合は4時間まで無料、以降150円/時間)
タオル:バスタオル、フェイスタオル、館内着代は入館料に含む
温泉=◯
源泉かけ流し=△(加温あり、塩素消毒あり)
露天風呂=△
サウナ=◯
入館対象=男
サウナの種類=4種類(ロッキーサウナ、フィンランドサウナ、テルマーレ、ペンギンルーム)
サウナ室温=90℃、70℃、55℃、0℃
サウナ収容人数=ロッキーサウナ約25名、フィンランドサウナ約20名、テルマーレ7名、ペンギンルーム2名
タオル使用ロウリュ=◯(平日6回、休日8回)
水風呂の水温=12℃、18℃、22℃、23℃、26℃
スチームサウナ=◯
ジェットバス=◯
寝湯=◯
備え付けボディソープ=◯
備え付けシャンプー=◯
岩盤浴=×
アカスリ=◯
マッサージ=◯
休憩所=◯
リラックスルーム(仮眠シート)=◯
お食事処=◯

ハイレベルなアウフグースが楽しめるサウナ ~ 横浜市 横浜駅 スパ&サウナ、カプセルホテル「スカイスパYOKOHAMA」

ハイレベルなアウフグースが楽しめるサウナ ~ 横浜市 横浜駅 スパ&サウナ、カプセルホテル「スカイスパYOKOHAMA」

サウナ本や数多くのブログで紹介され、サウナ愛好家にも人気のサウナが「スカイスパYOKOHAMA」。
以前から行ってみたかったのですが、2017年、年が明けてようやく伺うことができました。

東海道本線を使えば、東京駅から横浜駅までは26分なので、普段の行動圏内からもそう遠くは無いのですが…。

伺ったのは平日の夜。
この日は横浜でちょっと用事があったので、その帰りに寄りました。

スカイスパYOKOHAMAは横浜駅にほぼ隣接していて、徒歩で3分程度、地上30階の大規模複合商業ビルの14階にあります。

エレベーターに乗って14階まで行って受付をします。

スカイスパ横浜は金額としては決して安くなく、平日のレギュラーコースでは2,370円となりますが、公式サイトにもクーポンがあるので、実質2,100円ぐらいで利用することができます。

まずはロッカールームに入りますが、浴室とロッカールームが直結しているので、館内着に着替えずに、そのまま裸になってお風呂に行ってもいいです。
去年で設立20周年ということですが、施設全体もロッカールームなどもキレイで清潔感があります。

浴槽はジェットバスや炭酸泉などがあり、それぞれの浴槽はそんなに大きくはないものの、必要最低限の設備はバッチリ整っています。

お!と思ったのが、休憩できるチェアがたくさんあること。
ボクが行ったときには5名の方が座って休んでいました。

サウナは2種類あって、フィンランド式ドライサウナと古代ローマ式スチームサウナ テルマーレです。

スチームサウナは、まあ悪くは無いのですが、その辺の温浴施設にあるものと大差無いような気がしました。

さてさて、このフィンランド式のドライサウナですが…
マンガ家で日本サウナ・スパ協会公認サウナ大使の「タナカカツキ」さんにとっては日本でBest2、
フィンランド大使館 参事官「ミッコ・コイヴマー」さんにとっては日本でのBestサウナだそうです。

これは期待ができそうですね。

サウナ室内の温度は70~80℃ぐらいに設定されているようで、中温中湿な感じ。
この70~80℃というのは本場フィンランドのサウナと同じようです。

2007年に導入したIKIストーブには自動ロウリュ機能がついていて、さらに1日10回もスタッフによるロウリュ/アウフグースも実施されます。
ベンチには熱伝導率が低い「アパチ」という木材を使っていて、床暖房も入っているそう。
これは本格的ですね。

また、高層ビルの14階という好立地で、サウナ内の窓から横浜の海や景色がよく見えて落ち着けます。
(もっと高層階で高い場所かなー?と思っていましたが、そこまで高くも無かったです。)

