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立ち食いうどんとしては最高レベル ~ 五反田 おにやんま

立ち食いうどんとしては最高レベル ~ 五反田 おにやんま
立ち食いうどんとしては最高レベル ~ 五反田 おにやんま

久しぶりの五反田。
約3年ぶりのミート矢澤のハンバーグはなかなか美味しかったですが「そういえば五反田と言えば立ち食いうどんの「おにやんま」もご無沙汰だなぁ」ということで、うどんも食べることにしました。

こちら「おにやんま」はうどん好きな方々の間では結構有名なお店で、青物横丁や新橋などにも支店があります。
香川の名店「宮武」系のお店「かがり火」で修業された主人が出したお店とのこと。

立ち食いオンリーの小さな店舗は、JR五反田駅のすぐ近くにあります。

伺ったのは休日の19時前。
ハンバーグを食べて満腹に近い状態でしたので、味見程度に食べることにします。

こちらは肉うどんが美味しかった記憶があるので「肉うどん 並」(530円)に温玉(100円)を頂きます。
入口の券売機で食券を買い、外でしばし待ちます。

3分ほどで店内に案内されました。
ほとんど待たされること無くすぐにうどんが到着。
わりと肉にはボリュームがありますね。

うどん自体はコシがあって…いや、これはコシというよりは結構固めに仕上がっていますね。
かと言って硬すぎるわけではありません。

うどんを茹でているところを見ると、わりと雑に作っています。

今回の茹で具合は合格点の範疇ですが、うどんを茹で釜から上げてから水ですすぐまでに結構時間が経っていたので、これでは均一の麺ができるわけがありません。
うどんっていうのは実は結構繊細で、水でしめる時間が遅くなるとそれだけ余計に熱が入って柔らかくなります。

この店の2階には製麺機があって、お店で麺を作っているようです。
うどん好きの方の中には手打ち至上主義の方もいらっしゃいますが、手打ちだろうと機械打ちだろうと、旨いうどんはうまいし、不味いうどんはまずいです。

また、国産小麦至上主義の方もいらっしゃると思いますが、オーストラリア産小麦だろうと、旨いうどんはうまいし、不味いうどんはまずいです。

つゆは薄味ですが、十分にダシが効いてます。
ダシは鰹・昆布・いりこ・サバなど7種類の食材からとっているとの噂。

肉は、一見吉野家の牛丼っぽいですが、結構柔らかいですね。
温玉と相まって、ボリューミーです。

ここに、天カス(無料)をちょちょっと入れると更に味は複雑になって美味しさが増します。
うどんって天ぷらを入れると旨味が一気に増しますよね。

天ぷらもうどん以上雑に揚げてますが…衛生面…は大丈夫かな?

以前、新橋のおにやんまに行きましたが、あまり美味しいとは思いませんでした。
ボクが行った日はたまたま不味い日だったのかもしれませんが。

なんだかんだ言って五反田のおにやんまは、東京で食べられる立ち食いうどんとしては最高レベルでしょうね。

今日はちょっと寒い日だったので温かいうどんにしましたが、本来は冷たいうどんのほうが麺の味がわかって好きなので、次は冷たいとり天のぶっかけでも食べたいです。
リピあり。(^^)

おにやんま

夜総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:うどん | 五反田駅大崎広小路駅大崎駅

お昼のみの創作系うどん・そばの店 ~ 富山市太郎丸 大吉

お昼のみの創作系うどん・そばの店 ~ 富山市太郎丸 大吉
お昼のみの創作系うどん・そばの店 ~ 富山市太郎丸 大吉
お昼のみの創作系うどん・そばの店 ~ 富山市太郎丸 大吉
お昼のみの創作系うどん・そばの店 ~ 富山市太郎丸 大吉
お昼のみの創作系うどん・そばの店 ~ 富山市太郎丸 大吉

