スッキリとコッテリの絶妙なバランス感 ~ 茅場町 ラーメン雷鳥

スッキリとコッテリの絶妙なバランス感 ~ 茅場町 ラーメン雷鳥
スッキリとコッテリの絶妙なバランス感 ~ 茅場町 ラーメン雷鳥

茅場町・八丁堀エリアで食べログラーメンランキングNo.1の雷鳥ことサンダーバード。
雷鳥というと、富山県出身のボクとしては立山山麓にいる鳥の雷鳥を連想しますが、どうもこちらのサンダーバードはイギリスの人形劇ほうらしい。

お店は茅場町駅から人形町方面に行った裏路地にあります。
人通りが少ない場所にあるので、普通の人はなかなか行かない立地にも思いますが、実はかなりお客さんが入っていて、長蛇の列ができて並ぶまではいかないものの、店内が満席になることもしばしばあります。

メニューは、
サンダーバード1号 ラーメン(あっさり)
サンダーバード2号 ラーメン(濃厚系)
サンダーバード3号 油そば
サンダーバード4号 つけ麺
となっています。

どうもコッテリ濃厚な2号がオススメと聞いたのですが、やはり基本的なアッサリ系から食べたほうが良いよねということで、まずはサンダーバード1号(あっさり)を注文。

スープは鶏ベースのあっさり醤油味で優しい味わいです。
麺はかなり太い自家製麺で、固めの茹で上がりでコシがあります。
この麺はあっさりスープに合っているかというと合って無くはないんだけど、ちょっと麺のほうが強いかなぁという感じ。
チャーシュー、海苔、ほうれん草、メンマ、ネギが乗っています。
チャーシューはかなり大きめで少し炙ってあるのですが、これもちょっとバランスが合ってないかなぁと。
やはり麺も具材も、どちらかと言うと濃い目の2号ラーメンに合うのだろうな…と思い、リベンジをすることにしました。

それから約3週間ぐらいの時間が経ってしまいましたが、再び雷鳥の味を確かめる日がやってきました。
今回は迷うことなく濃い目のサンダーバード2号を注文。
いつもの通り、タマゴ(味玉)とライスもつけます。

最初にまずライスが出てきましたが、割りと量が多めですね。
そして、すぐにサンダーバード2号が出てきました。
見た目からして、かなり濃い感じです。

スープを飲んでみると、あら?これは思った以上にスッキリと上品な味わいではないですか。
コッテリと確かに濃いスープではあるのですが、想像以上にエグミなどが感じられないですね。
スッキリしているけど、コッテリしているという背反する要素が絶妙なバランスで表現されています。
そして、旨味が相当前に出てきますね。
これはちょっと珍しいかもしれないです。

そして、麺は前回の1号と同じ(だと思う)、自家製の極太麺。
濃い目のトンコツラーメンなどだと、割りと細めの麺でスープを絡ませるという感じですが、この極太麺だといかがなものか?と思ったのだけど、これも良い意味で予想を裏切られて、縮れ麺がかなりスープと馴染んでいます。
これもちょっと珍しい感じです。

あっさりラーメンにはイマイチ感があったチャーシューも合ってる。
うーん、やはりこの店は濃い目のほうが絶対いいような気がするなぁ。

さて、こちらのお店はかなり凝っていて、奥久慈軍鶏で取ったスープなどを使っています。
まあ無化調ではないようですけどね。
もっとも無化調のほうが良いとは思うのですが、ラーメンという食べ物としての完成度を求めた時に、無化調でない場合のほうがラーメンらしく仕上がりやすいように思います。
単純に美味しい料理というよりは、ちょっと中毒性のあるラーメンらしいラーメンになっている感じを受けました。

どちらかと言うと家系に似た感じがします。
味というより要素がですけどね。

全体的に旨味に主張があり、スープにパンチもあり、太い自家製麺も相まってがっつりラーメンを食べているなぁ感が強いです。
白ゴハンとの相性も良く、結構上位ランクにあるように思います。

ラーメン好きなら一度は食べておいて損は無いですね。
リピあり。(^^)

ラーメン雷鳥

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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