テレビが無いのも静かでいいですね。

サウナの中で見るテレビは嫌いではないですが、静かなサウナで瞑想するのもなかなか良いです。

今回は普通のアウフグースと、よりパワフルなエクストラ・アウフグースも体験できました。

日本最高クラスのアウフグースが楽しめると言うのでワクワクしていきましたが、期待を裏切らないクオリティでした。

ただ、お代わりがもっとたくさんできるのかな?と思っていたのに、特にエクストラ・アウフグースのほうもわりとアッサリと終わったのは意外でした。

エクストラ・アウフグースを始める前に、かなりの時間、サウナの入口の扉を開けて空気の入れ替えをするんですね。
普通のサウナだったら「おい、温度下がるから閉めろよ!」と怒られそうなぐらいの時間、ドアを開けっぱなしにするのは驚きました。
しかし、思ったよりも体感温度が下がらないのにもさらに驚きました。

これは体感温度的には、単純な温度の高さはもちろん大事だけど、湿度の高さも重要だな、と感じた瞬間です。
また、体感温度が思ったより下がらないのは、床暖房などの効果もあるのかもしれませんね。

アウフグースでは、開始5分前ぐらいにサウナに入って、上段に場所を確保し、アウフグースの儀式が終了するまで、最後の1人になるまで残っていました。
使うアロマの質も高いようで、かなり気持ちよく楽しめました。

15分強サウナに入ったら、お楽しみは水風呂。
4人ぐらい入ると一杯になる大きさの水風呂で、深さもそんなに深くはありません。
水風呂の浴槽の容積、水の量としては、少なめかもしれません。

この日の水温は約17℃ぐらいでお世辞にもパーフェクトな水風呂とは言えません。
しかし、炭で濾過された水はわりと気持ちよく、かなり冷えました。

ただ、サウナに入る人も多く、水風呂に入る人も多く、汗流しカットマンなども何人か出没するので、決して良い水風呂とは言えないですね。
この辺は、メジャーで人の多い施設ではある程度仕方ない部分かな?とも思います。

休憩は浴室内にたくさんあるリクライニングチェアでユックリとできますが、その中でも窓のそばにある椅子は景色がよく、ずっと座っていたくなります。
(ごく普通のプラスティッキーな椅子ですが)

炭酸泉の近くに給水器があるのもいいですね。

水風呂はちょっと鮮度に欠けて汚れているかなと思いましたが、全体的には「あ、汚いな…」と不快を感じることはほとんどありませんでした。

今回は浴室とリラクゼーションルームのリクライニングチェアの休憩のみの利用でしたが、かなり満足しました。

一応、レストランとヒーリングゾーンも少し見てきましたが、女子ウケもなかなか良いと思います。
これはデートなどにも使えそうですねぇ。

まだ一度しか行ってないので、ここの真価は完全には理解できていませんが、サウナ愛好家にも愛されるサウナというのは納得しました。
つぎは、宿泊で利用してみたいと思います。

リピあり。(^^)


スパ&サウナ、カプセルホテル「スカイスパYOKOHAMA」 点数:★★★★4.0
泉質:3、サービス:4、雰囲気:5、エンタテインメント:5、衛生面:4、CP:4
営業時間:10:30~9:00(22.5時間営業) ※浴室のご利用は朝8:30迄
定休日:年中無休
入浴料:平日 最大11時間30分(2,370円)、土日5時間(2,370円)、全日2時間(1,950円)、全日1時間(1,400円)、早朝入浴5~9時(1,750円)
TEL:045-461-1126
住所:横浜市西区高島2-19-12スカイビル14F 
最寄り駅:横浜駅(JR・市営地下鉄・私鉄) 徒歩3分
駐車場:スカイビル駐車場(1,400台/有料)
タオル:バスタオル、フェイスタオル、館内着代は入館料に含む
温泉=×
源泉かけ流し=×
露天風呂=×
サウナ=◯
入館対象=男女
サウナの種類=2種類(ikiサウナ、ミストサウナ)
サウナ室温=80℃
サウナ収容人数=最大約25名
タオル使用ロウリュ=1日10回程度
水風呂の水温=17~18℃
スチームサウナ=◯
ジェットバス=◯
寝湯=◯
備え付けボディソープ=◯
備え付けシャンプー=◯
岩盤浴=◯
アカスリ=◯
マッサージ=◯
休憩所=◯
リラックスルーム(仮眠シート)=◯
お食事処=◯