昭和56年にオープンした、わりと古くからあるうどん&そば屋さん。
富山と名古屋をつなぐ41号線沿いに(ほぼ面した感じで)あります。

店の歴史は30年あまりとソコソコなのですが、場所がパチンコ屋と同じ建物ですので、ちょっと古汚っぽくみえます。

こちらには学生の頃から来ていて、当時はわりと美味しい蕎麦&うどんのお店でした。

昔は650円程度で天ざる蕎麦が食べられて、天丼も結構美味しく、天ざる蕎麦と天丼の両方をオーダーして食べるのが定番でした。

そこそここだわりのある店らしく、だし汁は本節と荒亀節のみ使ったりしているとのことです。

昔は昼も夜も普通にやっているお店だったのですが、いまはランチのみの営業です。

伺ったのは平日のお昼。
蕎麦が近くて近くの「生粋手打蕎麦 市川」に行ってみようと思ったのですが、臨時休業。

あまり時間がなかったので、昔懐かしいこちらに来ました。

結構サラリーマンなどで賑わっていますね。
少しだけ待ち時間がありました。

名物は、笹掛うどんという笹の葉を練り込んだ細めのうどん。

このうどんは凄く細くて、ぱっと見蕎麦じゃないかな?っていうくらい細い。
氷見うどんなどとも違う食感です。

今回はこの笹切りうどんをオーダーしました。

うどんを食べてみると、微妙な笹の香りがしますが、あまりウマイ!って感じではありません。
ツルツツと喉越しは良いです。

天ぷらは衣が厚くて、モソモソしてます。
東京の下手な立ち食い蕎麦屋の天ぷらより不味いですね。

昔は天ざるそばも、天丼も美味しかった記憶がありますが、味がずいぶん落ちたようです。
田舎の町の蕎麦屋の領域は出ませんね。

というのも店の姿勢として「常に新しいものに挑戦し、お客様に喜んでいただけるものを提供できるよう精進しております」とのことなのですが、最近では、「エビの四川風炒め」「トリモモ肉の醤油煮」「水餃子(ニンニク無) 」などのメニューを出したりして、方向があさってに向いてるように思います。

昔美味しかったというのは記憶の美化ではなく、本当に劣化したんじゃないかなと思いますね。
元々超高級なこだわりの蕎麦屋だった訳ではないのですが、丼ものなどなんでも美味しい蕎麦屋でした。

もう一度、そばやうどんの本流に対して、美味しさへの挑戦をしてもらいたいと思いますが、それは恐らく叶わぬ願いでしょうね。

味を求めて食べに来ることは無いと思うのですが、昔懐かしくなって来ることはあるかもしれません。
リピは微妙です。(>_<)

大吉

昼総合点★★★☆☆ 3.0

関連ランキング:うどん | 小泉町駅堀川小泉駅西中野駅

レベルの高い立ち食いうどん ~ 本郷三丁目 こくわがた

レベルの高い立ち食いうどん ~ 本郷三丁目 こくわがた
レベルの高い立ち食いうどん ~ 本郷三丁目 こくわがた
レベルの高い立ち食いうどん ~ 本郷三丁目 こくわがた

本郷三丁目にレベルの高い立ち食いうどん屋があると聞いてきた。

ここ「こくわがた」はうどん好きにはかなり有名なお店で、神保町の丸香ほどではないですが、行列ができるうどん屋さんです。

「こくわがた」には熱狂的なファンの方がいらっしゃるそうで、あまり下手な味以外の歴史などは書けませんね。笑

伺ったのは平日の夜19時ぐらい。
前回は貸し切りで入れなかったので、近くの日乃屋に行きましたが、今日はOKでした。

しかし、店の前に張り紙があって、次の金曜日も休みだとか。
うーん、これだけ人気があるお店ですから、遠くから来る人もいるでしょうし、こういう情報は事前に出してもらいたいですね。

電話番号は非公開ですし、Twitterも2014年2月から更新されていないので、ぜひともTwitterでの営業告知の再開をして欲しいところです。

当日、お客のほぼ98%ぐらいが学生や若者でした。
男性ばかりでなく、女子大生もたくさんいましたね。

こちらは玄関先で店主が手打ちでうどんを打っています。
手打ち風のお店は数多くありますが、こういう路面店の、しかも立ち食いうどん屋だと、ちゃんとした手打ちはかなり珍しいのではないでしょうか。

包丁にガイドがついた器具で打つところや、機械を使うところは多くありますが、包丁だけの完全な手打ちうどんは久々に見ました。
ボクも多少はうどんを打てますが、包丁だけで切るのはちょっと厳しいですねぇ。。

「こくわがた」は五反田の有名うどん店の「おにやんま」で働いていた人が出しているお店らしいです。
ただ「おにやんま」はうどんの麺を機械打ちだったように思うのですが、後から手打ちの技術を習得したのでしょうか?

