下町&昭和感覚の穴場的な中華料理屋 ~ 新富町 三久

下町&昭和感覚の穴場的な中華料理屋 ~ 新富町 三久

東京都中央区は中央区役所の近くにある穴場的な中華料理屋「三久」。
そもそも中央区役所ってどこ?って人も多いと思いますが、銀座の南東で築地の隣ぐらいにあります。
駅で言うと有楽町線の新富町が近いのですが、日比谷線の築地駅も最寄り駅のひとつです。
銀座からも徒歩圏内、タクシーでワンメーター、ツーメーターぐらいの距離です。

このお店は、この近辺に住んでいたり勤務している人ぐらいしか行かないんじゃないかなって感じで、裏通りにある店舗は大規模ではなく小じんまりとしています。
どちらかと言うと、少しすすボケた暗い感じのお店です。

ランチもやっているようですが、ボクが行くのはほとんどが夜です。
初めて行った時は仕事帰りに先輩に連れて行ってもらったのですが、ここは夜はほぼ飲み屋さんと化しています。
飲み屋さんというか、酒を飲むことがマストな中華料理屋ですね。
1人で行くときは酒を飲まないので定食を頼みますが、周りが盛り上がっているのでかなりのアウェイ感があります。

定食には1~10までのナンバーが振られています。

1.青椒炒肉片(肉とピーマン炒め、厚揚げ入り)
2.白菜炒肉片(白菜五目うま煮)
3.芙蓉蝦仁(小海老と玉子炒め)
4.炒猪肝(ニラとレバー炒め)
5.麻婆豆腐(マーボードーフ)
6.粉絲肉末(春雨と挽肉炒め)
7.茄子炒肉片(ナスと肉のうま煮)
8.炒豆腐干(厚揚げと肉炒め、ニラ入り)
9.回鍋肉(肉とキャベツの味噌炒め)
10.青菜炒肉片(チンゲン菜と肉炒め)
あと、何故か番号が振られていないのですが、
魷魚炒豆芽(イカとモヤシ炒め)
の11種類で、それぞれ800円です。

すべてご飯、味噌汁、お新香、小鉢がつきます。
まあ、この場所で夜に、この値段だったらお安いのではないのでしょうか。

さて、今回は3番の芙蓉蝦仁(小海老と玉子炒め)を食べました。
この料理は、玉子と海老を油で炒めてあるのですが、かなり油っぽいです。
出来立ての熱々状態であればそれほど油っぽくはないのですが、やはり少しでも冷めるとちょっとクドくなります。

玉子の中から出てくる海老はプリプリとしていますね。
正直、行った日によって多少味付けばらつきがあるのですが、まあ総じて美味しいです。
今回は少ししょっぱかったですが…。

銀座の近くなので、上品で高級な味を期待してしまうかもしれませんが、こちらはどちらかと言うと上品ではなく下町の感覚で、どちらかと言うと昭和のテイストを持ったお店です。
が、それが決して悪いということではなく、肩に力を入れずにリーズナブルに中華を楽しめるお店であります。

定食も良いのですが、本当は数人でビールや紹興酒を飲みながら、いくつかの一品料理をつつくようなお店です。
それも野球中継などを見ながら、ですね。

周りが盛り上がっている中、ひとり飯の孤独さに耐えられるのであれば……オススメです。
リピあり。(^^)

三久

夜総合点★★★☆☆ 3.3

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