おフログ:かけ流し地下水水風呂が楽しめる駅チカ銭湯サウナ ~ 巣鴨 宮下湯

おフログ:かけ流し地下水水風呂が楽しめる駅チカ銭湯サウナ ~ 巣鴨 宮下湯

巣鴨に銭湯なんだけど、水風呂が気持ちいいサウナがあると聞いてきた。
巣鴨といえば、年寄りのイメージが強いですが、最近では若い男女も多くなっているそうです。

宮下湯はJR巣鴨駅から徒歩5分ほどの距離。
少し裏通りにあるので、かなり静かな環境ですね。

巣鴨という場所は地下水が豊富な場所なようで、宮下湯は江戸幕府・最後の将軍「徳川慶喜屋敷跡」にほど近い場所があります。
将軍が住んでいた場所ですから、なかなか良い土地なんでしょうかね。

ビルの地下にある銭湯です。
銭湯と言っても古さはあまり感じず、ありと新しい感じがします。

まずは階段で地下に降りて、靴を下駄箱に入れ、フロントでお金を払います。
銭湯代460円+サウナ200円を支払います。

サウナを入る場合は、青色のバスタオルが借りられます。
フェイスタオルも無料で貸してくれますし、備え付けのボディシャンプーもシャンプーもあるので手ぶらで行っても大丈夫ですね。

脱衣所はわりとトラディッショナルなタイプですが、縦長のハンガー付きのロッカーもあります。
これは冬場などはありがたいです。

まずはサウナに入る前にカラダを洗います。
ケロリンの桶を見ると、銭湯に来たなーと思いますね。

設備としては、
洗い場(カラン)×24
立ちシャワー×2
主浴槽(44℃、バイブラ、寝湯、座湯)
サウナ(108℃ 有料200円)
水風呂(14℃、地下水300メートル かけ流し)
となってます。

まずはサウナに入ります。
定員5名ほどの小さなサウナで、テレビなどもなく落ち着く感じです。
天井近い場所についた温度計は108℃を示していて、非常にドライなタイプ。
敷きマットなどは乾燥してカパカパになっています。
サウナは貸し切りで良かったです。
時計などもなく、久しぶりに砂時計を使いました。
わりとしっかりと汗が出ましたね。

そしてメインディッシュとも言える水風呂。
サウナから出たら立ちシャワーで汗を流し、ヨロヨロと水風呂にカラダを沈めます。
水温は14℃とかなり冷たく、ジャグジーのように泡がブクブクでているので、温度の羽衣ができません。
さすが地下水をかけ流しで使いすてでジャブジャブ水を入れているので、水が新鮮な感じがします。
また、水道水ではないので、塩素の匂いもしませんね。
水風呂は2名が入ると満員になる狭さですが、銭湯自体にあまり人がいないので、貸し切り状態でサイズ的にはいい感じです。
ちゃんと足も伸ばせて、浮遊浴もできました。

今回はサウナ10分、水風呂2分、休憩5分、サウナ10分、水風呂2分、休憩5分、サウナ15分×水風呂3分としました。

水風呂にたっぷりと入って、バッチリとととのいました。
ちゃんと全身に「あまみ」も出ました。(水風呂から出た後に、皮膚から血管が文様のように浮かび上がること)

ここの残念なところは休憩スペースが無いこと。
そして外気浴もできません。
仕方ないので、浴槽のフチに腰掛けたり、洗い場で休憩しました。

下手な銭湯などに行くと、換気が悪くて非常に息苦しい思いをしますが、宮下湯は地下にあるにもかかわらず、わりと換気はちゃんとできていると思いました。

主浴槽は空気を使ってお湯を温めるヒートポンプ式で熱しているとのことですが、お湯の温度が44~45℃程度とわりと温度が高いのでほとんど湯には浸かりませんでした。
この辺は東京の下町の銭湯っぽいですね。

この銭湯の1番のいいところはやはり水風呂でしょう。
水量も鮮度も上々で、この値段とアクセスの良さでかなりの隠れ家スポットだと思いました。

清潔感もあって、サウナ愛好家にもオススメです。リピあり。(^^)


宮下湯 点数:★★★☆☆ 3.5
泉質:4、サービス:4、雰囲気:3、エンタテインメント:2、衛生面:3、CP:4
営業時間:15~25時
定休日:毎週木曜日
入浴料:大人460円、サウナ200円、中人180円、小人80円
TEL:03-3941-0379
住所:東京都豊島区巣鴨1丁目30-2
最寄り駅:山手線「巣鴨」駅下車、徒歩3分
駐車場:無し
タオル:サウナはバスタオル付き、フェイスタオル無料レンタル
温泉=×
源泉かけ流し=○(水風呂)
露天風呂=×
サウナ=◯
入館対象=男女
サウナの種類=1種類
サウナ室温=108℃
サウナ収容人数=最大約5名
タオル使用ロウリュ=無し
水風呂の水温=14~16℃
スチームサウナ=×
ジェットバス=○
寝湯=○
備え付けボディソープ=◯
備え付けシャンプー=◯
岩盤浴=×
アカスリ=×
マッサージ=×
休憩所=×
リラックスルーム(仮眠シート)=×
お食事処=×