まあ、美味しいお店は機械打ちでも手打ちと負けず劣らず美味しいですけどね。

5分ほど店の前に並んで、店員に呼ばれて入り口にある自販機で食券を買います。
今回は初めてですから、うどんの麺の味がわかる「かけひやひや」の並サイズ、「温玉」にします。
天ぷらは人気の「鶏天」と「ちくわ天」にしました。

このお店、見かけよりもハイテクで、食券を購入すると自動的に厨房にオーダーが入ります。
テーブルで待っていると、食券の下3桁を呼ばれて取りに行きます。

立ち食いだから早いっていうのもありますが、厨房は3人ほどで手際よく次々をうどんや天ぷらを出していきます。

お店が狭いのは仕方ないのですが、料理を貰うところと食べ終わった食器を返す場所が同じなのは要改善だと思います。

番号を呼ばれて受け取ったうどんは実に美味しそうです。

エッジの立った麺は、かなりコシがあって、固くは感じない良いバランスです。
完全な手打ちなので、太さが微妙に異なるのですが、これも良い感じです。

東京で食べる讃岐うどんは、硬いばかりのお店が多いのですが、ここはそういう嫌な感じがしません。

ツユはイリコの香りが強くて、個人的にはもう少し丸い感じが好きなのですが、なかなか良いです。
ショウガを先に入れてしまってちょっと後悔しましたが、ツユの本来の味は楽しめました。

「うどん」という食べ物は、天ぷらと一緒に食べると味がグっと広がると思いますが、こちらのちくわ天はかなり美味しいですね。
香川産のちくわなんだそうです。

衣の色が濃くて、油が劣化しているのかなと思いましたが、そんなに油臭さは感じませんでした。

鶏の天ぷらも130円と激安の割に、大きなボリュームなのに2つもついています。

こんなに安くて美味しいうどんはなかなか無いですね。
丸香は味よりもオペレーションに感心しましたが、こちらはこんなに大量のうどんを手打ちで提供しているのに驚きました。

丸香とどちらが好きかと言われると…難しいところですね。
ただ、丸香は広いファンから支持があると思うのですが、こちらはより深い熱狂的なファンがいるようにも思いました。

丸香もこくわがたもどちらも美味しいので、その日の気分で選んでも良いと思います。

次は、冷たいしょうゆ系のうどんを食べたいと思います。
リピあり。(^^)

こくわがた

夜総合点★★★★ 4.0

関連ランキング:うどん | 本郷三丁目駅水道橋駅春日駅

おでんも美味しい讃岐うどん屋 ~ 赤羽 手打ちうどん すみた

おでんも美味しい讃岐うどん屋 ~ 赤羽 手打ちうどん すみた
おでんも美味しい讃岐うどん屋 ~ 赤羽 手打ちうどん すみた

なんだかうどんが食べたくなって、また神保町の「丸香」にでも行こうかなと思ったのだけども、そういえば、赤羽にある「すみた」もなかなか評判が良いようなので来てみた。

こちらは、食べログでは「東京×うどん」No.2のランクにあるので、ちょっと期待ができます。

伺ったのは平日の夕方。
お店のオープンは18時とのことですが、行列ができる可能性があったので、少し早めの17時半ぐらいにお店に到着しました。

今回は一番乗りでしたが、すぐに他のお客さんがやってきました。
お店の前にはベンチがあって、座って待つことができます。
最近では、美味しい店で待つことは珍しくありませんが、椅子があるのはありがたいですね。

お店の周りには他の店舗があまり無くて、商店街からは少し離れています。
もうひと仕事のメールを送りたかったので近くのカフェにでも入ろうと思ったのですが、あいにく電源がありそうなカフェが見当たりませんでしたので諦めました。
(後から気づいたのですが、近くの商店街の中にはドトールがあったようですが…)

玄関にメニューがあったので、事前に食べるものを決めておけます。
こちらは冷たいぶっかけうどんと、かしわ天(鶏の天ぷら)が美味しいと聞いていたので、「かしわおろしぶっかけ(冷)」に「温玉」をトッピングすることにしましょう。

あとはおでんが美味しいそうなので、牛すじ、ダイコン、玉子をお願いしようと思います。

18時ちょっと前にオープン、カウンターに案内されました。

想像ではもっと大きなお店をイメージしていて、赤羽という土地柄からもっと開放された飲み屋さんで、酒を飲んだ後にシメにうどんを食べる感じだと思っていました。
(酒飲みが下町の飲み屋でワイワイとやっているイメージ)
が、すみたはちゃんとしたうどん屋でしたね。(苦笑)

本当はおろしぶっかけにかしわ天を1つだけ注文しようと思ったのですが、かしわ天は最低が3つからだそうで、仕方なくかしわおろしぶっかけにしました。

まず最初に出てきたのは「おでん」。
牛すじはトロトロで美味しいです。
ダイコンも味が染みていて美味しい。
玉子は少し硫黄臭い感じがしました。(正確には硫化水素の匂い?)

おでんに付いているカラシは、辛すぎず丁度良い塩梅です。

うどんは提供まで時間がかかります。
まずは温玉としょうが、レモンが出てきて、注文から15分以上ぐらいでかしわおろしうどんが出てきました。

手打ち麺は結構太めですね。
そしてコシがあるというよりは結構固めです。
エッジの仕上がりは結構滑らかです。

ダシは結構色が薄めで、少し塩がたっています。

うどんには「レモン」より「すだち」などの柑橘類のほうが合うような気がしますが…どうでしょうね。

評判の良いかしわ天はなかなか美味しかったです。
これなら3つ食べてもそんなにクドくは無いかな。

あと、おろし生姜の量が少なく、申し訳程度にしか出てこなかったのは残念でした。

総合的にはなかなか美味しいうどんで、本場の讃岐うどんが好きな方には高評価なのも頷けます。

しかし、このお店は食べログTOP500にランクインしているのにも関わらず、マイレビュアーさんたちの評価はあまり高くないのですね。

なぜなのだろうと考えていましたが、店員さんの対応、特にキッチン内の方々の愛想があまり良くないのが起因しているようにも思います。
正直あまりもてなしの姿勢が感じられず、食べさせてやってる感があります…ね。

それと、まだ18時25分ぐらいなのに牛すじが売り切れになってしまったのも、個人的には残念に思いました。
お店にはお店の事情があるのでしょうが、結構売れ筋のメニューはちゃんと提供できるように用意して欲しいものです。

あと、相席が必須というのもあまり気持ちが良いとは言えないですね。
その点、丸香のように全部カウンター形式にすれば気にならないと思うのですが、ひとつのテーブルで知らない人と食事をするのは少し抵抗があると思います。

お店を出るときの挨拶がなかったのも残念です。
「ありがとうございました~」ってやつですね。
ボクはお店を出るときは「ごちそうさまでした~」と言ってお店を後にすることにしているのですが、今日はお店からの応答がなかったので寂しかったです。

うどんとおでんのレベルはそこそこ高いと思うのですが、あまりまた食べたいという気持ちにはなりませんでした。
接客のマイナス面を考慮しなくても、食べログの評価星4点ちょっと高すぎる気もします。

今回はほとんど待たなかったので良かったですが、これで1時間待つのはちょっと厳しいですね。

1人ではリピはありませんが、うどん+おでん+酒が好きな友人と一緒だったらリピあり、というところでしょうか。
まあ、人と1時間並ぶことはほとんど無いと思いますが…。(^^;)