サウナの温度と湿度の関係+ロウリュの風の関係

サウナの温度と湿度の関係+ロウリュの風の関係

サウナでよくある質問が、温度が100℃近い高温なのに、なぜ火傷をしないのか?っていうもの。

答えは、水よりも空気の方が熱を伝えにくいため。
水と空気では熱を伝える性質は大きく異なり、空気の熱の伝わりやすさは、水の1/20程度しかありません。だからサウナでも火傷しない…らしいです。

となると、100℃近いサウナでも湿度が高かったら火傷しちゃうってことですよね。

一般的なサウナは…
■ドライサウナ(電気式)/ロッキーサウナ(ガス式)
高温(約60~110℃)、低湿度(約5~30%)で発汗させる。

■ミストサウナ
低温(約40~45℃)、高湿度(約70~100%)で霧状のミストを全身に浴びて発汗するサウナ。
ぐらいが目安です。

普通、湿度といえば相対湿度を指します。
相対湿度(RH)とは、ある温度の大気中に含まれる水蒸気量mwを、その湿度の飽和水蒸気量mmaxで割った割合です。

RH(%)=mw/mmax×100

参考:温度・湿度の基本原理

温度も大事だけど湿度も大事となると、サウナ室の中にある温度計は暑さを測るのにはあくまでも目安で、体感的な温度を測るためには湿度の情報無くしてはあまり把握できないということですね。

いろいろ考察するために、まずは体感温度を調べてみます。
カシオ計算機サイトの体感温度の計算フォームを使います。

体感温度はミスナールの計算式(改良版)で求められるそうです。
サウナの温度と湿度の関係+ロウリュの風の関係

サウナの温度を表にしてみました。
サウナの温度と湿度の関係+ロウリュの風の関係

日本サウナスパ協会発行のテキストには「90℃で絶対湿度45g/m3~61g/m3(相対湿度10.7%~14.5%)を「マイルド」なサウナ」と示されているようです。
某サウナメーカーでは、頭の部分を70℃と設定した場合、絶対湿度は40g/m3(相対湿度20%)としているそうです。

90℃で湿度14.5%ということは、体感温度は57.8℃。
これがマイルドということであれば、仮説としては、サウナの中の暑さ(温度×湿度)は体感温度が60~70℃ぐらいが最適なのかな?

体感温度で70℃を超えると入ってられない気がする…。

ちなみに、サウナストーンに水やアロマをかけて水蒸気を発生させて湿度を上げて、さらにタオルで仰いで発汗を促す、ロウリュ(アウフグース)っていうのがありますが、これの体感温度を計算してみましょう。

ネットで調べる限り、熱波甲子園というイベントで優勝したときのロウリュの達人が出した記録が「風速32.9m」だそうです。

となると、先ほどのミスナールの計算式(改良版)で試算してみると…。
仮に温度が90℃、湿度が10%で、風速が32.9m/sだとすると、体感温度は87.8℃となるそうです!
これはメチャメチャ熱いですね。

ちょっと少なく見積もって、温度が85℃、湿度が8%、風速が32.9m/sでも、体感温度は81.3℃と熱い!

かなり少なくして、温度が80℃、湿度が5%、風速が32.9m/sでも、体感温度は74.6℃とまだまだ熱い!

日本サウナスパ協会発行のテキストなどにも詳しい説明などがあるのかもしれませんが、ネット上ではサウナの温度と湿度の関係について詳しいページが無いですね。
ちょっと結論が曖昧ですが、もう少し深掘りして温度と湿度の関係を考えていきたいと思います。

それにしても、サウナ用の湿度計ってあまり見ないですよねー。
温度計と共に湿度計を付けてほしいです…。

P.S.ボクのこれまでの経験で1番暑かった(熱かった)ロウリュ(アウフグース)は、スパ・ラクーアのヴィルデンシュタインです。
水蒸気が本当に熱くて、タオルが持てないぐらいでした…笑