手打うどん すみた

夜総合点★★★☆☆ 3.6

関連ランキング:うどん | 赤羽岩淵駅赤羽駅志茂駅

東京最高クラスの讃岐うどん ~ 神保町 丸香

東京最高クラスの讃岐うどん ~ 神保町 丸香

うどん好きなら、知らない人は居ないぐらい有名になった神保町の丸香。
都内で最も美味しい「讃岐うどん」ということらしいです。

まだ一度もレビューしていませんでしたが、以前から何回か来ています。
並ぶのが嫌だったので、空いていそうな夕方17時ぐらいに到着しました。
予想通り、待ち時間ゼロですぐに席に案内されました。

ボクはうどんより蕎麦派なので、あまりうどん専門店に行くことはありません。
が、うどんに関しては人一倍ウルサイと思うのですね。
とか言って、本場の讃岐うどんは数回しか食べたことがないのですが…。笑

久々に行ったので、麺の味がよくわかる「ぶっかけうどん」をオーダー。
それにかしわ天と温泉卵をトッピング。
ちょっとダイエット中なので、サイズは並にしました。

まず味の総括としては、かなり美味しい讃岐うどんです。

「うどん」としてあえて言うなら、もう少し麺のエッジが立っていて、かつ滑らかでツルツルと喉越しが良いほうが好きです。
太さも、もう少し細いほうが好きです。

しかし「讃岐うどん」としてみるなら、これぐらいが正解に思います。
うどんの角のざらつきが舌に少しひっかるぐらいが、讃岐っぽいような。

ダシも美味しいですが、少し魚のダシの生臭みを感じます。
これも「讃岐うどん」としてみるなら、良いと思います。

かしわ天も美味しいです。
2個がデフォルトですが、サイズが結構大きいので個人的にはひとつで良いです。
(今回はひとつ残しました)

今のところボクが一番好きなうどんは京都の山元麺蔵です。
丸香も同じぐらい美味しいのですが、上品さが違うんですよね。
山元麺蔵のほうが、繊細で綺麗なんですよ。

まあ、タイプもお店の形態も違うので、どちらが良いというわけでは無いですが、どちらが好きかといえば、山元麺蔵になりますね。

特別な日に、特別なうどんを少量作るのだったら、ボクが作るうどんのほうが絶対的に美味しいのだろうけど、これだけのクオリティのモノを毎日大量にシステマチックに提供できるということは凄いことです。
感動というよりも、感心します。

それにしても、丸香は美味しいと思うのですが、全体のレビューの点数が高すぎかなと思ったりも…。

初心者食べログユーザ(投稿数100以下ぐらい)の票が多いような気もします。
(ボクも食べログを始めたばかりの頃は点数が甘めでした)

有名なマーケティング理論である「キャズム理論」の「キャズム超え」してる感じのような感触です…。
(キャズムという言葉の使い方は間違っているのですが、感覚的にある一線を超えたら、加速度を増して上位に上がるような…)
まあ、著名なレビュアーの方々の評価も高いんですけどね。

最後のほうがちょっと良くわからないレビューでしたが、なんだかんだ言って、都内で食べられる最高クラスの讃岐うどんです。

次は、釜玉や肉うどんなどの温かいメニューを食べたいと思います。
リピあり。(^^)

うどん 丸香

夜総合点★★★★ 4.1

関連ランキング:うどん | 神保町駅新御茶ノ水駅御茶ノ水駅

普段使いもできる人気のうどん屋 ~ 根津 讃岐饂飩 根の津

普段使いもできる人気のうどん屋 ~ 根津 讃岐饂飩 根の津

東京大学の近く、根津に美味しいうどん屋があると聞いて来た。
「讃岐饂飩 根の津」は、不忍通りの根津神社入口という交差点から少しだけ横道に入った場所に、ちょっとひっそりしてあります。

そんなに大きくない店内はわりとシックな作りでやや高級感があります。
今回は運動した後でかなりラフな格好で行ったので、入ってからちょっと後悔しました。

ボクはうどんよりも断然そば派なのですが、うどんと蕎麦のどちらに対してこだわりがあるかと言えばうどんなんですよね。
というのも、ボクは昔取った杵柄?で、小麦粉からうどんを打って作ることができるのですよ。笑
蕎麦は体験以外では作ったことが無いのですが、うどんならその辺のうどん屋よりはうまく作る自信があります。
まあ、趣味の範囲ですけどね。

伺ったのは、肌寒い雨が降る平日の夜。
本当はこういう日は温かいうどんを食べるほうが良いのですが、うどんを知るためにはまずは冷たい麺のほうが味がわかるので「ぶっかけうどん」と「ちくわ天」「玉子」をオーダーします。

やや太めのうどんはツヤがありますね。
が、食べてみると、少しコシがあるというよりは堅い気がしました。
麺の表面から堅いのはコシがあるとは言わないと思うのです。
もう少し表面に柔らかさと中心部にコシがある状態が好きです。

皆さんが思っているよりもうどんは繊細で、麺のコンディションや完成度は茹で時間はモチロンのこと、気温や湿度によっても変わってしまいます。
麺は、加水率や塩水の塩分濃度、熟成時間、麺を切ってからの時間などによっても左右されます。
まさに、うどんは生き物なのですよ!!( ・`д・´)<キリッと能書きはこれぐらいにして、根の津のレビューに戻ります。出汁はやや濃い目で醤油の味が強いですね。 ちょっと塩がたっている気がしました。ぶっかけとしてはシンプルで、薬味は大根おろし、生姜、ネギ、白ごまです。 うどんは天ぷらを入れると味が広がるので今回はちくわ天を頼んだのですが、最初からぶっかけに天カスも入っていました。これはあまり好きではないですね。 天ぷらはあくまでもオプションなので、最初から天カスを入れるのはNGです。 次回行くときは天カス抜き、別皿でお願いすることにしましょう。また、玉子もお願いしたのですが個人的には冷たいうどんに白身は不要だと思います。 エッグセパレーターで黄身だけ出して欲しいですね。天ぷらは揚げたてで、海老天はもちろん色々種類があったので楽しめそうです。と、素人がかじったような知識の能書きをたれていますが、全体的には美味しい饂飩だと思います。 人気店ではありますが、隠れ家的な雰囲気があって客層も落ち着いています。強烈なインパクトや感動はあまりないですが、上品に普段使いで利用できる良いお店だと思います。 次は温かいうどんも食べてみたいな。リピあり。(^^)

讃岐饂飩 根の津

夜総合点★★★☆☆ 3.7

関連ランキング:うどん | 根津駅東大前駅千駄木駅

全国ランク4位の激ウマうどん ~ 京都 山元麺蔵

山元麺蔵

全国うどんランキング4位の山元麺蔵。
京都は平安神宮の近くにあります。

このうどん屋すごく人気があるので、かなり並びます。
雨の日に朝イチに行ったとしても20~30分ぐらいの並ぶ覚悟が必要です。

このお店は工夫や創作もさることながら、当たり前のことを当たり前にやっているのが凄いです。
麺は品質の良いオーストラリアの小麦を使っているそう。
ことうどん用の小麦に関しては、国内産の地粉が最も良いとは言い切れないとのこと。

ダシもちゃんとってあるのはモチロンなんですが、全体的にまろやかで優しく、丸みのある味です。
温かいうどんは多少不味くてもごまかしが効くのですが、冷たいうどんはダイレクトに味がわかるので真剣勝負です。
このように冷たいうどんは結構シビアに味が反映されると思うのですが、山元麺蔵のうどんはとても美味しいです。

並んでいるときに、お茶をくれたりするぐらいは、まあサービスとしてわかりますが、
2日連続で食べに行ったら、
店主が「昨日に引き続き、本日もお越し頂いてありがとうございます」とわざわざ言いに来てくれました。
こんなに多くの客を厨房でさばいているのに、この気の配り方は凄い!と関心しました。
※あまりにも美味しいので2連チャンで食べにいきました(笑)

この主人があっての、このうどんかっ!ってことですね。

日本で最も好きなうどん屋さんのひとつです。
リピあり。(^^)

山元麺蔵

昼総合点★★★★ 4.7

関連ランキング:うどん | 東山駅蹴上駅三条京阪駅

富山で一番有名なカレーうどん ~ 高岡 吉宗

富山で一番有名なカレーうどん ~ 高岡 吉宗

吉宗は富山県内で一番有名なカレーうどん屋さんで、小さい頃から何度か行ってました。
元々あまりうどんが好きではなかったんだけど(蕎麦のほうが好き)、最近、うどんの美味しさがわかるようになってきたので、吉宗の味を確かめに行った。

久しぶりに食べた吉宗のカレーうどん…、率直に言うと、美味しくなかったですね。
うどんの麺もモチっとしすぎ、カレーやダシも口に合いませんでした。
なんでこんなにもてはやされるのかわかりません。
京都や東京にある全国上位のうどん屋に慣れてしまうと、うーんとなりますね。

しかし、うどん好きの高岡の人は、これがいいのかもしれません。
そう、ボクが富山ブラックの大喜のラーメンが好きなように。
慣れていない人には富山ブラックは食べられたもんじゃないラーメンかもしれません。

ただ、学んだことは、繁盛店というのは必ずしも味だけは決まらないということですね。
これは好みの問題ですので「お好きな人はどうぞ」ということです。
ボクは再訪はありません。

吉宗

昼総合点★★☆☆☆ 2.0

関連ランキング:カレーうどん | 市民病院前駅志貴野中学校前駅広小路駅

かなりレベルの高いオリジナルうどん ~ 那須塩原市 富士山屋

かなりレベルの高いオリジナルうどん ~ 那須塩原市 富士山屋

山梨県の河口湖から那須塩原市に移転してきた、美味しいうどんが食べられるお店。
ボクはうどんより蕎麦のほうが好きなんだけど、ここのうどんは美味しい。

麺は自家製で毎日お店で作っている。

手打ち式うどんって書いてあるけど、手打ち式ってなんだ?
チカラが必要なところは機械を使って、ほぼ手打ちと同じ味を再現するとのこと。
これから流行ると言われているデジタルクッキングかな?
(材料などを数値・分量を正確に測って作る料理のこと)

冷たいうどんのほうが麺の味がわかるとのことで「ぶっかけうどん」をオーダーしたけど、確かに麺から小麦の香りがして、これは今まで食べたことがない麺。

吉田のうどんは麺にコシがあるというよりただ単に硬くてガサツなんだけど、ここの麺は柔らかいのにちゃんとコシがある。
吉田のうどんが元になっているというけど、全然違う感じ。

ダシも化学調味料無添加で素直でコクがある。
しょっぱいだけでなく、醤油の旨味がある。
これは長野の安曇野から醤油を取っているそうだ。

お店は清潔感があってデートにも使えそう。
最近は夜の営業も始めたとのことで、今度は夜に行って違うメニューを試したい。

リピありです。(^^)

富士山屋

夜総合点★★★★ 4.5

昼総合点★★★★ 4.5

関連ランキング:うどん | 西那須野駅

生まれて初めての吉田うどん ~ 山梨県富士吉田市 きよちゃんうどん

生まれて初めての吉田うどん ~ 山梨県富士吉田市 きよちゃんうどん

さかのぼること8年前。生まれて初めて食べた吉田のうどんが「きよちゃんうどん」だった。
当時は吉田うどんの文化も知らず、美味しいとか不味いという以前に、お店の雰囲気やうどんの太さにビックリしたものである。

8年経って、そこそこの吉田のうどんを食べてみたが「きよちゃんうどん」は吉田のうどんらしい店なのかもしれない。
太くて硬い麺、キャベツに肉、すりだね、そして低価格。

お店は富士吉田でも、かなり田舎のほうにあり、アクセスは相当不便。
また普通の吉田うどんは平日昼間のみの営業が多いのに対し、こちらは「金、土、日の昼間」のみの営業。
土日に食べられるだけで価値がある。

最近食べた「きよちゃんうどん」は8年前ほどの驚きはありませんでした。
吉田うどんに慣れてしまったのと、シチュエーションが違ってますからね。。。
思い出は思い出のままにしておいたほうが良かったかもしれません。

あと、出汁がちょっと化学調味料の使いすぎでマズイ。
粗悪なカップラーメンを食べているよう。

まあ、味はともかく、というところですが、富士吉田の文化を知るために、観光がてら一度行ってみる価値はあると思います。

きよちゃんうどん

昼総合点★★☆☆☆ 2.5

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